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明日(月曜日)午前7時、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に私の投稿記事「みたび、反騰は続くのか? : かかし」が掲載される予定です。内容的には、この週末にご報告した内容に沿ったもので目新しいものではないのですが、比較的に強気の見方をしており、4週連続の上昇となる可能性が高いとしています。お時間があるようでしたら、是非ご参照ください。
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昨年4月26日に、「『上がる株』が見つかる投資理論(その2)」と題して、もっとも長期の景気サイクルについてお話しました。今回はその補論です。
ずいぶん前の投稿ですので、まずその内容をそのまま転記します。
長期波動を考えよう (2009年4月26日投稿)
今回は、何種類か存在する景気波動のうち、最も長いものに注目してみたいと思います。
実は、この長期波動も何種類かあります。有名なのは、モデルスキーによる世界政治の100年周期モデル、コンドラチェフやシュンぺータによる世界経済の50年周期モデルなどがあります。
数ある長期波動モデルの中で、最も興味深い日本の政治経済を基盤とする公文俊平氏による60年周期モデルを見てみましょう。コンドラチエフやシュンペーターとも重なり合うところの多いすぐれたモデルだと考えています。
原典は「2005年日本浮上ー長期波動で読む再生のメカニズム」(公文俊平編著、NTT出版、1998)です。
それを要約したグラフに、自分なりに勝手に書き込みを入れたものをお見せします。
簡単に説明すると・・・・
1855-1885 幕末。明治へ向かう混乱期。
1885-1915 「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の時代。上昇期。
1915-1945 大恐慌から第二次世界大戦へ。混乱期。
1945-1975 高度成長。東京オリンピック。上昇期。
1975-2005 石油危機、バブル崩壊、金融システム不安。
そこでポイントです。公文氏によれば、日本の長期波動は2005年を底に、2035年まで続く長期的な上昇期に入るということなのです。
公文氏は、1996年10月10日にご自身で書かれた「公文レター」の中で、次のように述べられています。「第三上昇期(2005-2035) : 日本もようやく上昇局面に入るころ、世界は下降期に入っている。これは日本の新たな発展にとって有利な条件になるのか? 日本は情報化への突破をうまく達成できるのだろうか? 日本の最も賢明な対処の戦略は何か? 」
「公文レター」の中に、それらに対する答えは見い出せないのですが、日本は上昇期の恩恵を十分に享受できると見たいところです。
1885-1915の上昇期は「坂の上の雲」の時代でした。1945-1975は「ALWAYS」(三丁目の夕日)の時代と言えそうです。
ならば、幕末から数えて3度目となるこの長期的な上昇局面は一体何の時代と呼ばれることになるのでしょうか? 楽しみです。
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以上が投稿記事の内容です。
現在が、幕末以来3度目となる大きな上昇局面の初期段階にあると見ると、気になるのは少子高齢化。
ところが、考えてみると、明治の初期、あるいは終戦後と大きく違った点があることに気づきます。明治の初期から中期にかけての平均年連は43歳、戦後は52歳程度。ところが現在は80歳。
そこで、人生を5つのステージに分けてみます。どの時代にも、各ステージが平均年齢の20%程度になっているようです。20%X5=100%というわけです。注目は第4段階の挑戦期。経営者として広い視野から会社をリードしたり、第2の人生にチャレンジしたりする時期です。
坂本竜馬は亀山社中という商社を作ったのが31歳のころ、渋沢栄一が銀行、製紙会社、ガス会社などをつくったのが33歳のころと記憶しています。若いように見えますが、当時の挑戦期は25歳から32歳程度。つまり、挑戦期の後期です。
現代の挑戦期は40歳から64歳。つまり、明治初期の32歳、あるいは戦後の40歳が現在の64歳程度のあたると考えれば、少子高齢化のために日本経済がどんどん低迷していくとする見方が少しは違ってくるような気がします。
もっとも、そのような人的資源の活性化や有効利用によって経済の潜在成長力を高めるような方策は、政治的なリーダーシップに依存するところも大きく、それが重大なボトル・ネックにならないように期待したいところです。
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本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN Money、MSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、外為どっとコム
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昨日は「出荷在庫バランス」を通して、1月の鉱工業生産動向を観察してみました。今日は「在庫循環モメンタム」という指標を用いて見てみたいと思います。
結論を先に言えば、当然でしょうが、大きな差があるわけではありません。ただし、在庫の動きにちょっと気になる違いが出ていますのでご注意ください。
その前に、なぜ在庫循環モメンタムなのか?ということを簡単におさらいしておきたいと思います。
出荷在庫バランスは、経済産業省のデータをそのまま使って、数量ベースの出荷の増減率から、数量ベースの在庫の増減率を差し引いて計算した景気指標です。
在庫循環モメンタムは、経済産業省の数量データに、日本銀行の価格データを組み合わせて、金額ベースの出荷の増減率から、金額ベースの在庫の増減率を差し引いて計算した景気指標です。
