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2009年12月26日 (土)

テクニカル面でみた頭打ち感に警戒を

 11月22日に「テクニカル面で見た底打ち感に注目」という記事で、日経平均株価の反騰の可能性を指摘しました。マーケットは悲観に満ちていて、年足が陰線で終わるのではという意見が出ていました。

 それから約1カ月。今回は「テクニカル面で見た頭打ち感に警戒を」と題して、全く逆のことを指摘しておく必要性を感じています。

 10,500円を越えて、強気に満ちたマーケットの雰囲気です。どうも年末・年始のラリーに対する期待感が大きいようです。「サンタ・ラリー」に追随していなければ、その可能性もあったとは思うのですが・・・・・

20091225

 日足をもう少し詳細に見ると、株価はすでにボリンジャーバンドの+2σに接近しています。バンドの上昇に沿って、株価の上げも続くという「バンド・ウォーク」の可能性もあるのですが、楽観は禁物と考えています。ちなみに11月の下旬には株価が-2σに接近して、株価が下落の「バンド・ウォーク」となる可能性が見えました。現実は急反騰でした。

220091225

 ストキャスティックスとRSIが、ともに頭打ちを示唆していることにも注目しています。11月の下旬とちょうど逆の状況です。

Stkrsi20091225_2

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