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2009年12月10日 (木)

今日の株式市場を振り返る 12月10日

 為替の動きに激しく反応したマーケットだったと見ています。

 円高への振れに対する恐怖心の背景には、ドバイ問題やギリシャ、スペインの格下げなどグローバルな信用懸念があるわけですから、マーケットが過敏とも言える反応をするのはやむを得ないのかもしれません。

 40円安で寄り付いた日経平均株価は、前場には一時31円高となるなど堅調な推移でした。ところが後場に入ると一転して下げに転じ、141.90円、1.42%安で大引けとなりました。

2009121

 背景にあるには、対ドル円レートの急速な円高への振れでした。

C20091210

 前日にフォルクス・ワーゲンとの提携で値を上げたスズキが6.5%と大幅に下落したのが目を引きました。

 今日上昇したセクターはディフェンシブの代表である電力・ガスただ1業種でした。マーケット・センチメントの弱さを示唆しています。

 ただし、ドル円のチャートが示すように、大引け後には急速に円安へ揺れ戻しています、そのため、日経平均先物の夕場は反発して推移しています。

 アジア市場は比較的に堅調です。台湾(-1.53)が比較的に大きく下げているのですが、シンガポール、香港の下げは限定的で、それ以外の市場は上げています。特に韓国(+1.14%)の大幅な上昇が目を引きます。

 欧州も、フランスとノルウェーを除いて上げています。話題のスペインも0.14%の上昇です。予断は許さないものの、中東や欧州の問題は小康状態のようです、

 GLOBEXでは、ダウ(+2ドル)、ナスダック(-0.5ポイント)とも小動きです。ただし、基調は若干弱めになりつつあります。

 今日は、週間の新規失業保険申請件数、10月の貿易収支、11月の月次財政収支などの発表が予定されています。決算は小売のコストコ、ダラー・ジェネラルなどがあります。

 今後の日経平均株価の動向を見る上では、やはり為替との関連を念頭に置くことが重要なようです。日経平均株価のドル円に関する基本的な視点を、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への私の投稿記事「利益確定の売りに警戒を!:かかし」(12月7日)にまとめていますので、ご参考にしていただければと思います。ポイントは1ドル90円よりも円高であれば、日経平均株価10,000円維持は当面困難かもしれないということです。

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