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2009年11月11日 (水)

今日の株式市場を振り返る 11月11日

 為替に対する恐怖心がマーケットを覆った一日だったという印象です。

 ダウ平均株価が急騰の翌日にもかかわらず、反落もなく小高く引けたことから、日経平均株価は19円高で寄り付きました。9時半過ぎには上げ幅を78円まで拡げたのですが、それが今日の高値となりました。その後は一転して調整局面となり、午後2時過ぎには20円安まで下落しました。大引けは若干持ち直して0.95円、0.01%高と、かろうじてプラスで終えました。

20091111

 寄り付き直後の堅調さは、ダウ平均株価上昇の影響に加えて、9月の機械受注がコンセンサスを上回ったことが貢献したと見ています。

 ところが、その堅調さが続かなかった要因は為替だったようです。今日一日の対ドル円レートの動きを振り返ると、株式市場がオープンしている間だけ、申し合わせたように円高に振れています。B20091111_2

 一時、前日終値を割り込んでしまった後場の動きに注目すると、株価と為替がきれいに連動している様子が浮かび上がります。

20091111_3 20091111_2

 この高い連動性の背後にあるのは、円高というよりも、ドル安に対する恐怖心なのではないかと、個人的には、見ています。

 米国が、「強いドル」に対する具体的な手だてを講している様子を見せていないわけですから、やむを得ないのかもしれません。

 中国の一連の経済指標は、強いものが多かった印象があるのですが、すでに株式市場には織り込まれていた様子で、発表後には利食いが優勢になったことも、日経平均株価の足を引っ張ったようです。

 というわけで、好業績で株価を伸ばし続けているファーストリテイリングと、7-9月の純利益が事前予想を大きく上回ったトレンドマイクロの2銘柄の寄与なければ、日経平均株価は16円強の下落となっていたようです。

 アジア市場は上海を除いて上げています。とくに、インド(+1.6%)、香港(+1.2%)、韓国(+1.0%)などが好調でした。一方、日本の停滞ぶりが目立ちます。

 米国はベテランズ・デーという祝日ですので、経済指標の発表はありません。債券市場も休みです。ただし、株式市場と商品市場は通常どおりなのだそうです。CNNのデータでは、米国市場の時間外はかなり大きく上昇しています。ダウが61ドル、ナスダックが11.5ポイントの上げです。

 この状況が続けば、明日の日経平均株価は高く始まりそうです。ただし、前場好調、後場調整、その原因は為替という展開が最近は恒例になっているので、注意しようと思っています。

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