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2009年5月 2日 (土)

「上がる株」が見つかる投資理論(その3)

 短期波動を追う

 まず、次の図をご覧ください。20090501

 これは、ある景気指標と日経平均株価を描いたものです。きれいに連動していますね。以前お話した「風」と「幡」の関係からみれば、当然のことかもしれませんが、実際に投資戦略を組み立てる際に、非常に強力なツールとなります。

 今回は、この景気指標のことを考えてみたいと思います。

 ポイントは在庫の変動によって引き起こされる景気の短期波動です。在庫循環と呼ばれ、3年から5年程度のサイクルです。

 それを指標化する場合の基本的な考え方は、非常に単純です。

 出荷の変化率 - 在庫の変化率

 景気が回復して、物が売れるようになり、在庫が少なくなると、出荷が増え、在庫が減るわけですから、この指標は上昇します。

 景気が悪化して、物が売れなくなり、在庫が積みあがってくると、出荷が減少し、在庫が増えるわけですから、この指標は下落します。

 要は、この指標と株価が連動するということなのです。

 そこで、実際に株式投資に使える指標とするためには、2つの段階があります。

 第一段階は「出荷・在庫バランス」です。経済産業省のデータ(「生産・出荷・在庫指数速報」)を使って、比較的に簡単につくることができます。数量ベースの指標であることが大きな特徴です。2009050100000

 第二段階は「在庫循環モメンタム」です。経済産業省のデータに、日銀のデータ(「製造業部門別投入・産出価格指数」)を組み合わせて作ります。出荷や在庫を数量ベースではなく、金額ベースにしているところがミソです。2009050100000_2

 実際の鉱工業在庫循環モメンタムは次のようなものです。20090501_2

 この鉱工業在庫循環モメンタムと日経平均株価の動きを示したものが最初にお目にかけた図なのです。

 今後、この指標を使いながら景気や株価のコメントをさせていただくことが多くなると思います。

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