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2009年10月

2009年10月31日 (土)

VIX指数のコメント

 「米国株式市場を振り返る 10月30日」の中で、VIXの解説としてFXブログ「野村雅道と楽しいブログ」への投稿記事へのリンクをしたのですが、リンク先が間違っていたようです。

 正しいのは「注意報発令!(その2):かかし」です。

 ご迷惑をおかけします。申し訳ありません。

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LIBOR(ロンドン。インターバンク金利)比較

 先ほどの「米国株式市場を振り返る 10月30日」の補足データです。

 円、ドルにユーロとポンドを加えました。金利水準の格差が鮮明です。ユーロ金利が多少低下傾向を見せている点に注目しています。

Libor20091031

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米国株式市場を振り返る 10月30日

 「10月には魔物が住む」という諺を「今日の株式市場を振り返る 10月29日」で引用したばかりですが、やはり油断の出来ない月であったようです。

 ダウ平均株価は249.85ドル、2.51%の急落となりました。

20091030

 急落の背景が何であったのか鮮明ではありません。発表された経済指標は悪いものではありませんでしたし、大きな驚きとなる決算が飛び出したわけでもないようです。

 やはり、前日の急騰の反動が週末の手じまいの動きと重なったことなのだろうと考えています。景気回復の遅れに対して、株価上昇が速すぎたのだという、これまでに何度か指摘されてきたことが、繰り返されているような気がします。

 ただし、気になるのはVIX指数が23.95%の急上昇となったことです。

Vix20091030 

 このVIXの動向については、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」での私の投稿記事「注意報再発令!(その2):かかし」でかなり詳細に述べているのでご参照いただけると幸いです。

重要なポイントは、「VIXの上昇→投資家のリスク許容度の低下→国際商品市況からの資金の引き上げ→国際商品市況下落→米国への資金回帰→ドル高 」という構図です。

 したがって、グローバルな資金の動きに変化が起きていることが、株式市場の調整の背景になっているとすれば、あまりのんびりと構えているわけにはいかないかもしれません。

 その流れから見るならば、金融セクターが低迷し、JPモルガン・チェースが5.8%と大幅に下げたことが気になります。

Jpm20091031

 しかしながら、個人的にはあまり悲観的には見ていません。

 最大の理由は、米国の在庫循環モメンタムが上昇を維持していることです。この指標が上昇する局面では株式市場の調整は限定的になる可能性が大きいと見ています。詳細は10月4日の「予想外に好調だった8月の米国在庫循環モメンタム」をご参照いただければと存じます。

 また、VIX指数の上昇によるドルの米国への還流についても、ロンドンのインターバンク金利(LOBOR)から見るかぎり、ドル金利は円金利を下回る状況が続いていますから、極端な動きはないのではと考えています。

Liborm20091031

 各国のLIBORを比較すると、ユーロや英国ポンドの高さと、ドルや円の低さが目立ちます。この状況と、VIXを動きを重ねると、ドルはユーロやポンドに対しては強く、円に対しては弱いという構図が浮かび上がります。

 というわけで、月曜日の日経平均株価は、CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,720円程度での寄り付きとなりそうですが、ザラバでは大幅な下落は避けられると見ています。ただし、対ドル円高の動向には要注意です。

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2009年10月30日 (金)

今日の株式市場を振り返る 10月30日

 米国株式市場の上昇を受けて、115円高で寄り付いた日経平均株価はすぐに上げ幅を140円近くまで拡大しましただ、その後は小幅な上下を繰り返したまま、143.64円、1.45%高で終了しました。

20091030

 終わってみれば、ほとんど動きが感じられない一日だったという印象です。

 昨日に続いて、好業績にハイテク銘柄の好調な動きが目立ちましたが、ザラバの対ドル円レートが多少円高方向に振れたこともあって、マーケットをさらに引き上げる牽引力は発揮できなかったように見えました。

B20091030

 アジア市場の動きはマチマチです。上海、香港、インドネシアが上げる一方で、インド、韓国、台湾が下げています。

 欧州もアジア同様ばらついた動きになっています。オーストリアやベルギーが上げていますが、ドイツ、フランス、スペインの下げが目立ちます。

 アジアや欧州で下落している市場が比較的に多いのは、やはりGLOBEXでの米国市場が軟調に推移していることが大きく影響しているのだろうと見ています。

 GLOBEXではダウ(-39ドル)、ナスダック(-3.25ポイント)ともに下げています。前日に大幅高となった反動と見れば違和感はないのですが、これから9月の個人所得、支出統計、10月のシカゴ購買部協会景気指数、とミシガン大学消費者信頼感指数の確報値など、気になる経済指標の発表が予定されています。

 決算としては、資源エネルギー分野のシェブロンやデューク・エナジーが注目されているようです。

 

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今日の日経平均株価は? 10月30日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移を想定しています。強気で臨みたいと思います。

 米国株式市場の上昇を映したCMEの日経平均先物価格(円ベース)である10,080円が今日の寄り付きのメドとなりそうです。

 寄り付き価格がCMEの価格を大幅に上回らない限り、ザラバも堅調な推移が期待できそうです。米国でのハイテク指標の上昇と、対ドル円レートの円安方向への振れがマーケットの堅調な動きを支えると見ています。

 ダウ平均株価は、前日終値近くで始まった後、ザラバを通して上昇が続く力強い展開でした。199.89ドル、2.05%高で大引けを迎えています。

20091029

 上昇の牽引役は7-9月期のGDP。対前期比年率換算で3.5%と、コンセンサスであった3.2%を大きく上回りました。政府の支援策が底上げしたとはいうものの、前四半期は0.7%の下落でしたから、マーケットは予想以上のGDPに強く反応したようです。

 売上と利益が弱いながらも、コンセンサスを上回ったP&Gの株価が4.0%上昇し、引け後の時間外でもさらに0.2%弱上げています。

Pg20091029

 一方、大幅減益で、売上も予想を下回ったエクソン・モービルは0.2%弱の上げにとどまり、引け後には0.2%下落しています。

 このように、マーケットは決算の動向に対して冷静に反応していますから、決してGDPに浮かれているわけではなさそうです。

 注目はVIX指数。12.4%の大幅下落となり、これまでの上昇基調が一変しました。投資家のリスク許容度が高まったことを背景に、石油や金など国際商品価格が上昇に転じました。

Vix20091029

 これを受けてアルコアの株価が9%弱と急騰し、引け後の時間外取引でさらに0.7%上げています。

Aa20091029

 今日の日経平均株価はこのような状況を反映する可能性が高いのに加えて、米国のハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数の上昇と、対ドル円安方向への動きが加わるために、ザラバでも堅調な展開が期待できると考えています。

A20091030

 今日は、9月の全国消費者物価指数、失業率、家計調査など重要な経済指標の発表が予定されており、決算も目白押しです。ソニー、パナソニック、東芝などのエレクトロニクス、三菱商事、丸紅などの商社に特に注目しています。

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2009年10月29日 (木)

9月の鉱工業生産動向---需給改善が進む

 今朝、経済産業省が発表した9月の鉱工業生産動向は、期待した以上に良い内容だったと思います。株式市場の反応はいま一つでしたが、この統計を用いて作成した在庫循環モメンタムの上昇が続く局面では、株式市場もまた上昇基調を維持する傾向があります。日経平均株価が3日続落で、市場センチメントも弱くなりがちですが、弱気は禁物であるように思われます。

 まず、原指数の前年同月比は次のようになっています。

 (前年同月比:%)  8月  9月  差(ポイント)      
 生産         -19.0  -18.9   +0.1
 出荷         -19.0  -17.3   +1.7
 在庫         -10.3  -12.2   -1.9

 出荷が1.7ポイントも改善したのに対して、生産は僅か0.1ポイント増えただけですから、需給バランスが相対的にタイトになり、在庫が1.9ポイントも圧縮されたという構図です。つまり、生産した以上に売れた(出荷)ため、在庫が減ったわけです。

 この需給バランスの変化は、在庫循環モメンタムという指標を作ると、一段と鮮明になります。出荷金額の増減率から在庫金額の増減率を差し引いたものが、在庫循環モメンタムです。

20091029_3

 細い実線が出荷金額の増減率の推移です。着実に増加傾向が続いていることがわかります。

 細い点線が在庫金額の増減率の動きです。在庫圧縮の努力と原材料価格低下の相乗効果で、大きく減少していることを示しています。

 太い赤線が鉱工業の在庫循環モメンタムです。上昇が続いています。出荷の基調の改善と、在庫の圧縮が要因です。

 この在庫循環モメンタムと株価(日経平均株価)の連動性は高く、両社の乖離が長期間続く可能性は限定的です。現在はその乖離が進んでいるように見えます。

20091029_4

 重要な点は、この乖離が長続きしないということ。そして、調整は在庫循環モメンタムの下落ではなく、日経平均株価の上昇によって実現される可能性が高いということです。

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今日の株式市場を振り返る 10月29日

 株式市場に「10月は魔物がすむ」ということわざがあります。今年は、どうやら大きな魔物は出てこないようですが、やはり油断の出来ない月ではあるようです。

 日経平均株価は3日連続の大幅下落となってしまいました。ただ、円高の進行にもかかわらず、ザラバでの一段の下落が見られなかったことに注目しています。

 日経平均株価は133円安で寄り付いた後、一気に220円強まで下げ幅を拡大。その後は、多少の値動きはあったものの、基調としては底値に張り付いたような展開で、183,95円、1.83%の下落で終えました。

20091029

 対ドル円レートが円高へ振れたこともあって、輸出関連セクターが低迷しました。特に、米国の代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数の大幅な下げの影響が加わって、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連の低迷が目立ったのは、昨日と同様の展開でした。

B20091029

 また、原油など国際商品の価格下落から、資源・エネルギー関連や素材セクターが軟調に推移したのも、昨日と同様です。

 昨日と違うのは、ザラバでの一段の下げが見られなかったことです。円高が進行する中で下げ止まりの傾向を見せたわけですから、3日続落した日経平均株価の底打ちを予感させる良いシグナルであると、個人的には見ています。

 ただし、停滞したアジア市場のザラバの展開を見ると、日本と同様に、底値に張り付いたままで終えた市場が多かったので、「底打ちのシグナル」を過信するのは避けたいと思っています。参考までに、香港のハンセン指数はこのように動きました。

20091029_2

 GLOBEXではダウ(+23ドル)、ナスダック(+2.25)ともに上昇しています。上昇幅を拡大させてきたのですが、現在はわずかに縮小に転じています。

 今日は7-9月のGDP速報値に注目が集まっています。前期比年率換算で3.2%の増加がコンセンサスです。在庫の圧縮がどの程度GDPを引き下げるインパクトを持つかという点に焦点を当ててみたいと思っています。その他、週間の新規失業保険申請件数の発表が予定されています。

 決算発表からも目を離せません。エクソン・モービル、スプリント・ネクステル、P&Gなどの他、モトローラやイーストマン・コダックなどが主なものです。

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アリアケジャパン(2815) : 春 研一

 中間決算が近づいてきましたので、再び8月末に本欄でお話したアリアケジャパンについて触れたいと思います。
    

 アリアケジャパンは天然調味料の会社で、日本の加工食品、コンビニなどの中食、そして外食などのデファクトスタンダードとなっている会社です。
  
 
2000年代に入って、ヨーロッパでの事業展開に着手し始めましたが、工場建設までに予想以上に時間を取られ、やっと20086月に工場が稼動を開始しました。
   

 ただし、稼働初期費用がかかることや、売上は徐々に増えるビジネスであること、子会社の業績が連結に反映されるのに3ヵ月のずれがあることなどから、20103月期第1四半期までの海外は業績に対してマイナスの寄与となっています。
   
 そのため、実質的な連結利益の推移を見ると、
20093月期第4四半期までは減益が続いており、20103月期第1四半期でようやく前年同期比横ばいまでこぎつけました。なお、海外費用が営業外から営業費用に変わった関係もあり、表面上の営業利益は減益ですが、実質は横ばいです。
  

 11月に発表になる中間決算の営業利益は会社計画を下回る可能性がありますが、為替差損がなくなるため、経常利益は会社計画を達成できるように思います。
    
 しかし、第
2四半期の3ヵ月だけをとれば、20073月期第2四半期以来の増益となる可能性があります。投資家の間では、欧州でのビジネスに対する期待には高いものがありますので、上期決算後にじわじわと注目される可能性が高いと考えられます。現時点の株価である1,400円近辺で投資して、じっくり持ってみるのもひとつの手でしょう。

 
 なお、会社及び欧州事業については、
830日と91日の当ブログの記事を参考にしていただきたいと思います。
    

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今日の日経平均株価は? 10月29日

 今日の日経平均株価は安く始まりそうです。ザラバも軟調な展開が予想されるのですが、すでに2日連続で大きく下げていることもあり、下げ幅は限定的と見ています。

 寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)9895円がメドとなりそうです。

 ダウ平均株価は、ほぼ前日終値の水準で寄り付いたのですが、終日下げ基調のまま119.48ドル、1.21%安で終えました。

20091028

 9月の新築住宅販売件数が、コンセンサスであった前月比2.6%の増加に対して、3.6%の減少となったことがマーケットを驚かせたようです。前日には10月の消費者信頼感指数が大きく悪化していたこともあって、ダメージが増幅しました。

  金融セクターの低迷が目を引きました。モルガン・スタンレーが5.1%下げています。

Ns20091028

 また、代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が2.8%と、前日の2.5%に続く大幅な下げとなり、ナスダックが2.67%と大きく下落しました。インテルの株価がテクノロジー株の停滞を物語ります。

Intc20091028

 加えて、商品市況の低迷から、資源・エネルギー株も軟調でした。予想を上回る決算を発表したコノコ・フィリップスが2.8%下げてしまいました。ただし、引け後の時間外取引では僅かに反発しています。

Cop20091028

 以上のような米国株式市場の動向を受けて、今日の日経平均株価も予断を許さない状況です。

 ただし、すでに2日連続の大幅下落となっていることは念頭に置きたいと思っています。

 対ドル円レートが、昨晩一時的に大きく円高に振れたあと、落ち着いた状況で推移していることに注目しています。このまま安定的であれば、ザラバのマーケットには好影響がありそうです。

A20091029

 加えて、国際商品市況の下落の一要因になっているVIX指数が12.4%と大幅上昇していることにも注目しています。

Vix20091028

 「VIX上昇→投資家のリスク許容度低下→商品市況下落→投資資金の米国への回帰→ドル高→円安」という構図のためです。

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2009年10月28日 (水)

今日の株式市場を振り返る 10月28日

 ダラダラと力なく下げたという印象です。

 30円安で寄り付いた日経平均株価は、ザラバを通して反発らしい反発も見せないままに下げ続けて、137.41円、1.35%の下落で終えました。

20091028

 幅広い銘柄が売られたように見えるのですが、半導体関連のアドバンテスト、東京エレクトロンに、信越化学工業、京セラ、キャノンを加えた5社だけで、今日のマーケットの下落幅の3割強を占めています。

 したがって、米国のフィラデルフィア半導体指数が大きく下落した影響か、対ドル円高への振れによって増幅されて、日本のマーケットに重石となってのしかかったと見ています。

B20091028

 好業績のホンダが3.3%高と健闘したのですが、マーケットへの貢献額から見ると、半導体5社のマイナス分の僅か4分の1を取り戻したにすぎず、焼け石に水だったようです。

 一方で、医薬や電力・ガスなど典型的なディフェンシブなセクターがパフォーマンスの上位を占めており、マーケットのセンチメントが極端に悪化した様子がうかがわれます。

 アジア市場も停滞でした。香港、韓国、台湾、インドネシアが日本を上回る下げ幅となり、シンガポールも日本と同程度に下げています。

 GLOBEXではダウ(-54ドル)、ナスダック(-6ポイント)ともに下落しています。下げ幅が拡大しています。

 今日は9月の戸建て新築住宅の販売件数と耐久財受注の発表が予定されています。決算はコノコ・フィリップスなどがあるのですが、今日のマーケットは決算を重要な話題としていないように見えます。

