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2009年5月26日 (火)

新型インフルエンザ、航空会社への影響を探る!

今回は新型インフルエンザの航空会社への影響を考えてみたいと思います。

日本航空(9205)、全日空(9202)ともに今期の業績予想に、新型インフルエンザの影響は織込まれておらず、未達懸念が高まっています。

新型インフルエンザの影響を考える上で、役に立つのが2003年に大流行したSARSです。この影響で、2004年3月期の決算は、JALが886億円の最終赤字、ANAが247億円の最終黒字となっています。

さらに、航空収入に注目すると、JALが7.3%減、ANAが0.6%増です。国際線のウェイトが高いJALに影響が大きく出た格好です。JALの国際線の旅客数は19.8%の大幅減となりました。

では、″かなり″雑な議論になりますが、今回の新型インフルエンザの影響がSARSと同程度とした場合、どれだけの影響を受けるのか考えてみます。

ここでは、影響が顕著に出そうなJALにスポットを当てましょう。

JALの航空収入が会社計画よりさらに7.3%減となった場合、1252億円の減益要因になります。JALは今期630億円の最終赤字を予想していますが、影響額を加味すると1882億円の最終赤字に膨らみます。(もちろん、減便などでコストを下げることも可能ですので、ここまで赤字幅が広がる可能性は低いでしょう。また、7.3%減がすべてSARSの影響とは言えないことにも注意が必要です。)

前期末の自己資本1967億円からみても非常に大きな赤字額です。

かなりざっくりした議論ですが、時間のない個人投資家の方々は、この程度の分析をすれば十分でしょう。方向感が分かればよいのです。
月次情報が開示されていますので、動向をウォッチしてください。

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