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2009年11月22日 (日)

テクニカル面で見た底打ち感に注目

 先週の日経平均株価は2.79%の下落となってしまいました、ダウ平均株価がわずかですが0.48%ほど上昇していますので、日経平均株価の停滞ぶりが気になります。

20091123

 ただ、冷静に振り返ると、先週は多くの悪材料が重なり、一挙にマーケットに襲いかかりました。

 米大統領の訪日もあって、鳩山政権の政治手腕、とくに外交面での懸念が高まりました。また、政府による「デフレ宣言」が、対応策を明示していないことから、不安感を醸成したように見えました。さらに、「増資ラッシュ」によるマーケットの需給悪化、そして人民元をめぐる政治的な駆け引きに連動する円高への恐怖。

 ところが、これだけの悪材料が充満していた割には、マーケットの下げ幅は小さかったようです。皮肉ですが、もっと大きく下げていても決しておかしくはなかったように思います。

 なぜか? 私は、マーケットが早々と悪材料の多くを織り込んでしまったからだと考えています。このあたりの多少詳細な議論を、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」で「『注意報再解除!』(その3):かかし」というタイトルの投稿記事でしてみました。明日(23日)午前7時に配信される予定です。少々長めの記事になってしまいましたが、お時間が許せば、是非ご覧いただければ幸いに存じます。

 というわけで、ここでは日経平均株価のテクニカルな側面に注目してみたいと思います。

 ボリンジャー・バンドでは、日経平均株価は-2シグマ(標準偏差)まで下げたところで反転の兆しを見せ始めました。今後は、低下基調にあるバンドに沿って株価も下降を続けてしまうバンド・ウォークが避けられるなら、仮に-3シグマに向かって株価が下落することがあっても、ごく一時的なものにとどまると考えています。したがって、株価は現在を底値として回復に転ずる可能性が高いのではと見ています。

Bb20091123

 つぎに、ストキャスティックスとRSIを確認すると、両者ともに株価が底値圏に達していることを示しているようです。早晩反発に向かう可能性が高いのではと判断しています。

Stkrsi20091123

 もちろん、ファンダメンタルズ面からは、対ドル円高への振れが、マーケットの頭を抑える局面が続く可能性が高いため、楽観は禁物なのですが、現在の株価水準からの下げは、あったとしても、限定的なようです。

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