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2009年12月24日 (木)

五洋建設(1893) : 健美操

特色のある中堅建設会社をご紹介します。

五洋建設は広島県発祥の建設会社です。土木工事はダムなどの陸上土木と港湾などの海上土木に分類されますが、同社は海上土木で国内第一人者です。羽田空港拡張など国内臨海部での主要工事にはよく顔を出しています。 

一般に、競争が激しい陸上土木に比べると、海上土木では実績のある建設会社が少数です。また、臨海部での工事では、特有のノウハウとネットワークにより工事採算性に差が出るため、同社のような臨海部での工事を特意とする会社にとっては腕を振るいやすい環境にあります。

五洋建設は100年以上の業暦を有し、戦前は主に海軍施設を担当していました。終戦に伴い最大顧客を失いましたが、官庁工事と民需を開拓し生き残って来ました。その後も、耐えずコスト削減を続けている生命力のある会社です。

現在の公共投資を巡る議論からも目が離せませんが、国際競争力を維持するための港湾などの物流インフラ整備は必要だと考えられ、今後も同社の技術が求められると期待しています。

さて、五洋建設は海外でも実績があります。シンガポールの埋立地の約4割は同社が手がけたと言われ、香港やベトナムなどでも実績を積んでいます。技術的な信頼も厚く、継続的に受注を獲得しています。そういえば、先日も海外案件受注のリリースが出ていましたが、過去の実績を鑑みれば自然なことだったのでしょう。海外工事では、浚渫(しゅんせつ)船という工事用の大型船を駆使して活躍しています。

この他、高層マンションも得意です。海上土木と高層マンションの組み合わせには意外感があるかもしれませんが、香港やシンガポールなど五洋建設が受注を重ねた地域では、狭い臨海部の国土でより早くから高層化が進展していたことで、同社にもこのような実績があります。

最後に株価面ですが、100円を切っており、低位株特有の変動性が高い状態にあります。また、建設関連銘柄も総じて軟調で短期的な株価の見通しは不透明です。一方で、このような歴史と実績のある建設会社が、どのようにしてこの局面を凌いでいくのかは見応えがあると思い、期待しています。

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