なぜ金額ベースにこだわるのか? 出荷価格の動きと原料調達価格の動きの間に違いがある場合があるため、それを反映させる必要があるということが直接の理由です。しかし、それだけではなく、米国の出荷・在庫統計が数量ベースではなく金額ベースで表示されているため、比較の観点から、金額ベースの指標を作成することが不可欠であるためです。
指標の簡単な解説はこのくらいにしておきます。詳細は「在庫循環概念図」をご参照願えればと存じます。
それでは、1月の鉱工業在庫循環モメンタムです。数値で示すと、出荷在庫バランスが31.90、在庫循環モメンタムが30.10とほとんど変わりません。長期はこのようになっています。
最近の動きを拡大するとこのようです。点線で示した在庫の動きにご注目ください。
在庫数量と在庫金額の動きの差が出ています。金額ベースでみると上昇加速の兆候が鮮明です。
なぜ数量ベースと金額ベースに差が出るのか? 価格の動きです。日銀の1月「製造業部門別投入・産出物価指数」を見ると、投入価格の上昇率が目立ってきました。投入価格は原材料価格、産出価格は出荷(販売)価格です。
この展開から判断すると、原油価格など国際商品市況が堅調ですから、今後の投入価格上昇が続く可能性があります。すでに1月に投入価格は前年同月を1.4%上回ってきました。一方、産出価格は0.5%下回っています。
ということは、今後は投入価格つまり原材料調達コストの上昇を産出価格つまり出荷(販売)価格に転嫁することができるセクターと出来ないセクターでは業績が大きく乖離してくることが予想されます。それが株価のパフォーマンスに大きく影響するだろうと考えています。
それでは、在庫循環モメンタムはこれからどのような動きをするのでしょうか? 1月の出荷や在庫の数字が今後変化しないと想定して、今後の動きをシミュレーションすると次のようになります。
どうやら、1月がピークであるようです。今後は下落していくのですが、201年5月までは比較的に高い水準を維持できそうです。問題は6月以降。その数字が発表される7月末以降は、株式市場も要注意です。
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先週金曜日に経済産業省が発表した1月の鉱工業生産動向速報を出荷在庫バランスという景気指標を通して見ておきたいと思います。この指標は、出荷数量の前年同月比増減率から在庫数量の前年同月比増減率を差し引いたもので、景気の動向を先行的に示す傾向があります。(詳細は「在庫循環概念図」をご参照ください)
まず鉱工業の生産の動向から。1月は18.2%の増加ですが、時系列でみると、この伸び率の高さを実感します。
鉱工業全体の出荷在庫バランスは、出荷の勢いが牽引して大幅に上昇しています。1月になって、点線で示される在庫数量の減少幅が僅かですが縮小に転じました。生産が出荷にキャッチアップしてきているようです。
乗用車を含む耐久消費財は出荷の回復が著しく急上昇が続いています。
耐久消費財とは対照的に、衣料品などの非耐久消費財の出荷在庫バランスは停滞しています。出荷の基調が弱く、小売セクターには厳しい経営環境であることを示唆しています。
輸送用機器を除く資本財は上昇が目立ってきました。出荷は依然として水面下ですが、月を追って回復が進んでいます。在庫も抑制されています。機械セクターの事業環境が好転に向かっていることを示しています。
回復基調の鮮明な資本財に対して、建設財は停滞からなかなか抜けられないようです。出荷の基調が依然として弱いのが気になります。ただし、悪化しているわけではないので、投資対象として魅力的なものが多そうな気がしています。
半導体、電子部品などの中間製品や、化学・鉄鋼(高炉)製品を含む生産財は、耐久消費財と並んで好調です。出荷在庫バランスの急上昇が続いています。
投資の観点からは、資本財と建設財に注目したいと思っています。
今後の注意点としては、この出荷在庫バランスの上昇が、そろそろ終わりそうなことです。その見かたについては、後ほど「在庫循環モメンタム」で見た鉱工業生産動向のコメントの中で触れたいと思っています。
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米国株式市場は多少堅調ながらも動きのない一日でした。経済指標も決算も、良いニュースと悪いニュースが打ち消しあったという印象です。
ダウ平均株価は4.23%、0.04%の小幅高で終えました。
昨晩お伝えしたように(「米国株式市場の動き」)、10-12月期のGDP改定値が予想を上回ったのですが、一方で、1月の中古住宅販売戸数がコンセンサスを大きく下回りました。
好決算を発表したギャップが大きく上昇したのと対照的に、赤字額が予想を上回ったAIGの株価が急落しました。
ギャップは5.44%の上昇です。
一方、AIGは9.96%下落して、引け後の時間外取引では、さらに0.08%下げています。
このようなマチマチな展開の中で、全体のマーケットを多少堅調にしたのは、銀行株の健闘でったようです。JPモルガン・チェースの株価が3.27%上げていますが、ザラバの着実な上昇が印象的でした。
この米国市場の動きを背景に、月曜日の日経平均株価はCMEの先物価格(円ベース)10,150円をメドに、若干高めの寄り付きが期待できそうです。
対ドル円レートが円高方向に振れているのが多少マーケットの重荷になることが多少懸念されます。
しかしながら、VIX指数が2.99%と比較的に大きく低下しており、グローバルなリスクマネーのリスク許容度が高まっていて、原油価格も上昇していることが、マーケットを押し上げる可能性に期待しています。
先週の日経平均株価は0.02%と僅かですが上昇しました。これで3週連続の上昇となります。日米の株価の連動性が非常に高いことから、来週は、仮にダウ平均株価が多少調整することがあったとしても、日経平均株価は堅調に推移するだろうと見ています。
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ダウ平均株価はほぼ前日の終値付近でスタートしたのですが、10時頃から大きく下落して、およそ50ドルまで下げ幅を拡大しました。しかし、その後は、急速に戻しています。
10-12月期のGDP改定値が前期比年率で5.9%増加と、コンセンサスであった5.7%を上回ったのですが、個人消費が事前予想を下回ったこともあって、マーケットへの影響はほぼ中立であったようです。
