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2009年8月30日 (日)

10月には魔物が住む!

 株式市場のアノマリーとして、しばしば登場するのが、「10月には魔物が住む」。どうも10月は気をつけなければいけないようです。

 1929年10月14日の株式市場大暴落(「暗黒の木曜日」)、1987年10月19日の「ブラックマンデー」、そして、名前は付いていませんが、2008年10月16日の株価大暴落。

 そう悪いことばかりがあるわけでもないのでしょうが、今年も10月は気をつけたいと思っています。

 その理由の一つが、鉱工業生産動向です。明日(月曜日)には7月の指標が発表される予定です。

 この指標をベースにした鉱工業在庫循環モメンタムが株価と良く連動していることは、これまでに何度か申し上げてきました。

6_20090803

 これまでの動向を見ると、今年2月の-29.46を底に、6月には-3.97まで減少幅が縮小してきています。日経平均株価は大きく上昇しました。

 明日出る7月分がどうなるか楽しみですが、もし今後出てくる数字が、すでに発表されている6月と大きく変わらないと仮定すると、7月の在庫循環モメンタムは-4.34、8月は+5.82と上昇基調が続きます。

 したがって、鉱工業生産動向の動きから見れば、8月の数字が発表される9月末までは株価が何とか堅調さを維持できそうです。

 ところが、9月は-7.56と、かなり大きく反落する見通しです。

 理由は、減産を緩和したことによる在庫数量の増加傾向、資源価格の上昇を反映した在庫価格の上昇傾向などですが、出荷数量の回復基調にも不安があります。

 したがって、9月の鉱工業生産動向が発表される10月末が要注意です。

 株価面からは、8月の数字を織り込んでしまう9月末以降は要注意ということになります。

 今年も10月は気をつけなければならないようです。

 ただし、その後の在庫循環モメンタムは、再び回復基調に入ると見られるため、10月の安いところでは、翌年春までの上昇を見て、押し目買いを進めるのも良策かもしれません。

 詳細には、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間たち」http://fxshonan1.cocolog-nifty.com/kawasedangi/ で、明日(月曜日)午前7時に配信される私の投稿記事「微速前進(その2):かかし」をご参照いただければと存じます。

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