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2009年10月11日 (日)

TAC(4319) : 健美操

ユニークな経営者をご紹介致します。

TACの斉藤社長は、当時の超人気企業の内定を辞退してから公認会計士受験を思いつき挑戦します。当時の資格受験は大変な事でした。大学の同級性が一流会社の社員として意気揚々とする中で、独学から始めて上京し、極限の受験生活を送ります。

合格後も監査法人には入らず、ふとしたきっかけで会計士受験指導校を起業する道を選びます。ここでも大変な苦労を重ねますが、大学生向ダブルスクールの開拓や社長自身が人気講師として活躍できたことで成功を収めます。これが現在のTACです。

 

計画性のなさと、走り始めてからの凄まじい努力の2面性はどこか不器用なようですが、結果的には良い答えをもたらしました。「人生は万事塞翁が馬で、何がよくて何が悪いのかは後にならない限り分からない。」こんな経営者の考えが浸透している会社です。

 

さて、上場直後のTACは上場企業としては不慣れで、投資家の不評を買うことがありました。あまりにも寛容な株主優待制度を導入したり、掲げた配当性向に沿って律儀に減配を行ったり、また正確な会計処理が逆に投資家に誤解を与えたことまでありました。

ただ、これまでに問題点は解決されています。

現在では着実な成長への施策を実行中です。法人研修事業は、個人教育で使用した教材や講師をそのまま使えるので利益率の良いビジネスです。また、会計・法律・語学は資格の3大分野ですが、既に会計での地位を固めて今後は司法講座など法律分野の拡充を図っています。

教育産業においては、好景気時に他人に遅れたくないという受講者が増えますが、不況下では難しい一面があります。しかし、TACの強さは不況下でも発揮されます。専門家志向の資格対策講座は底堅く、民間企業の採用が冷え込む中では公務員試験対策講座が好調です。

そろそろ上場会社としてのTACの経営も、がむしゃらに走る段階を終えて、本質が見える段階に入ったようです。同時に、上場来もたついていた株価にも反撃の兆しが見えて始めていると期待しています。

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