ところが、10時に発表された1月の中古住宅販売戸数が前月比7.2%の減少と、予想された0.2%の増加を大幅に下回ったことがダウ平均株価を引き下げたもようです。
ただし、その後の株価は急激に戻しており、現在は24ドル高となっています。
すでに発表されている2月のシカゴ購買部協会景気指数は予想を上回り、ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は僅かに下回りましたが、これらも既にマーケットは織り込んでいます。
ということで、どうやら今日は堅調な相場展開が期待できそうです。
対ドル円レートは円高方向に振れたことが多少気懸りですが、現在は一段の円高方向への動きは止まっています。
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今日は、これから外出のため、とりあえず簡単に今日の株式市場をコメントしておきたいと思います。きちんとしたご報告は、今日深夜か、明朝になりますので、よろしくお願いいたします。
前日に50ドルを越えて下げたダウ平均株価を受けて始まったマーケットでしたが、意外に堅調な推移でした。
日経平均株価は5円高で寄り付いた後多少モタつき、10時過ぎには16円安を付けました。しかし、その後は堅調さを取り戻し、24.07円、0.24%高で大引けを迎えています。
堅調さを取り戻した背景には、1月の鉱工業生産の速報値や小売業販売額がともにコンセンサスを上回ったことがあるとは思うのですが、より直接的には対ドル円高方向に振れた為替が円安に戻したことが大きかったと見ています。
1時半過ぎに日経平均株価は69円まで上げ幅を拡大しましたが、そこから大引けまで45円ほど縮小してしまいました。
週末の手仕舞いの動きにの他に、ドル円のチャートが示すように、再び円高方向へ動いたことも影響したようです。 また、NYダウ先物価格が上昇幅を縮めたことも、マーケットを神経質にさせたように思います。
今日の米国では、昨年10-12月期のGDP改定値、1月の中古住宅販売件数、2月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)とミシガン大学消費者信頼感指数の確定値などが発表される予定です。
今日の米国市場の動向が楽しみですが、詳細はのちほどお伝えします。
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米国株式市場は下落したのですが、ザラバでの大幅な回復が印象的でした。それを受けて、今日の日経平均株価も、寄り付きは低いのですが、ザラバでは意外な底堅さを見せることを期待しています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,060円を寄り付きの一応のメドとしています。
ダウ平均株価は、1月の耐久財受注や週間ベースの新規失業保険申請件数などの経済指標がコンセンサスより悪かったことに、ギリシャの財政不安の再燃が加わり、スタート直後から160ドルを越える下げとなりました。11時半にかけて下げ幅を188ドルまで拡げましたが、その後は急速な回復に転じて、53.13ドル、0.51%の下げで終了しました。底値から135ドル上昇したことになります。(「米国 経済指標に失望感?」)
回復の引き金は為替であったようです。対ユーロでドル安が進んだことから、原油価格などが戻しました。
シェブロンは0.32%ほど下落して終えているのですが、ザラバの回復基調が鮮明です。
VIX指数は、スタートこそ上昇しましたが、その後は一貫してけ落基調をたどっており、投資家のセンチメント改善が進んだことを示唆しています。
この流れを受けて、今日の日経平均株価のザラバは、意外な底堅さを見せるのではと期待しています。
ただし、対ドル円レートが円高方向に振れたことがマーケットの重石になることが懸念されるため、注意する必要がありそうです。
今日は、1月の消費者物価指数、新設住宅着工戸数、鉱工業生産動向の速報、商業販売統計の速報などの重要な指標の発表が続きます。1月の自動車の国内生産と輸出実績や、内田洋行、ダイドードリンコ、日本航空などの決算発表からも目を離せないようです。
トヨタのADRの動きは比較的に落ち着いていたようです。
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当ブログでも何度か紹介させていただいたトリドール(3397)の個人投資家向け会社説明会が開催されます。興味のある方はご覧になってください。
URL:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-45.html
よろしくお願いいたします。
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1月の耐久財受注と週間ベースの新規失業保険申請件数が発表されています。コンセンサスを下回っており、マーケットの失望感を誘っているようです。NYダウ先物は下げ幅を50ドル程度から97ドル程度に拡げてきました。
1月の耐久財受注は、前月比3.0%の増加と事前予想の1.5%増を上回りました。ところが、輸送機器を除くと0.6%の減少と、コンセンサスであった1.0%の増加を下回っています。修正された前月分は2.0%の増加でした。
週間ベースの新規失業保険申請件数は49万6千人と、予想された46万人を上回り、先週より2万2千人の増加となっています。
これをうけて、対ドル円レートが円高に振れています。明日の日経平均株価には重石になりそうな展開です。
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バーナンキ証言に沸いた米国株式市場の上昇を受けて、高めにスタートしたマーケットですが、ザラバの展開は想定以上に軟調でした。為替の重圧に抑えつけられたと見ています。
57円高で寄り付いた日経平均株価は10時前に68円まで上げ幅を拡大したのですが、その後は下落基調に転じ、目立った反発もないままに、96.87円、0.95%の下落で引けを迎えています。
