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2010年1月25日 (月)

今日の株式市場を振り返る 1月25日

 後場に入って予想以上に強い戻りを見せたのですが、下げの背景となった要因に大きな変化があったというわけではないのが気になります。

 先週末の米国株式市場の大幅下落を受けて、112円安で寄り付いた日経平均株価は10時過ぎには175円まで下げ幅を拡げました。ところが、そこから午後1時半にかけて32円まで下げ幅を縮めました。ボトムから143円ほど上昇したことになります。後場に入ってからの上げ足の速さが目を引きました。その後は多少停滞感が出たのですが、77.86円、0.74%安で終えました。
20100125_2

 正直なところ、下げすぎの反動という理由の他に、ザラバでの戻りの要因がはっきりと見えていないのですが、対ドル円レートが小動きにとどまったことも多少影響しているようです。
B20100125_2

 HDD用ヘッドが予想以上に好調で、通期業績が上方修正されそうだと伝えられるTDKが後場に大きく上昇した背景には、為替の落ち着きもあったように思います。
Tdk20100125_2

 加えて、GLOBEXでの米国市場が反発に転じた安心感もTDKを含め後場のマーケット全体を支えたと見ています。

 その他個別銘柄ではセブン&アイ・ホールディングスの堅調な動きが目を引きました。全国スーパーの売上高は12月も低迷しているのですが、子会社のセブン銀行が、外国機関投資家の大量の株取得で3.2%と大きく上昇したことが理由と見られます。
Ihd20100125_2

 ジャスダック銘柄のJCOMKDDIの資本参加で暴騰したのも目を引きました。
Jcom20100125_2

 このように、個別銘柄では注目すべきものが多かったのですが、マーケット全体としてみると、下落の背景となっている中国の金融引き締めの動きや、米国の新金融規制の動向に大きな変化が見られたわけではないことが気になります。

 アジア市場は全般に下げています。目立つのは上海。1.1%の下落でした。金融引き締めへの警戒感が依然として強く、銀行や不動産が売られたようです。

 欧州は下げ基調で始まったのですが、GLOBEXでの米国市場の反騰を映して、上げに転ずるところが増えています。

 GLOBEXでは、ダウ(+74ドル)、ナスダック(+875ポイント)ともに大きく反発しています。両者とも僅かに上げ幅を縮めているのですが、基本的には堅調な推移です。

 この米国の反発が明日の日経平均株価にプラスの影響を与えるのでしょうが、個人的にはVIX指数の動向により注目しています。米国における政府と金融界の不協和音が、グローバルなリスクマネーの動きにどのような影響を及ぼすかを示唆してくれるためです。

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