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2009年11月

2009年11月30日 (月)

今日の株式市場を振り返る 11月30日

 「ドバイショック」がとりあえずの落ち着きを見せ、先週末の欧州市場が上昇に転じ、米国市場も意外な健闘を見せたことから、今日の日経平均株価は大きく反騰しました。

 ただし、ドバイ・ワールドをめぐる問題が解決したというわけではないので、油断大敵のようです。今日の欧州と米国は再び調整の気配です。

 107円高で寄り付いた日経平均株価は、ザラバでさらに勢いを増し、10時過ぎには200円を上回る上げ幅になりました。後場には多少弱含む局面もあったのですが、引けにかけては、月末のお化粧買いもあったもようで、一段と上昇幅を拡大して、264.03円、2.91%の大幅高で終えました。

2009113

 対ドル円レートは、ザラバでは円高方向に振れたのですが、1ドル86円台半ばでの推移で、一時84円台に突入した先週末に比べれば、大幅な円安であったことが株式市場の高騰を支えました。

A20091130

 不動産や金融を先頭に、東証33業種がそろって上昇しています。

 アジア市場も総じて堅調です。シンガポールとマレーシアを除いて上げています。特に、香港(+3.3%)、上海(+3.2%)の高い伸びが目立ちます。

 しかしながら、気になるのは欧州。英国(FTSE)を除いて総じて下落しています。その英国も上げ幅を急速に縮小しています。国際商品価格の下落を背景に、エネルギー関連が軟調であるようですが、どうも、ドバイ問題の影響があるようです。

Ftse20091130

 この問題は、一応の落ち着きを見せたとはいえ、全貌が明らかにされたわけではなく、流動性の不安も依然として解決されたわけではありません、今日のドバイの株式市場は7.3%と大きく下落しており、ザラバの動きも底値を這うような感じでしたので気懸りです。

 GLOBEXではプラスで推移してきたダウが-20ドルと下落に転じてきました。ナスダックは+1.25ポイントとなっていますが、プラス幅は縮小しています。

 欧州市場と同様に、ドバイ問題が影響していると見られます。今日は、11月のシカゴ購買部協会景気指数の発表が予定されています。 

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今日の日経平均株価は? 11月30日

 今日の日経平均株価は高めの寄り付きになりそうです。ザラバは、為替に大きな変動がなければ、堅調気味な小動きを想定しています。

 先週末のCMEでの日経平均先物価格(円ベース)9,200円を寄り付きのメドとしています。

 ザラバは、為替の動きで大きく振れる可能性は否定できないのですが、堅調気味な推移を期待しています。

 ドバイ問題で揺れた欧州市場が27日には落ち着きを取り戻し、ダウ平均株価がザラバで意外ともいえる大きな反発をみせたことが、日経平均株価には織り込まれていないことが、今日のザラバを堅調気味と予想する基本的な背景です。

 ただし、堅調とはいえ、円高への恐怖心が強く、マーケットのセンチメントは弱く、相場の頭は抑えられがちなために、小幅な値動きにとどまると考えています。

  ドバイの問題は、週末の動向から見る限り、状況は落ち着いているようです。地元の報道を見ても、「市場は過剰反応」(Gulf News)、「アブダビのサポートが期待できる」(Zawya)などと冷静なようです。基本的には、ドバイの問題であり、カタールやアブダビの体質は強固なため、問題の拡大は避けられると考えているように見えます。

 また、カタールのドーハにある Al Jazeera社は、ドバイワールドの報道で、資金繰り問題と同じくらいの時間を、ゴルフ大会(Dubai World Championship)のスポンサー賞金が削減されたことに対するコメントに割いていました。

 ということで、金曜日の日経平均株価を大きく引き下げた理由の一つについては、とりあえず大きな心配はなさそうです。

 しかし、為替の問題は予断を許さないようです。対ドル円レートが円高に振れていることに加えて、ドバイ問題から対ユーロ円レートも円高に動いたためです。円の独歩高と言うことであれば、日本独自の市場介入では効果が限定的になってしまうため、介入の可能性が小さくなってしまうのが気懸りです。

 今日は、10月の鉱工業生産指数の速報値、住宅着工統計、毎月勤労統計調査など気になる指標は発表されます。白川日銀総裁の名古屋での講演にも注目しています。

 もしお時間が許すようであれば、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への投稿記事「『注意報再解除!(その4)』」をご覧いただければ幸いに存じます。

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2009年11月29日 (日)

菱食(7451) : 春 研一

 株式市場全体は再び悲惨な状況です。幸いなことに私の推奨銘柄は基本的にディフェンシブ中心ですので、無傷というわけには行きませんが、傷は浅い感じです。
   
 中には、なんでお前だけそんなに上がるんだというような銘柄もあります。ただし、念のため言っておきますが、私の推奨銘柄は、相場がどんどん上がるようなときは、市場に負けることが多いので、そのつもりで見ていてください。
   

 私がスケアクロウ投資経済研究所に投稿を始めたときの最初の銘柄が、加工食品卸売業2社の菱食(7451)と加藤産業(9869)でした。

816http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-7805-1.html
818http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-9222.html

 
 その後、チャートにあるように菱食はうまい具合に上がったのですが、加藤産業が出遅れており、
9月期決算での増額修正の着地を見込んで、菱食から加藤産業へのスイッチを提案しました。

1021http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/9869-728c.html
20091129_3 

 その後、両銘柄とも調整局面があったのですが、加藤産業は決算発表後に一呼吸おいて上昇して現在に至っています。現在の株価は、このご時世にもかかわらずここ3年来の高値水準となっています。

 今回は、直ちにというわけではないかもしれませんが、ぼちぼちまた逆に加藤産業から菱食へのスイッチを考えています。
   

 加藤産業の099月期決算は事前の会社予想営業利益の25%増益予想に対して、実績は46%増益となり、今期予想も6%増益というものでした。株価が上がったとはいうもののPER14.4倍、PBR1.02倍ですので、割高感があるとは言えません。しかし、このまま一本調子の上昇はいくらなんでも難しいのではないでしょうか。
   

 一方、菱食の場合、第4四半期が10-12月期で収益ウエイトが圧倒的に高いため、確約はしにくいのですが増額修正での着地の可能性が高いでしょう。通期の会社計画の営業利益が29%増益であるのに対して、第3四半期までの累計が2.9倍となっています。

 仮に会社予想通りで着地したとすると、第
4四半期は19%減益ということになります。食品卸業界は依然若干ながらも回復途上にありますので、最低でも微増益は確保できるでしょう。

 すると、営業利益は会社計画の
29%増益に対して、47%増益となります。そのため、来年2月初旬の決算発表前の1月中には仕込んでおきたい株のひとつです。
   

 ただし、どちらの株も注意が必要なのは、流動性が低く、一日のうちでも株価が乱高下することです。基本的にポジティブなスタンスで、うまく立ち回れば、本当に何度も回転できる株です。向こう2ヶ月間で、安いところを仕込んでおくことで、きっと報われることでしょう。

 なお、業績好調な背景は、
8月の記事を参考にしていただきたいと思います。そのときと比較すると、ここから先はやや業績変化は小さくなる局面を迎えていますが、引き続き増益基調が見込まれます。

 

なお、ファンダメンタルと株価の関係の分析方法を紹介するブログ「春研一:株式投資をファンダメンタルから極めるhttp://ameblo.jp/halariga/」を運営していますので、興味ある方はお立ち寄りください。
      

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2009年11月28日 (土)

ご連絡

 毎週のことなのですが、月曜日(30日)午前7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「『注意報再解除』(その4):かかし」が掲載される予定です。

 先週の日経平均株価は4.4%の大幅下落になってしまったのですが、その7割強にあたる3.2%は金曜日わずか一日の下げによるものでした。

 そこで、金曜日の下げの分析を重点にして、為替に対する見方も加えてみました。

 実は、今回の内容の多くは、すでに毎日の市場コメントで言及しているものであって、目新しいものは含まれていません。ただ、バラバラにご報告していたものを、自分なりにまとめていますので、何らかのご参考になれば幸いです。お時間が許すようであれば、是非ご覧ください。

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米国株式市場を振り返る 11月27日

 どうも金曜日の日経平均株価は下げすぎであったように見えます。

 ダウ平均株価は154.48ドル、1.48%の大幅な下落で終えています。しかし、ザラバの動きを見ると、寄り付き直後に233.15ドル安まで落ち込んだ後は大幅な上昇に転じています。11時近くには95.3ドル安となっていますので、底値から138ドル弱上昇したことになります。引け前は手仕舞いに押されたものの、意外に底堅さを感じさせる展開でした。

20091127

 本格的なクリスマス商戦入りとなりますが、ターゲットの堅調な動きが目を引きました。

Tgt20091127

 寄り付き直後の大幅下落を引き起こしたドバイワールドの資金繰り問題に端を発する世界的な株安の懸念については、決して予断を許さないのですが、少なくとも欧州は落ち着きを取り戻しています。1%弱反発した英国(FTSE)のザラバの堅調な動きがそれを示唆しているようです。

Ftse20091127

 もう一つ注目したいのがVIX指数。21.3%と大きく上昇しています。投資家のリスク許容度が低下して、リスクマネーが商品から引き揚げられたようです。金や原油価格が大きく低下しました。

Vix20091127

 VIX指数の下落がドル・キャリー・トレードを促して、米ドル安、つまり円高を加速させてきました。ということは、VIX指数の上昇は、ドル・キャリーの巻き戻しと米ドルの反騰を意味するわけですから、対米ドル円高に苦しんできた日本の株式市場にとって必ずしも悪いことではなさそうです。

 その対ドル円レートは現在小動きにとどまっています。これからの動向に注目したいと思います。

A20091128

 以上を勘案すると、月曜日の日経平均株価は反発して寄り付きそうな気配です。CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,200円。金曜日の日経平均株価の終値9,081.52円を大きく上回っています。

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2009年11月27日 (金)

今日の株式市場を振り返る 11月27日 (改訂版)

 米国は感謝祭の休日であったのですが、日本は一日中米国に振り回されてしまいました。株式市場には厳しい一日でした。

 下げ止まりを見せない米ドルに対する恐怖心に加えて、ドバイワールドの資金繰り不安を背景に、欧州市場が大きく下落したことから、日経平均株価は126円の大幅安で始まりました。

20091127_3

 ザラバは軟調ながらも無難に推移しているように見えたのですが、GLOBEXでのダウやナスダックの低迷が引き金となって、2時ごろから一段と下落して301.72円、3.22%の大幅下落で大引けを迎えました。

 、対ドル円レートは、今日もマーケット開始前に突然大きく円高に振れ市場心理を一段と冷やしたように見えます。

B20091127_2

 アジア市場も大きく下げました。香港(-4.8%)、韓国(-4.7%)、台湾(-3.2%)の下げが目立ちます。どうも、日本だけが特別であったということではないようです。

 GLOBEXでは、ダウ(-200ドル)、ナスダック(-40.25ポイント)ともに大きく下げています。ただし、双方とも下落幅は多少縮小しているようです。

 前日に大きく下げた欧州市場は上昇に転じてきました。フランス市場のザラバの動きに見られるように、基調はかなり底堅く見えます。

Cac20091127_2

 この欧州の動きを見る限り、米国市場の動きは予断を許さないにしても、世界同時株安の本格化は避けられそうな様子です。

(追伸)きょうは夕方から外出しており、この記事のために十分な時間がとれませんでした。週末に改めてご報告します。

     

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米国市場が時間外で大幅下落

 GLOBEXでは、ダウ(-250ドル)、ナスダック(-54.25ポイント)と大幅に下落しています。下落幅は拡大しています。日経平均株価の大引けにかけての下げは、この動きに影響されたと見ています。

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「介入リスク」との戦い?

 ちょっと一言。気軽なコメントとして聞き流してください。

 対米ドルで円が「秩序ある」動きを越えるペースで上昇する中で、「介入リスク」との戦いが重要なポイントになってきそうです。

 ここで言う「介入リスク」とは、為替介入の瞬間に為替水準が大きく変動すると同時に、株価が非連続的に水準訂正されることを意味しています。

 非連続的ですから、その瞬間にどのようなポジションを持っているかですべてが決まります。

 円安への水準訂正であれば、日本株は持っている必要があるでしょうし、「持たざるリスク」を意識せざるを得ません。

 売り持ちであれば、これまでの累積的な利益を実現する時間的な余裕がないままに、一瞬にして損失を抱え込むという事態にもなりかねません。

 「介入」の現実性や可能性については様々な議論があります。それはともかくとして、「リスク」の一つとして念頭に置いておくことは必要な気がします。

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日米の株価乖離について

 先ほど、「今日の日経平均株価は? 11月27日」のなかで、日経平均株価とダウ平均株価の動きに乖離が拡大していると指摘しました。

 その乖離はこのようになっています。その背景が、現在のような為替の動きを予期して織り込んでいるとしたら、今日の日経平均株価のザラバの展開は注目です。

20091127

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今日の日経平均株価は? 11月27日

 今日の寄り付きは厳しい下げとなりそうです。ザラバもマーケットを引き上げる要因が見えないため、軟調な展開を予想せざるを得ません。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,220円を寄り付きのメドとしています。

 今日は、10月の全国消費者物価指数、完全失業率、家計調査、有効求人倍率、商業販売統計速報など重要な経済指標の発表が続きますが、やはり為替動向がマーケットにとっての最大の注目点となりそうです。

 対ドル円レートは現在は小動きですが、円高基調に変化はなく、予断を許しません。

A20091127

 しかも、対ユーロでも円高への振れが目立つのが気になります。

A20091127_2

 円高に対して政府が何の政策的な対応手段も行使する意思を(能力も?)持ち合わせていないという安心感のようなものがグローバル・マーケットにあるわけですから、ドル安の受け皿とならざるを得ない状況が続きます。

 とすれば、株式市場は上がろうにも重石が大きすぎて上がりようがないということになります。ザラバも軟調な展開と見ざるを得ません。

 多少期待を持っていたヨーロッパの市場は大きく調整しています。ドイツ市場も、ザラバでは多少の落ち着きを見せていたのですが、大引けにかけて一段と下げてしまいました。マーケット・センチメントの弱さが鮮明です。

Dax20091127

 今日は悲観的な論点ばかりになってしまいましたが、実は、10月末以降、ダウ平均株価の上昇が続く中で、日経平均株価が下落して、両市場の乖離が不自然なほど大きく拡がったことに注目しています。

 もし、この乖離が、現在の状況を予知して、あらかじめ織り込んだ結果であるとするならば、今日のザラバにそれが現れるかもしれないという期待を持っています。

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2009年11月26日 (木)

訂正のお願い

 先ほど投稿した「今日の株式市場を振り返る 11月26日」に目に余るミスがありました。ご迷惑をおかけします。

 本文の3行目 (誤)FMOC → (正)FOMC

 ファーストリテイリングのチャート 右側の画面の修正忘れで見苦しい。

以上です。よろしくおねがいいたします。

 

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今日の株式市場を振り返る 11月26日

 為替に振り回されることに馴染んでしまった目には、いつもと違う印象の強いマーケットでした。

 米ドルが、FMOCの言う「秩序ある」動きとはとても思えないほど急ピッチに下落したことを受けて、日経平均株価は85円安で寄り付きました。ところが、意外にも、その後株価は前場の終わりにかけて100円強の上昇を見せました。

20091126

 後場に入ると、米ドルの下落が一段と進んだため、日経平均株価も値を消したまま、58.40円、0.62%安で大引けとなりました。しかし、ここでも意外な展開がありました。ドルの下落に連動して株価が動かなかったのです。むしろ底堅ささえ感じられるような横ばいの推移でした。

B20091126

 この動きから、株価は米ドル安を既に織り込んでしまったと見るのは楽観的すぎると考えてはいるのですが、少なくとも何らかの理由で米ドルが反発に転じて、円安方向への振れが鮮明になった時に、株式市場の反騰もかなり強烈なものになりそうだということが示唆されたのだと考えています。