ドル円の動きを見ると、10時前後から大きく円高に振れています。米国の景気動向に対する不透明感や、低金利の継続がこの動きの背景にあると見られます。
また、ユーロ円もドル円と同様に円高に振れています。ギリシャの財政問題再燃がユーロ安を牽引していると見られます。
このような展開から、マーケットに対するインパクトの大きい輸出関連株が低迷したことがマーケットを抑えつけました。
欧州のディーゼル車用排気ガス浄化装置を重要な収益源とする日本ガイシが3%弱下落したことが目を引きました。ユーロの下落がマーケットに大きく影響した様子がうかがえます。
アジア市場もおおむね下落しています。韓国、台湾、インドネシアの下げ幅が1%を越えています。一方、上海が1.27%と大きく上昇しています。これまでの低迷の反動もあるのでしょうが、中国国務院による産業構造調整と振興政策が好感されたと見られます。ただし、この動きは日経平均株価を下支えする要因とははならなかったようです。
欧州市場はマチマチに始まったのですが、下げが優勢になっています。ただし、下げ幅は限定的です。ギリシャが1.75%と大きく下落しているのですが、ポルトガルは0.44%、スペインは0.09%の下げにとどまっています。どうやら、GLOBEXの動きが軟調さの背景にあるようです。
そのGLOBEXでは、ダウ(-40ドル)、ナスダック(-8.5ポイント)ともに下げています。下落幅は僅かに拡大しています。だたし、前日の大幅高の反動もありますから、非常に弱いという印象はありません。
今日は、週間ベースの新規失業保険申請件数、1月の耐久財受注、連邦住宅金融局による12月の住宅価格指数など、興味深い指標の発表が続きます。
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日経平均株価が為替に神経質に動いています。10時前後から調整色を見せています。
背景は為替。対ドル円レートを15分足でみると、円高への振れと株価の調整が連動しています。
バーナンキ証言→低金利持続→金利格差による円安(ドル高)期待立ち消え・・・・・ということでしょうから、株価が円高への動きに神経質になることはやむを得ないのだろうと見ています。
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米国株式市場が上昇したことから、今日の日経平均株価は高く寄り付きそうです。ザラバも、前日の反動から堅調気味に推移することを期待していますが、比較的に小幅な動きにとどまる可能性が高いと思っています。
寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)10,230円を一応のメドとしています。
ダウ平均株価は91.75ドル、0.89%と比較的に大きな上げ幅で終えています。
10時に発表された1月の新築戸建て住宅販売統計がコンセンサスを大きく下回ったことから、値を崩したのですが、バーナンキFRB議長の議会証言で早期の利上げ観測が後退したことを受けて反騰に転じました。
銀行株がバーナンキ証言の恩恵を受けたようです。JPモルガン・チェースの株価が2.4%強上げています。ザラバの動きがマーケットの動きを示唆しているように見えます。
確かに、米国株式市場の上昇幅は大きかったのですが、前日の反動という面もあるわけですから、意外に限定的であったような気がします。しかも、11時以降はほとんど動きが止まっているように見えます。
VIX指数は5.1%強の下落となり、マーケットのセンチメントの改善を示しているのですが、日中の動きを見ると、新築住宅統計による上昇効果と、バーナンキ効果による低下効果がほぼ拮抗しています。
つまり、バーナンキ効果のインパクトを過大評価することは控えたほうが良さそうです。
このような米国市場の展開を受けて、日経平均株価のザラバも基本的には堅調であると見るのですが、意外に小動きになる可能性もありそうだと見ています。
対ドル円レートは、一時円高方向に振れましたが、ほぼ前日の水準に戻りました。といっても、もちろんマーケットの重石になる円高水準です。
決算はパーク24、プラネットの2社が予定されています。
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身動きの取れないマーケットでした。
ダウ平均株価の100ドルを越える下落を映して、146円の大幅安でスタートした日経平均株価は、110円ほどの値幅の中で変動した後、寄付値を僅か7円程度下回る153.27円、1.48%で大引けを迎えています。
後場には、NYダウ先物価格がマイナスからプラスに転じ、上海市場も上昇基調にあったことから、多少持ち直すことを期待していたのですが、対ドル円高の重石が大きかったようです。(「後場には落ち着きを取り戻す?」)
アジアの主要市場では上海とマレーシアを除いて下げています。ただし、下げ幅は1%以下となっています。目を引いたのは上海。1.33%と大幅に上げています。これまでの低迷の反動ということもあるのでしょうが、石油、鉄鋼、不動産、銀行などの主力銘柄が上昇しており、力強さが感じられました。
この動きが、日経平均株価の後場開始直後に見せた上昇の背景の一つであったようです。
欧州市場はほぼ全面安でスタートしたのですが、現在はマチマチの動きから上げ優勢になってきました。スペイン(-0.85%)、ポルトガル(-0.59%)は下げているのですが、下落率は限定的です。ちなみに、ゼネストであるはずのギリシャは1.02%の上昇に転じています。
欧州市場の好転の背景にあるのはGLOBEXの動きであると見られます。ダウ(+15ドル)、ナスダック(+4.25ポイント)ともに上昇に転じてきました。
今日の米国マーケットは、バーナンキFRB議長の下院での議会証言を固唾をのんで待っているという感じです。もう一つ注目を浴びているのが下院でのトヨタ問題の公聴会。豊田社長が出席するということで、注目度が一段と高まっているようです。
今日の日経平均株価が身動きの取れない状態だったと指摘しましたが、対ドル円高に加えて、これらが大きく影響したと思われます。
その他に、1月の新築戸建て住宅販売の統計が発表される予定です。前月の34万2千戸に対して、35万4千戸と増加することがコンセンサスなのですが、大雪の影響が多少気になります。