 あすの日経平均株価にとって、これから開く米国の市場動向は極めて重要です。ただし、今日の日経平均株価の一方的な下げが、個人的には気になっています。

 あくまでも単なる個人的なカンに過ぎないのですが、仮に米国市場が下落したとしても、それを日経平均株価がかなり織り込んでしまっているために、寄り付きは安いとしても、ザラバでは意外に堅調に推移する可能性もあるのではと思って(期待して?)います。

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今日の日経平均株価は? 10月28日

 ダウ平均株価は小幅に上昇したのですが、今日の日経平均株価は予断を許さないようです。寄り付きは低目で、ザラバも軟調気味に推移すると想定しています。

 寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)である10,160円程度がメドとなりそうです。

 ザラバは、前日に大きく下落してこともあって、下値は限定的と見ているのですが、米国でハイテク銘柄を中心にナスダックが下落したことや、対ドル円レートが多少円高方向に振れたことが、相場の頭を抑えると考えています。

 ダウ平均株価は14.21ドル、0.14%高となりましたが、基調の強さは感じられませんでした。

20091027

 8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数がコンセンサスよりも良く、堅調なスタートを切ったのですが、10月の消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことから、相場のセンチメントが悪化してしまいました。大手百貨店メイシーズの株価の動きにその様子を示唆されています。

M20091027

 それでも、原油価格が上昇したことを背景にシェブロンなど石油会社の株価が堅調に推移したことがマーケットを支えました。

Cvx20091027

 ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が2.5%と大きく落ち込み、ナスダックが25.76ポイント、1.2%の下落となったのですが、IBMが自社株買いの枠を拡大したことが評価されて株価が堅調であったことから、ダウへの影響は限定的でした。なお、IBMの株価はザラバで0.5%弱上昇しており、引け後の時間外取引でも、さらに0.2%上げています。

Ibm20091027

 今日の日経平均株価にとっては、米国のハイテク指標が弱いことが気になります。対ドル円レートが若干円高方向に振れていることもあって、マーケットに重石になるような気がします。

A20091028

 9月の商業販売統計速報を除いて重要な経済指標の発表は予定されていませんが、100社近い企業の決算発表があります。アドバンテスト、日立国際電気、ファナック、富士通などハイテク関連が多いので、株価の動きに注目です。

 加えて、JR各社、野村ホールディングスなど気になる企業の決算が続きます。

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2009年10月27日 (火)

業績と株価を考える

 米国に少し遅れて、日本も本格的な決算シーズンに入りました。

 米国では、これまでに発表された決算の8割以上がコンセンサスを上回るという極めて好調な状況のようです。

 日経新聞によれば、日本でもアナリストが個別銘柄の投資判断を引き上げる動きが優勢であると伝えています。

 それにしては、両国のマーケットの動きが冴えません。

 なぜでしょうか?

 常識的な解釈ですが、マーケットがすでにコンセンサスを上回る業績を大きく織り込んでしまっているということです。特に米国の場合、インテル、JPモルガン・チェース、アップル、アマゾン・ドット・コムなど早い時期に好決算が続出したため、その傾向が強いかもしれません。

 もう一つは、決算以外の要因がマーケット重石になっているという見方です。特に気になるのがVIX指数。この指数の上昇は、投資家のリスク許容度の低下を示すため、国際商品からの資金の引き上げや、その資金の米国への還流に伴うドル高が想定されます。

 この観点から、今日の日本市場動きを見ると、国際商品市況の動きと高い連動性を持つ総合商社の株価が低迷したことに納得がいきます。

 同時に、多少の円高方向への振れにもかかわらず、精密、電気機器、輸送用機器といった円安メリット関連セクターのパフォーマンスが大きく悪化していないことも理解できます。

 今後VIX指数の動きを良くフォローしていくことが大切なように思えます。

 ついでで恐縮なのですが、今朝のコメント「今日の日経平均株価は? 10月27日」の中で、エクソン・モービルのチャートを掲載すべきところに、JPモルガン・チェースのチャートを入れてしまいました。申し訳ありません。遅くなりましたが、念のため両社の株価のチャートを載せておきます。

エクソン・モービル

Xom20091026_2

JPモルガン・チェース

Jpm20091026_4

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今日の株式市場を振り返る 10月27日

 米国株式市場の下落を受けて79円安で寄り付いた日経平均株価は、ザラバでは90円足らずの比較的に狭い範囲の中での値動きにとどまりました。後場は下値に張り付いたまま凍りついたような状態が続いたせいか、重苦しい停滞感が漂いました。

20091027

 東証33業種でみると、上昇したのは水産・農林セクターただ一つ。下落率のトップは、商社を中心とする卸売セクターでした。三菱商事の株価の動きが、そのまま今日のマーケットの動きと重なります。

20091027_2

 対ドル円レートが多少円高方向に振れたことがマーケットを冷やす一つの要因であったとは思うのですが、それにしては精密、電気機器、輸送用機器といった円安メリットセクターの下落率が限定的だったように見えます。

B20091027

 アジア市場全体もマレーシアを除いて下げています。上海、香港、インドネシア、インドが日本市場以上に大きく下落しています。

 ところが、GLOBEXではダウ(+26ドル)、ナスダック(+2.25)ともに僅かながら上げています。上げ幅が徐々に拡大しているように見えます。

 今日は8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数の他、10月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数の発表が予定されています。決算はUSスチールがあるのですが、あまり注目を集めてはいないようです。CNNでは、BPやホンダの決算のことを話題にしています。

  というわけで、前年比11.9%の下落を予想する住宅指数と、53.5がコンセンサスとなっている消費者信頼感指数が果たしてどうなるかがマーケットに大きく影響しそうです。

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今日の日経平均株価は? 10月27日

 今日の日経平均株価は、CMEの先物価格(円ベース)である10,250円程度で寄り付いた後、ザラバでは小動きを想定しています。

 ダウ平均株価は104.22ドル、1.05%の下落となりました。午前中は堅調で、11時近くには100ドル高となったのですが、その後急落して12時頃には122ドル安となりました。僅か1時間で222ドルの急落です。その後は低迷から脱却できず、そのまま大引けとなりました。

20091026_2

 地方銀行の格下げが急落の一因となったようです。KBWが2%近く下落しました。

Kbw20091026_2

 その影響は、ファイナンス懸念の強い大手銀行株にもおよび、JPモルガン・チェースが3%下げました。

Jpm20091026_2

 マーケット急落のもう一つの要因がドル高。商品価格の下落を誘い、資源、エネルギーや素材株にダメージを与えました。エクソン・モービルの株価推移がその様子を物語ります。

Jpm20091026_3

 注目のベライゾンは、売上、利益ともコンセンサスは上回ったのですが、「予想よりはマシな利益」をマーケットはあまり評価しませんでした。0.7%下げています。

Vz20091026_2

 このような展開の中で注目しているのはドル高です。VIX指数は9,2%と大幅に上昇しており、ドル・キャリーの巻き戻しにともなうドル高が一段と現実味を増してきました。

Vix20091026_2

 このドル高は、円安を意味しますから、日経平均株価にとっては下支えになる可能性には注目したいと思っています。今日のザラバで小動きを想定しているのはそのためです。

A20091027_2

 重要な経済指標の発表は予定されていませんが、ホンダ、キャノンなど円安メリット株の決算発表がありますので、どのような株価推移となるか興味深いところです。

 その他、ヤフー、花王、日本郵船、商船三井、日立金属、日立建機など注目銘柄の決算が目白押しです。

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2009年10月26日 (月)

今日の株式市場を振り返る 10月26日

 日経平均株価は上昇しましたが、後場に調整したこともあって、強いマーケットという感じではありませんでした。

 米国株式市場が先週金曜日に下落した影響で11円安で寄り付いた日経平均株価は、前場終了前には114円高まで上昇しました。ところが、後場になると雰囲気が一転して2時半頃には前場のピークから77円ほど下落してしまいました。その後多少戻して、79.63円、0.77%高で引けています。

20091026

 前場の上昇は、週末にかけて進行した対ドル円レートの円安方向への振れと、決算に対する期待が大きく影響したようです。

B20091026

 後場の調整は、円安方向への振れが止まって、多少円高方向に逆転したことと、期待に沿わない決算が見られたことによると見ています。

 午後1時に発表された信越化学工業の決算では、減収減益であったのはともかくとして、通期の業績予想と配当予想の公表をしなかったことが株式市場にショックを与えたようです。

20091026_2

 同じ時刻にJSRも決算を発表しています。第2四半期までの累計は減収減益ながら会社のこれまでの予想は上回り、通期の予想も会社計画を上方修正したのですが、マーケットの期待には沿わなかったようです。

Jsr20091026

 両社の株価は、決算発表後に大きく下げているのですが、気になるのは決算直前のかなり顕著な上昇です。マーケットが決算に対して、かなり楽観的な期待を持っていることを示唆するように感じられました。

 ということは、このようなことが繰り返されれば、徐々にマーケットのセンチメントが弱くなるように思えます。

 もっとも、そのようなケースばかりではなく、予想以上の好業績や通期業績の上方修正で、株価が大きく上昇する銘柄も当然にあると思われます。問題は期待に沿わない決算と期待以上の決算の比率にあります。

 どうも、期待以上の決算が全体の中で多数を占めて、マーケットが大きく上昇するという姿を描きにくいというのが正直な印象です。

 基本的には、米国市場で見られるように、今後の業績回復の基盤となるべき売上の増加が確信できるような銘柄を慎重に選び出すことが重要であると考えています。

 アジア市場はインドとインドネシアを除いて上昇しています。インドネシアも下げ幅を急速に縮めました。

 GLOBEXではダウ(+17ドル)、ナスダック(+2.25ポイント)ともに上げています。ただし上げ幅は縮小傾向です。

 今日は重要な経済指標の予定はありませんが、ベライゾン、コーニングなどの決算が発表されます。CNNのコメントでは、これまで発表された決算のうち81%がコンセンサスを上まわったのだそうです。それにしては、マーケットは一進一退で冴えない展開であるのが気になります。

(お詫び)実は、今日は一日外出しており、ザラバの展開を十分にフォローできていません。不適切なコメントが含まれている可能性がある可能性もありますので、ご注意願えればと存じます。

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今日の日経平均株価は? 10月26日

 今日の日経平均株価の寄り付きは安くなりそうです。ただし、ザラバでは小動きながら、切り返しの可能性あるのではと見ています。

 先週末のCMEでの日経平均先物価格(円ベース)10.240円が寄り付きのメドとなりそうです。

 ザラバを小動きと見るのは、米ドルが強含みであることから、原油や金などの国際商品が軟調であることや、ハイテク指標である米国のフィラデルフィア半導体指数が先週末に大きく下落したことが相場の頭を抑える一方で、国内では決算に対する期待感がマーケットを下支えると想定しているためです。

 きょうは、重要な経済指標の発表は予定されていませんが、決算を発表する企業が50社を越えています。山崎製パン、信越化学、JSR、日本電気硝子、日本電産とそのグループ企業、JFEなど目白押しです。

 マーケットが対ドル円レートの円安方向への振れに対して、多少反応が鈍くなってきていることが気懸りですが、それでも週末に一段と円安方向に動いていることが市場心理に好影響を与えることを期待しています。

A20091026

 日本航空をめぐる問題が市場を驚かせるといった事態が生じない限り、今日のザラバは、小動きながら、切り返しの可能性も念頭に置くという想定です。

 昨日もご連絡しましたが、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」の私の投稿記事「注意報発令!(その2):かかし」を併せてご参照いただければと存じます。

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2009年10月25日 (日)

お知らせ

 明日26日(月曜日)の朝7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「注意報再発令!(その2):かかし」が掲載される予定です。

 先週の日米株式市場は停滞色が強く、月曜日の日経平均株価の寄り付きも低くなりそうな気配です。

 本格的な決算シーズン入りと言うことで、今後の株式市場の動向が気懸りです。停滞が本格的なものになるのか? あるいは軽微にとどまり、ふたたび上昇軌道に復帰するのか?

 ここに焦点をあてて、自分の考えを述べてみました。お時間があればぜひご参照いただけたらと存じます。

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2009年10月24日 (土)

米国株式市場を振り返る 10月23日

 木曜日引け後のアマゾン・ドット・コム、そして金曜日開け前のマイクロソフトの好決算に牽引されて、ナスダックとともに高く始まったダウ平均株価ですが、ザラバは下落基調から抜け出す気配も見せないまま109.13ドル1.08%で終えました。

20091023

 急騰した前日の反動に、週末の金曜日であることが重なって、手じまいの動きが加速したと見ています。

 高く寄り付いたマイクロソフトは5.4%の上昇で終えたのですが、ザラバの動きを見ると、息切れ気味であったことがわかります。引け後の時間外取引です0.1%ほど下げています。

Msft20091023

 原油など国際商品の低下により、資源関連株の低迷が目立ちました。ヒューストンを拠点とする石油開発会社シュルンベルジェの株価が5%弱と大きく下落しました。

Slb20091023

 売上と利益が低迷しながらも、コンセンサスを上回ったアメリカン・エクスプレスの株価も5%強の大幅な下げになっています。AIGも6%と下落しており、金融セクターの基調の弱さも目立ちました。政府の金融セクターへの政策的な対応が圧力になっているのかもしれません。

Axp20091023

 このような米国の動向を反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,235円となっており、これが月曜日の日経平均株価寄り付きのメドとなりそうです。

 ただし、考慮すべきことがあります。対ドル円レートが円安方向に本格的に動き出しつつあるように見えるのです。まだ断定はできませんが、この動きが本物であると、日本株には強力なプラス要因になる可能性があります。

A20091024

 そう考える背景には、シカゴオプション取引所のVIX指数が上昇を始めたことがあります。金曜日は7.6%の大幅上昇でした。

Vix20091023

 意味するところは、投資家のリスク許容度の低下。キャリー・トレードの巻き戻し、つまりドルが米国内に回帰する動きです。ドル高と同時に、国際商品価格の下落が見られるようになると推測されます。

 ということで、今後のVIX指数から目を離せないようです。

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2009年10月23日 (金)

今日の株式市場を振り返る 10月23日

 好調な米国株式市場を映して、68ドル高で始まった日経平均株価ですが、後場に上げ幅を縮小して15.82円、0.15%の僅かな上昇終わりました。

20091023

 ダウ平均株価が1.3%上昇し、上海総合指数も1.8%上げ、さらにザラバで対ドル円レートが円安方向に振れるという三拍子揃った好環境の中で、僅かな上げにとどまった日経平均株価には停滞感が感じられました。TOPIXは0.7%の下落です。

B20091023

 後場の下げは、週末の手じまいということもあるのでしょうが、日本航空の経営に対する不安感が再び高まって、銀行や保険など金融セクターが軟調になったことが大きかったようです。

Jal20091023

 日本航空については、朝方に債務超過が指摘されていたのですが、株価にはあまり大きな影響はなかったようです。ところが2時以降に急速に下げ始めました。ロイター社の伝えるところでは、融資銀行の一部が債権放棄と引き換えに減資を要求しているとの報道がきっかけのようです。