 何らかの理由とは、米国の「出口戦略」が示されたり、あるいはドルの暴落を回避するための為替介入が行われた場合など、いくつか考えられます。

 いずれにしても、為替市場から目が離せません。

 今日の日経平均株価が前場に上昇する局面で目を引いたのはファーストリテイリングでした。金価格の上昇を背景に住友金属鉱山も好調でした。

20091126_2

 意外な底堅さを見せた後場には、開発輸入主体で円高の恩恵の大きいニトリが大きく値を上げています。

20091126_3

 興味を引いたのは、円高のダメージが大きいはずの三菱電機が後場に大きく上昇していることです。前日に経営戦略を発表しているのですが、内容的には驚きはなく、上げた理由が明確ではありません。しかし、円安メリット株総売りというほどマーケットが動揺したわけではないと言えそうです。

20091126_4

 アジアは下げています。上海(-3.6%)、インドネシア(-2.8%)、インド(-2.0%)、香港(-1.8%)の下げが目立ちます。

 ヨーロッパも今日は下落です。オーストリア(-2.3%)、オランダ(-2.1%)、ドイツ(-2.1%)などが目を引きますが、全体的にアジアの下落率を上回っています。ただし、ドイツが多少落ち着きを取り戻し、反転の兆しを見せ始めていることに注目しています。

Dax20091126

 米国は感謝祭でお休みです。

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今日の日経平均株価は? 11月26日

 対ドルで円が急騰したことから、今日の日経平均株価は安く始まりそうなのですが、ザラバでは意外に堅調な展開を期待しています。

 CMEでの日経平均先物価格(円ベース)9.400円を寄り付きのメドとしています。

 今日の最大のポイントは為替の動きです。対ドルで円が急騰しているのですが、冷静な対応が必要なようです。

A20091126

 まず注目は、円の独歩高ではなく、ユーロも急騰していること。

A20091126_2

 そして、英国株式市場のザラバの動きが示唆しているように、為替の急激な動きに反応して一時的に調整したのですが、その後は反発しています。ヨーロッパ市場は、オーストリアとイタリアを除いて上昇しました。

Ftse20091125

 つまり、現在の状況は、円の急騰というより、米ドルの急落であることが特徴です。そして、動きが急激であればあるほど、政治的な対処に対する期待感が高まるように思います。そうなれば、為替は突然逆方向へ動く可能性が大きくなる点は注目する必要があるようです。

 しかも「デフレ宣言」した日本も、円急騰が急激であればあるほど、介入が正統化しやすくなる点も念頭に入れておきたいと思っています。

 ヨーロッパの株式市場が堅調であったことに加えて、北米、中南米も上昇しています。

 ということで、日本だけが取り残されることになるかどうかが注目点ですが、私は日本市場も意外に堅調に推移する可能性が高いと見ています。

 ダウ平均株価は30.69ドル、0.29%の上昇でした。

20091125

 10月の耐久財受注がコンセンサスを下回った他は、良好な経済指標に恵まれました。特に、週間の新規失業保険申請件数が事前予想より大幅に減少したことがマーケットを押し上げたようです。

 今日の国内では、日銀の金融政策決定会合議事要旨(10月30日分)が公表されるほかは、重要な指標はありません。

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2009年11月25日 (水)

ライト工業(1926) : 健美操

建設会社をご紹介します。今回は、逆張り的な発想を用いています。

ライト工業は特殊土木を得意とする建設会社で、地盤改良工事と、法面(のりめん、土手の斜面)保護工事を2本柱としています。

地面の下に何が埋まっているかは、掘ってみないと分かりません。地盤改良工事では、予想外の地質に遭遇した時に、その都度柔軟に対応ができるかで真価が問われます。

ライト工業は適切な設計変更を提案する能力に優れ、また工事に使用する機械と工法のバリュエーションが豊富であるため、自社であらゆる対応ができることが強みです。これらを武器にして業界のリーダー的な存在となっています。生放送番組でも予想外の出来事に対して臨機応変に対応できる人への信頼は厚いですよね。

ところで、同社では特殊土木という性格上、公共工事が大きな比重を占めます。現在、公共工事を取巻く事業環境には不透明感があり、関連銘柄は人気がありません。ただし、公共工事の削減は今に始まったことではなく、ライト工業も長い間工事量の減少に悩んできました。

それに対して、とにかく耐えることを選択し、販売管理費などのコストを削減し続けて来ました。この何年にも及ぶ凄まじい努力によって、現在では贅肉のない体質になっていることも、同社の強みです。

さて、内向な公共工事に傾注してきた建設業界ですが、その実用的な技術が世界に求められ始めています。ライト工業も、昨年米国の子会社を通じてアフリカのアンゴラで大型案件を受注しました。今後も海外で安定した受注が出来るかは努力次第ですが、その礎となる技術が認められたことは喜ばしいことです。

今後も公共投資の動向からは目が離せませんが、一方で、高度成長時代に構築されたインフラの中にはそろそろ修繕が必要なものが出始めており、いずれ実需として現れることも期待されます。将来どこかで、技術に優れた建設会社が活躍する環境が整った時のために、覚えておいて頂きたい銘柄です。

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今日の株式市場を振り返る 11月25日

 こんにゃくの上を歩いているような、踏ん張りのきかない日が続いたのですが、今日はようやく地面の上を歩いたという感じでした。もっとも、ぬかるみは多いのですが・・・

 10月の貿易収支の黒字額が予想を大きく上回り、10月の企業向けサービス価格指数も事前予想に比べて前年比のマイナス幅が縮小するなど、良好な経済指標の発表で始まった日経平均株価ですが、前場は方向感の欠けた変動に終始しました。

20091125

 ところが後場に入ると、比較的に鮮明な上昇トレンドを描く展開となり、40.06円、0.43%高で終了しました。寄り付きから60円高の上昇です。

 前場の方向感に欠けた動きの背景は、対ドル円レートの急速な円高方向への振れであると見ています。そして、後場の上昇は、円高への動きが止み、わずかながらも円安方向に向いたことが影響したようです。

B20091125

 典型的な円安メリット銘柄であるTDKの後場の動向が、為替に連動したマーケットの展開を物語っています。

Tdk20091125

 また、デンソーやホンダなど自動車関連株の堅調さが目を引きました。

20091125_2

 為替次第のマーケットという状況が続きます。グラフには示されていないのですが、午後6時20分ごろから急速に対ドル円高が進み、87円半ばになりました。同時に、堅調に推移していた夕場の日経平均先物価格が急速に値を消しています。7時頃からは為替の動きは落ち着きを取り戻してはいるものの、油断もスキもないと言った感じです。

 アジア市場は、インドネシアとマレーシアを除き上昇しています。上海(+2.1%)、香港(+0.8%)の好調さが目立ちます。

 GLOBEXではダウ(+37ドル)、ナスダック(+8.0ポイント)ともに上昇しています。上昇幅は拡大しています。

 今日は、10月の個人消費支出、耐久財受注、戸建て新築住宅販売統計、そして11月のミシガン大学による消費者信頼感指数の確報値など、注目統計の発表が続きます。翌日が感謝祭のため休日になりますので、今日のマーケットの動きは予断を許さないようです。

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ドル円のチャート

 先ほどの「今日の日経平均株価は? 11月25日」の中に、対ドル円レートのグラフを入れ忘れてしまいました。

A20091125

 現在は多少落ち着いていますが、昨晩からの円高への振れが気になります。ふたたび、株式市場の開始直前に円高に振れることを多少心配しています。

 政府の「デフレ宣言」が、対ドル円高に対する具体策を伴っていれば良いと思いますが、期待しないほうがよさそうです・・・・・

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今日の日経平均株価は? 11月25日

 今日の日経平均株価は低く始まりそうです。ザラバも軟調な展開となりそうです。対ドル円安の動きが転換する気配が見えないためです。ただし、マーケットの調整がかなり進んでいることから、小動きにとどまり、急落は避けられると見ています。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,340円が寄り付きのメドとなりそうです。

 ダウ平均株価は17.24円、0.17%の小幅反落となりました。前日に大きく上昇しているため、その反動としては小幅で、むしろ健闘したと言えそうです。

20091124

 経済指標は弱いものが目立ちました。7-9月個人消費の改定値、9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数とFHFA住宅価格指数、11月のリッチモンド連銀製造業指数などはコンセンサスを下回りました。わずかに、11月の消費者信頼感指数が事前予想を上回った程度です。

 そのため、ほぼ前日終値の水準で始まったダウ平均株価は10時過ぎには下げ幅を91ドル強まで拡げました。ところが、ドル安の進行がマーケットを支えました。3時前には一時的にプラスの転じています。金価格が堅調に推移して、産金株であるニューモント・マイニングの株価がザラバで戻たのが目を引きました。

Nem20091124

 加えて、ドル安が米国企業の収益に貢献することが意識されたように見えます。

 VIX指数が3%強下落して、ドル・キャリーを促し、ドル安を促進している点も見逃せません。

Vix2009112400000

 そうなると、問題は今日の日経平均株価です。ドル安ということは、円高の動きが簡単には止まりそうもないことを意味するためです。

 10月の貿易統計と企業向けサービス価格指数などの経済指標の他、内田洋行の決算発表があるのですが、今日も注目は為替動向ということになりそうです。

 すでに株価の調整が進んでいるため、ザラバは軟調ながら小動きと言うのが現在の想定です。総悲観のような雰囲気がマーケットを覆っているために、むしろ過剰な悲観は避けたいと考えています。

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2009年11月24日 (火)

夕場の基調が堅調に 11月24日

 日経平均先物の夕場の基調が堅調になってきました。

20091124_4

 背景には、対ドル円高に振れていた為替が円安方向に揺り戻したことがあるようです。やはり、為替のインパクトが大きいという印象です。

D20091124

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,380円になっています。

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今日の株式市場を振り返る 11月24日

 米国株式市場の上昇で高く寄り付いた日経平均株価ですが、その後は軟調になり、回復の兆しも見せないまま、96.10円、1.01%安で大引けとなりました。後場に下げ幅が拡大しています。

20091124_2

 弱いマーケットでしたが、新しく下げの牽引役が出現したということではないようです。

 大手銀行の貸出債権の質の問題や、増資への懸念が話題になったようですが、耳に新しいニュースというわけではありません。ただ、株価の動きは確かにマーケットに影響したと思われます。

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 上海市場の反落のインパクトがあったもようです。しかし、そもそも上海はこの反落の前に大きく上昇を続けてきています。香港も同様です。

 やはり、いつものことですが、為替の影響が大きかったと見ています。

C20091124

 特に、マーケットの開始直前を見計らったのような対ドル円高が投資家のセンチメントを冷却してしまったようです。そして、午後になると、さらに円高が進んだため、日経平均株価が回復のきっかけをつかめないまま終了したと考えています。

 加えて、マーケットへの寄与度が大きいファーストリテイリングが40円、0.25%の上昇で引けてはいるのですが、ザラバでは一時、340円、2.15%高となっていますから、約300円の落差があります。これがマーケットの下げを加速させたように思われます。ただ、引けにかけての反発は心強い動きではありました。

20091124_3

 と言うわけで、やはり為替の動向が重要なのですが、ドルのキャリー・トレードが続く間は、どうしても対ドル円高が重荷になることは念頭に置かなければならないようです。日本の政策担当者がこの問題にたいしで、全く無策であることが最大の問題であるかもしれません。

 ただし、ドル・キャリーの巻き戻し局面では一転した円安局面も想定されますので、VIX指数や金利動向には引き続き注目する必要があります。

 アジア市場は総じて軟調です。上げているのは韓国(+0.36%)とマレーシア(+0.1%)。その他は下げています。上海(-3.45%)、香港(-1.53%)の下げが目立ちます。ただし、この他には、日経平均株価の下落率を上回っているところはありません。

 GLOBEXではダウ(-27ドル)、ナスダック(-6.75ポイント)ともに下げています。ただし、下げ幅は双方ともに僅かながら縮小方向です。前日の大幅上昇の反動は限定的と見られます。

 今日は7-9月期GDPの改定値、9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数とFHFAによる住宅価格指数、11月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀による製造業指数、さらに11月3日と4日に行われたFOMCの議事録の公開など重要な発表が相次ぎます。

 したがって、米国市場の動向は予断を許しませんが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,335円。ちょっと低目という印象です。

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いつも気になる為替の動き

 今日に限ったことではないのですが、株式市場の開始前30分程度の間に、一生懸命に円を買ってくる人たちがいるようです。かなり頻繁に同じようなことが繰り返されているように見えるので、興味をもって注目しています。

B20091124

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今日の日経平均株価は? 11月24日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。ザラバは、前場は堅調ですが、後場になると多少軟化するのではと見ています。

 米国株式市場が大きく上げたことを受けて、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が9,550円となっています。これが今日の寄り付き価格のメドとなりそうです。

 寄り付き後は、恒例のようなダラダラとした下げがある可能性は否定できないのですが、先週金曜日に見せた底堅さから、比較的に堅調に推移すると考えています。

 ただし、後場はS&Pケース・シラー指数などの指標が控える米国株式市場のGLOBEXでの動きが気になってきますから、多少の調整色が出る可能性がありそうです。

 23日のダウ平均株価は132.79ドル、1.29%と大きく上昇しました。

20091123

 10月の中古住宅販売件数が、季節調整後の年率換算で610万戸、10.1%の大幅上昇になったことがマーケット上昇の引き金になりました。事前予想は570万戸。来年4月までの延長が決まった税の優遇措置が当初は今年11月までであったことに伴う駆け込みの影響がおおきかったようです。

 加えて、ドルがユーロに対して下落したことから、金や原油価格が上昇して、資源エネルギー株の上昇がマーケットを後押ししました。

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 代表的産金株であるニューモント・マイニングが2%強上昇しています。

Nem20091123

 VIX指数が4.6%と大幅に下落して、投資家のリスク許容度が高まり、ドル・キャリートレードが促進されたことに注目しています。リスク・マネーが商品市場に流れ込んでいるわけです。

Vix20091123

 原油価格の上昇から、シェブロンが2.6%弱上げました。

 このような米国市場の状況を反映して、今日の日経平均株価の寄り付きも高いと見ています。

 気になる対ドル円レートは、意外に落ち着いた動きであるため、マーケットにはプラス要因となりそうです。

A20091124

 今日は、10月の全国スーパー売上高と11月の金融経済月報は発表になります。決算はダイドー・ドリンコなど3社程度です。

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2009年11月23日 (月)

好調なアジア市場が米国を牽引? 11月23日

 今日のアジア市場はマチマチでしたが、上げが優勢です。香港(+1.41%)、シンガポール(+1.32%)、インド(+0.93%)、上海(+0.92%)と好調に上げた市場が目立ちます。一方、下げているのはマレーシア(-0.27%)、インドネシア(-0.24%)、韓国(-0.1%)などですが、下げ幅はわずかでした。

 米ドルが円以外の通貨に対して弱含んだことから、金などの商品市況が上昇したことから、資源や素材関連の株が堅調であったようです。

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 GLOBEXでは、ダウ(+86ドル)、ナスダック(+14.5ポイント)ともかなり大きく上昇しています。上げ幅も拡大してきています。

 今日は10月の中古住宅販売統計の他に、ヒューレット・パッカード(HP)の決算発表が予定されています。HPは引け後の発表ですが、すでに先週金曜日に会社側が決算に関するコメントを公表しています。時間外では0.7%程度の上昇ですので、大きな影響はなさそうです。

 このまま米国が堅調に推移すると、明日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9540円程度、対ドル円レートは一時大きく揺れましたが、落ち着きを取り戻しています。

A20091123

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2009年11月22日 (日)

テクニカル面で見た底打ち感に注目

 先週の日経平均株価は2.79%の下落となってしまいました、ダウ平均株価がわずかですが0.48%ほど上昇していますので、日経平均株価の停滞ぶりが気になります。

20091123

 ただ、冷静に振り返ると、先週は多くの悪材料が重なり、一挙にマーケットに襲いかかりました。

 米大統領の訪日もあって、鳩山政権の政治手腕、とくに外交面での懸念が高まりました。また、政府による「デフレ宣言」が、対応策を明示していないことから、不安感を醸成したように見えました。さらに、「増資ラッシュ」によるマーケットの需給悪化、そして人民元をめぐる政治的な駆け引きに連動する円高への恐怖。