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予断は許しませんが、後場は多少落ち着きを取り戻すかもしれません。
マイナスで推移してきたNYダウ先物価格がこの1時間半ほどの間にプラスに転じてきました。
ドル円も円高方向への振れが収束して、膠着状態になっています。
加えて、上海市場も僅かな上げに転じてきています。
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米国株式市場の下落を受けて、今日の日経平均株価の寄り付きは低く、ザラバも軟調な推移を警戒しています。
寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)10,195円をメドとしています。
ダウ平均株価は100.97ドル、0.97%とかなり大きく下げました。
2月の消費者信頼感指数が46.0と、コンセンサスであった55.0を大きく下回ったことが10時に発表されると、それまで前日を20ドル近く上回って推移していた株価が、一挙に80ドル安へと急落しました。
シカゴ・オプション取引所のVIX指数が7.17%の急上昇となっており、景気の先行きに関して、マーケットの不安感が高まった様子が示唆されています。
対ドル円レートも大きく円高方向に振れており、今日の日経平均株価の重石となりそうです。
トヨタのADRが1.9%下落したことも気になります。ザラバの動きを見ても、かなり弱い展開となっています。
というわけで、今日の日経平均株価のザラバも軟調な推移を警戒しています。
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12月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数が-3.0%と、コンセンサスどおりであったこともあって、ダウ平均株価は若干のプラスで推移していたのですが、日本時間の0時になって下落を始めています。
現在(0時15分)76ドルほどのかなり大きな下げです。2月の消費者信頼感指数が55.0の事前予想に対して、46.0と大きく下回ったことが原因と推測しています。この数字は1月の55.9に対しても大幅な下落となるばかりでなく、09年4月以降で最も低いものであるため、マーケットはかなりのショックを受けている模様です。
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前日に見せた大幅高の反動については、あまり心配していなかったのですが、それにしても、対ドル円高の重石の中で48.37円、0.47%の下げにとどまったのは健闘であったと見ています。特に後場の反発が印象的でした。
72円安で寄り付いた日経平均株価は、前引けの時点で120円まで下げ幅を拡大しました。しかし、後場に入ると反騰に転じ2時過ぎには24円まで下げ幅を縮めました。大引けにかけて多少値を崩したのですが、寄り付きを上回って終了しています。
後場を牽引したのは、海運、証券などが中心でしたが、材料株の値動きの良さも目を引きました。
リチウムイオン電池や燃料電池関連のGSユアサが3.4%近く上昇しましたが、後場に大きく上昇しています。
同様に、スマート・グリッドの明電舎も2.7%上げています。
アジア市場は、上海とマレーシアを除いておおむね上昇しています。香港が1.2%高と好調であったのが目立ちます。日経平均株価の後場の堅調な動きにも貢献したようです。
対照的に欧州市場は軟調です。スタートはまちまちだったのですが全体に下げてきました。GLOBEXでダウ、ナスダックとも下げ幅を拡げていることが背景にあるようです。スペインが1.4%と下げ幅が大きくなっていることも気になります。
GLOBEXでは、ダウ(-31ドル)、ナスダック(-6.75ポイント)ともに下落しています。下げ幅は拡大してきたのですが、現在は多少落ち着いてきたように見えます。
今日は昨年12月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、2月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数の発表が予定されています。ホーム・デポの決算発表も控えます。加えて、米下院でのトヨタ問題公聴会も非常に気になるところです。
今日の経済指標がマーケットを大きく下げるような事態はそうていしてはいないのですが、明日のバーナンキ連銀議長の議会証言を控えて、様子見の姿勢がセンチメントを重くする可能性を念頭に置いています。
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今回は三井松島産業(1518)のフォローアップです。
2月12日に公表された2010年3月期第3四半期決算は当初の想定どおり、好調な決算でした。通期の会社計画が50.8%減収、営業利益40億円に対して、9ヵ月累計の売上高は45.7%減収となっており、営業利益は41.84億円とすでに通期計画を上回っています。
しかし、会社側は通期の業績予想を据え置きました。これは、業績表にあるように前年度の第3四半期に通期の営業利益予想を70億円から80億円に増額修正したところ、実際は64億円と逆になった反省があるためです。
同社の場合、収益のほとんどは豪州の石炭子会社のものです。しかも、決算期が3ヵ月ずれていますから、3月決算分はすでに12月で終わっています。それでは、なぜ前年度はそんなにぶれたのでしょうか。それは、為替です。期末にかけて急速に円に対して豪州ドルが下げたためです。まさに、熱ものに懲りてなますを吹く状況です。
さて、来年度ですが、本日の日経9面(14版)にあるように、豪州の資源大手BHPビリトンは日本の鉄鋼会社に対して55%の値上げを打ち出しています。もちろん、交渉ですので、吹っかけていることも考えられますから、これで着地するわけではないと思います。しかも、従来1年契約であったものを、3ヵ月ごとの見直しにするということを打ち出していますが、日経紙によれば、この55%値上げがどの数字に相当するかは不明としています。