 金融株の低迷はTOPIXにはとりわけ大きく影響しました。

 来週から本格化する決算期を前にして、本来なら期待が膨らむべき時期にしては、気懸りな展開でした。

 アジア市場は堅調です。インドがほぼ横ばいであったのを除いて上げています。上海、香港、シンガポール、インドネシアが1%を越える上昇率となりました。

 GLOBEXでは、ダウ(+6ドル)、ナスダック(+3.15ポイント)とも上昇しています。軟調だったのですが、徐々に持ち直してきました。

 今しがた発表されたマイクロソフトの決算は、減収減益ではありましたが、売上、利益ともコンセンサスを上回っています。このため、時間外取引で8%を越える大幅な株価上昇となっています。

 今日は9月の中古住宅販売件数の発表が予定されています。その他、バーナンキ議長の講演があります。決算は、ハネウェル、などの他、前日引け後にアマゾン・ドット・コム、アメリカンエクスプレスなどは発表されています。中では、大幅増収増益のアマゾンが、現在、時間外取引で17%の大幅な上昇になっています。

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ヒラノテクシード(6245) : 健美操

技術を持った機械メーカーをご紹介します。

ヒラノテクシードは奈良県の法隆寺のそばにあります。社名のヒラノは発祥の地である大阪市平野に由来します。

以前は「白い反物に色付けした乾燥仕上げ」の機械を製造していましたが、オイルショックによる繊維産業の衰退を機にコーティングの技術を導入しました。粘着テープ製造機械から始め、その後電子分野にも目を向けて技術を磨きます。こうして会社の基礎となる、塗る・貼る・乾燥させる技術が揃いました。

シンプルな技術のようですが、「薄く美しく塗る」技術の応用範囲は広く、普段何気なく使っている様々な製品に欠かせない技術となっています。ヒラノテクシードはこの分野で世界有数の企業です。また現在ではリチウムイオン電池や太陽電池、白色有機ELの成膜装置など最先端分野商品にも応用され、環境関連としても実績が付いてきました。

さて、同社では全ての機械が手作りで、顧客要望に応じて1台ずつ生産されます。最先端技術を支える機械の製造も現場では熟練の世界です。この熟練度の高さこそが同社の強みです。

職人が育つのには15年かかると言われますが、ヒラノテクシードでは離職率が極めて低いため、職人を一から勉強させ、社内でじっくり育成しています。社員の約半分が設計と研究に携わる「職人」ですが、モノ作りの醍醐味を味わえる社風と奈良という土地柄に満足しているようです。

ヒラノテクシードでは、特に納期や価格面で競争力がある訳ではありません。それでも世界各国の企業が、ヒラノテクシードの機械が自社の新製品開発の要となることを期待して奈良を訪れて来ます。「テクニカム」と命名されたテスト工場では顧客は材料を持ち込んで実験や検証が行え、技術に関する意見交換も行われます。

さて、足元では企業による設備投資の凍結が相次ぐなど、同社を取巻く外部環境は厳しく推移しています。一方で財務が健全であるなど不況に対する耐久性も高そうです。むしろ、この間にも技術の蓄積に励んでいるのでしょう。日本を支えるものづくりの会社として応援しています。

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今日の日経平均株価は? 10月23日

 好決算に沸く米国株式市場に押し上げられて、今日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。ザラバも堅調な展開を想定しています。ただし、米国株式の大幅上昇には、前日の反動分が含まれており、過剰な楽観は危険と考えています。

 ダウ平均株価は131.95ドル、1.33%と大きく上げました。週間の新規失業保険申請件数が予想を上回り、前月に比べて上昇すると思われていた8月の住宅価格指数が下落するなど、弱い経済指標が続いたことから、出足は低調でした。しかし、好決算が続出したことから、10時過ぎから切り返し、そのまま上昇基調を維持しました。

20091022

 大幅増益と、通期業績見通しの上方修正から、7.7%の大幅高となった保険会社トラベラーズのザラバの動きが、今日のマーケットの強さを物語っているようです。

Trv20091022

 AT&Tやスリーエムも、売上・利益ともにコンセンサスを上回りました。

 そして、売上が期待値を下回ったマクドナルドも、株価が2.8%上げています。それだけ、マーケットが楽観的になったということなのでしょう。ただし、ザラバの値動きをトラベラーズと比べると、大きな差が見えてきます。

Mcd20091024

 個人的な見方になるのですが、今日のダウ平均株価はちょっと出来すぎのような気がします。前日にウェルズ・ファーゴの急落をきっかけに、大引け前1時間で約120ドル下落した部分を取り戻したと考えると、正味の上昇部分は133ドルではなく、13ドル程度と言うことになります。もちろん、これも極端な数字でしょうが、ポイントは「浮かれすぎに要注意」ということです。

 国内では、主要な経済指標は予定されていません。決算は、日立ハイテク、KDDIなど30社を越えますが、本格的な決算期入りは来週です。対ドル円レートは1ドル91円台半ばで落ち着く気配です。

 CMEの日経平均先物(円ベース)10,345が寄り付きのメドとなりそうです。ザラバは堅調ながら小動きという想定です、マーケットの上昇を牽引する要因は見当たらないのですが、下落を誘うものも見えません。

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2009年10月22日 (木)

今日の米国企業決算

 今日の米国企業決算は良さそうな雰囲気です。

 AT&Tは減収増益。売上、利益ともコンセンサスを上回りました。時間外で株価が2.9%上昇しています。

 スリーエムも同様に減収増益で、売上、利益とも予想よりも良い数字でした。時間外で2.2%上げています。

 ダウケミカルも売上、利益とも期待値以上であったようです。

 というわけで、決算はマーケットにプラスのインパクトとなりそうです。もっとも、昨日の例があるので、油断もスキもありませんが・・・

 ちなみに、ウィンドウズ7のマイクロソフトは0.6%弱の上げにとどまっています。

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今日の株式市場を振り返る 10月22日

 日経平均株価は大きく下落したのですが、後場にかなり切り返したせいか、低迷したという印象は強いものではありませんでした。

 米国株式市場の下げを反映して82円安で寄り付いた日経平均株価は、1時過ぎには173円安となったのですが、その後は下げ幅を縮め、66.22円、0.64%の下落で大引けとなりました。底値から100円以上戻したことになります。

20091022

 後場の戻りの背景は、対ドル円レートが急速に円安方向に振れたことにあるようです。

C20091022

 ホンダのザラバでの値動きを見ると、やはり為替の動きが大きかったことが窺われます。

20091022_2

 中国の7-9月GDPが前年同期比8.9%の増加となりましたが、ほぼコンセンサスどおりだったため、日本のマーケットへの影響は読み取れませんでした。もっとも、上海市場も0.6%の下げで終わっています。

 アジア市場は、マレーシアを除いて下げています。韓国、台湾、インド、インドネシア等の市場の下げ幅が、日本を上回りました。

 GLOBEXでは、ダウ(-8ドル)、ナスダック(-5ポイント)ともに下げていますが、下げ幅は僅かづつ小さくなっているようです。といっても、前日の大幅下げの後にしては、反発力の弱さが気になります。

 今日は、週間の新規失業保険申請件数、8月の連邦住宅金融局(FHFA)による住宅価格指数、9月の景気先行指数などの発表が予定されています。同時に、決算が続々と出てきます。注目度が高いのは、AT&T、ダウケミカル、メルク、スリーエムなどですが、その他マクドナルド、アマゾン・ドット・コム、UPSなどもフォローしたいところです。

 昨日のウェルズ・ファーゴの下げをきっかけとする米国市場の下落が、単に一時的なものなのか、あるいは基調の転換を示すシグナルであるのかを推測するうえで、今日の動向がとても重要だと思っています。

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今日の日経平均株価は? 10月22日

 今日の日経平均株価は低く始まりそうです。寄り付きの水準にもよるのですが、ザラバも軟調な推移を想定しています。警戒態勢で臨みたいと思っています。

 米国株式市場の下落を受けて、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,255円となっていますので、ほぼこの水準か、多少下回る寄り付きとなりそうです。

 ダウ平均株価は92.12ドル、0.92%の下落となりました。午後3時までは堅調だったのですが、最後の1時間で大きく売られました。

20091021

 理由はアナリストによるウェルズ・ファーゴの投資判断の下方修正だったようです。好決算を発表したばかりでしたから、かなりのショックがあったようです。株価は5.1%の大幅下落となり、引け後の時間外取引でも、さらに0.4%弱下げています。

Wfc20091021

 気になるのは、好決算発表後の急落という展開です。マーケットは、大幅に上昇した後、下げるきっかけを待っているように見えます。

 もう一つ気になるのは、シカゴオプション取引所のVIX指数の動き。午後になって大きく上昇しました。6.3%の上げです。意味するところは、投資家のリスク許容度の低下ですから、株式市場の比較的に大きな基調変化を示唆しているのかもしれません。

Vix20091021

 ただし、ドル円の動きを見る限り、大きな変動はなく、VIXの動きを過大評価することは避けたいと考えています。

A20091022

 今日は、9月の貿易統計と全産業活動指数が発表されます。その他、9月の全国スーパー売上高や東京製鐵の決算も注目です。いよいよ日本も来週から決算が本格化します。

 「ウィンドウズ7」のインパクトは今一つピンときません。

 

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2009年10月21日 (水)

米国企業の決算  10月21日              

 マーケットが開く前に、注目された決算が発表になっています。

 ウェルズファーゴとモルガンスタンレーは、売上、利益ともコンセンサスを上回りました。

 一方、ボーイングは売上、損益ともに事前予想を下回っています。

 この結果、時間外取引で、ウェルズファーゴとモルガンスタンレーの株価は僅かに上げています。ボーイングは下げているのですが、新型旅客機787の研究開発コストが損益の低迷の原因であり、すでにある程度織り込まれている模様で、時間外取引での下落は限定的なようです。

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今日の株式市場を振り返る 10月21日

 意外性のないマーケットでした。

 米国株式市場が下落した影響を受けて、44円安で寄り付いた日経平均株価は、僅か58円の値幅の中での小動きに終始して、3.45円、0.03%の僅かな下げで大引けを迎えました。

20091021

 ただし、小動きとは言いながらも、基調は軟調で、もし5%弱大幅な株高となったファーストリテイリングの貢献がなければ、あと30円ほどは安くなっていたようです。

 その他の銘柄では、公的資金の注入が検討されていることが評価された日本航空の株価が6.8弱上げています。

 日経平均株価が午後2時ごろに13円高まで上昇しているのは、三井物産の株価の動きに見られるように、商社株の上昇が影響したと見ています。

20091021_2

 いずれにしても、米国株式市場など海外の要因で、マーケットの動きの太宗が決まってしまう構図が続いています。

 アジア市場はマレーシアを除いて下げています。上海は0.45%の下落でした。

20091021_3

 GLOBEXでは、ダウ(-41ドル)、ナスダック(-6ポイント)ともに下げています。ただし、下げ幅は縮まってきています。

 今日は、FRBのベージュブックと呼ばれる地区連銀経済報告の発表が予定されていますが、それ以上に決算に注目が集まっているようです。ボーイング、ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレーの3社が焦点ですが、その他にも、イーベイ、アメリカン航空、コンチネンタル航空など続々と出てきますので目が離せません。

 なお、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は現在10,270円。米国株式市場がこのままの推移であれば、明日の寄り付きは安そうなのですが、果たしてどうなるのでしょう?

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加藤産業(9869) : 春 研一

このところ、全体相場はこう着状態が続いていますが、個別銘柄の物色意欲は相変わらず衰えないようです。本欄の私のコーナーでは主として、ディフェンシブ・ストックを紹介していますが、それぞれ順調な動きとなっています。
   

中でも卸売業は好調でして、菱食(7451)はここにきて年初来高値を更新しています。また、先週紹介したメディパルホールディングス(7459)の株価も順調です。その中で、今回は加藤産業(9869)を改めて取り上げたいと思います。
   

8月にこの欄で取り上げたときの株価は1,500円前後でしたが、その後1,600円台をつけてから、一旦1,400円台前半まで下げて切り返し、現在1,570円台です。一方、菱食は2,100円台だった株価が、その後横ばいで推移し、9月半ばから上昇を始め、直近2,500円台に乗せています。
   

この2銘柄とも23年前までコストアップで落ち込んでいた業績が、前期、今期と急回復する局面であり、両社とも今期の業績は増額修正が見込まれます。それゆえ、注目できることはすでにこの欄でお話ししました。
   

さて、ここで11月の決算との関係でこの2銘柄について考えてみましょう。菱食は12月決算ですので、11月初旬に公表される決算は第3四半期となります。第3四半期も第2四半期までと同様好調が見込まれますが、すでに前年同期の利益水準が高くなっていますので、上期までのような増益は難しいと思います。

 また、過去の習性を考慮すると、第
3四半期までの累計が好調でも、通期の会社見通しを引き上げる可能性は低いと考えられます。

となると、今の株価位置も考え合わせると、決算発表後に株価がさらに短期的に上昇するのはやや難しいのではないかと考えられます。
   

一方、加藤産業の場合9月決算ですので、11月中旬には通期の決算発表と同時に、20109月期の会社計画も公表します。卸売業の場合、元来保守的な業績予想を公表する傾向がありますので、おそらく会社予想の営業利益は数%の増益にとどまるでしょう。
   
 しかし、
20099月期は現時点の会社予想の25%営業増益予想を上回ってくる可能性が高いと考えられます。

   
 現時点の
PBR0.96倍ですが、決算期をまたぎますのでPBR0.91倍程度に低下し、PERもおそらく14倍以下に下がると思います。よって、決算公表によって、再び評価される可能性は菱食より加藤産業のほうが高いのではないでしょうか。とりわけこのところ、ファーストリテイリングを筆頭に内需好業績銘柄は素直に評価されているので期待が持てそうです。
   

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今日の日経平均株価は? 10月21日

 米国株式市場が反落したのを受けて、今日の日経平均株価は多少安く始まりそうなのですが、ザラバは軟調気味ながら、小動きの推移を想定しています。

 ダウ平均株価は50.71ドル、0.5%の下落となりました。9月の住宅着工件数が年率換算で59万戸と、事前予想の61万戸を大きく下回った影響が大きかったようです。

20091020

 加えて、主要企業の決算内容がかなりマチマチであったことが、好決算続きで楽観的になっていた投資家心理に多少のダメージを与えたと見ています。

 7-9月期の利益がコンセンサスを上回りながら、売上が期待に達しなかったことで、デュポンの株価が2.2%弱の下落となりました。

Dd20091020

 一方で、業績は低迷したものの、通期の利益予想を1株当たり1.1-1.3ドルと、これまでの95セントを大きく上方修正したキャタピラーの株価が3.0%上昇しています。

Cat20091020

 ダウ平均株価の下落を受けて、CMEの日経平均先物価格は10,305円となっていますから、これが今日の日経平均株価の寄り付きのメドとなりそうです。

 ただし、米国市場の引け後にヤフーが好決算を発表しており、ザラバで0.3%下落していた株価が、時間外では5.2%弱の急騰となっているため、今日の寄り付き価格に影響を与える可能性がありそうです。

 今日は、大きな経済指標は予定されておらず、決算もキャノン電子をはじめ数社にとどまりますので、ザラバの動きは、上海市場と、重要な決算発表が続く米国市場の動向に影響されるように思います。

 対ドル円レートの動きは比較的に安定しています。

A20091021

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2009年10月20日 (火)

今日の株式市場を振り返る 10月20日

 今日の日経平均株価は大きく上昇した割には、今一つ迫力のない展開であったように見えました。

 相次ぐ好決算に牽引された好調な米国株式市場の動向を織り込んで、92円高で寄り付いた日経平均株価は、10時頃には121円まで上げ幅を拡げたのですが、それをピークに僅か50円程度の値幅での上下を繰り返して、100.33円、0.98%高の10,336.84円で終了しました。

20091020

 確かに大幅上昇と言えるのかもしれませんが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,330円でしたから、日経平均株価の終値とほとんどかわりません。国内独自の相場変動要因が見えないという状況です。

