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2009年9月12日 (土)

米国株式市場を振り返る 9月11日

 金曜日のダウ平均株価は22.07ドル、0.23%の下落となりましたが、弱さを感じさせる展開ではありませんでした。原油価格の下落と週末の手じまいで僅かに下げたということだったように思います。

20090911

 経済指標の発表が相次ぎましたが、懸念するものは見当たりませんでした。8月輸入物価上昇率がコンセンサスを上回ったのは、ドル安局面では違和感はありません。9月のミシガン大学消費者信頼感指数は70.2と事前予想の67.5を大きく上回りました。7月の卸売在庫速報値の予想以上の減少は企業のコスト圧縮の反映でしょうし、8月の財政収支赤字幅の縮小は良いニュースです。

 というわけで、経済指標は株式市場を支える要因であったと見ています。

 それでも大引けで反落したのは、原油価格が3.6%と大幅に下落したことが影響したようです。ドル建て商品がドル安の中で下落したため、意外感がありました。エクソン・モービルの株価の動きが市場の反応を示唆しています。

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 石油株下落の影響のためか、金鉱株動きもザラバで悪くなりました。金価格は上昇したのですが、代表的な金鉱株であるニューモント・マイニングが、好調なスタートを切りながら、0.9%弱の僅かな上昇に終わりました。

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 加えて、ミシガン大学の指数が大きく上昇したにも関わらず、小売株は全く反応しませんでした。消費者信頼感指数の改善と、実際の小売の動きは別なのだということでしょうが、非常に興味深い動きでした。ウォール・マートの株価推移が象徴的です。

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 以上のような展開から、ダウ平均株価が反落したわけですが、月曜日の日経平均株価への影響は限定的と見ています。

 ただし、対ドル円レートが金曜日の深夜に一段と上昇し、90円台に入っています。さすがに、このインパクトは大きそうに思います。

A20090912

 したがって、CMEでの日経平均先物価格(円ベース)10,365円を下回る寄り付きとなることは避けられないかもしれません。

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