しかし、為替動向や短期契約となった場合の期後半の石炭価格で業績はぶれますが、今回の内容だけ考えれば、来期の同社の業績は好調なものが予想されます。為替がよほどの豪州ドル安にならなければ、今期業績の増額修正の可能性が高い上、来期も増益予想となる可能性も高まっています。現時点の会社予想ベースのPERは7倍台ですから、来期はかなり低下する可能性があります。もちろん、PERという指標は市況産業にはそれほど適用できないことは承知の上ですが。
しかも、同社は昨年末に公募増資をしていますので、そこで売られた分、他の資源関連株の三菱商事などが今年になって戻り高値を更新しているのに対して、同社の出遅れ安心感は大きいのではないでしょうか。
チャート(2月23日前引けまでの日足)を見ると、公募増資の場面が底で、その後160円どころに何度かチャレンジしていまして、ここがとりあえず壁のように見えます。チャートはどのロジックが最適かは専門家ではないのでわかりませんが、前回の高値180円前後、130円から160円までの上昇幅を160円に乗せた190円、180円から130円までの下落幅の倍返しで230円などが目処となるでしょう。
なお、詳細なこの半年ほどのこの銘柄の注目背景は、以下の記事(2009年11月10日)にあります。ただし、4回にわたって書いてありますので、理屈っぽい、長い文章が得意でない方は、決してリンクをクリックしないようにしてください。
(URL:http://ameblo.jp/halariga/entry-10384969772.html#main)
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小幅安に終わった米国株式市場を映して、多少低目のスタートを想定しています。ザラバは対ドル円高方向への振れが重石となって軟調気味な推移となりそうですが、大幅高となった前日の反動の影響については大きな心配はしていません。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,365円をメドとしています。
ダウ平均株価は18.97ドル、0.18%と僅かに下げて終了しています。大引けにかけて、手仕舞いに押されたのですが、ザラバは比較的に堅調な推移でした。目立った材料がなく、65ドル弱程度の狭い値幅の中での推移でした。
シュルンベルジェがスミス・インターナショナルを買収すると発表して、株価が3.65%と大きく下落したことの影響もあって、エネルギー株が軟調でした。シェブロンも1.47%ほど下げています。
一方で、金融セクターが堅調に推移してマーケットを支えました。バンク・オブ・アメリカが2.08%上昇しています。
VIX指数は0.4%低下しており、マーケットのセンチメントは決して悪くなかったことを示唆しています。ただ、3時過ぎから僅かに上昇する動きを見せており、株式市場の大引けにかけての下げに連動しています。
今日の日経平均株価のザラバを軟調気味とみる理由は、対ドル円レートの円高への振れが多少の重石になると考えるためです。ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が0.3%程度下げたのも気になります。
ただし、前日の大幅高の反動はあまり大きく心配していません。大幅高が、先週金曜日の急落の反動であるためです。
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今日は、これから外出します
帰宅は夜遅くなりそうなので、「今日の株式市場を振り返る 2月22日」は深夜か、あるいは(酒量にもよりますが)明朝になるかもしれません。
出来る限り深夜にするようにしますので、よろしくお願いいたします。
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いつもの単純な発想なのですが、日経平均株価とダウ平均株価の高い連動性に注目しています。
乖離はこのように推移してきました。
注目しているのは、現在の乖離幅の拡大です。日経平均株価が10,123.58円(2月19日)に対して、ダウ平均株価が10,402.35ドルとなっています。
現在の寄り付き前の動きは10,270円を挟んだ展開なのですが、ザラバは10,400円程度をメドにした展開となる可能性もありうると見ています。ただし、あくまでも可能性の一つにすぎないのですが・・・・・
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今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開を期待しています。
寄り付きは、cMEの日経平均先物価格(円ベース)10,270円を一応のメドとしています。
先週金曜日に米公定歩合引き上げに反応して、212.11円と急落した反動が、今日の寄り付き価格を押し上げるだろうと見ています。
対ドル円レートは、多少円高に振れる動きを見せたのですが、その後円安方向に揺り戻しているため、マーケットのザラバには大きな影響はなさそうです。
今日は1月の全国のスーパーとコンビニエンスストアの売上高のほかには重要な経済指標の発表は予定されていません。
春節開けの上海市場の動きが、マーケットに影響を及ぼす可能性があるために注目しています。
FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」に、「ふたたび、反騰は続くのか?:かかし」を投稿しました。お時間があれば、ご参照いただけるとありがたいと存じます。
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数字と表現に誤りがあります。申し訳ありません。恐縮ですが、下記のように読み替えてください。
本文3-4行目
誤:10492.35ドルとなり、10,500ドルまであと一歩です。
正:10,402.35ドルとなり、10,400ドルを越えています。
誤りの理由:手書きメモの9と0の読み違え