 セクター別にみると、上昇率のトップは証券でした。野村ホールディングスの上昇が目を引きました。ただ、この好調な動きは、9月の大幅な下落の反動の域を越えていないように見えます。

Hd20091020

 上海市場が堅調であることから、コマツの株価が注目されたようですが、ザラバ動きを見るかぎり、円高の影響のほうが大きいように見えます。一時3%を越える上げ幅だったのですが、結局1.4%高で終えました。

20091020_2

 マーケットを引き上げる主役が見当たらないことが気になります。ただ、対ドル円レートがザラバで円高方向に振れたにも関わらず、マーケットが大きく反応していないことに注目したいと思っています。

B20091020

 その理由はいくつかあるのですが、米国株式市場がハイテクを中心とする好決算に沸いていることから、日本も同様な展開を期待するセンチメントが急速に強まり、為替の影響に対する懸念を陵駕してしまった可能性があるのではと考えています。

 ドル安のメリットを受ける米国の状況を、円高に苦しむ日本に当てはめるわけですから、ちょっと危ういロジックであるような気がしますが、円高を跳ね返すだけの強気のセンチメントが株式市場に存在するということです。

 今日のアジア市場はマチマチですが、上海と香港が堅調に上昇したのが目を引きます。

 GLOBEXでは、ダウ(+47ドル)、ナスダック(+19ポイント)ともに上昇しています。上げ幅を急速に拡大しています。

 今日は9月の卸売物価指数と住宅着工件数という重要な指標が発表になります。加えて、キャタピラー、デュポン、ファイザー、コカ・コーラ、ユナイテッド航空、ヤフーなど注目決算も目白押しです。

 すでに発表になった決算もあるようです。ファイザーは売上・利益とも予想を上回りました。デュポンは利益がコンセンサスよりも良かったのですが、売上は期待値に届きませんでした。コカコーラは、利益は予想どおりでしたが、売上が僅かに及んでいません。キャタピラーは売上・利益とも事前予想を下回る厳しいものだったようです。

 というわけで、前日のアップルとTIのような好決算が続くわけではないようです。

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今日の日経平均株価は? 10月20日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。ザラバも堅調な推移を想定しています。

 ダウ平均株価は96.28ドル、0.96%上昇しました。スタートは金融セクターの低迷でモタついたのですが、商品市況の上昇を反映して資源・エネルギー株を牽引役にして切り返しました。

20091019

 原油価格の上昇に支えられて、シェブロンの株価の堅調な推移が目を引きました。

Cvx20091019

 ただし、何と言っても、今日の注目点は引け後のテキサス・インスツルメンツ(TI)とアップルの決算発表にありました。

 TIは減収減益ではありましたが、売上利益とも事前予想を上回り、ザラバで3.4%上昇していた株価が、時間外でさらに2.9%上昇しています。

 アップルは、iPOD、Mac、iPhoneの3本柱がすべて期待以上で、売上、利益ともコンセンサスを上回ったことから、ザラバで1%弱の上昇にとどまっていた株価が、時間外では6%強の大幅高です。

 このような米国市場の動向を反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,330円となっています。これが今日の日経平均株価の寄り付きのメドとなりそうです。

 ザラバは堅調な展開を想定しています。ただし、、寄り付きが10,330円を大きく上回るようであれば、多少軟調な局面を考慮する必要があるかもしれません。対ドル円レートが、アップルやTIの決算直後に円高方向に振れたことが気になるからです。

A20091020

 また、昼近くには上海市場の動向も影響しそうです。

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2009年10月19日 (月)

今日の株式市場を振り返る 10月19日

 今日の日経平均株価は下落こそしたものの、想定よりも強かったという印象です。ただし、海外要因に振り回される展開であることが気になります。

 先週金曜日に米国株式市場が下落したことを受けて、78円安で寄り付いた日経平均株価は、10時半頃には下げ幅を132円まで拡大しました。ところが、後場になると一転して上昇基調となり、21.05円、0.21%安まで戻して大引けを迎えました。

20091019  

 後場になってガラっと基調が変化した背景には、上海市場が力強く上昇したことがあると見ています。

20091019_2

 アジアの株式市場は、上海の2%を上回る上昇を先頭に、堅調に上昇しています。香港が1.2%と好調に上げたことも目を引きました。

 加えて、GLOBEXでの米国株が上昇基調で推移したことも、日経平均価格の大引け近くの上昇を支えたと思われます。現在ダウは51ドル、ナスダックは9.5ポイントとともに上げ幅を拡大してきています。

  きょうの米国市場では、10月のNAHB住宅市場指数の発表が予定されていますが、それよりもアップル、テキサス・インスツルメンツの決算に対する期待が高まっているようです。ただし、両社とも発表は引け後です。したがって、引け後の時間外取引の状況が、明日の日経平均株価に大きな影響を与えそうです。

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今日の日経平均株価は? 10月19日

 今日の日経平均株価は低く寄り付きそうです。

 先週末のCMEでの日経平均先物価格(円ベース)が10,205円がメドとなりそうです。

 早朝の為替が1ドル91円程度と、多少円安方向へ振れているようですが、急激な動きのようには見えませんので、株式市場への影響は限定的だろうと考えています。ただ目は離さないようにしています。

A20091019

 今日は、9月の日銀金融政策決定会合の要旨が公表されるほか、8月の第3次産業活動指数が発表される予定ですが、特別の驚きはなさそうです。むしろ、9月の粗鋼生産速報や全国百貨店売上高に注目したいと思っています。

 ザラバの展開は、為替の急激な変動がなければ、小動きにとどまると想定しています。

 もしお時間があるようでしたら、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への私の投稿記事「注意報再発令!(その1):かかし」をご参照願えればありがたいと存じます。

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2009年10月18日 (日)

明光ネットワークジャパン(4668) : 健美操

少子化においても業績堅調な学習塾銘柄をご紹介します。

明光ネットワークジャパン(以下明光ネット)は個別指導における先駆者で、約1800の教室と12万人の生徒を有します。「集団指導では個性を把握できない」と考える親達の支持は高く、学習塾市場全体が減少する中でも個別指導形態は高い注目を集めています。

生徒の自立を目指した自主学習で「勉強の仕方を教える」指導方法です。学習指導法としても感銘を受けますが、実は経営面においても効率的です。この方法だと講師が常時生徒についている必要がないので、個別指導をしながらも一人で複数(3人)の生徒を教えることが可能となるからです。

また教室は小さく、教室内の机も間仕切りで仕切られただけで、家賃と設備投資が少額で済みます。このため低価格での個別指導の提供が可能となっています。このように、明光ネットは定評のある指導方法と価格競争力を兼ね備え、安定した学習塾経営を続けています。

さて、明光ネットのもう一つの顔は、フランチャイザーの模範であることです。同社のFCオーナーの収益状況は概ね良好です。オーナーズクラブが結成されるなど会社との関係も良好で、複数の教室を展開するFCも多くいます。

明光ネットは設立後25年ですが、既存事業を引き継いだため学習塾としては約50年間の歴史があります。

当時、渡邉社長は経営面で行き詰った学習塾の再生を託され、既に存在していたFCを何とか助けたいという気持ちから引き受けたのがきっかけです。FC運営には気持ちも必要なのかもしれません。大変な苦労をしましたが、設立当初から長い間FC運営に苦心し工夫を重ねたことが、現在のFC網の構築につながりました。

上場会社としての明光ネットの安定成長もこの強固なFC網の上に成り立っています。現在でも「FCの自己実現の支援」は同社の経営理念であり続けています。

財務体質も強固ですが、むしろ今後は、蓄積された現金を長期的な成長のためにどう活用してくれるのかを楽しみにしています。

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決算シーズン入りを前に

 昨日の投稿記事「米国株式市場を振り返る 10月16日」の中で、「マーケットは、コスト削減により達成された利益よりも、業績回復の基盤となる売上の動向を気にしています。景気回復の証拠が欲しいということなのでしょう」と書きました。

 その点を多少掘り下げておきたいと思います。

 次の図は、しばしば引用する米国の全製造業在庫循環モメンタムです。

20091005

 この図の中で、細い実線で示されている出荷金額の増減率に注目してください。出荷金額はすなわち売上ですね。現在、株式市場が気にしているのは、この出荷金額の増減率を示す線が上昇を続けるかどうかということなのです。

 見やすくするために、全製造業の出荷金額増減率だけを抜き出して表示してみます。本格的な上昇局面に入るかどうか微妙なところです。

20091019

 実は、私は悲観的には見ていません。理由は、この全製造業を構成する細かなカテゴリーの動向をチェックしていくと、上昇するものの数が月を追って増加しているのです。このような局面では、全体の指標が下落する可能性がきわめて小さいと言えそうです。

 とはいえ、景気回復の証拠を見たいというマーケットのセンチメントは分かる気がします。

 そこで日本です。鉱工業在庫循環モメンタムから出荷金額の増減率だけを取り出した図が示されています。

20091019_2

 米国よりはるかに回復基調が鮮明です。年初からの日米の株価乖離を追っていくと、日本が米国を上回る期間が長いことに気がつきます。その背景の一つには、このような出荷金額の動きの差があると見ています。

20091016

 だた、現在では日米の株価乖離が消えたことに注目する必要があります。原因は為替。対ドル円高への急速な動きが、日本企業の回復を遅らせるという懸念が、マーケットの頭を抑えていると考えられます。

 この対ドル円高の動きは軽視すべきではありません。ドルの反転に期待感が高まっているのは理解できるのですが、ロンドンインターバンク金利(LIBOR)を見ると、米国の異常ともいえる低金利が依然として続いています。

Libor3m20091016

 そして、シカゴオプション取引所のVIX指数が下落を続けています。

Vix20091017

 これらの図が意味するところは、VIX指数の下落が示すような投資家のリスク許容度の高まりと、米国の低金利から、ドルのキャリートレードが続くということです。したがって、ドル安と同時に、国際商品などへの資金流入が続くわけです。

 となれば、対ドル円高の重石はそう簡単に外れそうもないということになります。FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」で、月曜日(19日)午前7時に私の投稿記事「注意報再発令!(その1) : かかし」が掲載される予定です。このテーマに関して分析を進めていますので、時間が許せば、是非併せてご参照いただければと存じます。

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2009年10月17日 (土)

米国株式市場を振り返る 10月16日

 10,000ドルの大台を達成したダウ平均株価が、その大台を維持できるかどうかに注目していたのですが、残念ながら維持できませんでした。67.03ドル、0.67%下げて、9995.91ドルで終了しました。

 この動きを映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,205円となっています。どうやら、月曜日の日経平均株価は安く寄り付くことになりそうです。

 ほぼ前日終値で寄り付いたダウ平均株価は、すぐに下げ幅を拡大して、10時近くには123ドルまで下げ幅を拡大しました。その後は徐々に持ち直したのですが、停滞感が強いままの一日でした。

20091016_2

 GEやバンク・オフ・アメリカなどの注目決算にマーケットががっかりしたことが大きく影響しました。

Ge20091016_2 

 気になるのは、GEや前日に発表されているIBMなどが、予想を上回る利益を出しながら、売上高が期待を下回ったために、株価が大きく下げていることです。

 マーケットは、コスト削減により達成された利益よりも、業績回復の基盤となる売上の動向を気にしています。景気回復の証拠が欲しいということなのでしょう。

 決算に対する期待値が高くなっているわけですから、好決算で株価がどんどん上がるというような楽観的な期待は控えたほうが良いかもしれません。

 同時に、期待を上回る売上高を実現できる企業を選び出していくことは、効果的な投資戦略になりそうです。

 10月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が69.4と、コンセンサスの73.3%を大きく下回ったことが、マーケットのセンチメントを冷やす一因であったと思われます。

 米国市場の決算に対する反応の仕方は、これから本格的になる日本市場にも参考になると思います。

 対ドル円レートはドル91円手前で安定した動きを見せています。

A20091017

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2009年10月16日 (金)

今日の株式市場を振り返る 10月16日

 日経平均株価は小幅に上昇したのですが、ザラバの停滞には、来週の不安な展開を暗示するような重圧感を感じました。

 37円高で寄り付いた日経平均株価は、すぐに51円まで上げ幅を拡大しました。しかし、その後は失速して、午後2時頃には一時22円安となりました。引けにかけて多少は戻したのですが、18.91円、0.18%の小幅高で終えています。トピックスは0.35%の下落でした。

20091016

 ファイナンスが懸念される銀行セクターが、経営の先行きに不透明感が強い日本航空の債権者でもあることが、ザラバの頭を重くした大きな要因であったと見ています。

 加えて、これまで敏感に反応してきた対ドル円レートの動きに対してマーケットが鈍くなってきたことが気になります。今日は円安方向に振れたのですが、大きなインパクトが感じられませんでした。

B20091016

 実は、前日の夕場での日経平均先物の動きも同様に対ドル円安方向への動きにあまり反応しませんでした。

 理由はいくつかありそうですが、(1)過去2週間の大幅な株価上昇で、ある程度の対ドル円安への動きの影響は織り込んでしまった、(2)政府の対応の問題もあって、対ドル円高の基調は変わらない、などが重要だろうと思っています。

 となれば、異常な円高の修正に沿って、株式市場がさらに上昇を続けるというシナリオが描きにくくなります。市場の重要な牽引役の姿が見えなくなるということです。

 であれば、弱気ではないのですが、マーケットが一休みすることも念頭に置くことが必要になりそうです。

 ただし、この見方には日米の株価連動性の高さという観点が考慮されていません。もし、米国の株式市場が、このまま順調に上昇を続けるならば、日本も堅調さを維持することができるかもしれません。

 しかしながら、米国の株式市場も、インテル、JPモルガン・チェース、グーグルなどの好決算を大幅に織り込んでしまったことが気になります。今後は、決算が株式市場に与える影響が次第に限定的になっていく懸念があります。

 となると、日米ともに、今後一時的にマーケットの頭が重くなることが避けられないかもしれません。

 今日のCMEでは、ダウ(-45ドル)、ナスダック(-6.25ポイント)ともに下落しています。両者とも下げ幅は拡大しています。

 バンク・オブ・アメリカは売上と損益ともに予想を下回りました。GEは利益がコンセンサスを上回ったものの、売上は下回っています。前日引け後のグーグルの決算jは良かったのですが、その効果が掻き消されてしまったように見えます。

 経済指標としては、8月の対米証券投資、9月の鉱工業生産と設備稼働率、そして10月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値などが予定されています。

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メディパルホールディングス(7459) : 春 研一

世界的に株価が順調に上昇する中で、日本だけが取り残された雰囲気が出ていますが、果たしてどこかでこの遅れを取り戻してくれるのでしょうか。

 さて、今回はメディパルホールディングスに注目したいと思います。同社は、医薬卸の大手企業です。医薬卸の業績予想はなかなか一筋縄ではいかず、市場価格とメーカーから引き出すアローワンス(販売促進フィー)の多寡によって業績が決まります。ただし、これらは簡単には予測しがたいものです。

 そんな中、同社は2005年に医薬品卸のメディセオと日用雑貨卸のパルタックが合併して誕生しました。この合併の最大の狙いは、パルタックが持つロジスティクス技術をメディセオに適用して、物流費を劇的に低下させようというものでした。

 かつて、1998年にパルタックが高度なロジスティクス技術を持つ新和という地方の日用雑貨卸と合併し、新和のロジスティクス技術をパルタックに導入したときには、数年間で利益が3倍に増えました。

 合併した当時の新和の売上高はわずか
300億円に過ぎず、パルタックの2,000億円強に対して約7分の1でした。その小さな会社の技術を大きな会社に適用することによって、劇的な効果が表れたのです。

 このように、優れたロジスティクス技術による収益改善効果は単なる規模拡大による効果をはるかに上回ります。

 
 