 ところが、これだけの悪材料が充満していた割には、マーケットの下げ幅は小さかったようです。皮肉ですが、もっと大きく下げていても決しておかしくはなかったように思います。

 なぜか? 私は、マーケットが早々と悪材料の多くを織り込んでしまったからだと考えています。このあたりの多少詳細な議論を、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」で「『注意報再解除!』(その3):かかし」というタイトルの投稿記事でしてみました。明日(23日)午前7時に配信される予定です。少々長めの記事になってしまいましたが、お時間が許せば、是非ご覧いただければ幸いに存じます。

 というわけで、ここでは日経平均株価のテクニカルな側面に注目してみたいと思います。

 ボリンジャー・バンドでは、日経平均株価は-2シグマ(標準偏差)まで下げたところで反転の兆しを見せ始めました。今後は、低下基調にあるバンドに沿って株価も下降を続けてしまうバンド・ウォークが避けられるなら、仮に-3シグマに向かって株価が下落することがあっても、ごく一時的なものにとどまると考えています。したがって、株価は現在を底値として回復に転ずる可能性が高いのではと見ています。

Bb20091123

 つぎに、ストキャスティックスとRSIを確認すると、両者ともに株価が底値圏に達していることを示しているようです。早晩反発に向かう可能性が高いのではと判断しています。

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 もちろん、ファンダメンタルズ面からは、対ドル円高への振れが、マーケットの頭を抑える局面が続く可能性が高いため、楽観は禁物なのですが、現在の株価水準からの下げは、あったとしても、限定的なようです。

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2009年11月21日 (土)

米国株式市場を振り返る 11月20日

 木曜日に発表されたデルの決算がコンセンサスを下回ったことが引き金となって、金曜日のマーケットは開ける前のGLOBEXでは、ダウ、ナスダックともにかなり大きく下落していました。

 ところが、フタを開けてみれば、意外に堅調な推移で、ダウ平均株価は14.28ドル、-0.14%の僅かな下落で終えました。デルが直撃したナスダックも10.78ポイント、0.5%の下げにとどまりました。

20091120

 そのデルの株価は低迷を続け10%弱の下落で終了しましたが、引け後の時間外取引では0.2%の反発を見せています。

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 また、全米2位の住宅建築業者であるD・R・ホートンの決算も予想を下回り、株価が15%を上回る急落を見せてダウ平均株価の足を引っ張りました。

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 しかしながら一方で、医薬品や公益事業(ユーティリティー)などディフェンシブなセクターが健闘してマーケットを支えました。メルクの値動きがそれを示唆しています。

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 加えて、金価格の上昇から、産金株であるニューモント・マイニングが、午後に回復を見せで、ダウが下げ幅を縮小する原因の一つになったようです。

Nem20091121

 そのようなわけで、ダウ平均株価は10ドル安程度で寄り付いたあと、11時半には61ドル弱まで下げ幅を拡大したのですが、その後は一気に71ドル上昇して3時半には10ドル高まで回復を見せました。大引け前に若干の手じまい動きに押されたのですが、僅かな下落で終えています。

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2009年11月20日 (金)

今日の株式市場を振り返る 11月20日

 大きく下げた寄り付きでしたが、終わってみれば、ザラバの意外な堅調さが印象的な一日でした。

 米国の株式市場が下落した影響で、89円安で始まった日経平均株価は前場終了間際には125円まで下げ幅を拡大しました。ところが、後場に入ると一転して上昇基調になり、51.79円、0.59%の下落で大引けとなりました。底値から大引けまで73円強上昇したことになります。

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 自律反発と思われる銀行株の堅調な動きが目を引きました。ただ、みずほFGのザラバの動きが示唆するように、銀行株は前場から既に堅調であり、特に後場のマーケットの上昇を牽引したということではないようです。

Fg20091120

 そこで、何が牽引役だったかが気になるところですが、意外にファーストリテイリングが健闘と見ています。終値は3.3%の下落でしたが、ザラバの動きを追ってみると、前場の低迷から、後場は一転反騰に転じています。これがかなり大きく寄与したようです。

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 対照的に、半導体関連銘柄の低迷が目立ちました。米国の半導体指標の下落が直撃したようです。

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 対ドル円レートが円高に振れたことも、半導体関連銘柄にはダメージであったと思われます。

B20091120

 アジア市場はマチマチです。米国市場が大きく下げたにもかかわらず、上げている市場が数の上では優勢です。インド(+1.41%)、インドネシア(+0.75%)の堅調さが目を引きます。一方、香港が0.83%下げています。

 GLOBEXではダウ(-70ドル)、ナスダック(-11.0ポイント)ともに下落しています。前日に発表されたデルの業績がコンセンサスを下回ったことが大きく影響しているもようです。株価は、開け前の時間外取引で8%と大きく下落しています。

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デジタルアーツ(2326) : 健美操

ヘラクレス上場の小型成長企業を紹介します。

デジタルアーツは、ネットの有害情報・情報漏洩防止フィルタリングソフトの先駆者です。

業務に支障が出るサイトにアクセスできなくするためのソフトの需要は概ね堅調です。デジタルアーツは社員が100人前後の企業ですが、同社の製品は官公庁や企業で幅広く採用され、この分野で既に確固たる地位を築いています。

会社の強みは豊富な有害サイト情報のデータ量にあります。11年前に初めてフィルタリングソフトを発売して以来、有害サイト情報の検出を地道に継続し、現在では圧倒的なデータが蓄積されています。このため有害サイトのカバー率が高く、製品の信頼性に結びついています。

質を重視する官公庁での採用率が高く、企業ではアクセスログの管理を兼ね備える製品の機能面も評価されています。今後は、子供を有害サイトから守りたいと考える親向けのフィルタリングソフト需要の取り込みが期待されます。

さて、このビジネスは、「他人が見たくないものを代わりに見て、有害なものに蓋(ふた)をしてあげるサービスによって手数料をもらう」ことです。

有害サイトの確認は人間の目と耳で行いますが、精神的にきつい仕事です。とても大企業の社員がやりたがるものではないのですが、実はここに参入障壁があります。デジタルアーツは、精神的につらい仕事を確実にやるための従業員の休息の取り方や、効率的に有害サイトを発見する方法など、専業ならではのきめ細かいノウハウを有しています。 

人のやりたがらない仕事は良いビジネスになると言われますが、それを実践しています。

マクロ経済が停滞する中で、小型企業が大企業と同じ事をやっていては成長のきっかけすらつかめない時代になりました。デジタルアーツのように、大手企業では手がけにくい成長ビジネスを小回りの利く組織で実践する企業を応援したいと思います。

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今日の日経平均株価は? 11月20日

 今日の日経平均株価はかなり安く寄り付きそうです。ザラバも軟調な推移を懸念しています。ただし、意外な底堅さを見せる可能性もあると期待しています。

 CMEの日経平均先物価格9,450円を寄り付きのメドとしています。

 ダウ平均株価が93.87ドル、0.9%とかなり大きく反落しました。

2009111900000

 きっかけは、半導体セクターに投資判断の下方修正であったようです。代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が3.43%と大きく下げています。インテルの株価が4.08%下げて、ナスダックが36.32ポイント、1.66%安で終わっています。

 この米国株式市場を反映するため、大幅に安い寄り付きは避けられないのですが、ザラバの展開には、警戒しながらも注目しています。

 対ドル円レートが多少円安方向に振れていることが多少の下支えになりそうです。

A20091120

 また、これまで米国株式市場に連動して上げてこなかったことが、今日の株式市場にどう影響するのかを見たいと考えます。

 今日は、日銀の金融政策決定会合を受けての白川総裁の会見、10月の全国コンビニエンスストア売上高の発表を除いて、重要な指標の発表は予定されていません。

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2009年11月19日 (木)

今日の株式市場を振り返る 11月19日

 今日は堅調なザラバを想定していたのですが、エネルギーのない軟調な展開で終わってしまいました。

 15円高と小高く寄り付いたのですが、直後から下げの一方通行といった感じで、127.33円、1.32%安で大引けとなっています。特に前場の下げがきつい印象でした。

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 現政権の政治手腕に対する不透明感や、「増資ラッシュ」によるマーケットの需給悪化懸念などが大きな影を落としており、マーケット・センチメントは非常に悪いという印象でした。

 ただ、多少冷静に見ると、今日の下げは対ドル円高方向への振れによる影響が非常に大きかったようです。とくに、前場の急激な振れが目立ちました。

B20091119

 代表的な円安メリット株として、TDK、京セラ、キャノン、ホンダの4社を選び出して、今日の日経平均株価の下落に対する貢献額を算出すると、合計で28円弱となります。

 この4社に、マーケットを1社で約36円引き下げたファーストリテイリングを加えると、なんと今日の日経平均株価の下落の約半分が、この僅か5社によるものだったということになります。

 対照的に、話題の「増資ラッシュ」関連銘柄として、恣意的ではあるのですが、三井住友FG、NEC、日立、日本郵船、三菱UFJFGの5社を選び出して、今日の日経平均株価の下落に対する寄与額を計算すると、5社合計で2.6円弱、つまり全体の2%程度にすぎませんでした。

 ということで、対ドル円高の影響がきわめて大きかったと推測されます。代表的な円高メリット株である紙パルプが今日のセクター別上昇率の第3位にランクされていることからも、そのことが窺われます。

 ということで、問題は為替なのですが、中国の人民元をめぐる政治的な動向が、円にも跳ね返ってくる可能性が高いわけですから、今後の予想はきわめて難しいと言わざるを得ません。

 となれば、マーケットには対ドル円高の重石が常にのしかかるので、警戒するにこしたことはありません。

 ただし、私は極端に悲観しているわけではありません。国際通貨研究所によれば、輸出価格で算出したドル円の購買力平価は75.32円なのだそうです。意味するところは、そこまで円高が進んでも、日経平均株価に対する寄与度の大きい輸出企業は十分に対応できるということです。

20091119_2

 したがって、私の現状認識では、マーケットが大幅な上昇のあとの循環的な調整局面にあったものが、為替の動きによって大きく増幅されたと考えています。景気の循環局面を先行的に示す在庫循環モメンタムが上昇局面にあるため、マーケットは比較的に早い時期に反発に転じると見ています。

 政治リスクに関してはあまり悲観的ではありません。詳細は私の投稿記事「鳩山民主党政権とノ・ムヒョン韓国前政権」をご参照願えればと存じます。

 ところで、明日の日経平均株価については、残念ながら、あまり楽観できないようです。GLOBEXでは、ダウ(-67ドル)、ナスダック(-13.75ポイント)と大きく下げています。下げ幅は拡がっています。

 きょうは、週間の新規失業保険申請件数、10月の景気先行指数、11月のフィラデルフィア連銀景況指数、などの経済指標に加えて、デル、シアーズ・ホールディングス、ギャップなど注目企業の決算発表も予定されています。

 GLOBEXが下げている理由として、特別なものがあるわけではないようです。上昇が続いたことの反動だと思われます。

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今日の日経平均株価は? 11月19日

 今日の日経平均株価は高めに寄り付きそうです。ザラバも、為替の影響から目を離せないのですが、堅調な推移を期待しています。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,715円を寄り付きのメドとしています。

 ダウ平均株価は、10月の住宅着工件数がコンセンサスを下回ったことや、代表的なハイテク指数であるフィラデルフィア半導体指数が下落したことから、ザラバでは一時77ドル安まで下げました。(「米国の10月住宅着工件数は予想を下回る」をご参照ください。)

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 しかし、午後になってドルが主要国通貨に対して弱含んだことや、VIX指数が急速に低下したことを反映して、金や原油価格が上昇に転じて、資源・エネルギー関連株が戻したことが、ダウ平均株価を支えました。11.11ドル、0.11%の僅かな下落で大引けを迎えています。

Vix20091118

 シェブロンのザラバの動きが今日のマーケットの展開を物語っています。

Cvx20091118

 今日は、9月の全産業指数と景気動向指数の改定値、そして10月の粗鋼生産と全国百貨店売上高などは発表される予定です。そして、日銀金融政策決定会合が明日まで開かれます。さらに、東京海上ホールディングスなど損保の決算発表も控えています。

 と言うわけで、盛りだくさんの指標が待ち構えていて予断は許さないのですが、米国の株式市場が思いのほか健闘したことや、停滞の続いた日経平均株価の反動などから、ザラバは堅調に推移すると期待しています。ただし、為替の動きには注意する必要がありそうです。

A20091119

 新聞紙上で増資ラッシュによる株式市場の低迷が大きく取り扱われています。このテーマによる株価下落もいよいよピークアウトの気配です。

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2009年11月18日 (水)

米国の10月住宅着工は予想を下回る

 先ほど発表された10月の住宅着工件数は年率で55万2千戸と、コンセンサスであった60万戸をかなり下回りました。改訂された9月の59万2千戸から見てもかなりの減少です。

 建設許可件数も55万2千件と、予想された58万件を下回っています。9月は57万5千件でした。

 一方、10月の消費者物価指数は前月比0.3%上昇して、事前予想の0.2%を上回りました。9月は0.2%でした。

 食糧、エネルギーを除くコアの部分では+0.2%と、コンセンサスの+0.1%を上回りました。9月は+0.2%。

 これらの数字を反映して、GLOBEXのダウは-18ドル、ナスダックは-6.25ドルと下げに転じてきました。

 今日の米国株式市場は若干軟調気味になる可能性があります。

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今日の株式市場を振り返る 11月18日

 日経平均株価は6円安と小安く寄り付いたのですが、米国株式市場が続伸したこともあって、すぐに58円高となりました。しかし、その後は昨日と同様に調整局面となり、結局53.13円、0.55%の下落で引けました。

20091118

 調整の背景も、昨日とほぼ同じでした。増資ラッシュによる市場需給の悪化懸念、ドル安への不安などが主なものだと思われます。それに加えて、JALに対する法的整理の可能性が消えていないことが確認されたために、マーケットのセンチメントが重くなったようです。

20091118_3 

 昨日と違うのは、1時半ごろから引けにかけて、買い戻しらしい動きが出てきたことです。夕場の日経平均先物も、頭は重いのですが、GLOBEXでのダウやナスダックがマイナスからプラスに転じてきたことに反応するような堅調な動きを見せました。

 今後の日経平均株価の展開については意見が分かれるところだろうと思います。増資ラッシュにしては下げ幅が限定的なのは、米国の株式市場が堅調なためであって、米国が下げれば日本は大きく下げるいう見方もあるようです。もっともな見方だと思いますが、私は今日の三菱UFJFGの増資の発表で、マーケットの調整を引き起こした重要な理由のひとつである増資ラッシュが峠を越えたことに注目しています。

 ただし、ドル安のリスクは依然として健在ですから、油断するわけにはいかないようです。

C200911180

 今日のアジア市場はマチマチですが、上げが優勢のようです。韓国(+1.13%)の上昇が目を引きます。下げているのは、シンガポール、香港、インドなどです。日経平均株価の下落率を上回るのはシンガポール(-0.72%)だけです。

 GLOBEXではダウが17ドル上昇しています。ナスダックは一時プラスに転じたのですが、再び0.5ポイントと僅かに下げています。ダウも上昇幅を若干縮めているようです。

 今日は10月の消費者物価指数と住宅着工統計の発表が予定されています。これらの数字次第では、金利や為替が変動する可能性もあるので、注目したいと思ってます。

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日本ハム(2282) : 春 研一

 世界的には新高値をつけているような市場もあるのに、日本市場だけはどうしようもない感じです。円高が株価にマイナスに作用している輸出企業も厳しいですが、内需企業も下げ止まりません。

     

 特に内需企業は9月初旬から下げ足を早めているような気がします。これは、銀行株のように閣僚の発言で直接的に下げたものもありますが、どうも民主党政権に対する不安感によるもののような気がします。まさに、民主党が政権を取ったことをきっかけに日本売りとなっています。これは、民主党政権に対する期待が、実際の政策運営によってはげていることが背景にあるのでしょう。

      

 どうにもならないなという感じです。特に小型株はひどい状況で、前回ここで取り上げたトリドール(3397)なども業績不安は全くないのに下げ止まりません。先日、予想通り好業績を発表した加藤産業(9869)は831日の政権交代直後の瞬間高値に迫っていますが、これだけまわりがひどいと足を引っ張られてしまいそうです。それぞれにチャンスと言えなくもないのですが、この日本売りの行き着く先が見えません。

