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2009年12月 2日 (水)

今日の株式市場を振り返る 12月2日

 2日続きの急騰を受けて、さすがに頭の重いマーケットでしたが、対ドル円安に振れた為替が下支えとなったようです。

 20円安で寄り付いた日経平均株価は、直後に下げ幅を58円まで拡げましたが、すぐに回復に転じ、10時前には、今日の高値となる71円高をつけました。しかし、その後は多少停滞気味に狭い範囲の値動きとなり、結局36.74円、0.38%高で終えました。

20091202

 スタート直後は、前日に開催された臨時金融政策決定会合の内容に対する失望感がマーケットに影響を与えたと見られます。しかし、米国株式市場が大幅高であったことや、対ドル円レートが円安方向に振れたことから、すぐに上昇基調に転じました。

C20091202

 ザラバを通して、頭を抑えられながらも、何とかプラスで終えることができたのは、為替の影響が大きかったと見ています。株価上昇率の上位に、鉄鋼輸出の好調さが評価された鉄鋼の他に、輸送用機器、機械、電気機器などの円安メリットセクターが顔をそろえていることからも、影響の大きさが見てとれます。

 引け後には、鳩山首相の「円独歩高は放置できない」という発言や、鳩山首相と白川日銀総裁の会談に対する期待が高まり、円が一段安となりました。それを受けて、日経平均先物の夕場は堅調でした。

 アジア市場はインドを除いて堅調に上昇したのですが、欧州はマチマチです。英国(FTSE)、ドイツ(DAX)が下げているのが多少気になります。しかし下げ幅はわずかですから、平穏な動きと見て良いと思います。ということは、ドバイ問題の展開も平穏なようです。

 GLOBEXでは、ダウ(-5ドル)、ナスダック(-1.75%)ともに軟調です。ただ、前日の大幅な上昇の後ですから、むしろ健闘していると見ています。英国やドイツの下げは、この動きの反映であるように見えます。

 今日は、ADP社による11月の全国雇用者数、チャレンジャー社による11月の人員削減数が発表される予定です。午後には、地区連銀経済報告(ベージュブック)が続きます。

米国の市場がこのまま軟調気味に推移すると、すでに頭の重くなっている日経平均株価にはマイナス要因となる可能性がありますので注意が必要と考えています。果たして、明日も介入期待に後押しされた為替の動きが市場を下支えできるかどうかに注目しています。

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