2005年のメディセオとパルタックの経営統合説明会において、両社の物流効率がいかに違うかの例としてそれぞれの物流センターでの一ピース当り物流費を開示しています。

 そのデータによるとパルタックは
17円、メディセオは98円となっていました。しかも、パルタックは小売業の店頭まで運ぶコストであり、メディセオは各地にある支店などから営業マンによって顧客に配送される分のコストは除外されているものです。まさに、圧倒的といえるコストの差といえましょう。

 それではなぜここまでコストに差がついたのでしょうか。大きな理由として考えられるのは製品単価の差です。それぞれの一ピース当たりの製品単価はパルタックが
310円、メディセオが8,200円であることから、物流費率を計算すると、それぞれ5.5%、1.2%となります。つまり、メディセオにとって売上高物流費率が低かったため、物流コストを重要視しなかった結果といえます。


 メディパルは再び小さな企業の技術で、大きな企業の収益を改善する作業に取り掛かかろうとしていることになります。ただし、パルタックと新和のときと異なって業種の違いがあり、これまでその下準備に時間がかかっていました。

 いよいよ、
20098月に医療用医薬品向けの物流センターの第一号である神奈川ALC(エリア・ロジスティクス・センター)が稼動を開始しています。

 よって、来期以降の収益拡大に弾みがつくことが見込まれます。
9月中間決算発表は特に波乱はないと思われますが、リスクといえばリスク要因と言えましょう。

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修正のお願い 今日の日経平均株価は?10月16日

 今日は少々寝坊をして、急いで書いたため、気になるミスがありました。恐縮ですが修正をお願いします。

  1. 本文11行目 「ダウ平均株価は、続伸でしたものの」→「ダウ平均株価は、続伸したものの」
  2. 本文20行目 「10時半過ぎには一時38ドル安まで調整しのですが」→「10時半すぎには一時38ドル安まで調整しのですが」

以上です。

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今日の日経平均株価は? 10月16日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開を期待できそうです。

 10,000ドルという心理的な節目を越え、どう動くか注目されたダウ平均株価が47.08ドル、0.47%の上昇となりました。これを反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,305円となっています。

20091015

 さらに、引け後の時間外に予想を上回る決算を発表したグーグルの株価が3.2%の大幅高となっている影響も考慮すると、今日の日経平均株価は10,305円を多少上回る可能性もありそうです。

 ダウ平均株価は、続伸でしたものの、ザラバでは停滞感がありました。注目されたゴールドマン・サックスとシティーの決算はともにコンセンサスを上回ったのですが、前日にJPモルガン・チェースとともに大幅に上昇していたこともあって、株価は下落しました。

 ゴールドマン・サックスの株価は1.9%下げました。

Gs20091015

 シティーの場合は、5.0%と大きく下落して、引け後ではさらに1.3%弱下げています。

C20091015

 このような展開から、10時半過ぎには一時38ドル安まで調整し他のですが、原油高を背景としたエネルギー関連株がマーケットの回復を牽引しました。1.6%上昇したシェブロンの株価が、その状況を示唆しています。

Cvx20091015

 多くの経済指標が発表されましたが、マーケットには大きなインパクトはなかったようです。ただ、ニューヨーク連銀の10月製造業景気指数が17.25の事前予想に対して34.57という高い数字であったことが目を引きました。

 今日の日経平均株価は、このようなダウ平均株価の動きや、ナスダック銘柄であるグーグルの時間外取引で大幅上昇が、ザラバのセンチメントにも影響すると見ています。

 対ドル円レートは比較的に安定した動きです。

A20091016

 

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2009年10月15日 (木)

今日の株式市場を振り返る 10月15日

 今日の日経平均株価は178.44円、1.77%の大幅な上昇となりました。ただ、後場の停滞が気になります。明日は反落の可能性も意識しておいたほうが良いかもしれません。

 米国の株式市場が大幅に上昇したのを受けて、134円高で寄り付いた日経平均株価は、200円近くまで上げ幅を拡大しました。前場はそのまま堅調に推移したのですが、後場は一転して相場の頭が重くなりました。

20091015

 対ドル円レートが安定していたこともあって、ハイテク銘柄の好調な動きが目立ちました。加えて、原油をはじめ商品市況の上昇から、鉱業、商社が大きく上昇しています。

B20091015

 トレンドマイクロやファーストリテイリング、さらに半導体関連銘柄など日経平均株価に対する寄与度大きい銘柄が上昇したことから、トピックスに比べて日経平均株価の上昇率が大きくなっています。

 気になるのは後場の動きです。戻り売りがマーケットの頭を抑えたということなのでしょうが、一段高の牽引役が見当たらないといった雰囲気を感じました。

 アジア市場はインドを除いて上昇していますが、上昇率は限定的。前日とは逆に、日経平均株価の上昇率の高さが目立ちます。上海がザラバで上昇率を縮め、結局0.3%程度の上げで終わっています。これが、日経平均株価の後場に多少影響を与えた可能性があると見ています。

 GLOBEXでは、ダウ(-27ドル)、ナスダック(-7.75ポイント)ともに下落しています。前日の上昇の反動があると思われますが、下げ幅を拡大してきているのが気懸りです。

 今日は9月の消費者物価指数、週間の新規失業保険申請件数、10月のニューヨーク連銀製造業景気指数とフィラデルフィア連銀景況指数など、気になる指標が目白押しです。加えて、ゴールドマン・サックス、シティーの決算がマーケットの開始前に発表される予定です。

 明日の日経平均株価は、米国の動向が予断を許さないことから、あまり楽観的に構えているわけにはいかないようです。

 今日の夕場は、対ドル円レートが比較的に大きく円安方向に振れたにもかかわらず、ほとんど無反応でした。どうやら、今日は上げすぎてしまったということなのでしょうか・・・・?

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今日の日経平均株価は? 10月15日

 今日の日経平均株価は高く始まりそうです。ザラバも堅調な動きを想定しているのですが、対ドル円レートの動きから目を離せません。

 ダウ平均株価は144.80ドル、1.47%の大幅高となったことを反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,190円となっています。今日の寄り付きは、これがメドとなりそうです。

20091014

 インテルに続き、JPモルガン・チェースも好決算を発表したことが、ダウ平均株価を牽引しました。特に、JPモルガン・チェースは、決算発表後に、2010年1-3月期の増配を示唆したこともあって、株価が3.3%と急騰しました。

Jpm20091014

 一方、インテルは決算発表が前日の大引け後だったせいか、今日のザラバでは、次第に上げ幅を縮小しました。

Intc20091014

 これを補ったのが小売。9月の小売売上高が予想を上回ったことから、メイシーズの株価が5%弱と大幅に上昇しています。この小売の強さが、ダウ平均の午後の上昇を下支えたと見ています。

M20091014

 FOMCの9月の議事録では、多くの委員が2009年下半期から2010年の経済見通しを上方修正したことが示されており、株式市場の強気のセンチメントを支えたようです。

 このような展開を反映して、今日の日経平均は高く寄り付きそうなのですが、ザラバでは対ドル円レートの円高方向への振れを警戒する必要がありそうです。

A20091015

寄り付きが高ければ高いほど、為替の重石に注意すべきです。

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2009年10月14日 (水)

今日の株式市場を振り返る 10月14日

 対ドル円高に振り回された一日でした。アジア市場が上昇する中で、日本だけが取り残されたという印象です。

 日経平均株価は19円高で始まりましたが、すぐに下落基調となり、10時前には60円安と今日の安値を付けました。しかしながら、その後徐々に盛り返して、16.35円、0.16%の小幅下落で終えています。

20091014

 好決算のインテル効果も、円高の動きが相殺してしまいました。食品など内需・ディフェンシブ型のセクターや、代表的な円高メリットセクターである紙・パルプの堅調さが目立っており、マーケットが為替を気にしている様子が鮮明でした。

B20091014

 アジア市場は上昇しています。香港の1.95%を先頭に、ほとんどの市場の上昇率が1%を上回りました。小幅とはいえ、日経平均株価の下落が目を引きます。

 GLOBEXでは、ダウ(+105ドル)、ナスダック(+22.75ポイント)とも大幅上昇。前日引け後のインテルの好決算がそのまま反映している模様です。時間を追って上げ幅が拡大しています。

 今日は、場が開ける前にJPモルガン・チェースの決算発表がありますから、予断は許しませんが、悲観的になる特別な理由はありません。

 経済指標としては、9月の小売売上高と輸出入価格、8月の企業在庫などの発表が予定されています。加えて、9月のFOMC議事録が公表されます。

 明日の日経平均株価は、今日の反動による上昇を期待したいところですが、やはり為替の動きに振り回されることを考慮せざるを得ません。

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今日の日経平均株価は? 10月14日 (修正版)

 ダウ平均株価が14.74ドル、0.15%と僅かに反落したのですが、今日の日経平均株価は高めの寄り付きを期待しています。ただし、ザラバは小動きにとどまりそうです。

 ダウ平均株価の下落は先週金曜日の上昇の反動に加えて、注目されたジョンソン・アンド・ジョンソンの決算発表後の株価が軟調であったことが影響したと思われます。

20091013_2

 ジョンソン・アンド・ジョンソンの決算は、利益面では好調だったのですが、売上が期待した水準に達しませんでした。これが嫌気されたようです。

Jnj20091013_2

 引け後に決算を発表するインテルの株価が、ザラバで大きく揺れ動き、マーケットで期待と不安が交錯していたことがわかります。

Intc20091013_2

 そのインテルですが、引け後の決算はコンセンサスを上回りました。一株利益は33セントと前年同期の35セントを下回りましたが、事前予想は28セントでした。株価は、ザラバでは0.4%の上昇にとどまりましたが、引け後の時間外取引では4.4%弱の急騰となっています。

 今日の日経平均株価は、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,130円をメドに、多少高めの寄り付きを期待しているのは、このインテルの効果を見込んだためです。

 ただ、ザラバではマーケットの頭を抑える要因もありますので、小動きを想定しています。その要因の一つは為替。対ドル円安の動きが停滞しているように見えます。

A20091014_2

 加えて、今日発表される9月の企業物価指数や消費者動向調査も、マーケットを押し上げるよりは、重石になる可能性が高いと考えます。

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2009年10月13日 (火)

エスフーズ(2292)、日本ハム(2282) : 春 研一

 先週ご報告したエスフーズが本日20102月期第2四半期決算を発表しました。事前の期待を裏切ることなく好決算でした。

   

 上期の会社計画は3.6%増収、5.5%営業増益というものでしたが、発表された業績は2.0%増収、29.0%営業増益と大幅な増額修正となりました。ただし、通期予想の4.7%増収、1.5%営業増益は据え置きました。

   

 流動性の低い銘柄ですので、注目している人も一気に買いに走ると、急騰してしまうため、少しずつ買う傾向があるので、今からでも買えるのではないでしょうか。

    

 前回お話したように牛肉消費の堅調ともつなべのブーム期待が評価の背景です。そのもつなべですが、11月からテレビCMも始まりますので、注目してみてください。

     

 さて、同社は牛肉専業ですが、他の食肉企業はどうかというと、輸入鶏肉の不調から非常に厳しい状況にあります。

     

 日本ハム(2282)では、前年度下期から悪化した輸入鶏肉の収益が今下期から回復に転じると見て、通期で12.1%の営業増益を見込んでいます。

   

 しかし、鶏肉の輸入量は落ちているのですが、消費量も落ち込んでおり、国内在庫回転率が低水準にあり、かなり厳しい状況が続いています。

    

 20099月上期決算は前年同期比55.6%減益と悪化を見込んでいますので、これとあまり違わない業績となると思われます。しかし、下期に回復に転じる見通しですが、それはかなり難しくなりつつあります。

   

 そのため、上期決算を発表した時点で通期の減額修正をする可能性が考えられます。世の中全体は回復基調にあり、食品企業もコスト低下で業績は好調な企業が多い中、減額修正があれば株価は大きく下がる可能性もあるでしょう。

      

 ただし、食肉の需給は1年ほどの周期で悪化と回復を繰り返しますので、やがて徐々に回復する可能性が高く、むしろ減額修正で株価が急落したら買い場と考えるべきでしょう。ちょうど2年前の中間決算で減額修正が出たときが買い場となったのと同じ動きが見込まれます(図の矢印)。

20091013_3

     

 2007年の場合、20079月上期の決算発表時に、通期の営業利益見通しを28%増益から9%減益に変えたため、200711月には1,000円割れ寸前まで行きました。しかし、その後食肉の収益が急回復して、20089月には株価が1,860円まで上昇しています。

   

 仮に今回の中間決算発表時に減額修正しない場合は、株価の低迷がしばらく続きますので、少し様子を見て安いところで仕込みましょう。

   

 以上、今回は食肉関連2銘柄の投資タイミングのお話でした。

   

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今日の株式市場を振り返る 10月13日

 日経平均株価は5日続伸して、60.17円、0.6%高で終えました。まずまず堅調と言えるのでしょうが、正直なところ想定していたよりも弱いという印象でした。

20091013

 先週金曜日の米国株式市場の上昇に加えて、為替が週末の休み中に対ドル円安方向に大きく振れたことから、寄り付きは50円高となりました。ザラバで一時100円まで上げ幅を拡大したのですが、引けにかけて調整が入り、結局寄り付きと大して変わらない水準で終わってしまったわけです。

 ザラバで上げ幅を拡大したのは、上海株が前日の大幅上昇に続いて、今日も上げたことが支えになったと見ています。鉄鋼株の堅調な動きはその影響が大きかったと思われます。

 上昇率トップの鉄鋼株の他、精密機器、輸送用機器、機械、ゴム製品、電気機器などが、パフォーマンス上位に顔をそろえていますから、対ドル円安方向への振れもマーケットを支えたようです。

C20091013 

 そのため、引けにかけて対ドル円レートが多少円高方向に触れると、マーケットの頭を抑えました。ブリヂストンの株価の動きにその様子が示唆されています。

20091013_2

 今日のマーケットが想定よりも弱いと感じられたのは、この対ドル円レートにあると考えています。対ドル円レートの動きを日足ベースで追うと、バーナンキ議長の発言で、大きく円安の方向への動きを見せたのですが、もうその動きが行き詰ったようにも見えます。

B20091013_2

 結局、本格的な対ドル円安方向への基調の転換を確認できることが、今後のマーケットの持続的な上昇には効果的なように思われます。

 アジア市場はマチマチですが、インド、上海、香港、インドネシアが大きく上げているため、全体として堅調でした。

 GLOBEXでは、ダウ(-4ドル)、ナスダック(±ゼロ)とも小動きです。先週上げているため、弱いという印象はありません。これから、ジョンソン・アンド・ジョンソンの決算が出てきます。大きな驚きはないと見ています。

 マーケットの注目はインテルですが、発表は引け後です。個人的には、好調な業績と抑えた見通しという組み合わせを念頭に置いているのですが、果たしてどうなりますか・・・・。

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今日の日経平均株価は? 10月13日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開を想定しています。

 寄り付きは、シンガポールやシカゴでの日経平均先物価格である10,120円をメドとしています。

 ザラバで堅調な展開を想定する理由は、休み中に対ドル円レートが大きく円安方向に振れたためです。

A20091013

 米国の代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が、先週金曜日に続き+1.4%と順調に上昇したことに、為替の影響も加わって、ハイテク関連の株価が順調に推移しそうです。

 さらに、原油や金などの国際商品価格が上昇したことから、資源エネルギー関連株にも期待が持てそうです。

 今日は、9月のマネーストックが日銀から発表されますが、株式市場に大きな影響はないと見ています。

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2009年10月12日 (月)

ご連絡

 今日(10月12日)の朝7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「注意報解除(その2):かかし」が掲載される予定です。