      

 そこで、歴史的にももうそれほど下値がなさそうな株の中から、今回は日本ハム(2282)を取り上げます。1ヵ月ほど前に決算後に買い場が来そうだとお話しましたが、やはり現時点は投資タイミングに入ってきたと言えましょう。

     

 日本ハムはハム・ソーセージのメーカーであると同時に、食肉の商社です。ハム・ソーセージの利益は大きく増えることもないですが、特別なことが起こらなければ比較的安定的です。しかも、今は不況のため、ギフトに実用性のあるハム・ソーセージが好まれるようで好調です。

       

 しかし、業績変動は食肉需給によって短期的に大きくぶれます。年度決算を見てもこの変動はあまりわかりません。20083月期の営業利益が6.5%増益、20093月期が22.4%増益、20103月期の会社予想が12.1%増益となっていて、順調な推移にしか見えません。

   

 ただ、株価を見ると、2007年末に1,000円近くあった株価が2008年には1,800円を超え、今再び1,000円近くになっています。この動きは、決算期を半期ずらすとよくわかります。

   

 20073月下期+20079月上期の営業利益は165億円、20083月下期+20089月上期が317億円、20093月下期+20099月上期が99億円です。倍になった利益が、3分の1になったわけです。一見すると安定的な業績が、実はジェットコースターのような動きだったわけです。

   

 これは、輸入肉の粗利率が需給変動で大きく動くことにより起こります。特に輸入牛肉の変動が大きく、最近は輸入鶏肉の影響も表れるようになりました。

   

 簡単に言えば、国内の肉が足らない状況からスタートしたとすると、逼迫しているので食肉の輸入業者は儲かります。そこで、輸入を増やします。すると、消費数量より輸入数量が増え始め国内に在庫が溜まり儲からなくなります。しかし、一定期間契約していますから、すぐに輸入は減らないので、業績が大きく悪化します。この動きを繰り返しますので、比較的短期間に業績が好不調を繰り返すことになります。

   

チャートを見てもわかるように、大方、1,000円から1,100円で買って1,400円台で売るという姿が見えます。大型食品株でもあり、PBR0.9倍ですので、市場が今のまま下げ続けるとしても、下値不安が小さく、しかも2008年には市場が大きく下げる中で、業績が悪化するまでは上げ続けたという実績もあります。

20091117_3 

     

 実際、食肉の需給も良くなっていますので、チャンスのような気がします。もちろん、こんな相場ですので、あわてて目先の高いところは買う必要がないとは思いますが。

 興味のある方は、ファンダメンタルと株価の関係の分析方法を紹介するブログ「春研一:株式投資をファンダメンタルから極めるhttp://ameblo.jp/halariga/」にお立ち寄りください。今回はこの日本ハムをもう少し詳しく取り上げる予定です。

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今日の日経平均株価は? 11月18日

 米国株式市場の上昇を受けて、今日の日経平均株価は若干高く寄り付きそうです。ザラバでの大きな変動は想定していないのですが、対ドル円レートが前日より僅かに円安に推移していることや、前日にマーケットが下落した反動もあって、堅調気味の推移を期待しています。ただし、三菱UFJフィナンシャル・グループの決算から目を離せません。

A20091118

 CMEでの日経平均先物価格(円ベース)9,760円を寄り付きのメドとしています。

 ダウ平均株価は30.46ドル、0.29%と僅かに上昇しました。ザラバでは軟調なところが多かったのですが、大引け前1時間で切り返しました。

20091117

 10月の鉱工業生産や、11月のNABH住宅指数はコンセンサスを下回りましたが、10月の生産者物価指数が事前予想ほど上昇しておらず、インフレ懸念が遠のいため、市場のセンチメントは悪化しませんでした。

 2.1%下落したVIX指数のザラバの動きを見ると、マーケットのセンチメントはむしろ改善して、リスク許容度が高まったことを示しています。

Vix20091117

 低金利の継続とVIX指数の下落から、ドル・キャリー・トレードが促されたようです。午後になると、石油など商品市況の上昇が目立ちました。産金会社であるニューモント・マイニングの株価が午後になって回復に転じています。このような動きがダウ平均株価の大引け前の上昇を支えたと思われます。

Nem20091117

 日経平均株価にとって、堅調な米国市場はプラス要因なのですが、それを支えているのがドル・キャリー・トレードであるとすれば対ドル円高を促すことになるので、悩ましいところです。

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2009年11月17日 (火)

今日の株式市場を振り返る 11月17日

 今日の日経平均株価は61.25円、0.63%の下落となりました。数字以上に弱いマーケットであったという印象です。

 米国株式市場の大幅な上昇を受けて、43円高で始まった日経平均株価ですが、開始後まもなく56円高まで上げ幅を拡大した後は、一転して下落基調となり、そのまま大引けとなりました。

20091117

 公募増資を発表したダイワボウHDの株価が21%下落するなど、マーケットの需給に不安感がある中で、対ドル円レートに対する懸念が大きく影響したと見ています。ザラバでの為替は比較的に安定した動きでしたが、米中会談で人民元の問題がどのように扱われるかを固唾をのんで見守るという状況で、為替市場も株式市場も身動きが取りにくかったように思います。

B20091117 

 結局、人民元については共同声明に盛り込まれなかったようなのですが、明日はオバマ大統領と温家宝首相の会談が予定されていますので、まだ気を抜けない状況が続きます。

 そうしたlことから、今日の日経平均株価は数字以上に弱い印象で、重苦しい1日でした。ただ、多少乱暴な見方ですが、昨日は35円ほどマーケットを押し上げたファーストリテイリングの株価が、今日は利益確定の売りに押されて、逆に約6円強だけ市場を引き下げてしまいました。したがって、マーケットの下落の3分の2は、この1社によると見ることも可能です。そのよう見れば、今日のマーケットに必要以上に悲観的になることはないのかもしれません。

 アジアはマチマチです。上海、インド、マレーシア、インドネシアは上げましたが、上げ幅は僅かです。一方、上海を含めてその他の市場は下げています。台湾(-0.76%)、シンガポール(-0.68%)が日経平均株価を上回る下落率になっています。

 GLOBEXでは、ダウ(-29ドル)、ナスダック(-2.25ポイント)ともに下げています。今日は、9月の対米証券投資、10月の生産者物価と鉱工業生産統計、そして11月のNAHB住宅市場指数と、経済指標が盛りだくさんです。予断を許さない状況ですが、前日の大幅な上昇に対する反動を念頭に置いておく必要がありそうです。

 となると、明日の日経平均株価の寄り付きは要注意です。ただし、現在のCMEでの日経平均先物価格(円ベース)は9,730円と、日経平均株価の終値付近での推移です。

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今日の日経平均株価は? 11月17日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高そうですが、ザラバでは軟調気味な小動きを想定しています。

 寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)9,865円を一応のメドとしています。

 ザラバは寄り付き価格の水準にもよるのですが、対ドルで円が上昇気味であることが重石になる可能性を考慮して、軟調気味な小動きと考えています。

 ダウ平均株価は136.49ドル、1.33%と大きく上昇しました。バーナンキ議長がニューヨークでの講演で、低金利の長期化を示唆したことがマーケットで歓迎されたようです。加えて、10月の小売売上高がコンセンサスを上回ったことも、株価の上昇を支えました。

20091116

 シカゴ・オプション取引所のVIX指数が2%ほど下げており、投資家のリスク許容度が高まっていることと、低金利の継続が確認されたことから、ドル・キャリー・トレードの動きが加速した模様で、金や原油など商品価格が大きく上昇しています。代表的な産金会社であるニューモント・マイニングの株価の動きが象徴的でした。

Nem20091116

 このような動きから、対ドル円レートが円高方向に振れており、今日の日経平均株価の頭を抑えることが、多少懸念されます。

A20091117

 今日は9月の第3次産業活動指数の他に、重要な経済指標の発表は予定されていません。

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「デフレ宣言」!???

 政府が日本経済を「デフレ」にあると認定する方向で調整しているのだそうです。

 7-9月GDPで、内需デフレーターが-2.6%と51年ぶりの低水準であったことから、危機感が強まったのだろうと思います。

 企業による大型増資が続いていることによる需給懸念に加えて、この「デフレ」問題もマーケットの頭を抑える原因の一つであったかもしれません。

 ところで、この「デフレ」には気になる点があります。

 前年の7-9月はインフレ懸念が真っ盛りでした。特に8月は原油価格の驚異的な高騰を背景に原料調達価格は前年同月比で17.9%という危機的ともいえる上昇率を示していました。それに引っ張られるように製造業の出荷価格も8.7%上がっています。

 そのような危機的なインフレにあった時期からみれば、たしかに今年の8月の物価は大幅に下がっているのですが、果たしてそれを「デフレ」というべきなのか、疑問が残ります。

 次に、日銀の製造業部門別投入・産出物価指数を使って、投入価格(原材料調達価格)と産出価格(出荷価格)の前年同月比の推移をみると、実は物価の下落の最悪の局面は終わり、下落率が縮小する兆しが鮮明になっています。

920091116

 したがって、簡単に「デフレ」をキャッチフレーズにすることが適切かどうか、いささか疑問です。

 デフレは非常に長期的な物価下落の継続を意味します。去年は「インフレ」で今年は「デフレ」というようなものではないだろうと考えています。

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2009年11月16日 (月)

米国経済指標は多少の失望感

 先ほど発表された米国の10月小売売上高は、前月比1.4%増加して、コンセンサスであった0.9%増を上回りました。しかし、自動車を除く売上高は0.2%の伸びにとどまり、事前予想の0.4%を下回っています。

 同時刻に発表された11月のニューヨーク連銀製造業景気指数は23.5と予想された30.0よりも低いものでした。

 このため、GLOBEXではダウ(+50ドル)、ナスダック(+7.75ポイント)と、ともに上げ幅を縮小しています。ただし、マイルドな動きにとどまっているように見えます。

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今日の株式市場を振り返る 11月16日

 膠着状態にあるマーケットを「上値が重い」と見るか、それとも「底堅い」と見るのか---判断の分かれるところですが、私は意外に下がらないことに注目しています。

 13円高で寄り付いた日経平均株価は、20.87円、0.21%高で大引けとなりました。その差は僅か8円弱。前場は上下がありましたが、後場は動きが止まってしまったように見えました。

20091116

 先週金曜日の米国株式市場が上昇したことに加えて、7-9月期GDPがコンセンサスを上回る伸びを見せたことから、寄り付き後しばらくは堅調な動きを見せたのですが、9時半ごろからは下落基調となり10時近くには44円安となりました。対ドル円レートが急速に円高方向へ振れたことが大きく影響したようです。

C20091116

 その後、為替が円安方向に戻るとともに、徐々にマーケットも回復に転じました。後場は40円程度の狭い範囲ので値動きにとどまり、そのまま終了しました。対ドル円レートも目立った動きを見せていません。

 企業の大型増資が相次いでいることで、マーケットの需給悪化が懸念されていることに加えて、GDPデフレーターが大きく下落したことからデフレ懸念が拡がったようです。

 しかし、このような悪いニュースが多い割には、マーケットが意外に下げなかったという印象を持っています。もっとも、ファーストリテイリング1社でマーケットを35円近く押し上げていますから、それがなければ下落したはずですが、それでも健闘しているという感じが残ります。

20091116_2

 アジア市場は好調に上げています。上海(+2.7%)、シンガポール(+2.1%)の大幅な上昇が目立ちます。

 GLOBEXでは、ダウ(+67ドル)、ナスダック(+11.75ポイント)とも好調に推移しています。今日は、10月の小売売上高、11月のニューヨーク連銀製造業景気指数、そして9月の企業在庫と続きます。小売統計に注目が集まっています。

 

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7-9月期GDPはコンセンサスを上回る

 7-9月GDPの一次速報値は、季節調整済みの前期比で1.2%増加しました。2期連続のプラス成長で、コンセンサスであった0.7%を上回っています。

 内容的には、民間企業設備が1.6%と大きく伸びたのを中心に、民間需要が1.0%の増加になったことを、素直に評価したいと思います。

 にもかかわらず、日経平均株価は寄り付き後から下落したのは、対ドル円レートが円高方向に振れたことが大きく影響したようです。

B20091116

 したがって、為替が再び円安方向に揺り返すに従って、マーケットも落ち着きを取り戻しています。

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今日の日経平均株価は? 11月16日

 今日の日経平均株価は、ほぼ先週金曜日の終値である9,770円程度で寄り付いた後は、多少堅調気味ながら小動きを想定しています。

 マーケットが始まる前に発表される7-9月期のGDP速報値の影響があるため、予想が難しいところです。前期比0.7%と2四半期連続のプラスというコンセンサス通りの数字を前提としています。

 決算シーズンが終わり、ザラバでマーケットを大きく動かすような要因はGDPを除いて見込んではいないのですが、対ドル円レートが多少円高方向に振れていることが重荷になるかもしれません。

 もしお時間が許すようであれば、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への私の投稿記事「注意報再解除(その2):かかし」を併せてご参照願えれば幸いに存じます。

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2009年11月15日 (日)

日経平均株価の底堅さを評価

 先週は、これまでにも増して悪材料が意識されたようです。オバマ大統領の来日があったため、鳩山政権の外交面での不安が意識されました。対ドル円レートは、大幅とはいえないまでも、円高方向へ振れました。さらに、企業の公募による資金調達の計画が立て続けに発表され、「次はどこか?」と戦々恐々とした雰囲気がマーケットに漂いました。

 ところがどうも腑に落ちないことがあります。まず何よりも、マーケットがほとんど下げていないのです。先週は僅か0.19%の下げにとどまりました。その前の2週間が2.4%、2.5%と立て続けに大きく下げたのに比べると、悪いニュースはむしろ増えたにもかかわらず、株価は下げ止まったわけです。

 単に日経平均株価の反応が鈍いだけであって、これから本格的に下げるのだという見方があるかもしれません。一方、早々と底を打ちつつあるという考え方もありそうです。

 どちらなのか? 「神のみぞ知る」と言うところかもしれません。しかし、私の個人的な見方は「底を打ちつつある」とするサイドにあります。

 まず、年初からの日米の株価の動きを追ってみましょう。

20091116

 相変わらず高い連動性を維持していることがわかります。先週のダウ平均株価は2.5%弱と大きく上昇しましたので、多少乖離が拡大しているのですが、図が示す通り、重大なものとは言えないようです。

 そこで、なぜ「底を打ちつつある」と見るのかという理由ですが、株価との連動性の高い在庫循環モメンタムが日米ともに上昇していることがまず挙げられます。景気サイクルの方向性が上昇示している局面では、マーケットは上昇基調をとる可能性が高いのです。

920091106

20091115  

加えて、日米の短期的な株価の動きが高い連動性を持っていること自体が重要な理由になります。良く考えてみれば、為替の影響は両国に全く逆の影響を与えます。ドルが安ければ、円は高いという当たり前の関係です。にもかかわらず、日米の株価は連動しています。ということは、ドル安の恩恵でダウ平均株価は堅調だが、円高の重石で日経平均株価は低迷すると単純に考えるのは具合が悪いかもしれません。

 加えて、企業の株式市場からの資金調達は、理論的には悪材料には違いないのですが、どうも公募増資を発表した企業の株価が大幅に下落しているということではないようです。昨年10月に三菱UFJがファイナンスを発表した時には、理論的な希薄化の影響以上に株価が下落したと記憶しています。環境が悪ければ、そのような事態になります。そこまで下げないということは、環境が良いとは言えないまでも、底堅い状況にあるということを示唆している可能性があります。

 そして、気になる対ドル円高の動きですが、日本円、米ドルを実効為替レートでみると、面白い状況が浮かび上がります。

20091116_2

 日銀のデータを用いて、1月を100として実効為替レートの動きを追うと、現在は円高どころか円安ともいえる水準にあります。直近は多少上昇傾向ではありますが、極端ではありません。

 一方、FRBの資料から、米ドルの実効為替レートを見ると、日本円以上に大きく下げています。「円高と言うより、ドル安が問題」という指摘がありますが、確かにその通りです。

