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2010年1月26日 (火)

今日の株式市場を振り返る 1月26日

 マーケットの主役は中国でした。

 6円安で寄り付いた日経平均株価は、10時半頃には53円高になるなど前場は堅調さが目立ちました。ところが後場に入ると一転して下落に転じ、187.41円、1.78%の大幅安で大引けとなりました。
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 前場のマーケットを支えたのは、円安方向に振れたドル円の動きと、米国で前日引け後に好調な決算を発表したアップルの株価が時間外で上昇した影響が大きかったと見ています。
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 ところが、前引け後に、中国の一部の銀行が預金準備率を引き上げたというニュースが流れると雰囲気が一変しました。クロス円で円が急速に買われ、対ドルでも大きく円高方向に振れました。

 このため、ハイテクを中心に円高メリットセクターが大きくダメージを受けました。4.8%の大幅下落となったソニーのザラバの動きが今日のマーケットを象徴しているように見えます。
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 「今日の株式市場を振り返る 1月25日」で、ザラバの戻りについて、「中国の金融引き締めや、米国の新金融規制の動きに変化が見られない」ことに懸念を指摘しましたが、やはり中国の影響は大きいものでした。

 しかも、米国の新金融規制の影響はまだ出尽くしているわけではありません。

 というわけで、日経平均株価のメドが重要なポイントとなるのですが、私は日米の株価の連動性を重視しています。
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 昨年初めは、ダウが9,000ドル、日経が9,000円程度でした。そして年末がダウは10,540ドル強、日経が10,540円強。そして、昨日のダウが10,196ドルに対して、日経10,325円。ということは、今後のダウの動きが重要なのですが、もし大きく下落しなければ、日経の下落余地は125円程度と考えています。

 その意味からも、今日の米国市場の動向が気になるのですが、GLOBEXではダウ(-41ドル)、ナスダック(-4.75ポイント)と、ともに下落しています。ただし、下落幅は多少縮小気味です。

 今日は11月のS&Pケース・シラー住宅価格指数とFHFA住宅価格指数の他、1月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数など盛りだくさんです。さらに、議会予算局による2010年の経済財政見通しの発表があるのに加えて、水曜日までFOMCが開かれます。決算はヤフーに注目です。

 話が前後しますが、アジア市場は下げ基調でした。金融政策に揺れる上海が2.4%と大きく下落しています。台湾(-3.5%)、香港(-2.4%)、シンガポール(-2.5%)と軒並みに大きく下げており、中国の影響の大きさを印象付けます。
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 以上のような展開から、明日の日経平均株価は軟調な展開を警戒する必要がありそうです。対ドル円レートは、S&Pが日本国債の格付けを引き下げる検討に入ったとのニュースで、午後4時ごろから一時的に円安に大きく振れたのですが、すぐに円高に戻ってしまいました。株式市場には重石です。

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