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2010年2月18日 (木)

今日の株式市場を振り返る 2月18日

 前日の急騰に続いて、反落せずに小幅ながらも続伸したところに、マーケットの基調の強さが感じられました。

 米国の株高を受けて18円高でスタートした日経平均株価は、55円ほどの狭い値幅の中での上下を繰り返して、28.86円、0.28%高で終えました。

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 欧米の株式市場の堅調さがマーケットを押し上げる一方で、急騰後の利益確定の動き、ザラバの対ドル円高方向への振れ、香港などアジア市場の軟調な展開、などが株価の頭を抑えました。

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 経済指標や、日銀の金融政策決定会合の目に見えたインパクトはなかったようです。

 小幅な値動きのマーケットで健闘したのがファーストリティリング。2.1%上昇しています。日経平均株価は寄り付き値から10円強上昇していますが、この1社だけでマーケットを12円強引き上げました。引け後に台湾子会社の設立や、グループ企業の再編などを発表しているのが注目されます。

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 アジア市場は下げています。香港が0.54%の下落です。

 対照的に、欧州市場は上げています。スペインも0.5%と僅かですが上昇しています。

 GLOBEXでは、ダウが8ドルほど下落する一方、ナスダックは1.5ポイントのプラスで推移しています。両者とも小幅な上下を繰り返している様子です。

 今日は、週間ベースの新規失業保険申請件数、1月の卸売物価指数と景気先行指数、そして2月のフィラデルフィア連銀景況指数などの発表が予定されています。決算はウォルマートとデル。前日引け後に予想を上回る決算を発表したヒューレット・パッカードはその後の時間外取引で1.16%ほど上昇しています。

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