 したがって、ドルが暴落するのではないかという恐怖心がマーケットにあるとすれば、それを簡単に消し去ることは難しそうです。しかしながら、円ドルという指標にこだわるあまり、ドルとの比較感だけで円を見るのは危険な気がします。実効為替レートの動きを念頭に置いて、冷静にグローバルなマーケットの中で日本円がどう評価されているのかを把握しておくことが大切だと思います。

 というわけで、以上のような観点から、現在の日経平均株価は、今後本格的に下落する可能性は限定的で、むしろ引き離され気味のダウ平均株価の後を追って上昇していくのではと期待しています。

 実は、頭の中では、米国金利の上昇から、ドルキャリーの巻き戻しが本格化した場合の対ドル円レートの揺り戻し、つまり強烈な円安方向への振れ、を想定したシナリオも検討する必要がありそうだ考え始めています。

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2009年11月14日 (土)

米国の株式市場について一言

 おはようございます。これから外出して、帰りが深夜になりますので、米国株式市場について一言だけ。詳細はのちほどさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 13日のダウ平均株価は73ドル、0.72%とかなり大きく上昇しました。

20091113

 注目のミシガン大学による11月の消費者信頼感指数速報値が66と、コンセンサスである71を下回り、前月の70.6に比べても下落となったにも関わらず、マーケットはそれを無視するような上がり方を見せています。

 基調の強さが印象的でした。

 その状況を反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が9,775円と、13日の日経平均株価の終値を上回っています。

 対ドル円レートが円高方向に振れていることが、月曜日の日経平均株価に多少の重荷となることが懸念されますが、とりあえず堅調なスタートが期待できそうです。

A20091114

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2009年11月13日 (金)

今日の株式市場を振り返る 11月13日

 日経平均株価は34.18円、0.34%の下落で終わったのですが、個人的には軟調であったという印象はありませんでした。前場の動きに比較すると、後場が相対的に底堅く推移したことに注目しています。

 最近は、前場堅調・後場調整というパターンが恒例化していましたが、今日は逆でした。

 米国株式市場の下落を受けて、11円安で寄り付いた日経平均株価は、9時半過ぎには85円まで下げ幅を拡大しました。ところが、その後は徐々に下げ幅を縮め、1時半頃にはほぼ前日終値の水準近くまで戻しました。残念ながら、多少息切れして34円安で終えたのですが、底値から50円強上げたことになります。

20091113

 週末の手じまいの動きや、大きく円安方向に振れた対ドル円レートが、ザラバの間ジワジワと円高方向に揺り戻す中で、後場が前場に比べて堅調であったことは、かなり良いシグナルではないかと、個人的には、見ています。

B20091113

 後場の堅調な相場の牽引安が必ずしも鮮明に浮かび上がるわけではないのですが、アナリストが投資判断引き上げたと伝えられるシャープの動きが目を引きました。

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 加えて、米国の半導体製造装置メーカーであるアプライドマテリアルの好決算と業績見通しの上方修正が影響したためか、東京エレクトロンなどの株価もマーケットに貢献したようです。

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 アジア市場は上げ優勢です。インド(+0.92%)の好調さが目立つ一方、下げたのは韓国(-0.05%)、台湾(-0.07%)のみでした。両国の下げは僅かです。したがって、日経平均株価の下げが突出しているような感じです。

 GLOBEXでは、ダウ(+30ドル)、ナスダック(+6ポイント)ともに上げています。

 今日は9月の貿易収支、10月の輸出入価格に続いて、注目の11月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が発表される予定です。ミシガン大学の指数は71.0と前月の70.6から上昇するというのがコンセンサスとなっているようです。

 現在CMEでは日経平均先物価格(円ベース)が9,765円となっており、今日の日経平均株価の終値をわずかに下回っているのですが、消費者信頼感指数がコンセンサス並みか、それ以上であれば、米国市場の堅調な推移が期待きそうです。とすれば、日経平均先物価格の上昇もあるだろうと期待しています。

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今日の日経平均株価は? 11月13日

 米国株式市場の下落を受けて、今日の日経平均株価は低めに寄り付きそうなのですが、対ドル円安への振れが下支えとなって、ザラバは意外に堅調な推移となることを期待しています。

 ダウ平均株価は11時頃までは堅調で、前日終値を31ドルほど上回る場面もありました。ところが、それ以降は下落基調となり93.79ドル、0.91%の下落で終了しました。

20091112

 週間の新規失業保険申請件数が予想を下回り、注目のウォルマートの決算がコンセンサスを上回るなど、良い指標が続いたことから、出足は好調でした。

 ところが、ドルが他の通貨に対して強まり、商品価格が下落に転じたことが株式市場の重石になりました。

 原油価格の下落に連動したエクソン・モービルの株価推移が、今日のダウ平均株価の動きを象徴しています。

Xom20091112

 注目したいのはVIX指数の動きです。11時頃から急上昇に転じ、5.21%と大幅高になりました。「VIX指数上昇→ドルキャリーの巻き戻し→ドル上昇→商品価格下落→資源株下落→株安」という構図です。

Vix20091112

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,770円を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。

 ザラバは大きな動きは想定していませんが、対ドルで円安に振れた為替が下支えとなって、堅調気味な推移を期待しています。

A20091113

 今日は、オバマ大統領の来日の他、9月の鉱工業生産動向指数確報、10月の消費者動向調査が発表される予定です。決算発表は370社あまり。みずほFGなどの銀行のほか、日本航空、丸井、大日本印刷、サイバーエージェントなど興味深いものが続きます。

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2009年11月12日 (木)

今日の株式市場を振り返る 11月12日

 今日も、前場堅調、後場調整というパターンでした。

 米国株式市場の上昇から、49円高で始まった日経平均株価は、すぐに71円まで上げ幅を拡大しました。その後は軟調気味になりながらも、前場は無難に推移していたのですが、後場に入ると一挙に調整色が強まり、67.19円、0.68%安で大引けとなりました。

20091112

 後場の調整は、上値の重さが意識されて、手仕舞いの動きが加速したという漠然とした理由の他に、はっきりとした要因が浮かばないというのが正直なところです。対ドル円レートは比較的に安定した動きでした。

B20091112

 大きく上昇を続けてきたファーストリテイリングに、後場になって突然利食いが入った展開が、今日のマーケットを象徴しているように見えます。株価は前日比1.7%弱の下落にとどまっているのですが、ザラバで2.7%程度上げていましたから、4%を越える大幅な変動になり、マーケットにインパクトを与えました。

20091112_3

 アジアを見ると、HSBCの利益確定が牽引して香港株が1%下落したほか、インド(-0.91%)、韓国(-1.39%)なども日本市場以上に大きく下げているわけですから、どうも日本市場の下落が日本だけの特殊な理由によるものであったわけではなさそうです。

 GLOBEXではダウ(-34ドル)、ナスダック(-7.5ポイント)ともに下げています。マイナス幅は拡大しています。10日の急騰の後も上げ続けていましたので、この程度の下げ幅は懸念するほどでもなさそうです。

 今日は、週間の新規失業保険申請件数と10月の財政収支が発表されますが、あまり注目している雰囲気は見られません。むしろ、マーケットが開くまえに発表されるウォルマートの決算に関心が集まっているようです。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,765円となっていますから、このまま米国がマイルドな調整のままで推移すると、明日の日経平均株価の寄り付きは40円弱の下げとなりそうです。

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今日の日経平均株価は? 11月12日

 好調な米国株式市場に牽引されて、今日の日経平均株価は高く始まりそうです。ザラバは小動きを想定しているのですが、対ドル円高への振れがマーケットの重石となる可能性があり、警戒しようと思っています。

 ダウ平均株価は44.29ドル、0.43%上昇しました。ほぼ前日終値の水準で始まり、10時過ぎには95ドルまで上げ幅を拡大したのですが、「復員軍人の日」という祝日のため、午後はマーケットに勢いがなくなってしまいました。ただし、基調は強いという印象です。

20091111

 その流れを受けて、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,945円となっており、それを今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。

 ザラバは大きな動きはないと想定しているのですが、気になるのは米国の株式市場上昇の背景です。FRBが「今後見通しうる将来」低い金利水準を維持するとコメントしたことが重要な理由の一つになっています。

 米国の低金利政策は、当然に対ドル円高への動きを促進することになりますので、今後の為替動向を慎重に追いかける必要がありそうです。

 昨日も指摘しましたが、日本の株式市場は開いている間は、対ドル円高に推移する傾向があるため、今日も警戒しようと思っています。

A20091112

 今日は10月の企業物価指数の発表が予定されています。加えて300社弱の決算があります。鹿島建設などゼネコン大手、日本板硝子、楽天などに注目しています。

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2009年11月11日 (水)

今日の株式市場を振り返る 11月11日

 為替に対する恐怖心がマーケットを覆った一日だったという印象です。

 ダウ平均株価が急騰の翌日にもかかわらず、反落もなく小高く引けたことから、日経平均株価は19円高で寄り付きました。9時半過ぎには上げ幅を78円まで拡げたのですが、それが今日の高値となりました。その後は一転して調整局面となり、午後2時過ぎには20円安まで下落しました。大引けは若干持ち直して0.95円、0.01%高と、かろうじてプラスで終えました。

20091111

 寄り付き直後の堅調さは、ダウ平均株価上昇の影響に加えて、9月の機械受注がコンセンサスを上回ったことが貢献したと見ています。

 ところが、その堅調さが続かなかった要因は為替だったようです。今日一日の対ドル円レートの動きを振り返ると、株式市場がオープンしている間だけ、申し合わせたように円高に振れています。B20091111_2

 一時、前日終値を割り込んでしまった後場の動きに注目すると、株価と為替がきれいに連動している様子が浮かび上がります。

20091111_3 20091111_2

 この高い連動性の背後にあるのは、円高というよりも、ドル安に対する恐怖心なのではないかと、個人的には、見ています。

 米国が、「強いドル」に対する具体的な手だてを講している様子を見せていないわけですから、やむを得ないのかもしれません。

 中国の一連の経済指標は、強いものが多かった印象があるのですが、すでに株式市場には織り込まれていた様子で、発表後には利食いが優勢になったことも、日経平均株価の足を引っ張ったようです。

 というわけで、好業績で株価を伸ばし続けているファーストリテイリングと、7-9月の純利益が事前予想を大きく上回ったトレンドマイクロの2銘柄の寄与なければ、日経平均株価は16円強の下落となっていたようです。

 アジア市場は上海を除いて上げています。とくに、インド(+1.6%)、香港(+1.2%)、韓国(+1.0%)などが好調でした。一方、日本の停滞ぶりが目立ちます。

 米国はベテランズ・デーという祝日ですので、経済指標の発表はありません。債券市場も休みです。ただし、株式市場と商品市場は通常どおりなのだそうです。CNNのデータでは、米国市場の時間外はかなり大きく上昇しています。ダウが61ドル、ナスダックが11.5ポイントの上げです。

 この状況が続けば、明日の日経平均株価は高く始まりそうです。ただし、前場好調、後場調整、その原因は為替という展開が最近は恒例になっているので、注意しようと思っています。

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好調だった9月の機械受注

 注目の9月の機械受注は好調でした。船舶・電力を除く民需は前月比10.5%増加と、コンセンサス(3.6-4.1%増)を上回りました。

 対前年同月比では-22.0%と、これも事前予想の-26%強を上回っています。

 10-12月期は、対前期比で1.0%のマイルドな増加を見通しています。

 この展開は、鉱工業生産動向をベースとした資本財の出荷在庫バランスの動きと一致しています。そして、出荷在庫バランスの動向を見ると、この公式な見通しは上方修正になる可能性が高いと見ています。

 詳細は11月1日付の「出荷在庫バランスで読む9月の鉱工業生産」をご参照いただけるとありがたいと存じます。

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今日の日経平均株価は? 11月11日

 今日の日経平均株価は、多少高めに寄り付いた後、ザラバでは小動きを想定しています。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)は、小高く引けたダウ平均株価の動きを反映して9,930円となっていますので、その近辺か多少下回る水準での寄り付きとなりそうです。

 ダウ平均株価は20.56ドル、0.2%の上昇でした。前日の急騰からの反動もなく、無難に終えています。

20091110

 上昇の牽引役として目立ったものは見当たらなかったのですが、投資家向けに強気の中期見通しを強調したモンサントの株価が後場に大きく上昇したのが目を引きました。同社の粗利益を2007年から2012年までに倍増するという計画をマーケットが評価したようです。

Mon20091110

 VIX指数は、ザラバで一時上昇したのですが、午後から再び低下して、1.3%の下落で終えていますから、投資家のセンチメントが引けにかけて一段と改善した様子が窺われます。

Vix20091110

 その流れをうけて、今日の日経平均株価のザラバは堅調気味な小動きに推移すると見ています。上値は、マーケットのセンチメントの悪さと為替が頭を抑える可能性が高そうです。

 ただし、対ドル円レートは前日に大幅に円高方向に振れた水準で安定しています。ということは、前日ザラバで、株価はすでに100円以上下げているわけですから、追加的な下落幅は限定的だろうと思われます。

A20091111

 今日は9月の機械受注が発表されます。。船舶・電力を除く民需が前月比3.8%増と言うのがコンセンサスのようですが、果たして2か月連続の増加となるか、多少警戒気味に注目しています。

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2009年11月10日 (火)

今日の株式市場を振り返る 11月10日

 今日は堅調な展開を期待していたのですが、マーケットのセンチメントの悪さが目立つ一日になってしまいました。

 米国株式市場の急騰を映して95円高で始まった日経平均株価は、10時半過ぎには170円まで上げ幅を拡大しました。しかしながら、後場に入ると一転して調整局面となり、ピークから100円以上下落して、61.74円、0.63%高で終えています。

20091110

 前場を押し上げた重要な背景は、米国株式市場の上昇です。その米国株式市場の上昇の要因はG20の展開でした。よく考えてみれば、週末のG20に対して、月曜日の日本市場はさしたる反応を見せませんでした。そして、米国市場につられるように、今日になって上げたということは、日本市場が独自にG20を消化することができなかったとを意味するように思います。それだけマーケットのセンチメントが悪いように感じられました。

 後場の調整は為替の影響が大きかったようです。特に2時を回ってからの急速な対ドル円高方向への振れは、ただでさえ悪い市場センチメントを凍りつかせてしまいました。

B20091110

 トヨタのザラバの動きが、為替の影響の大きさを示唆しているようです。

20091110_2

 ただし、冷静に見れば、このマーケットセンチメントの悪さは、現在がテクニカル的に見て底の近辺にあるという見かたと矛盾しないと考えます。ピークに近い時は、強気が充満して、円高などの悪材料をものともせずに上昇する傾向が見られるのですが、現在はそれを裏返しにした状況であると、個人的には見ています。

 2時に発表された10月の景気ウォッチャー調査の数字が弱かったことが、多少影響した可能性がありますが、株式市場には既にかなり織り込まれていたようです。

1020091110

 アジア市場はインドネシアとインドを除いて上げてはいるのですが、上げ幅はザラバで急速に縮小しています。GLOBEXでのダウやナスダックが下落基調で推移していたことが大きく影響したようです。

 そのGLOBEXですが、現在ダウ(-41ドル)、ナスダック(-2.5ポイント)とも下落しています。ただし、ナスダックが下げ幅を急速に縮小させています。ダウも緩やかながらマイナス幅が縮まっているようです。

 今日は、全米不動産協会による中古住宅平均価格の発表の他に経済指標の発表は予定されていません。注目を浴びる決算もない模様ですから、前日の急騰の反動もなく、無難な推移が予想されます。

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三菱鉛筆(7976) : 健美操

品質にこだわる製造業の銘柄をご紹介します。

三菱鉛筆は三菱を冠していますが、あの三菱グループの一員ではなく独立系です。また、鉛筆ではなくボールペンが主力製品で売上の約半分を占め、米国をはじめ「Uni」ブランドで広く親しまれています。

ボールペン市場では、書き味やインクの品質にまでこだわる日本製品が世界を席捲していますが、中でも三菱鉛筆とパイロットが高いシェアを持ちます。

ボールペンは基幹部品(ペン先の金属部分)が消耗品となっていることが特徴で、安定した売上とマージンが期待できるビジネスモデルです。ペン先の細かい部分はバネやボールが複雑に組み込まれた精密品で、同社は高品質の製品を量産する技術を兼ね備えています。

ところで、ボールペン事業の収益向上には量産できるブランド商品を持つことが重要です。三菱鉛筆は、ユニボールとシグノという米国での2つの人気商品に加えて、2年前に発売したジェットストリームが定番商品としての地位を築き3本目の柱に育っています。確かに「クセになる、なめらかな書き味」です。

さて、安定したビジネスモデルを有するボールペンですが、景気後退局面では短期的に需要が急減することがあります。それは企業や流通の在庫調整の対象になり易く、ノベルティ(売上の5-10%を占める粗品・記念品需要)も減退するからです。米国の景気減速と為替の影響も重なり、三菱鉛筆もこの一年間は売上が減少し、収益面でも苦戦しました。

一方で、在庫調整もそろそろ一段落の感があります。加えて、ボールペンという必需品の性格から、今後需要は緩やかな回復局面を迎えると期待しています。

なお、三菱鉛筆にはボールペン以外の事業にも小規模ですが面白いものが見られます。鉛筆は少子化の影響を受けながらも残存者メリットを享受した高収益事業で、また鉛筆の技術は化粧品事業やカーボン製造などに幅広く応用されています。240色もある色鉛筆は凝りすぎの感もありますがこれも品質へのこだわりです。

株式市場ではあまり目立たない銘柄ではありますが、再評価されることを期待しています。

     

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VIX指数の下落に注目!

 シカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数が、4.3%の大きく下落したことに注目したいと思います。

 この指数が下落基調となっていることは、11月8日の投稿記事「月曜日は対ドル円高が重荷に?」でお伝えしたとおりです。

 11月9日はさらに4.3%と大きく下落しました。CBOEの作成しているVIX指数のザラバの動きを見ると、いつもは見られない不規則な変動が示されており、かなり強いインパクトが加わったように見られるのが興味深いところです。

Vix20091109

 ということは、投資家のリスク許容度が顕著に上昇したことですから、原油や金にかなりの資金が流入したことがうかがえます。

 グローバル・マネーを動かす投資家のセンチメントが大きく改善しているわけですから、日本だけが委縮した状態はいつまでも続かないと見たほうが良さそうです。

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今日の日経平均株価は? 11月10日

 今日は久しぶりに10,000円台の日経平均株価を見ることができそうです。寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移を想定しています。

 G20で景気刺激策の継続が合意されたことが強力な株価押し上げ要因になり、ダウ平均株価が203.52ドル、2.03%と大幅に上昇しました。

20091109

 この米国株式市場の上昇を反映して、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が9,990円と、10,000円にあと一歩というところまで上昇しています。これが、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとなりそうです。

 ザラバは、対ドル円レートが多少円安方向に振れていること、国際商品価格が上昇していることなどが相場を支えるため、堅調な展開を期待しています。

A20091110

 今日は重要な経済指標が目白押しです。10月の景気ウォッチャー調査とマネーストック統計、9月の国際収支と特定サービス産業動態統計速報、さらに10月の工作機械受注統計などが予定されています。また新発40年物の国債入札もあります。

 加えて、250社弱に及ぶ決算発表が予定されています。ヤクルト、日本ハム、日揮、凸版印刷、東京急行電鉄、電通などに注目しています。

 ということで、多くの経済指標や決算が待ち受けていますが、株式市場の足を引っ張るようなネガティブ・サプライズは想定していません。

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2009年11月 9日 (月)

今日の株式市場を振り返る 11月9日

 ザラバでの上下はあったものの、11円安で寄り付いて、終値は19.64円、0.2%高という小動きの一日でした。

20091109

 前場は開始直後に47円安まで下げましたが、すぐに持ち直して、10時にかけ100円程度上昇しました。後場は1時前に56円高をつけたのですが、その後はジリジリと下げて大引けを迎えています。

 前場の上昇には損保株が大きく貢献したようです。先週金曜日の引け後に大幅な業績予想の上方修正をした三井住友海上グループホールディングスの株価が8.6%上昇しました。その修正の背景は、災害が少なかったため保険金支払額が予想を下回ったこと、金融不安後退で、クレジット・デリバティブの評価損益が改善したことでした。当然、他の損保会社も同様な経営環境にあるわけですから、損保株全体が値を上げました。

Hd20091109

 後場の下げは、多少円安方向への動きを見せていた対ドル円レートが再び円高方向に振れたことが影響したと見ています。

B20091109

 アジア市場は大きく上げています。インド(+2.1%)、香港(+1.7%)、シンガポール(+1.3%)などの上昇が目立つと同時に、日本の停滞ぶりが目だつ展開でした。

 GLOBEXでは、ダウ(+91ドル)、ナスダック(+16.25ポイント)ともに大幅高です。上げ幅が急速に拡大しているようです。重要な経済指標の発表は予定されていませんが、クラフトによる英国キャドベリー社の買収などM&Aの動きがマーケットの注目を集めているようです。

 このような展開を見ると、どうも日本だけが取り残されているような感じがします。日経平均株価の日足の推移をみると、短期的な底打ちの気配が強く、ストキャスティックスの位置もその見かたを支持しているように思われます。

20091109_2

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今日の日経平均株価は? 11月9日

 今日の日経平均株価は、先週金曜日の終値付近で寄り付いた後、為替に大きな変動がない限り、小動きの展開となりそうです。

 寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)である9,795円をメドとしています。

 気懸りなのは為替の動きです。先週金曜日の米国雇用統計発表後に大きく対ドル円高に振れたあと、落ち着きは見せているものの、予断は許しません。ただし、15分足でみる限り、多少円安方向への戻りを見せていますから、今のところ大きな心配はしていません。

A20091109

 今日は重要な経済指標の発表はありませんが、決算発表が続きます。170社以上の発表が予定されています。三越伊勢丹HD、大日本インキ、ローム、NTTなどに注目しています。ただし、マーケットに大きな影響を及ぼすことは想定していません。

 したがって、ザラバの動きは、為替に急激な変動がない限り、比較的に小さくなると考えています。

 昨日の繰り返しで恐縮ですが、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への投稿記事「注意報再解除(その1):かかし」をご参照願えればありがたいと存じます。

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2009年11月 8日 (日)

鳩山民主党政権とノ・ムヒョン韓国前政権

 鳩山政権の外交政策に不安が高まっているようです。今日の日経新聞では「鳩山対米外交、軸足はどこに」と題して大きな記事を掲載しています。その中で、韓国のノ・ムヒョン前政権と類似点が多いということで、対米外交を中心に鳩山政権に対する不安を強調しています。

 内容的には、その通りなのかもしれませんが、一つ付け加えておきたいデータがあります。ノ・ムヒョン前政権が発足してから、退任するまでの株価(KOSPI Composite Index)の推移です。それを、日本の小泉純一郎政権が誕生して、退任するまでの日経平均株価の推移と比較してみました。

20091108

 どうも、圧倒的にノ・ムヒョン時代のパフォーマンスが勝っているようです。

 話は変わりますが、明日月曜日にFXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「注意報再解除(その1):かかし」が掲載される予定です。いつものように午前7時に配信です。

 この週末は所用のため、予定していた米国の景気循環に関するコメントを作成できませんでした。野村ブログでのコメントで触れていますので、ご参照願えれば幸いです。

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月曜日は対ドル円高が重荷に?

 米国の雇用統計発表と同時に急速に進行した対ドル円高が、月曜日の日経平均株価の頭を抑えそうです。

A20091108

 弱い雇用統計が、投資家を不安に陥れ、リスクを取りにくくしているのが、円高の背景であるという見かたが一般的なようです。

 しかし、腑に落ちない点があります。「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数が急速に下落しているのです。雇用統計が発表された金曜日でさえ5%近い大幅な下落です。

Vixr20091106

 10月30日に24%近く急騰した反動という面もあり、軽率な判断は控える必要がありますが、投資家は不安に陥るどころか、むしろリスク許容度を引き上げていることをVIX指数は示しているわけです。

 金利がしばらく低水準のままで推移しそうだということが、安心感の一つかもしれません。ロンドン・インターバンク・レート(LIBOR)3カ月物でみると、円金利をも下回るドル金利ですが、その格差は維持されたままです。

Libor20091031

 VIX指数の低下と低金利の組み合わせはドル・キャリー・トレードを促します。ドルを売って商品や他通貨などにお金が向かうわけですから、対ドル円高が進むのは不思議ではありません。そして、金価格が一段と上昇したのも違和感はありません。

 とするならば、雇用統計をきっかけに新たなドル安円高のステージに入ったというのは考えすぎであるように思います。これまで続いてきたドル・キャリー・トレードの流れに多少戻ったことによる対ドル円高と考えて冷静に対応したいと考えています。

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トリドール(3397) : 春 研一

1995年に設立された若い会社です。社名からもイメージされるように、当初は鶏料理をメインとするレストランや居酒屋主体でした。その後2000年にセルフうどんの丸亀製麺という業態を出店しています
   

セルフうどんとは、立ち食いうどん、そば店の様に自分でトレーを持って、うどんを注文し、かき揚げなどの具材を自分で選び、列の最後でお勘定をするものです。一般的には、狭いお店で駅のそばなどで見かけますが、同社の出店はロードサイドやショッピングセンターが中心です。
    

同社の特徴は店舗に麺打ち機を持ち込んで、出来立てを供給することです。しかも、価格は立ち食いうどん店とほとんど変わらないゾーンです。そのため、家族連れで賑わい、現在は出店2ヵ月目で黒字になる状況にあります。
    

現在、約300店舗ですが、不況を背景に退店する企業が多いことから、出店候補地が目白押しのようです。20093月末の店舗数は202店舗に過ぎませんでしたが、すでに300店になっており、今期末には320店を優に上回りそうです。今後も年間120店の出店を予定しており、早期に1,000店舗を出店する計画です。
    

20099月上期の業績は売上高183億円、66%増、営業利益24.6億円、86%増、経常利益24.1億円、85%増、純利益11.8億円、94%増と大幅な増収増益を達成しています。第1四半期、第2四半期終了時点でそれぞれ通期見通しを増額修正しており、現時点の通期見通しは57%増収、60%営業増益という見通しになっています。

 しかし、不況を追い風に、低価格うどん店のニーズは多そうですし、出店余地も多そうですので、今期も依然増額修正余地が残り、来期以降の成長率も高水準なものが予想されます。会社予想を基準にした
PER20倍弱と割安感があるわけではありませんが、増額修正含みであることや来期以降の成長率を加味すれば、投資魅力は大きいのではないでしょうか。
   

これまで、本欄の私の方針は1-3ヵ月でリターンを狙うという感覚でしたが、この銘柄は1-3ヵ月でもリターンを狙えますが、何年か持って3倍、4倍というリターンを狙ってもいいのではないかと思います。ここ4-5ヵ月で見ると株価は下値ゾーンにあり、ダウンサイドリスクは限定的ではないかと考えられます。安いところをじっくり仕込んでみてはどうでしょうか。
    

リスクとしては、今の不況が追い風になっている部分もありますので、景気が良くなって、皆が少し贅沢をするようになり、出店候補地が取り合いになるようになると、やや業績的には苦しくなることは考えられます。しかし、この景気はそう簡単に良くならないという前提に立てば、かなり魅力的ではないでしょうか。

20091106

すでにかかしさんにご紹介いただいたように、私、春 研一が「株式投資をファンダメンタルから極めるhttp://ameblo.jp/halariga/」というブログを立ち上げました。
   
 私はこの「スケアクロウ投資経済研究所」のブログで
1週間に1銘柄ほど、銘柄を紹介させていただいています。銘柄紹介に当っては、長い年月のアナリストとしての蓄積をベースに、投資タイミングもはかりながら銘柄を紹介しています。しかし、それらの背景のすべてを紹介記事に書きますと、とんでもなく長いものになってしまいます。そこで、ファンダメンタル分析を通じてどのような思考過程を経て、ここで紹介するような銘柄をえらんでいるかという、そのノウハウをじっくり解説するブログを立ち上げました。興味のある方はぜひとも一度お立ち寄りください。

       

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2009年11月 7日 (土)

米国株式市場を振り返る 11月6日

 10月の雇用統計がコンセンサスを下回ったことから、スタート直後は動揺したダウ平均株価ですが、すぐに落ち着きを取り戻して17.46ドル、0.17%の僅かな上昇で引けました。

20091106

 冷静に見れば、事前予想に届かなかったとはいえ、決して極端な乖離があったわけではなく、低金利の継続や、他通貨に対するドル高の抑制はマーケットにとって悪い話ではなかったように見えます。

 そして注目はVIX指数。4.8%弱と大きく低下しています。ザラバの展開を見ると、雇用統計発表と同時に、投資家の不安が急速に減退したことが窺われます。

Vix20091106

 このVIX指数の低下と、低金利の継続はドル・キャリー・トレードを促す背景になります。どうもそれが金に向かったようです。金価格は0.6%上昇し、代表的な金鉱山会社ニューモント・マイニングの株価が3.8%の急騰を見せました。

Nem20091106

 また、予想を上回る決算と、強気の見通しを発表したスターバックスが7.2%上昇し、引け後の時間外取引でさらに0.5%上げています。市場センチメントが悪化していないことを示唆しています。

Sbux20091106

 一方で、決算はコンセンサスより良かったものの、主力事業の低迷が鮮明であったAIGの株価は9.7%の急落となりました。今後の回復が描けない銘柄に対してマーケットは厳しい評価を下しています。

 というわけで、全体としては無難に推移した米国市場なのですが、問題は日本です。

 おそらく、米雇用統計の反応を見て、月曜日の日経平均株価も無難なスタートとなりそうな気がしていますが、対ドル円レートの動きが気になります。

A20091107

 雇用統計発表直後から大きく円高方向に振れています。低いドル金利が継続することが背景にあると推測しています。となると、金曜日に代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が0.4%下落していることもあって、円安メリットセクターの代表格であるハイテクには重石となりそうです。

 したがって、下値は限定的ながら、頭の重い展開でのスタートとなりそうです。

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2009年11月 6日 (金)

10月の米雇用統計 コンセンサスを下回る

 先ほど米国労働省の発表した雇用統計は、事前予想よりも悪いものでした。

 10月の非農業部門雇用者数は、17万5千人の減少というコンセンサスに対して、19万人

 失業率は9.9%の予想に対して10.2%

 株式市場は、GLOBEXでの取引状況を見る限り、かなり楽観的であったため、重石になる可能性があります。

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今日の株式市場を振り返る 11月6日

 今日は、正直なところ、もう少しマシなマーケットを想定していました。弱かったという印象です。

 95円高で始まった日経平均株価は、10時過ぎには上げ幅を132円まで拡大しました。前場は堅調な推移でしたが、後場になると状況が一転します。後場開始直後から下落を始め、2時頃には上げ幅が49円程度まで縮小してしまいました。その後は下げ止まったものの、反発らしい反発もなく71.91円、0.74%高で終了しました。

20091106

 前日のダウ平均株価が203.82ドル、2.08%と大幅に上昇した流れを受けての日経平均株価だったのですが、何とも情けない結果でした。

 問題は、12時半から2時ごろにかけての約70円の下げです。昨日の午前中にあった急落のイメージが重なり、個人的には、とても不気味に感じられた下げでした。

 しかしながら、今日の場合は、午後になって対ドル円レートが急速に円高方向に振れたことが影響したように見えます。

B20091106

 この動きが、週末の手じまいや、米国の雇用統計を前に取引を手控える行動を促したと考えています。

 加えて、減収減益決算と、通期業績見通しの下方修正を発表したミツミ電機の株価が、午後になって一段と下げたのが目を引きました。

20091106_2

 さらに、2.4%ほど株価は上昇しているのですが、ファーストリテイリングの上げ幅が午後になって縮小したことも、マーケットの下落に影響したと見ています。

20091106_3

 このような日経平均株価の動きですが、米国の雇用統計を見なければ動けないという、実に興味深い状況でした。

 その雇用統計が、今日の日本時間で午後10時半に発表されます。10月の非農業部門雇用者数が17万5千人の減少にとどまり、9月の26万3千人から大きく減少幅が縮小すると言うのがコンセンサスですが、果たしてどうなるでしょう?楽しみです。失業率は、9.9%と9月の9.8%から僅かに上昇する見通しです。

