« 今後の商品価格をどう捉えるか? | トップページ | 今日の日経平均株価は? 6月10日 »

2009年6月 9日 (火)

今日の株式市場を振り返る 6月9日

  方向性の見えない調整気味の展開に終始しました。調整と言っても単なる一休みといった感じです。

 前日比41円安で開けた日経平均株価は、前場には一時9円安まで戻す動きが見られました。しかし後場に入って調整色が強まり、2時半過ぎには109円安をつけ、大引けは78.81円、0.8%の下落となりました。20090609

 後場の調整は、シンガポールの日経先物が下落したことが引き金になったと指摘されていますが、実は昼ごろに円高が急速に進行したのが大きく影響したのではないかと見ています。2009060900000

 急速な円高への動きを反映して、東証33業種の中での上昇率トップは円高メリットセクターの代表選手である紙パルプでした。

 アジア市場の動きはまちまちでした。香港、韓国、台湾、マレーシアは下げたのですが、上海、シンガポール、インド、インドネシアは上げています。

 現在(午後8時15分)、GLOBEXではダウは下げてはいますが、11ドル程度と比較的に軽微です。下げ幅は縮小傾向です。下落していたナスダックは僅かながら上昇に転じてきました。

 今日は4月の卸売在庫の発表があります。事前の予想は前月比1.1%の減少。3月は1.6%の減少でしたから、在庫削減のペースが多少鈍ると見ているようです。ただし、事前予想と大きな乖離がない限り、株式市場への影響は限定的と見ています。

皆様のクリックがスケアクロウ一同にとって何よりの励みになっています

人気ブログランキングへ

|

« 今後の商品価格をどう捉えるか? | トップページ | 今日の日経平均株価は? 6月10日 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

F 日本経済と市場」カテゴリの記事

1 かかし」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日の株式市場を振り返る 6月9日:

« 今後の商品価格をどう捉えるか? | トップページ | 今日の日経平均株価は? 6月10日 »