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2009年4月15日 (水)

今日の株式市場を振り返る 4月15日

 日経平均株価は99.72円、1.13%下落しました。高値と安値の幅は120円程であまり大きく動いた感じはしません。ただ、上値の重さを意識させる展開でした。20090415

 前日に大きく下落した米国市場を映す動きが基調となり、それに急速な円高の影響が加わりました。これまで株式市場の回復を牽引してきた精密、機械、電機といったセクターは輸出主導型であり、典型的な円安メリットセクターです。そのため。円高によるダメージが大きく、次々に値を消しました。

 一方、紙パルプや小売など円高により恩恵を受ける内需型セクターの株価は堅調に推移しました。

 今日の相場展開を見る限り、株式市場は円高に対して非常に神経質です。したがって、円高はかなり強力な相場の重石となるため、今後の為替動向から目が離せません。

 米国では時間外でNYダウ平均株価が2ドルとわずかながら上昇しています。一方、ナスダックは8.5ポイント下げています。あと1時間半ほどで、3月の消費者物価指数の発表があるため、現時点では米国市場の相場の基調を判断しにくい状況です。

 

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