 今日は、その他に9月の卸売在庫統計と消費者信用残高、そしてAIG,ブラックストーン、PMIなどの決算発表が予定されていますが、何と言っても雇用統計のようです。

 GLOBEXではダウ(-14ドル)、ナスダック(-2.25ポイント)ともに下落しています。下げ幅は僅かに拡大しているのですが、前日の大幅上昇のあとですから、堅調と言えそうです。雇用統計に対しては楽観的な見方が支配しているようです。

  

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訂正のお願い

 今日の投稿記事「今日の日経平均株価は? 11月6日」の中に誤りがありました。恐縮ですが、訂正してお読みいただければと存じます。

 本文の最後から6行目

 (誤)対ドル円レートが円高に振れていることが相場を支えそうです。

 (正)対ドル円レートが円安に振れていることが相場を支えそうです。

 ご迷惑をおかけします。

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八十二銀行(8359) : 健美操

地方銀行銘柄をご紹介します。

地方銀行株は値動きが少なく、また銘柄間の特性の違いが見えにくいことから、投資対象として人気がありません。一方で、良く見ると営業基盤や特徴にそれなりの違いがあります。

今回ご紹介する八十二銀行は守りの堅い銀行です。長野県は広大で多くの県と隣接していますが、八十二銀行は県内の各地域を席捲し他県からの進入を許しません。わずかに、地理的に離れている伊那地区で小競り合いがある程度です。

これは長年における地域経済との強いつながりのおかげです。「人は城、人は石垣」まるで武田信玄が信濃を守っているかのような完璧な守りです。長野県は製造業の集積地でもありますが、地元企業が成長後も八十二銀行の取引先であり続けています。

また、八十二銀行は上杉謙信のお膝元である新潟県上越地方に攻め込んでおり、ここでは越後勢(新潟県の地方銀行)並みのシェアを確保しています。北陸新幹線が開通したら地域的なつながりも深まるので楽しみです。

さて、最近株式市場では地方銀行の上方修正が相次いでいますが、先日八十二銀行も与信関係費用が予想以下にとどまると業績の上方修正を行いました。

八十二銀行は決して好調とは言えない長野県経済の影響を受けますが、県内の情報には精通していますので、いち早く対応が可能です。恐らく、予想以下の与信関連費用もこのことと無縁ではないと考えています。

かつて都市銀行との取引に目を向けた企業も、今では地元の地方銀行との付き合いに回帰する傾向にあります。また、地元経済に根を張った地方銀行には低金利でも喜んで預けてくれます。豊富な預金が地方銀行業務の基盤で、八十二銀行も県内で約5兆円の預金があります。

一方、課題は運用です。県内では約40%もの貸出シェアを握る八十二銀行ですが、預金量に見合う充分な融資先がないため、有価証券運用で補っています。

地方銀行株をトレーディングに向かないと斬り捨ててしまえばそれまでですが、手堅い基盤を持つ地方銀行に少しでも興味を持って頂ければ幸です。

   

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今日の日経平均株価は? 11月6日

 今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移が期待できそうです。ただし、大引け前には、週末の手じまいと、10月の雇用統計発表を控えた米国市場のGLOBEXでの動向がマーケットに影響を与える可能性があり、多少注意しようと考えています。

 米国株式市場の上昇を映したCMEの日経平均先物価格(円ベース)9,855円を、今日の寄り付き価格の一応のメドとしています。

 ザラバは、前日に見せた多少の不自然さも窺えるような急落からの反動もあって、堅調な展開を期待しています。

 ダウ平均株価は203.82ドル、2.08%と大きく上昇しました。7-9月期の非農業部門労働生産性がコンセンサスを大きく上回った上に、週間の新規失業保険申請件数は予想よりも少なかったことが、マーケットの上昇を牽引しました。

20091105

 多くの銘柄が堅調に推移しましたが、なかでも3.5%と大きく上げたボーイングの株価推移が今日のマーケットを象徴しているようです。

Ba20091105

 また、予想を上回る決算と強気の見通しを発表したシスコ・システムズが2.8%弱上げて、2.4%上昇したナスダックに大きく貢献しています。

Csco20091105

 このような米国市場の動向を反映して、今日の日経平均株価のザラバも堅調な推移を想定しています。対ドル円レートが円高に振れていることも相場を支えそうです。

A20091106

 今日は午後2時に景気動向指数の速報値が発表されます。また味の素、東レ、ホシデンをはじめ400社を越える決算が予定されています。

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2009年11月 5日 (木)

今日の株式市場を振り返る 11月5日

 今日は堅調な展開を想定していたのですが、ザラバで大きく崩れてしまいました。めずらしく方向感が鮮明に出たマーケットであったように思います。

 40円安で寄り付いた日経平均株価は9時過ぎから急速に下げ始め、僅か1時間程度で100円近くの下落となりました。その後は小動きのまま、126.87円、1.29%安で引けています。

20091105

 したがって、今日1日のマーケットは低目の寄り付きと、9時半過ぎから1時間程度の下げがほぼ全てであったと言えるかもしれません。

 寄り付き価格は、FOMC声明後に急落した米国株式市場を反映したものだと思われます。ところが、その後の大幅な下落の要因を明確に把握できません。

 決算を前にしたヘッジファンドの季節的な動きにすぎないのかもしれませんし、前日の米国の為替や株式市場の突然の変動で大きな損失を被った投資家の行動であるのかもしれません。

 いずれにしても、、国内に明確な要因があったというより、海外要因に大きく影響を受けたと見ています。

 その他、対ドル円レートがザラバを通じて円高方向へ振れたことがマーケットのセンチメントを重くしたようです。

B20091105

 さらに、昨日はマーケットの上昇に大きく貢献したファースト・リテイリングが、今日は反落しました。このため、マーケットを24円近く引き下げてしまいました。

20091105_2

 アジア市場を見ると、上海とインドネシアを除いて下落しています。ただし、下げ幅は限定的で、1%を越える下げになったのは韓国と日本だけでした。

 GLOBEXではダウ(-17ドル)、ナスダック(-7ポイント)ともに下げています。しかし、下げ幅は急速に縮小しています。

 今日は7-9月の労働生産性の他に重要な経済指標の発表は予定されていません。スターバックス、シグナ、JDSユニフェーズなどの決算があるのですが、大きな注目は集めていないようです。

 前日のFOMC声明後の調整は、マーケットの関心が金曜日の雇用統計に移ったことが理由の一つになっていますから、今日の米国市場はその狭間ということで、大きな動きはないだろうと思っています。

 そこで、日経平均株価なのですが、海外要因に振り回される現状では、米国の雇用統計発表までは重い展開になりそうです。

 ただし、日足を見ると、かなり調整が進んでおり、短期的な循環局面の底打ちが近いことを窺わせます。ストキャスティックスはかなり鮮明に底打ち間近であることを示唆していますので大いに注目しています。

20091105_3

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今日の日経平均株価は? 11月5日

 今日の日経平均株価は高めに寄り付いたあと、堅調な推移を想定しています。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,860円を寄り付きのメドとしています。

 高めの寄り付きの背景となっているダウ平均株価は30.23ドル、0.31%上昇したのですが、大引け1時間前には156ドル高でした。僅か1時間で126ドル近く下げたことになるのですが、別に悪いニュースによるものではありません。したがって、米国の基調は今日の大引けの株価が示唆するよりも強いと見ています。

20091104

 大引けにかけての下げのきっかけはFOMCの政策金利の発表でした。金利は据え置きで、ゼロ金利を維持するということでサプライズはなかったのですが、対ドル円レートの動きを見ると、非常に大きく上下に振れており、動揺が大きかったことが示されています。

A20091105

 ただ結局は、為替が元の状況に収まったように、株式市場も材料出尽くしと言うことになったのだろうと思います。そして、金曜日の雇用統計に興味の対象が変わったのだろうと考えています。

 今日は、日銀の10月に行われた金融政策決定会合の議事要旨の発表の他には重要な経済指標は予定されていません。決算は、エルピーダメモリ、パイオニア、セコムなど相変わらず盛りだくさんです。

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2009年11月 4日 (水)

今日の株式市場を振り返る 11月4日

 今日の日経平均株価は小幅に上昇したのですが、その8割近くが大引け前1時間の上げによるものです。しかも、ファーストリテイリング1社でマーケットを6割以上引き上げた計算になりますので、実質的には堅調ながらほぼ横ばいで推移したというのが実体と見ています。

 17円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに月曜日の終値付近まで戻したのですが、そのあと午後2時ごろまでは小幅な上下を繰り返すにとどまりました。しかし2時以降に34円近く上昇して、41.36円、0.42%高で大引けを迎えています。

20091104

 国際商品市況の上昇を映して、非鉄などの素材関連セクターが値を上げています。また、対ドル円レートがザラバで円安方向に振れたことから輸送用機器も比較的に堅調でした。

B20091104

 ただし、半導体関連銘柄の低迷もあって、マーケット全体としてはほぼ横ばいの推移でした。

 それでも、10月のユニクロの既存店売上高が前年同月比35.7%と大幅に増加したことが伝えられたファーストリテイリングの株価が大引け前に一段高となったことがマーケットを引き上げたと見ています。

20091104_2

 ちなみに、ファーストリテイリングの株価は4.4%強上昇して、マーケットを約27円程度引き上げたことになります。

 アジア市場は好調でした。インドが3%を上回って上昇したのはじめ、香港、韓国、台湾、インドネシア、シンガポールが1%を大きく越える上げ幅となっています。したがって、日本の停滞感が目立つ状況でした。

 GLOBEXではダウ(+53ドル)、ナスダック(+4.5ポイント)ともに上げています。ただ、多少上げ幅は縮まってきました。

 今日は10月のADO雇用統計とISM非製造業景況感指数に続いて、注目のFOMC政策金利の発表が予定されています。予断は許しませんが、マーケットはネガティブ・サプライズはないと踏んでいるようです。

 決算は、シスコ・システムズ、コムキャスト、タイム・ワーナーなどが注目されているようです。

 というわけで、このまま米国市場が堅調に推移すれば、日経平均株価にもかなりの好影響が期待できそうです。

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お知らせ  春 研一さんがブログを立ち上げました

 春 研一さんがブログを立ち上げました。

 「株式投資をファンダメンタルから極める」というブログ名です。

 http://ameblo.jp/halariga/

 サブタイトルは「株式投資をファンダメンタル面からロジカルに徹底追及する。異端アナリストの25年間のノウハウをここに公開」。

 プロの証券アナリストとしての長いキャリアをふんだんに盛り込んだ、質の高いリサーチを十分にお楽しみいただけると思います。是非ご覧いただければと存じます。

 外資系でのキャリアが長く、食品・バイオの領域でトップグループを走り続けてきたノウハウを公開してくれるとのことですので、楽しみにしたいと思っています。

 是非、今後ともよろしくお願いいたします。

 かかし

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今日の日経平均株価は? 11月4日

 今日は、ほぼ月曜日終値の水準で寄り付きそうです。ザラバでの大きな動きは想定していませんが、堅調気味の推移を期待しています。

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,085円を寄り付きのメドと考えます。

 ダウ平均株価は、銀行株の下落に牽引された欧州株の低迷が影響して、11時半から12時半にかけて80ドルを上回る下げとなったのですが、その後は上下を繰り返しながらも切り返して、17.53ドル、0.18%の僅かな下落で終えました。

20091103

 下落とはいえ、低迷したというより、懸念されたほど悪くなかったという印象です。ナスダックは8.12ドル、0.40%上昇しています。

 M&Aがマーケットの重要な牽引役でした。機械セクターでは、スタンレー・ワークスがブラック・アンド・デッカー(BDK)の買収を発表したことで、BDKの株価は31%上昇しました。さらに、ウォーレン・バフェット氏の率いるバークシャー・ハザウェィが鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNI)を買収というニュースで、BNIが28%の急騰を見せています。

 9月の製造業受注指数が前月比0.9%の増加と、コンセンサスの0.8%を上回りました。

 加えて、VIX指数が3.2%下落したこともあって、原油や金価格も上昇しています。

 このような展開を受けての日経平均株価ですから、ザラバでは小動きながらも堅調な動きを期待しています。

 円ドルは現在のところ安定しているようです。

A20091104

 国際石油開発帝石、三井物産、日産自動車など注目決算が目白押しです。

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2009年11月 3日 (火)

欧州発の米国株安となるのか? 11月3日

 シカゴのGLOBEXでは、ダウ(-89ドル)、ナスダック(-14ポイント)ともに大幅に下落しています。現在の水準からは、下げ幅は拡大していないようなのですが、縮小の気配も見せません。

 米国内には、下落の直接的な原因となるものは見当たらないようです。

 どうも、欧州で銀行株価が急落していることが大きく影響していると考えられます。スイスのUBSの決算がコンセンサスを大きく下回った上に、今後の見通しも悲観的だったようです。また、英国のロイズ銀行とRBS(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)に対して2度目の公的資金が注入されるというニュースに、マーケットが警戒的に反応したと見られます。

 ドルスイスの動きを見ると、急激にスイスフランが安くなっており、UBSの衝撃が大きかったことを示唆しています。

A20091103

 また、ポンド米ドルの60分足を見ると、ポンドがドルに対して下げていることがわかります。

A20091103_2

 比較のために、ドル円60分足を見ると、かなり安定的に動いています。

B20091103

 欧州については、ドイツのBMWの決算も悪かったことから、欧州各国の株式市場が幅広く、しかも大幅に下げており、米国の株式市場がその影響をある程度受けるのはやむをえないと思います。

 今日は、9月の製造業受注指数のほか、10月の新車販売統計の発表が予定されています。さらに、4日の水曜日までFOMCが開かれます。

 そのため、今日のダウ平均株価は、欧州の株安と、FOMCの動向を見たいとする保守的なセンチメントとの相乗効果により、軟調な展開を想定せざるを得ません。

 ただし、欧州発の要因については、ザラバではある程度冷静に消化されることで、一段の下落は避けられると考えています。

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三井松島産業(1518) : 春 研一

 世界的な資金の流れに変化が出てきたため、株式市場はかなり波乱の状況です。
     

 これまでの私のディフェンシブ中心という銘柄推奨から言えば、かなり唐突なのですが、今回は三井松島に注目したいと思います。やや短期の推奨です。ただし、長期的に魅力がありますので、短期が嫌いな人は向こう数ヵ月間のうちに買い場を探るという手もあります。
     

 この会社はもちろん石炭の会社です。石炭の会社は日本では、すでに数十年前に斜陽産業となっています。ですから、この会社の設立は1913年(大正2年)なので、まもなく100年が経とうとしていますが、前期末の自己資本は90億円しかありません。つまり、100年かけて自己資本が90億円ですから、年間1億円しか自己資本を積み上げることができなかった、まさに斜陽産業にふさわしい状況です。
    

 しかし、人件費が高く、採掘コストが高い日本で石炭を掘ることは斜陽産業ですが、世界的に石炭は成長産業です。それは、BRICSと言われる新興国の経済成長によって、2000年代に石炭が原料・燃料として注目を集めてきたことによります。
   

 つい1年半ほど前には、三菱商事のオーストラリアの炭鉱事業が脚光を浴びたことは、まだまだ記憶に新しいところです。
   

 実は、三井松島は1990年にオーストラリアに現地法人を設立し、1991年にオーストラリアのリデル炭鉱に出資しています。それがここ23年の資源価格の高騰によって、業績に現れ始めたのが2008年度の第2四半期からでした。そのため、2008年度の営業利益はいきなり64億円と前期比5倍に膨れました。
    

 しかし、資源バブルがはじけたことによって、2009年度の当初見通しの営業利益は35億円と大きく減る予想でした。ところが、原油価格を見てもわかるように、10ドル台が150ドルというとんでもない値段に上昇した後に、30ドル台まで落ち、再び80ドルに戻しています。つまり、150ドルはバブルであっても、新興国の経済発展を考えれば、やはり高水準な価格が続くと考えるのが自然でしょう。そのため、石炭価格も今年になって原油価格同様に上昇していますので、同社にとってうれしい誤算となっています。先日発表された三菱商事の中間決算でも、石炭価格の上昇が業績の増額修正要因になっています。
     