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公定歩合の引き上げで、日経平均株価を212円も引き下げた米国ですが、その米国のダウ平均株価は9.45ドル、0.09%高と続伸して終えています。10,492.35ドルとなり、10,500ドルまであと一歩です。
午前10時近くに53ドル安を付けたダウ平均株価は、その後上昇に転じ、午後に多少軟調気味な展開もありましたが、前日を上回って大引けとなりました。
世界というより日本市場を直撃した米公定歩合の引き上げも、冷静に考えれば、FF金利より公定歩合を高めにすることはFRBのかねてからの考え方でした。加えて、FRBの要人から、これが金融引き締めを意味しないとの発言が相次いだこともマーケットに安心感を与えたようです。
1月の消費者物価指数が、食品とエネルギーを除くコアの部分で前月比0.1%の下落となり、0.1%上昇としていたコンセンサスを下回ったことから、インフレ懸念が多少遠のいたことも金融引き締め懸念を鎮めたように見えます。
その影響もあってか、対ドル円レートが円高方向に揺り戻されているようです。
シカゴ・オプション取引所では、VIX指数が2.96%と比較的に大きく下落して、投資家のリスク許容度が高まり、市場心理が一段と好転したことを示唆しています。
そうなると、リスクマネーが国際商品に流れ込むことが期待されるわけですが、原油(+1.28%)、金(+0.29%)と上昇しました。
それを受けて、シェブロンの株価が0.58%上昇しましたが、ザラバの動きがマーケット全体の動きと重なっています。
米国市場のこのような動きを背景に、シカゴの日経平均先物価格(円ベース)は10,270円となっています。月曜日の日経平均株価はかなり上昇して始まりそうです。
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今日は判断を間違えました。米国公定歩合引き上げの影響を過小評価したことが理由です。しかし、マーケットの反応は過剰ではなかったかと思っています。上昇基調は崩れていないと考えます。
ほぼ前日終値で寄り付いた日経平均株価は、10時半ごろまでは小動きに推移していました。ところが、その後突然急落をはじめ、反発の兆しも見せないまま大引けまで下落基調が続きました、212.11円、2.05%の大幅安で終えています。
下げのきっかけは米国の公定歩合引き上げにあるようです。GLOBEXでダウが下落幅を急速に拡げたことが、投資家を不安に陥れたと見ています。週末の手仕舞いが下げを加速した可能性もあります。
ただし、FRBが指摘するように、今回の引き上げは、加熱した景気を冷やす目的のものではなく、実体経済への影響を極力抑えた、金融機関の資金繰りに関連する措置であるわけですから、どうもマーケットは過剰反応した可能性が強いようです。FF金利を動かす政策とは切り離してみる必要性があります。
実際、NYダウ先物価格の推移をみると、一度は大きく下げたのですが、その後急回復に転じています。
日経平均先物価格の夕場の動きも同様に大きく回復しています。
予断は許さないにせよ、過度の悲観は避ける必要がありそうです。
アジア市場は下げていますが、香港が2.59%と大きく下げたほかは、小幅にとどまっています。日本と香港が突出して下げたという感じです。
欧州市場も下げているのですが、下落幅は僅かです。フランスとスイスは上昇しています。
GLOBEXでは、ダウ(-53ドル)、ナスダック(-10.25ポイント)ともにマイナスに沈んでいるのですが、マイナス幅は大きく縮小しています。
今日は1月の消費者物価指数の発表が予定されています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)は現在10,195円で推移しています。夕場の日経平均先物価格も10,200円近辺です。
対ドル円レートは91.8円のあたりで安定的な動きとなっています。
今日は大幅な下落になりましたが、5日移動平均線を大きく割り込んでいないことに注目しています。
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堅調なザラバ展開を期待していたのですが、10時過ぎから急落しています。
米国の公定歩合引き上げを嫌気して、GLOBEXでダウ(-79ドル)、ナスダック(-14.5ポイント)ともに大きく下げていることが背景になっているものと思われます。
直接的には、堅調な株価の動きをしていたトヨタが10時過ぎから下げ始めており、これがマーケットのセンチメントを悪化させたのだろうと考えています。
対ドル円安方向に振れている中でのトヨタ株の下落ですから、かなり強い警戒心を投資家に与えたものと思われます。
後場の動向が気になるのですが、CMEの日経平均先物価格(円ベース)が10,215円となっていますから、もう少し下げ余地があるようです。しかし、今日のダウ平均株価が、GLOBEXが示唆するように80ドル程度下げた場合は10,312ドル。日米の株価連動性の高さからみれば、米公定歩合引き上げのインパクトを織り込んでも、10,300円程度の水準が合理的であるようです。
というわけで、判断はつきにくいのですが、後場にさらに下げる局面があるにせよ、大引けにかけてはある程度戻すのではと期待しています。
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米国株式市場の上昇を背景に、今日の日経平均株価の寄り付きは高く、対ドル円安に振れていることから、ザラバも堅調な展開を期待しています。
スタートはCMEの日経平均先物価格(円ベース)10,390円をメドとしていますが、もう少し高いかもしれません。
ダウ平均株価は、2時ごろまでは多少モタつきも見られたのですが、その後大引けにかけて一段と上昇して、83.66ドル、0.81%高で終えました。
週間ベースの新規失業保険申請件数が予想を上回り、1月の生産者物価指数もコンセンサスより大きく上昇するなど、悪い経済指標が続いた上に、ウォルマートの決算も売上が予想を下回り、既存店売上高が前期比で減少しました。
これらがマーケットの重石になったと見られるのですが、午後2時過ぎから様子が変わりました。ドルが対ユーロで弱含み、VIX指数が下落に転ずると、資源関連の株価が動き出しました。VIX指数の動きが、リスク許容度の高まりを示唆して、国際商品への資金流入に対する期待が高まったと見ています。
