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2009年9月27日 (日)

反発の動きを見せるVIX指数

VIX指数が僅かですが反発の動きを見せています。通常であれば、気にするほどの変化ではありませんが、対ドル円高が急速に進んでいる状況ですので、一応ご報告しておきます。

 VIX指数は、シカゴオプション取引所の開発した指数で、「恐怖指数」とも呼ばれています。この指数が大きく下落したことで、投資家がリスクを取りやすくなったことから、商品などに投資対象が拡大したと言われています。

 しかも、ドル金利が安いことから、調達したドルを売って投資する動きが加速しました。ドルキャリートレードです。

 したがって、もしVIX指数が上昇して、投資家のリスク許容度が縮小すれば、ドルキャリーが巻き戻す可能性があるわけです。となれば、急速なドル高です。

 このようなキャリートレードの巻き戻しは、日本人にとってはなじみ深い現象です。

 そのVIX指数ですが、2008年10月17日に70.33という高さに達した後、急落を続け、今年9月15日には23.42となりました。

 ところが、その後僅かながら反発し、9月25日には、25.61となっています。原油や金の価格上昇が一段落したのと符合します。

 この動きが続くようであれば、ドル安の反転が十分にありうるということなのですが、正直なところ、まだそのような推測をするのは早すぎるかもしれません。

 なぜならば、VIXが反転したと言っても、その動きが非常に小さいためです。

Vix20090925

 さらに、ロンドンのインターバンク金利であるLIBOR3か月物を見ると、ドル金利は0.21250。ユーロ金利の0.69875どころか、円金利の0.34625をも下回っています。したがって、ドルキャリーの魅力は依然として高いわけです。

Libor20090925

 そのようなわけで、投資に当たっては、円高の重石を十分に考慮したスタンスで臨むべきですが、市場参加者が全員円高を予想すれば、市場は突然円安に動く傾向があります。したがって、VIXの動向を頭の片隅に置いておくのが良いかもしれません。

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