 三井松島では第1四半期決算で15億円強の営業利益が出たことから、上期の営業利益を当初見通しの22億円から29億円に増額修正しています。しかし、あくまで市況産業ですので、通期を見通すのは難しいため、通期予想は35億円のまま据え置きました。
    

 中間決算は1113日に発表予定ですが、同社は去年も四半期の決算発表ごとに業績の見直しをしていますので、今回は通期を増額修正する可能性が高いと考えられます。何せ、上期に29億円で、通期が35億円の予想なのですから。しかも、今のところ原油価格から想像してもわかるように、石炭価格も高水準で推移していますので、増額修正の可能性は高いでしょう。
   

 ただし、決算で増額修正するから、その点に注目しましょうと言っているのではありません。三井松島という斜陽産業に属する会社が、オーストラリアの炭鉱の権利を持っていて、将来的に有望であることを世間はあまり気付いていないと思われます。その証拠に、株価は150-160円ですし、会社予想でもPER8倍です。増額修正されれば、5倍ということもありえます。もちろん、市況株ですので、PERはあまり当てにはなりませんが。しかし、今回の中間決算で同社のポテンシャルに多くの人が気付く可能性があるということが、大きな注目ポイントになります。
   

 その意味で短期的に、株価が上昇するのではないかと考えています。ただし、中期的にはややリスクを見ておいたほうがいいでしょう。それは、今のミニ資源バブルは、世界的な経済刺激策と米国の低金利の賜物という見方があるためです。しかし、長期的には極めて有望であることに変わりはありませんので、数ヵ月先に改めて安いところを拾うのもひとつの手段でしょう。

      

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米国株式市場を振り返る 11月2日

 ダウ平均株価は76.71ドル、0.79%上昇しました。先週金曜日に249.86ドルも下落した後ですから、反発力が弱かったと見ることもできます。

 しかしながら、金融セクターをめぐる衝撃を吸収して、午後2時以降は着実な回復を見せたことを評価したいと考えています。また、株式市場が今後持続的に上昇を続けるためには、むしろ反落を誘発するような大幅な上昇よりも、この程度の上げのほうが望ましいとも思っています。

 先週金曜日の終値付近で寄り付いたダウ平均株価は、急速に上げ幅を拡大して、10時半頃には146ドル高となりました。ところが、その後は一転して急落。午後1時から2時にかけて30ドルを越える下げとなりました。しかし、再び引けにかけて戻し、100ドル以上戻して76.71ドルで大引けとなりました。

20091102

 マーケット開始直後からの上げは、10月のISM製造業景況感指数など主要経済指標がコンセンサスを上回ったことや、赤字決算が予想されていたフォードが黒字となったことが強力に牽引しました。フォードの株価は8.3%上昇しています。

 この強いマーケットを崩したのは金融セクターでした。大手ノンバンクであるCITが連邦破産法11条を申請したことにかかわるショックに加えて、FRBが銀行の商業用不動産ローンの不良債権化を懸念するコメントをだしたことが、金融セクターの株価を圧迫しました。JPモルガンチェースの株価は1.9%上げましたが、ザラバの動きが金融セクターをめぐる状況を示唆しています。

Jpm20091102_2

 このような懸念要因を織り込んだ上で、マーケットが2時以降大引けまでに100ドル以上戻したわけですから、基調はかなり強いと見ています。

 大引け後には、機械セクターで、スタンレー・ワークスによるブラック・アンド・デッカーの買収が伝えられています。詳細を確認したわけではないのですが、ザラバで0.25%の上昇にとどまっていたブラック・アンド・デッカーの株価は、引け後の時間外で22.1%の急騰を見せています。

 もし、今日の米国株式市場も堅調に推移するなると、水曜日の日経平均株価への強力に下支えになりそうです。

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2009年11月 2日 (月)

今日の株式市場を振り返る 11月2日

 2.5%と大きく下落したダウ平均株価の後を忠実に追いかけるように、日経平均株価も2.3%下落しました。果たして日本市場がそこまで下げる必要があったのかどうか、いささか腑に落ちないという印象の相場展開でした。

 130円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を298円まで拡大しました。その後はジリジリと下げ幅を縮めたのですが、結局231.79円、2.31%の大幅安のまま終えています。

20091102_2

 国際商品価格の下落が影響して、石油や非鉄などのセクターの低迷が目立ちました。また、対ドル円高が輸送用機器や電気機器の株価にダメージとなりました。

B20091102_2

 一方、政府による規制の緩和観測で、消費者金融セクターが大幅に上昇しています。米国では大手ノンバンクCITや地方銀行の相次ぐ破綻で大騒ぎしているのとは対照的でした。

 その他、電力・ガス、食料品といった典型的なディフェンシブ・セクターが上昇しており、株式市場のセンチメントが大きく悪化したことが窺われます。

 ところが、アジア市場を見ると、日本のように忠実に米国市場を追いかけたところはなかったようです。上海、インドネシア、マレーシアは上昇しています。特に上海市場は2.7%と大幅高になっています。下落した市場も、おおむね小幅にとどまっており、日本の下げ幅が群を抜いています。

 欧州も、現在のところマチマチの動きですが、上昇している市場の数か優勢のようです。

 GLOBEXでは、ダウ(+47ドル)、ナスダック(+3.75ドル)ともに上昇しています。両者とも若干上げ幅を縮小してきているようですが、大幅下落からの反発が期待できそうな気配です。

 今日は、9月の中古住宅販売保留(契約後引渡前の件数)と建設支出、そして10月のISM製造業景況指数の発表が予定されています。決算はフォードに注目が集まっているようです。

 このような経済指標や決算に加えて、CITの破綻がどのような影響を株式市場に与えるのか予断を許さないところです。

 ただ、フォードの決算やCITの破綻が、株式市場にとって晴天の霹靂となるような驚きを与えるものではないということは言えそうです。

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今日の株式市場を振り返る 11月2日

 2.5%と大きく下落したダウ平均株価の後を忠実に追いかけるように、日経平均株価も2.3%下落しました。果たして日本市場がそこまで下げる必要があったのかどうか、いささか腑に落ちないという印象の相場展開でした。

 130円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を298円まで拡大しました。その後はジリジリと下げ幅を縮めたのですが、結局231.79円、2.31%の大幅安のまま終えています。

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 国際商品価格の下落が影響して、石油や非鉄などのセクターの低迷が目立ちました。また、対ドル円高が輸送用機器や電気機器の株価にダメージとなりました。

B20091102_2

 一方、政府による規制の緩和観測で、消費者金融セクターが大幅に上昇しています。米国では大手ノンバンクCITや地方銀行の相次ぐ破綻で大騒ぎしているのとは対照的でした。

 その他、電力・ガス、食料品といった典型的なディフェンシブ・セクターが上昇しており、株式市場のセンチメントが大きく悪化したことが窺われます。

 ところが、アジア市場を見ると、日本のように忠実に米国市場を追いかけたところはなかったようです。上海、インドネシア、マレーシアは上昇しています。特に上海市場は2.7%と大幅高になっています。下落した市場も、おおむね小幅にとどまっており、日本の下げ幅が群を抜いています。

 欧州も、現在のところマチマチの動きですが、上昇している市場の数か優勢のようです。

 GLOBEXでは、ダウ(+47ドル)、ナスダック(+3.75ドル)ともに上昇しています。両者とも若干上げ幅を縮小してきているようですが、大幅下落からの反発が期待できそうな気配です。

 今日は、9月の中古住宅販売保留(契約後引渡前の件数)と建設支出、そして10月のISM製造業景況指数の発表が予定されています。決算はフォードに注目が集まっているようです。

 このような経済指標や決算に加えて、CITの破綻がどのような影響を株式市場に与えるのか予断を許さないところです。

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今日の株式市場を振り返る 11月2日

 2.5%と大きく下落したダウ平均株価の後を忠実に追いかけるように、日経平均株価も2.3%下落しました。果たして日本市場がそこまで下げる必要があったのかどうか、いささか腑に落ちないという印象の相場展開でした。

 130円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を298円まで拡大しました。その後はジリジリと下げ幅を縮めたのですが、結局231.79円、2.31%の大幅安のまま終えています。

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 国際商品価格の下落が影響して、石油や非鉄などのセクターの低迷が目立ちました。また、対ドル円高が輸送用機器や電気機器の株価にダメージとなりました。

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 一方、政府による規制の緩和観測で、消費者金融セクターが大幅に上昇しています。米国では大手ノンバンクCITや地方銀行の相次ぐ破綻で大騒ぎしているのとは対照的でした。

 その他、電力・ガス、食料品といった典型的なディフェンシブ・セクターが上昇しており、株式市場のセンチメントが大きく悪化したことが窺われます。

 ところが、アジア市場を見ると、日本のように忠実に米国市場を追いかけたところはなかったようです。上海、インドネシア、マレーシアは上昇しています。特に上海市場は2.7%と大幅高になっています。下落した市場も、おおむね小幅にとどまっており、日本の下げ幅が群を抜いています。

 欧州も、現在のところマチマチの動きですが、上昇している市場の数か優勢のようです。

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今日の株式市場を振り返る 11月2日

 2.5%と大きく下落したダウ平均株価の後を忠実に追いかけるように、日経平均株価も2.3%下落しました。果たして日本市場がそこまで下げる必要があったのかどうか、いささか腑に落ちないという印象の相場展開でした。

 130円安で寄り付いた日経平均株価は、すぐに下げ幅を298円まで拡大しました。その後はジリジリと下げ幅を縮めたのですが、結局231.79円、2.31%の大幅安のまま終えています。

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 国際商品価格の下落が影響して、石油や非鉄などのセクターの低迷が目立ちました。また、対ドル円高が輸送用機器や電気機器の株価にダメージとなりました。

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 一方、政府による規制の緩和観測で、消費者金融セクターが大幅に上昇しています。米国では大手ノンバンクCITや地方銀行の相次ぐ破綻で大騒ぎしているのとは対照的でした。

 その他、電力・ガス、食料品といった典型的なディフェンシブ・セクターが上昇しており、株式市場のセンチメントが大きく悪化したことが窺われます。

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今日の日経平均株価は? 11月2日

 今日の日経平均株価の寄り付きは低く、ザラバも軟調な展開を想定せざるを得ません。警戒態勢で臨みたいと思います。

 先週金曜日の米国株式市場の下落を反映したCMEの日経平均先物価格(円ベース)9,720円が寄り付きのメドとなりそうです。

 対ドル円レートが大きく円高方向に振れていることが、寄り付きやザラバの株価推移にとって一段の重石となることも懸念されます。

A20091102

 ただし、個人的には、先週金曜日のダウ平均株価の動きに悲観的になりすぎる必要はないだろうと見ています。

 ノンバンク大手のCITが、最大の債権者であるカール・アイカーン氏の賛同を得たことから、事前調整型の経営破たん手続きをとる可能性が高いことや、地方銀行の経営破たんが続いていることがダウ平均株価に大きく影響を与えたようです。CITの株価は24%下落して、引け後の時間外でさらに11%下げ、僅か64セントになってしまいました。

Cit20091031

 しかし、ダウ平均株価の日足を見ると、木曜日の大幅上昇分の反動も考慮に入れれば、下げ幅は限定的であり、チャート的にも大きな崩れはないようです。

20091031 

 しかも、日中足では午後1時半以降は底堅い推移になっています。

B20091031_2

 米国でのCITや地方銀行の破綻は、グローバルな金融機関の破綻ではないわけですから、必要以上に悲観的になる必要はないような気がします。

 今日の国内では、重要な経済統計の発表は予定されていません。決算発表は55社程度とやや少なめです。帝人、旭化成、フジクラ、マブチモーター、ダイハツ、スズキなどに注目しています。

 ザラバは、午後になると米国のGLOBEXの動きに神経質に反応しそうです。また明日が休日であることも影響があるかもしれません。

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2009年11月 1日 (日)

京成電鉄(9009) : 健美操

気になる鉄道会社をご紹介します。

京成電鉄は長い間他線に乗客を奪われ続け、利用客がまばらな駅が散見されます。比較的地価が安価な地域を走っており私鉄の中でも目立たない存在となっています。

一方で、最近の業績は安定しています。本業の鉄道経営を重視し、競争力が低下している既存路線においても合理化努力で補った結果です。

また、必要な投資は着実に行い、スカイライナーの乗り換え拠点である日暮里駅を大幅改造し、千葉県内の乗り換え起点になる船橋駅の狭いホームを改造し近代化の投資を行いました。都心部では高架化を進めるなど、鉄道インフラの整備に充実感が出てきました。

さて、地道な経営努力を続けている京成電鉄ですが、もうすぐ話題面でも注目されそうです。

来年度には成田新高速鉄道が開通する予定です。成田空港と都心が36分で結ばれ、お洒落な車両が走り始めます。

成田空港へのアクセス数では、鉄道会社としては京成がJRを上回っており、(特別料金の掛からない)特急に競争力があります。有料特急ではスカイライナーは成田エクスプレスに及びませんが、成田新線を走る新型スカイライナーで成田の顔の奪還を目指すことになります。

また、押上では東京スカイツリー(新東京タワー)の建設が進んでいます。主に東武鉄道の事業ではありますが、押上は京成電鉄にとって最も乗降客が多い駅です。京成電鉄は押上に質素な本社を構えていますが移転計画もあるようで、跡地の有効活用につながれば面白いと期待しています。

京成電鉄は新京成電鉄など千葉県内の鉄道だけでなく、茨城県内の鉄道も関連会社とするなど、関東東部に広大な経営地盤を築いています。ソフト面でも三井不動産と共にオリエンタルランドを作った実績がある懐の深い会社でもあります。

これまでの地味な印象からか、他の私鉄と比べて株価がディスカウントされている感がありましたが、そろそろこのディスカウントは解消されても良いと期待しています。

   

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出荷在庫バランスで読む9月の鉱工業生産

 9月の鉱工業生産動向を「出荷在庫バランス」で、多少詳細に点検してみようと思います。出荷数量の増減率から在庫数量の増減率を差し引いた指標です。金額ベースの出荷と在庫で測る「在庫循環モメンタム」とほぼ同じ傾向を示しています。

 図が多くなりますので、最初にポイントだけをまとめておきます:

  • 9月の最大の特色は、資本財の出荷在庫バランスが急上昇したこと。設備投資関連の回復が視野に入ってきました。機械関連に注目です。
  • 依然として、電子部品や化学製品などの生産財(中間材料)が堅調です。全体の出荷在庫バランスの上昇を牽引しています。
  • ただし、生産財の中で、とりわけ強い上昇を見せてきた半導体関連に頭打ちの気配が鮮明になっています。要注意です。
  • その他、自動車などの耐久消費財も堅調。
  • 一方、鉄鋼電炉製品やセメントなどの建設材は低迷が続いています。

 まず鉱工業全体の出荷在庫バランスから。上昇が続いています。8月には減速の兆しがあったのですが、9月は再び上昇基調になっています。

920091031

 鉱工業の中の耐久消費財は堅調です。乗用車が最大の構成項目です。

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 非耐久消費財は軟調です。衣料品など小売セクターの主力製品が中心です。

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 輸送機械を除く資本財の出荷在庫バランスが急上昇しています。9月の指標のなかで最も注目される展開です。設備投資関連の機械などが中心になっています。

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 資本財とは対照的に、建設材は依然として低迷しています。

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 電子部品や化学製品、鉄鋼高炉製品などが含まれる生産財は好調です。鉱工業全体の出荷在庫バランスの上昇を牽引しています。

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 ただし、生産財のなかでも上昇が目立ってきた集積回路の出荷在庫バランスに頭打ちの気配が濃厚です。半導体などは要注意のシグナルです。

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お知らせ

 11月2日に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に「注意報再発令!(その3):かかし」と題して、私の投稿記事が掲載される予定です。

 先週金曜日に米国株式市場が大幅に下落したこともあって、来週の日経平均株価の動向が気になるところですので、私の個人的な見方をまとめてみました。お時間が許すようでしたら、是非ご覧いただければありがたいと存じます。

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