 昨日の「米国株式市場を振り返る 10月9日」をベースとして、今後の日経平均株価の見通しにも振れています。

 お時間が許せば、是非ご覧いただければと存じます。

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2009年10月11日 (日)

TAC(4319) : 健美操

ユニークな経営者をご紹介致します。

TACの斉藤社長は、当時の超人気企業の内定を辞退してから公認会計士受験を思いつき挑戦します。当時の資格受験は大変な事でした。大学の同級性が一流会社の社員として意気揚々とする中で、独学から始めて上京し、極限の受験生活を送ります。

合格後も監査法人には入らず、ふとしたきっかけで会計士受験指導校を起業する道を選びます。ここでも大変な苦労を重ねますが、大学生向ダブルスクールの開拓や社長自身が人気講師として活躍できたことで成功を収めます。これが現在のTACです。

 

計画性のなさと、走り始めてからの凄まじい努力の2面性はどこか不器用なようですが、結果的には良い答えをもたらしました。「人生は万事塞翁が馬で、何がよくて何が悪いのかは後にならない限り分からない。」こんな経営者の考えが浸透している会社です。

 

さて、上場直後のTACは上場企業としては不慣れで、投資家の不評を買うことがありました。あまりにも寛容な株主優待制度を導入したり、掲げた配当性向に沿って律儀に減配を行ったり、また正確な会計処理が逆に投資家に誤解を与えたことまでありました。

ただ、これまでに問題点は解決されています。

現在では着実な成長への施策を実行中です。法人研修事業は、個人教育で使用した教材や講師をそのまま使えるので利益率の良いビジネスです。また、会計・法律・語学は資格の3大分野ですが、既に会計での地位を固めて今後は司法講座など法律分野の拡充を図っています。

教育産業においては、好景気時に他人に遅れたくないという受講者が増えますが、不況下では難しい一面があります。しかし、TACの強さは不況下でも発揮されます。専門家志向の資格対策講座は底堅く、民間企業の採用が冷え込む中では公務員試験対策講座が好調です。

そろそろ上場会社としてのTACの経営も、がむしゃらに走る段階を終えて、本質が見える段階に入ったようです。同時に、上場来もたついていた株価にも反撃の兆しが見えて始めていると期待しています。

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米国株式市場を振り返る 10月9日

 8月の貿易赤字の減少という良い経済指標にもかかわらず、ダウ平均株価のスタート直後は前日終値を下回るモタつきが見られました。しかし、すぐに持ち直すと、その後は堅調さを維持したまま、78.07ドル、0.8%高で終了しました。終わってみれば、1年ぶりの高値となる強いマーケットだったという印象です。

20091009

 牽引役はハイテク。フィラデルフィア半導体指数が3.3%の大きく上昇しました。IBMが、アナリストによる目標株価の引き上げもあって、3%近く上げたのが目を引きました。

Ibm20091011

 日中に伸び悩む局面が見られたのですが、バーナンキ議長の発言から、低金利政策の長期化が避けられるという期待でドルが買われたため、金や非鉄金属が下落した影響によるものと見られます。アルコアの株価の動きにそれが示唆されているようです。

Aa20091011

 しかしながら、引けにかけて再び持ち直したのは、JPモルガン・チェースの動きに見られるように、金融株の一角が強含んだためと思われます。

Jpm20091011

 というわけで、金利と為替に焦点があたった一日でした。ならば、この動きが今後どう展開していくかが気になるところです。CNNは「過剰反応」と指摘していますが、その通りかもしれません。

 長期金利は確かに反応したものの、短期金利には大きな影響はなかったようです。ロンドン・インターバンク金利(LIBOR)は相変わらず低いままです。

Libor3m20091011

 加えて、シカゴ・オプション取引所のVIX指数は4.3%と大きく低下しています。

Vixchart2009101100000

 その意味するところは、投資家のリスク許容度が高まり、ドルを売って他の資産を買うというドルキャリーの動きが続くことを意味しています。お金が米国から流れ出る動きが続くわけですから、短期的にはともかくとして、早急にドル高円安の動きが本格化すると考えるわけにはいかないようです。

 火曜日の日経平均株価は、米国株式市場の上昇と、とりあえずのドル高円安との相乗効果が期待できそうですから、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,060円を上回る寄り付きになると思われます。

A20091011

 月曜日は、米国もコロンブスデーでお休みです。念のため。

 

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2009年10月10日 (土)

お詫び

 今日はPCの不調と、外出が重なり、ご報告ができませんでした。実は現在も、PCが不調なままの状態です。明日に今日の分も含めて、ご報告するつもりです。それまでに、PCを何とかしますので、よろしくおねがいいたします。申し訳ありません。

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2009年10月 9日 (金)

今日の株式市場を振り返る 10月9日

 強いマーケットでした。対ドル円高が止まり、円安方向に動いたことが最大の要因だったと見ています。

 61円高で寄り付いた日経平均株価は、調整らしい調整もなく上げ続け、183.92円、1.87%高で大引けを迎えました。

20091009

 対ドル円高が一服したインパクトが大きかったようです。

C20091009

 実は、株式市場が開ける前に一度大きく円安方向に振れています。これは、バーナンキFRB議長が、インフレ防止の必要性を示唆したことから、低金利政策の長期化が避けられるという期待が高まり、ドルが買われた影響が大きかったと見られます。

 もう一段の大きな円安の動きが、株式市場開始と同時に始まりました。これは、8月の機械受注(船舶・電力を除く民需)が、コンセンサスを下回りながらも、前月比で増加したことや、ファーストリテイリングの好決算を引き金に、株式市場の上昇と対ドル円安がスパイラルに動いたためと考えています。

 円安と株高は「ニワトリと卵」のような関係にあるようです。

 注意したいのは、バーナンキ議長の発言の影響が確かに大きかったのですが、日足ベースでみる限りは、今日の対ドル円レートの動きが、基調の転換を示唆するほど大きなものには見えなかったという点です。まだまだ予断は許さないと考えています。

D20091009

 10時半過ぎには、上海の株式市場が長期休暇明けで大幅上昇となったのですが、日経平均株価はほとんど反応しませんでした、

 アジア市場は、インドとインドネシアを除き上昇していますが、やはり上海の影響は限定的だったようです。

 GLOBEXでは、ダウ(-11ドル)、ナスダック(-6ポイント)ともに下落しています。僅かですが下落幅が拡大しつつあります。今週の株式市場は大きく上昇しましたから、週末としては自然な動きのような気がしますので、あまり心配はしていません。

 ただ、バーナンキ議長の発言に影響されたドル高が多少の負担になっているかもしれません。今日は8月の貿易収支を除いて、重要な指標の発表は予定されていません。軟調気味ながらも、無難なマーケットとなりそうです。

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また為替!

 対ドル円安と株高は「ニワトリと卵」のような関係にあるようです。

 8月の機械受注の発表を受けて、対ドル円安方向への振れが目立ちました。これが、日経平均株価を押し上げたように見えます。

B20091009

 もっとも、株高が進んだのために円安方向へ動いたと見る人もいると思われます。

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コンセンサスを下回った8月の機械受注

 先ほど発表された8月の機械受注は、船舶・電力を除く民需で前月比0.5%増加しました。

 7月は9.3%の減少ですから、改善はしているのですが、コンセンサスの2.7%増を下回っています。

 株価はこの状況を反映して上下に変動しているようです。

 ただ、株価の上昇は機械受注に対する反応というより、発表後多少円安方向に振れた為替の影響が大きいように見ています。

 楽観的に見るのは避けたほうが良いかもしれません。

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今日の日経平均株価は? 10月9日

 今日の日経平均株価は小高く寄り付いたあと、ザラバも堅調な展開を一応は想定しているのですが、基本的には小動きにとどまると見ています。

 寄り付きは、シカゴの日経平均先物価格(円ベース)9,880円をメドとしていますが、多少低目になるかもしれません。

 ダウ平均株価は61.29ドル、0.63%とかなり大きく上げました。しかしながら、ザラバの動きを見ると、非常に強いマーケットであったという感じはありません。

20091008

 アルコアの好決算を引き金に、12時半過ぎには111ドル高まで上げ幅を拡大したダウ平均株価なのですが、その後は勢いが弱まりピークから50ドルほど値を下げて終えています。

 週間の新規失業保険申請件数がコンセンサスを下回り、9月の小売30社の既存店売上高が、マイナスの事前予想に対して0.6%増加したことなど、強い指標が続いた割には、株価の上昇が今一つであったように感じます。

 話題のアルコアは、高く始まったのですが、ザラバで上げ幅を縮小しました。

Aa20091008

 アナリストの格下げも影響したらしいのですが、銀行株の低迷も目を引きました。

Wfc20091008

 このため、小売株などの健闘にも関わらず、ダウ平均株価は午後になって勢いを失ったようです。

 ドル円は安定した動きですが、88円台前半に定着したように見えます。

A20091009

 今日の国内では、8月の機械受注が注目です。前月比2.7%増と比較的に強気のコンセンサスなのですが、意外な動きをする指標でもありますので目が離せません。

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2009年10月 8日 (木)

今日の株式市場を振り返る 10月8日

 6円高で寄り付いた日経平均株価は、前場終了近くには上げ幅を63円まで拡大しました。後場になると、一転して、反落に転じたのですが、すぐ落ち着きを取り戻して、32.87円、0.34%高で終了しました。

20091008

 最近は似たような相場展開が多いような気がします。前日のダウ平均株価は反落したのですが、引け後に発表されたアルコアの好決算に牽引されて、時間外では上昇しています。

 この米国の動きが前場の日経平均株価に大きく影響したようです。

 後場の調整は、対ドル円高が後場開始後に円高方向へ振れたためと見ています。ただ、一段の円高には進まずに落ち着いたことから、株式市場も徐々に持ち直しました。

C20091008

 セクター別にみると、市況関連がパフォーマンス上位に並び、ディフェンシブなセクターが下位に並んでいます。最近は、この構図が多いようです。

 今日は海運市況の上昇に注目が集まりました。最近1カ月のバルチック海運指数は、このようになっています。

20091008_2

 この動きを反映して、日本郵船が7%以上上昇するなど、海運株が活況でした。為替変動をものともしない堅調な値動きが、今日の日経平均株価の後場を支えたと見ています。

20091008_3

 アジア市場は、インドネシアと台湾を除いて堅調な動きでした。

 GLOBEXではダウ(+83ドル)、ナスダック(+14ポイント)と大きく上げています。アルコアのインパクトが大きいようです。週間の新規失業保険申請件数や8月の卸売統計の発表が予定されています。

 というわけで、明日の日経平均株価にとっては好ましい展開で推移しているようです。

 

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ごあいさつ : ポアロ

 はじめまして、ポアロと申します。

 学生時代から株式投資を行ってきたことが功を奏して、
運良くこの業界に足を踏み入れて約4年。
その間、大変お世話になったかかしさんのもとでまた一緒に
活動出来る機会を頂いたこと、大変嬉しく思っております。

 まだまだ勉強中の身ですが、せっかく貴重な機会をいただ
きましたので、これまで気づいたことや思いついたこと、
失敗したことなど皆様に少しでも有益な情報や考え方を伝え
られればと思っております。
若造の拙い文章ですがお付き合
いいただければと思います。
私は、ファンダメンタルを重視しており、直近ではリストラ
動向や棚卸資産の水準、のれんなどに注目してきました。
景気が後退している局面においてはリストラと巨額の
棚卸評価損、のれんの償却の前倒しを行い、翌期にV字回復
した日産自動車のような株も通常より探しやすくなるため
です。そのため、短信を見て書き取るという地味な作業を
しております。

株価やシェアに絶大なインパクトを与える生産プロセスの
イノベーションは特許を読んだり、専門知識を要しますが、
これらは四半期ごとの粗利益や粗利益率、販売管理費の推移
をエクセルに記入したりするだけで気づくことが出来ます。
例えばこの赤字部門さえなくなればなぁ、という企業群を
チェックしているだけでも大変なアドバンテージになると
思います。
そのなかで現在注目しているのがMonotaroや新光商事、
インデックスHDです。また、私はパチンコが好きで良く
遊技機器業界関連株を見ていますが、同業界の株価は好業績
をマークする可能性がありながらあまり上昇していないもの
も多く、今後取り上げて行きたいと思います。

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ポアロさん登場!

 ポアロさん登場です!

 私も働いていたことのある調査会社で、若手のホープとして活躍されていました。現役のアナリストです。

 名探偵ポアロのように、魅力的な銘柄を探し出す投資センスの良さが抜きんでています。

 会社四季報や、中国二期報などを読むのが、三度のメシより好きという根っからのアナリスト。

 パチンコが趣味で、ついでにパチンコ業界にも精通してしまいました。

 これから楽しい銘柄をどんどん発掘してくれると期待しています。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 かかし

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ドル円60分足チャート

 ドル円60分足のチャートです。

 昨晩は一時的に円安方向に揺り戻して、期待を持たせたのですが、結局もとに戻ってしまったように感じます。(データ:外為どっとコム社)

60a20091008_2

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今日の日経平均株価は? 10月8日

 今日の日経平均株価は、前日終値付近での寄り付きとなりそうです。ザラバは小動きを想定しています。

 寄り付きはCMEの日経平均先物(円ベース)9795円をメドとしています。ダウ平均株価が小幅反落したのを反映した水準です。

 ただし、もう少し高く寄り付くかもしれません。ダウ平均株価の時間外の動きが堅調だったためです。

 ザラバの小動きを想定する理由は、8月の国際収支や9月の景気ウオッチャー調査に大きなサプライズがないだろうと見ている他に、昨晩一時的に円安への揺り戻しを見せた対ドル円レートが結局円高方向へ引き返してしまったためです。

 ダウ平均株価は、5.67%、0.06%の小幅下落となりました。

20091007

 連日の急騰後の反落に加えて、AT&Tの株価が、ネット電話ソフトの使用解禁で2%強したことから、ザラバで調整感が強まりました。

Att20091007

 しかし、引けにかけて金融株が回復に転じたことから、マーケットは僅かな下落にとどまりました、ウェルズ・ファーゴ動きがそれを示唆しています。

Wf2009100700000

 注目したいのはアルコア動きです。引けにかけて好決算期待が高まったのですが、引け後に発表された決算は、その期待をさらに上回ったようです。赤字予想に対して黒字の発表でした。株価は2.2%上昇していたのですが、引け後の時間外取引では、さらに5.5%上げています。

Aa20091007

 これを受けて、ダウ平均株価も時間外では28ドル程度上昇しています。

 もしこの米国の動きを反映すれば、今日の日経平均株価にもプラスの影響がありそうです。

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2009年10月 7日 (水)

河合楽器製作所(7952) : 健美操

やや小型ですが、気に掛かる銘柄があります。

河合楽器製作所(以下河合楽器)は中国のピアノ市場で約1割のシェアを持ちます。まだ中国現地メーカーの低価格ピアノが多いため、たかだか1割に留まっていますが、されど1割です。中国は既に世界で最大のピアノ市場となっており、同社の中国向け売上も堅調です。

日本ではおけいこ用の電子ピアノが多いですが、中国では専門家向けのアコースティックピアノが主流です。その中ではまだ縦型ピアノが多く、高価なグランドピアノの比重が高い米国市場ほどは成熟していません。

しかし、いずれ中国経済が消費に軸足を移す段階においてはピアノも象徴的な商品になり得ると考えています。

河合楽器は学校向け販売、現地企業向けOEM生産、音楽教室の開設によるブランドの普及拡大など中国市場の開拓に尽力してきました。

さて、ピアノは美しい精密品です。ピアノを製造する精密加工技術を金属加工に、またピアノの表面を覆うあの美しい光沢を高級車の内装にそれぞれ応用した事業も魅力的です。モノ作り技術を有している企業なのでしょう。

