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2009年11月27日 (金)

「介入リスク」との戦い?

 ちょっと一言。気軽なコメントとして聞き流してください。

 対米ドルで円が「秩序ある」動きを越えるペースで上昇する中で、「介入リスク」との戦いが重要なポイントになってきそうです。

 ここで言う「介入リスク」とは、為替介入の瞬間に為替水準が大きく変動すると同時に、株価が非連続的に水準訂正されることを意味しています。

 非連続的ですから、その瞬間にどのようなポジションを持っているかですべてが決まります。

 円安への水準訂正であれば、日本株は持っている必要があるでしょうし、「持たざるリスク」を意識せざるを得ません。

 売り持ちであれば、これまでの累積的な利益を実現する時間的な余裕がないままに、一瞬にして損失を抱え込むという事態にもなりかねません。

 「介入」の現実性や可能性については様々な議論があります。それはともかくとして、「リスク」の一つとして念頭に置いておくことは必要な気がします。

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