河合楽器は2000年代前半に経営基盤の改善を成功させた実績があります。ゴルフ場や金融割賦事業からの撤退、一部の国内工場の閉鎖、そして経営陣自身の改革を行いました。

その成果で2007/3までに収益は回復しました。現在での中国市場での成功も、当時限られた経営資源を中国に有効に投入した成果です。

しかし最近2年間は減益です。これまで抑制していた投資を再開するタイミングで、世界不況に見舞われました。設備立上げ費用と減価償却費負担増がのしかかる中での需要減だったので、収益が圧迫されました。ただ、今期は若干の回復を予想しています。

短期的な株価変動が激しい特性がありますが、中期的には業績に沿って株価が形成されると考えます。配当が明示されておらずまだ自信を持ってお勧めする段階ではありませんが、いずれ注目される機会を待っています。

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MonotaRo : ポアロ

不況によりあらゆる企業がコスト見直しを行っているなかで今まさに飛躍期を迎えている小型株があります。それが工場・作業現場で使用される工具・資材・消耗品などの間接資材をインターネットやカタログを通じて通信販売しているonotaRo(東証マザーズ、3064)です。

間接資材とはなかなかなじみのない言葉だと思いますが、企業にとって費用の大部分を占め、購買部などが直接購入する直接資材(原材料)ではなく、現場で使用される切削工具や手袋やマスクなど工場の生産ラインに用いる消耗品のことを言います。

MonotaRoによれば、この間接資材は、製造業者のコストの20%(80%は直接資材)にすぎないが、こと量に関しては全体の80%を占めているとしており、多くの企業が間接資材の購入に時間を割くことになっていたようです。

 その手間がかかっていた要因は、①購入先が一本化できず多岐に渡っていること、②多くの商品が一物多価であること、でした。

どうしてこのようなことが起きているのかというと、一つは間接資材が一つの訪問工具商から購入するのではなく分野ごとに購入先を選ばなければならなかったためです。二つ目は一度に大量の注文を受注できる大企業と絶対数で大多数を占める中小工場では同じ製品でありながら、ひどい場合で35割違うという非常に大きな価格差があったためです。

これに対して、ネットを使って豊富な品揃えとこれまで不透明だった間接資材の価格の一本化を可能にしようと起業したのが同社です。

これらの取り組みがヒットして0512月期末には12万件程度だった会員数が09年6月中間期には40万件(市場全体は200万社)となるなど急増しています。足元ではさらに増加ペースが加速し、月1万件程度の会員増が続いているようです。

ただし、足元では前年同期比で会員数が46.8%増となりながらも顧客単価の下落に伴い前年同期比1%増収に留まり、営業利益も31.5%減となっています(期初の会社計画通り)。これは景気悪化に伴う単価下落の要因が大きいためで、通期でも6.7%増収、13%の営業減益を会社側は計画しています。

ただし、注意しなければならないのは 過去のトレンドからも景気回復局面においては1注文あたりの単価が増える傾向にあることから国内製造業の操業度が上昇している局面では利益が飛躍的に伸びる という特徴です。

実際、0912月期第2四半期を底に単価は上昇傾向にあるようです。自動車業界や鉄鋼業界の設備稼働率が6070%程度まで落ち込んでいた1-6月と比較して、80%程度まで回復している現状を勘案すれば、売上高の50%程度を占める消耗品や35%程度を占める交換部品の需要増によって単価が回復しているということは違和感なく受け入れられます。

また、在庫を保管するための大型倉庫が必要なビジネスですが大型の設備投資(尼崎の物流センター)071月に既に済んでいることから短期的に大きく増える費用もないと考えており、1012月期は大幅な営業増益になると考えています。

仮に企業の操業度がピーク時の90%の水準に戻るだけでも顧客基盤が0812月期と比較して096月中間期までに既に30%近く増加していることを考慮すれば0912月期間比較で20%以上の増収は十分に可能であり営業利益も15億円程度は狙えるでしょう。

また、東証1部の申請や87日の自社株償却により期初に920万株あった発行済み株式は足元で737万株となっており、それを考慮した1012月期のEPS120円近くになる割に足元の株価は1500円以下と評価不足に感じます。

同社には①いち早くインフラを整えた点、②顧客の囲みこみに成功している点、などソネット・エムスリーやアマゾンといった成功しているネット企業の共通点を持っており、同市場での勝ち組として生き残る可能性は高い と考えております。

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今日の株式市場を振り返る 10月7日

 日経平均株価は107.80円、1.11%と大きく上げたのですが、動きのないマーケットだったという印象です。

 米国株式市場の連日の急騰を受けて、58円高で寄り付いた日経平均株価は、10時過ぎには120円弱まで上げ幅を拡大しました。しかし、その後は40円程度の狭い値幅の中で上下を繰り返したままで、大引けを迎えています。

20091007

 マーケットの上昇要因と下落要因が、がっぷり四つに組んだために、動きが感じられなかったのだろうと見ています。

 最大の上昇要因は米国株式市場の大幅上昇。それに、金・石油などの商品市況高のインパクトも加わりました。さらに、国内要因としては、金融株が持ち直しています。

 一方の下落要因は対ドル円レート。ザラバ中の円高方向への振れが続きました。

15cx20091007

 したがって、上昇要因が強力であったにも関わらず、下落要因も負けていなかったということなのだろうと思います。もし、対ドル円レートの円高方向への振れがなければ、ザラバでもう少し上げていたかもしれません。

 ということは、対ドル円レートの図が示すように、夕場の終了直後から、突然円安方向に大きく振れていることの影響が非常注目されます。

 今日のマーケット動きをセクター別に見ると、非鉄・鉄鋼などの市況関連株や、銀行など金融セクターがパフォーマンス上位に並び、医薬、食品、電力・ガスなどのディフェンシブなセクターが下位を占めています。投資家のセンチメントは良好だったようです。

 アジア市場はマチマチですが、香港が2%を上回る上昇を見せています。

 GLOBEXでは、ダウ(+15ドル)、ナスダック(+3ポイント)とも上昇しているのですが、両者とも上げ幅は縮小しています。今日は、重要な経済指標の発表は予定されていません。7-9月期決算シーズン入りの先頭バッターであるアルコアの発表が引け後に予定されています。

 明日の日経平均株価を読む上では、これから始まる米国株式市場の動向に加えて、対ドル円レートが重要だと考えています。仮に米国市場が小動きであったとしても、円安に大きく振れれば、日経平均株価の上昇も想定できます。

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訂正のご連絡

 先ほどの「今日の日経平均株価は? 10月7日」の中で、2か所訂正が必要です。申し訳ありません。下記のように読み替えていただければと存じます。

  1. 16行目   ニューモントマイニング → ニューモントマイニング
  2. 22行目(終わりから3行目) 主にを背負って → 重荷を背負って

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今日の日経平均株価は? 10月7日

 米国株式市場の急騰という株価上昇要因と、対ドル円高の進行という株価下落要因の綱引き---昨日と同じ構図です。

 昨日はザラバでの円高加速が株式市場の頭を押さえました。今日も、為替動向に振り回される展開が続きそうなので予断は許しません。

15a20091007

 ただ、米国市場が2日連続の急騰であることから、今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移を想定して臨みたいと考えています。

 寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)9.745円をメドとしていますが、それより多少高めである可能性もありそうです。

 今日は、午後2時に8月の景気動向指数の速報値が発表されますが、株式市場への大きな影響は想定していません。昨日のような為替の急激な動きを警戒しつつ、米国株式市場の上昇や商品市況の高騰を意識しながら、相場展開を追っていくということになりそうです。

 ダウ平均株価は131.50ドル、1.37%の大幅上昇となりました。

20091006

 ARB(オーストラリア準備銀行)の利上げが、国際金融不安からの脱却と景気回復のシンボルとして、市場から大いに歓迎されたようです。

 ドル安を反映して、国際商品市況の上昇目立ち、株式市場を押し上げました。代表的な金鉱株であるニューモント。マイニングの株価が6.97%と大きく上げています。

Nm20091006

 午後になって、金融株を中心に調整局面がありましたが、一時的でした。

Jpm20091006

 ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が、前日に引き続いて2%を越える上昇すると同時に、シカゴオプション取引所のVIX指数が4.3%弱下落して、投資家心理の改善を示唆しています。

 このように見ると、グローバルな株式市場の環境は好転しているにも関わらず、為替の主にを背負って日本市場だけが取り残されているように感じられます。そして、このような不自然さは、かなり近い将来に解消されるような気がします。

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2009年10月 6日 (火)

エスフーズ(2282) : 春 研一

全体市場は調整局面ですが、内需型好業績企業の株価は全体に影響されず、順調な推移となっています。9月の月次が30%増となったファーストリテイリング(9983)は別格の強さですが、しまむら(8227)やニトリ(9843)なども順調です。食品関連では本欄で紹介した菱食7451)が強い動きをしていますし、先週お話したキユーピー(2809)も好決算を背景にこの1週間で8%の上昇となっています。

 キユーピーについて言えば、運良く決算数字がよかったこともありますが、大豆価格がさらに低下していますので、短期的な調整はあってもしばらく上昇基調が続くのではないでしょうか。

 

 今週はキユーピー同様、決算発表をきっかけに注目される可能性があるエスフーズについて再度お話しします。

 エスフーズの決算発表予定日は、13日(来週の火曜日)です。同社については、9月の半ばにこのブログで取り上げていますが、改めて簡単に背景を述べさせていただきます。

去年までの数年間、世界的な景気拡大や円安で、国内の食肉価格が全般に上昇したため、相対的に価格が低い鶏肉の需要が増えました。ところがこの1年間はその逆で、全体的に価格が低下し、牛肉にお値打ち感が出てきたため、全体の食肉需要は停滞していますが、牛肉は堅調です。

  

ただし、不況感もあって、牛肉の中では低い価格帯に需要がシフトしています。その結果、低価格の内臓肉に強い同社の業績が好調です。

 

加えて、ここ数年静かなブームとなっていたもつなべが、不況下で注目される可能性が出てきました。

 さて、来週発表される業績ですが、上期(20098月期)の会社予想は5%営業増益となっていますが、第1四半期が33%増益でしたので、普通に考えれば第2四半期に急に悪くならないとすれば、総額修正の可能性が高いといえるでしょう。

   

 もちろん、ふたを開けてみなければわかりませんが、PBR0.91倍ですので、株価が大きく売られるリスクは限定的と考えていいのではないでしょうか。713日に第1四半期決算が発表されたときには、時間がかかっているのですが、その後10%程度の上昇となっています。

 このところの株価はあまり動いていませんので、その面からもリスクは小さいと言えるのではないでしょうか。

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今日の株式市場を振り返る 10月6日

 日経平均株価は僅かに上昇したのですが、ザラバの展開は想定を大きく下回って停滞しました。背景にあるのは、急速に進んだ円高です。

 米国株式市場の上昇を受けて、69円高で始まった日経平均株価ですが、すぐに下げ足を速め、後場開始直後には45円安となりました。その後は多少切り返したものの、停滞感は強く、17.31円、0.18%安で終えました。

20091006

 最大の要因は、市場が開くのを待っていたかのような対ドル円高への振れでした。

15c20091006

 早朝にコメントを書いた時点では、これまでの株式市場の下落からの自律反発という上昇要因と、円高という下落要因のシーソーゲームになると考えていました。

 そして、為替の比較的に落ち着いた動きを前提に、自律反発が多少優勢になると想定していたのですが、予期しない急速な円高への振れで状況が大きく変化してしまいました。

 アジア市場は韓国を除いて上げており、堅調な展開です。為替に足を取られた日本の低い上昇率が目立ちます。

 GLOBEXではダウ(+71ドル)、ナスダック(+14ポイント)とも、かなり大きく上げています。今日は重要な経済指標が予定されていないため、このまま堅調な展開が期待できそうです。

 大阪の夕場では日経平均先物12月限が、GLOBEXの動きに合わせるような堅調な動きを見せて90円の大幅高となり、9770円で終えています。

 一段の円高が避けられるとするならば、明日の日経平均株価は反発が期待できそうですが・・・

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今日は為替!

 早朝には安定的に動いていたドル円が、急速に円高方向に動き、株式市場にショックを与えているようです。対ユーロでも円高の動きが目立ちます。

5b20091006

 ただ、動きが止まる気配も見せていることに注目しています。

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今日の日経平均株価は? 10月6日

 米国株式市場の5日ぶりとなる大幅な反発を受けて、高い寄り付きが期待できそうです。ザラバも堅調な推移を想定して、強気で臨みたいと考えます。

 ザラバを堅調と見るのは、これまでの下落からの自律反発という上昇要因が、対ドル円高への多少の振れという下落要因を、僅かの差で上回ると考えるからです。

 ほぼ前日終値の水準で始まったダウ平均株価は、9月のISM非製造業景況感指数が50.9と、コンセンサスであった50.0を上回ったことを確認すると、上昇基調を鮮明にしました。

20091005

 その基調はほとんど衰えず、112.08ドル、1.18%の大幅高で大引けを迎えました。

 証券アナリストによる投資判断の引き上げもあって、金融株が相場を牽引しました。4.6%上昇したJPモルガン・チェースのザラバの動向が、その様子を示唆しています。

Jpm20091005

 シカゴオプション取引所のVIX指数が6.42%の大幅下落となっており、株式市場を取り巻いていた不安感が、かなり大きく後退したことを示唆しています。

 また、代表的なハイテク指数であるフィラデルフィア半導体指数が2.1%と大きく上昇したことから、ナスダックも0.98%上げています。

 このような展開を反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,795円となっていることから、今日の日経平均株価の寄り付きは9,800円近辺となると見ています。

 ザラバは、これまでの下落からの自律反発という上昇要因と、円高という下落要因のシーソー・ゲームです。その力関係は、寄り付きの水準によって変化すると見ていますが、9.800円近辺での寄り付きであれば、自律反発による上昇要因が優位と考えます。

60a20091006

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2009年10月 5日 (月)

今日の株式市場を振り返る 10月5日

 81円という狭い値幅の中の動きで、元気のないマーケットでした。

 ほぼ前日終値の水準で寄り付いた日経平均株価は、前場では一時19円高となる無難な展開でしたが、後場になると調整色が強まり、結局57.38円、0.59%安で引けました。

20091005

 後場に急に調整色が強まったことに、特別な理由があったわけではなさそうです。トヨタのザラバ動きを見ると、後場になって低迷が顕著になっていますから、やはり対ドル円高が重石となったと見られます。

20091005_2

 日経平均株価への寄与度が高い東京エレクトロンなどハイテク株の動きも同様です。

20091005_3

 一方で、9月の既存店売上高が大幅に増加したと発表したファーストリテイリングの株価が15%弱も上昇して、マーケットを下支えました。

20091005_4

 たしかに元気のないマーケットではあったのですが、懸念していた証券や銀行セクターが反騰に転じたことや、ファーストリテイリングに見るように、好業績につながる指標に対する株式市場の強い反応が印象的でした。

 問題の対ドル円高については、すくなくとも急激な円高方向への振れがなくなり、落ち着いてきたように見えます。もちろん予断は許さないのですが、今後多少でも円安方向に動けば、内需関連セクターが相場を支える展開期待できそうです。

60b20091005

 アジア市場はマチマチ動きでしたが、GLOBEXではダウ(+39ドル)、ナスダック(+10ポイント)ともに堅調な動きです。

 米国では9月のISM非製造業景況感指数の発表が予定されています。50.0と前月の48.4から改善するというのがコンセンサスとなっています。

 このまま米国市場が堅調に推移すれば、明日の日経平均株価はある程度の反発が期待できそうだと考えているのですが、果たしてどうでしょうか?

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今日の日経平均株価は? 10月5日

 今日の日経平均株価は、多少低目に寄り付いた後、ザラバは小動きを想定しています。ただし、先週金曜日の大幅反落からの反動は十分に考えられるため、上昇にも対応できるようにするつもりです。

 シカゴのCMEでの日経平均先物価格(円ベース)9,695円をメドに、9700円付近での寄り付きとなりそうです。

 先週金曜日に大幅に下落したあと、米国では、厳しい雇用統計にもかかわらず、株式市場が意外に底堅く推移しました。また、ドル円も円高水準ながら、一応落ち着いた動きです。

60a20091005

 したがって、今日のザラバでは、先週の下落からの反動高も十分考えられるのですが、その一方で、相場を引き上げる牽引役が鮮明ではありません。

 政府の返済猶予制度や、自己資本強化のためのファイナンスに対する懸念が、金融セクターの株価の頭を抑えそうです。半導体などハイテクの一部には、回復のニュースもありますが、株価はすでに先行して上げており、円高であることもあって、ハイテクセクターに大きく期待するわけにもいかないようです。

 今日は重要な経済指標の発表はありません。

 というわけで、ザラバは小動きを想定しながらも、先週の下落からの反動高の可能性も頭に入れておくというスタンスです。

 FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間たち」に寄稿した「注意報解除!(その1) : かかし」をご参照願えれば幸甚に存じます。

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グローウェルホールディングス(3141):健美操

 ドラッグストアを展開して売上高が伸びている企業をご紹介致します。

 グローウェルホールディングスは来年度にも売上高2000億円に届きそうです。その前身であるグリーンクロス・コアの2001年にジャスダック上場時の売上高は約230億円でしたので、10年足らずで10倍近くの規模に拡大したことになります。

  ドラッグストアへの参入は創業者の鈴木会長が50歳の時でした。埼玉県春日部市の商店街で薬局を経営していた時に、自分の薬局のお客だと思っていた人が別のドラッグストアで安い薬を買っていたことを知りショックを受け、自身でもドラッグストアの展開を始めます。

 そこから約20年前でここまで会社を大きくしました。 スピード成長の原動力は合併で、既に10社を超える同業他社との統合を行いました。最近では静岡と茨城の有力ドラッグストアと経営統合し、今度は大阪にも攻め込むなど、むしろスピードが加速しています。

 一国一城の主であるドラックストアのオーナーを取り込めたのは、被合併会社を厚遇したことによります。また、薬剤師の待遇が良いなど、吸収される会社の従業員が喜び明るい店作りに結びつく配慮もしています。

  一方で、さいたま市のウェルシア関東(グリーンクロス・コアから社名変更)の本社は質素な造りです。周囲の人々を厚遇しながら自らは質素に振る舞い、会社が大きくなることに集中している、この実行力は迫力があります。

 規模だけでなく収益性の面でも、調剤の併設と深夜営業という優れたビジネスモデルを有しています。地域が離れていてもこのビジネスモデルの移植により統合した会社の経営に改善効果が現れています。

 また、既存店売上も平成15年以降は約7年間で1ヵ月だけしかマイナスになっていません。 

  2部上場のためか流動性が低いのが難点ですが、じっくり安い時を狙って長期の成長を楽しむのがふさわしい銘柄だと思います。

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2009年10月 4日 (日)

ご連絡

 先ほどの記事「予想外に好調だった8月の米国在庫循環モメンタム」に関連する記事を、ブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に投稿しました。明日(5日、月曜日)朝7時に配信される予定です。

 内容的には似ているのですが、今後の株式市場の見方について多少詳細にお話しています。もしお時間があれば、是非ご参照いただければと存じます。

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予想外に好調だった8月の米国在庫循環モメンタム

 先週金曜日に、米国商務省が8月の出荷・在庫・受注統計を発表しました。株式市場な調整の気配を見せる中で、弱い指標が出てくるのではないかと気懸りだったのですが、予想に反して堅調でした。

 製造業出荷は前年同月に比べて18.30%の減少でしたが、7月には20.66%下回っていました。一方、製造業の在庫は前年同月より11.61%低く、厳しい在庫圧縮が続いています。7月は10.49%の低下でした。

 この結果、出荷の増減率から在庫の増減率を差し引いた在庫循環モメンタムは-6.69[-18.30-(-11.61)]となりました。7月は-10.18でしたから、3.49ポイント上昇したことになります。

 図にすると、この動きが鮮明になります。赤い太線が製造業の在庫循環モメンタム。それを構成する出荷は細い実線、在庫が細い点線で示されています。

20091005 

 この指標にこだわるには理由があります。株式市場との連動性がきわめて高いのです。

20091005_2

 つまり、在庫循環モメンタムが上昇を続けている局面では、株式市場の調整があったとしても、一時的なものにすぎず、基調は上昇を維持する可能性が高いと見られます。

 となると、注目すべきは日米の株価の連動性の高さです。

09030910020091005

 米国株式市場の調整が一時的なものであるならば、日本だけが本格的な調整局面に入ると考えるのは極めて不自然です。

 したがって、皮肉なのですが、先週金曜日の日経平均株価が見せたような、凍りついてしまった様なマーケットは、むしろ悲観的なセンチメントが十分に行き渡り、一段の下げ余地が小さくなっていることを示唆しているのかもしれません。

9220091005

 というわけで、シカゴの日経平均先物価格(円ベース)が9,700円であるため、寄り付きは低めかもしれませんが、株価回復の展開にはすぐについていけるような体制をとっておこうと考えています。

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2009年10月 3日 (土)

今日米国市場を振り返る 10月2日

 おはようございます。今日はこれから外出するので、深夜にあらためてご報告しますが、とりあえず簡単に。

 ダウ平均株価は21.61ドル、0.23%の下落となりましたが、9月の雇用統計が期待外れであったことを考えれば、堅調であったと思います。

20091002

 非農業部門雇用者数が26万3千人と、コンセンサスであった17万5千人を大きく上回る現象となりました。失業率は9.8%と事前予測どおりでしたが、26年ぶりの高さです。

 また、8月の製造業受注指数も0.8%低下と、前月並みとしていた予測を下回りました。

 このようなことから、ダウ平均株価は寄り付き直後から急落したのですが、すぐに切り返しに転じました。10時半頃には、ほぼ前日終値の水準に復帰しています。

 金融株の堅調さが目を引きました。

Jpm20091002

 そして午後1時過ぎから3時前まではプラス圏での推移でした。引けにかけて手じまいに押されたものの、決して軟調さを感じた展開ではありませんでした。

 このような状況を反映して、シカゴの日経平均先物価格(円ベース)は9695円となっています。多少円安方向に為替が戻したこともあり、月曜日の日経平均株価が大きく下落して始まることは避けられそうだと見ています。

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2009年10月 2日 (金)

今日の株式市場を振り返る 10月2日

 底を這うようなマーケットでした。

 日経平均株価は130円安で寄り付いた後、一段と値を下げて、10時過ぎからは底値に張り付いたような状態を呈し、そのまま246.77円、2.47%の大幅下落で大引けとなりました。

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 8月の失業率が5.5%と、コンセンサスであった5.8%を下回ったのですが、マーケットには目に見えるインパクトはなかったようです。

 また、対ドル円レートが後場に多少円安方向に戻す動きをしたことも、何の影響も見られませんでした。

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 やはり、9月のISM製造業景況感指数の悪さから急落した米国株式市場の影響に、日銀短観によって改めて確認された米ドルに対する円の水準の高さに対する懸念が相乗効果となった結果が、今日の日経平均株価の低迷の背景だと考えています。

 ディフェンシブの代表ともいえる電力・ガスや、典型的な円高メリット・セクターの紙パルプが上昇率上位に顔を出しており、円高を引き金の一つとする市場センチメントの悪さを物語ります。

 また、米国市場と同様に、半導体関連銘柄の低迷が目につきます。日経平均寄与度の高い銘柄が多いだけに、今日のマーケットの低迷を説明する重要な要因でした。この点に関しては、9月24日に書いた「好調な半導体関連銘柄をどう見る?」をご参照いただければと存じます。必ずしも意外な展開ということではないと思っています。

 アジア市場では、休みの上海、インドを除いて、全体に大きく下げました。香港は2.77%と日経平均株価を上回る下げ幅になっているのが目を引きます。

 GLOBEXではダウ(-29ドル)、ナスダック(-4.75)ともに下げています。下げ幅は、ほんの少しですが縮まっているように見えます。

 今日は9月の雇用統計が発表されます。前月には21万6千人減少した非農業雇用者数が17万5千人の減少と改善する予想なのですが、果たしてその通りになるか、多少不安を持って見ています。失業率のコンセンサスは9.8%。こちらは前月の9.7%から若干上昇する見通しです。

 月曜日の日経平均株価の動向を読む上でも、この米国の雇用統計が極めて重要であると思っています。

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今日の日経平均株価は? 10月2日

 米国株式市場の下落と対ドル円高方向への振れに加えて、株式市場を押し上げる特別な要因も見当たらないことから、今日の日経平均株価は軟調な展開を想定しています。警戒態勢で臨みたいと思います。

 寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)の9810円としています。

 その水準を大きく下回る寄り付きであれば、ザラバで多少の戻りが期待できますが、後場になると8月の雇用統計を控えた米国のGLOBEXの動きに影響されそうですし、週末の手じまいの動きもいつもより鮮明になる可能性もあります。

 ダウ平均株価は203ドル、2.09%下落しました。

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 週間の新規失業保険申請件数が55万1千件と事前予想の53万5千件を大きく上回ったことに加えて、9月のISM製造業景況指数も52.6とコンセンサスの54.0に届きませんでした。

 特に、ISMの指数は前月比に比べて上昇予想であったものが、一転しての下落でしたから、株式市場に大きなショックを与えたようです。

 株式指標は寄り付き直後に急落した後、反転の兆しもないままにダラダラと下げたという印象です。

 JPモルガン・チェースのザラバの株価推移が、今日の市場の雰囲気を示しているようです。

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 ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が4.8%と大きく落ち込んでおり、ナスダックの下げも3.06%に達しています。

 ダウ、ナスダックとも、引け後の時間外でも軟調な推移です。

 このような米国市場の展開に加えて、対ドル円レートが円高方向に触れる気配を見せているため、今日の日経平均株価に対しては警戒が欠かせないようです。

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 8月の失業率と有効求人倍率、そして家計調査がもうすぐ発表されます。9月のマネタリーベースがそれらに続きます。

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2009年10月 1日 (木)

チェルト(3354) : 健美操

イオンの堅実な子会社株をご紹介します。

 チェルトはジャスコ(現イオン)の商事部門からスタートし、分社後も物流と店舗資材を担当しています。グループ内企業なのですが甘えがありません。それどころか低価格化を推進するイオンから次々と厳しい要求が突きつけられ、それに応えるべく鍛えられて、コスト面で強い会社になりました。

 

イオングループ外でも顧客開拓を始めたところ、順調に増えています。もともとイオンには圧倒的な物流量があるので、それに乗っかることによって規模のメリットが発揮されました。現在ではグループ外顧客の売上高が全体の約半分を占めるまでになっています。

 

 また、「混合機」という自動販売機の運営も行っています。複数の飲料メーカーの売れ筋商品を一台にまとめた自動販売機で、国内ではチェルトが初めて展開しました。ただ、今年については、自販機事業は価格低下と天候要因で伸び悩んでいます。

 財務面も強固です。無借金経営であるだけでなく、多額の余剰資金を親会社のイオンに預けている親孝行な子会社です。

 配当利回りも高く(約4.5%)バリュー株としても申し分ないですが、実は成長性にも期待しています。現在の売上高は約700億円ですが、近い将来1000億の事業規模が目標のようです。確かに、イオンという巨大グループ内での同社の役割、順調な顧客開拓、また取扱商品が着実に増えていることを考慮すると売上高1000億円のイメージが湧いてきます。現在長期成長を見据えた施策が着々と進行中です。 

 

 好材料が多い銘柄で、足元の配当利回りと、長期的成長に対する期待の両面から腰を据えて保有するのに面白い銘柄だと思います

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今日の株式市場を振り返る 10月1日

 日銀短観の大企業製造業業況判断は-33とコンセンサスどおりで、前回から15ポイント改善しました。また先行き判断は-21と、事前予想の-26よりはマシな数字です。全般的に見れば、決して悪くない内容だったと思います。

 にもかかわらず、日経平均株価は60円安で寄り付いた後、下落を続け、1時半前には168円まで下げ幅を拡大しました。戻りらしい戻りもないままに、154.59円、1.53%の下げで終えています。

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 やはり、現在の為替環境では、1ドル94.50円をベースとする日銀短観の内容を株式市場がそのまま受け入れるわけにはいかなかったようです。

 8月の商業販売統計速報も、コンセンサスよりは良かったのですが、やはり殆ど無視されてしまいました。円高による経済的ダメージに対する懸念が背景にあると考えています。

 そのドル円は、ザラバでは僅かに円安方向に振れたのですが、1ドル89円台後半での推移でした。

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 個別銘柄では、政府がサポートの姿勢を鮮明にしたことが好感されて、JALが5.3%と大きく上昇するのが目につきました。

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 アジア市場はマチマチです。上海、台湾、インド、マレーシア、インドネシアが上げ、韓国、香港、シンガポールなどが、日本と並んで下げています。

 GLOBEXでは、ダウ(-21ドル)、ナスダック(-7.25ポイント)ともに下げに転じてきました。今日は8月の個人所得と支出、PCEデフレーター、週間の新規失業保険申請件数、9月のISM製造業景況指数、8月の建設支出と中古住宅販売(契約締結後、引渡前の件数)など、重要な経済指標が目白押しです。

 さらに、金曜日には9月の雇用統計、8月の製造業受注指数が待ち構えています。

 米国の展開が予断を許さないことに加えて、為替の動向からも目を離せない状況のため、正直なところ、明日の日経平均株価のイメージも現時点では浮かんできません。

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今日の日経平均株価は? 10月1日

 シカゴの日経平均先物価格(円ベース)が10,010円となっていることから、今日の日経平均株価は安く始まりそうです。

 ザラバの展開は、これから発表される9月の日銀短観、8月の商業販売統計の速報などに大きく影響されるため、予想は難しいところです。イトーヨーカ堂が一部の店舗の閉鎖を検討しているという報道もあり、小売関連の動は気になるところです。

 ただし、寄り付きがシカゴの日経平均先物価格を大きく下回るようであれば、むしろ積極的に超短期で買いのタイミングを見つけたいと個人的には考えています。

 ダウ平均株価は29.92ドル、0.31%安で終わっています。起伏の激しいマーケットでしたが、それほど弱かったという印象はありません。

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 4-6月のGDP改定値は無難でしたが、9月のADP全国雇用者数の減少が事前予想よりも大きく、、金曜日の雇用統計に対する不安を掻き立てたようです。

 加えて、9月のシカゴ購買部協会景気指数が、52.0というコンセンサスに対して、46.1となったことが、マーケットにショックを与えました。

 このため、ほぼ前日終値近くで始まったダウ平均株価なのですが、10時ごろには133ドル強まで下げ幅を拡大しました。

 しかしながら、そこから切り返して、1時近くには35ドル弱の上げとなっています。原油をはじめとする商品価格の上昇から、資源エネルギー株が戻しました。シェブロンの株価がそれを示しています。

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 加えて、フィラデルフィア半導体指数が0.85%上昇しており、ハイテク株もザラバで戻しています。TIの株価はこのようになっています。

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 このような展開ですから、引け前に多少値を崩したとはいえ、ダウ平均株価が弱かったという印象は強くありません。

 すでに指摘しましたが、今日の日経平均株価にとっては、海外要因より国内要因が重要という気がします。

 ドル円には大きな動きは見えません。今日の日経平均株価には依然として重石という感じなので注意しようと思っています。

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