シェブロンが1.07%上昇しましたが、午後に入っての上昇が目立ちます。
前日引け後に好決算を発表したヒューレット・パッカードも1.38%と好調に上昇しています。ただし、こちらは引け後の時間外取引では1.16%反落していますので多少注意が必要です。
今日は12月の全産業活動指数と、2月の金融経済月報の発表が予定されています。決算はブリヂストンに注目です。
対ドル円レートが円安に大きく振れており、マーケットを支えると見ています。
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米国で期待外れの経済指標が続いています。株式市場にもショックを与えており、GLOBEXではダウが49ドル安、ナスダックも6.25ポイントの下落です。下げ幅は拡大基調にあるようです。
週間ベースの新規失業保険申請件数は47万3千人。コンセンサスは43万8千人でした。
1月の生産者物価指数は前月に比べて1.4%の上昇。事前予想は+0.8%でした。食料・エネルギーを除くコアの部分もは0.3%上げており、予想の0.1%上昇を大きく上回っています。
あと45分ほどで、2月のフィラデルフィア連銀景況指数と、1月の景気先行指数が出てきます。
どうやら、今日の株式市場のスタートは弱そうな気配です。
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前日の急騰に続いて、反落せずに小幅ながらも続伸したところに、マーケットの基調の強さが感じられました。
米国の株高を受けて18円高でスタートした日経平均株価は、55円ほどの狭い値幅の中での上下を繰り返して、28.86円、0.28%高で終えました。
欧米の株式市場の堅調さがマーケットを押し上げる一方で、急騰後の利益確定の動き、ザラバの対ドル円高方向への振れ、香港などアジア市場の軟調な展開、などが株価の頭を抑えました。
経済指標や、日銀の金融政策決定会合の目に見えたインパクトはなかったようです。
小幅な値動きのマーケットで健闘したのがファーストリティリング。2.1%上昇しています。日経平均株価は寄り付き値から10円強上昇していますが、この1社だけでマーケットを12円強引き上げました。引け後に台湾子会社の設立や、グループ企業の再編などを発表しているのが注目されます。
アジア市場は下げています。香港が0.54%の下落です。
対照的に、欧州市場は上げています。スペインも0.5%と僅かですが上昇しています。
GLOBEXでは、ダウが8ドルほど下落する一方、ナスダックは1.5ポイントのプラスで推移しています。両者とも小幅な上下を繰り返している様子です。
今日は、週間ベースの新規失業保険申請件数、1月の卸売物価指数と景気先行指数、そして2月のフィラデルフィア連銀景況指数などの発表が予定されています。決算はウォルマートとデル。前日引け後に予想を上回る決算を発表したヒューレット・パッカードはその後の時間外取引で1.16%ほど上昇しています。
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今日の日経平均株価は高めに寄り付いたあとも、堅調な値動きを期待しています。
前日の大幅高の反動を警戒する必要があるのですが、対ドルで円安方向に振れていることがマーケットを支えると考えています。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,365円をメドにしています。
ダウ平均株価はスタート直後から上昇して、10時半頃には51ドル高となりましたが、それをピークとした変動に終始して、40.43ドル、0.39%の上昇で終えています。
1月の住宅着工件数と鉱工業生産がともにコンセンサスを上回ったことが、10時半までの上昇を牽引したようです。また、FOMCの議事録要旨で、2010年のGDP見通しを上方修正したこともマーケットを支えたのでが、ドルが他通貨に対して上昇したことが、重石になったようです。
ドル高の局面であったにもかかわらず、国際商品価格は上昇しています。理由は、VIX指数の下落。2.38%のかなり大きな下げで、投資家のリスク許容度が高まったことを示しています。
ダウ平均株価の上昇幅は比較的に小さかったのですが、ドル高にもめげない上昇で基調は決して弱かったわけではありません。
その展開を受けて日経平均株価も堅調な推移が期待できそうです。対ドル円安が進んでおり、マーケットの下支えとなると思われます。
今日は、日銀の金融政策決定会合とその後の白川総裁の会見、12月の景気動向指数改定値の発表が予定されています。その他、1月の粗鋼生産速報と全国百貨店売上高に注目したいところです。
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日本ハム(2282)が2月12日(金)に第3四半期決算を発表しました。第3四半期累計(9ヵ月)の売上高は9.3%減、営業利益は18.1%減と一見厳しく見えます。しかし、上期累計の営業利益が56.8%減益であったのに対して、第3四半期の3ヵ月間は79.2%増益と劇的な回復を見せています。第3四半期決算公表と同時に、転換社債型新株予約権付社債と自社株買いのセットを公表しています。とりあえず、ファイナンスということで株価は売られ、再びPBRが0.8倍台まで低下しています。結果的にファイナンス公表時が株価の底値だった、三井松島産業(1518)のことを思い出します。
第3四半期から業績が劇的に好転する理由に関しては、すでに「株式投資をファンダメンタルから極める」(11月25日の記事:下のURL参照)に詳細に記していますので、知らない方はご覧になってください。その記事にもあるのですが、実はすでに第2四半期には、前年同期比ベース(つまり、08-2Qと09-2Q)では依然悪化していたのですが、前期比ベース(09-1Qと09-2Q)では改善を始めていたのです。そして、第3四半期にははっきりと大幅な回復が確認されたということです。
(参考URL:http://ameblo.jp/halariga/entry-10396121730.html#main)
そして、そのときの記事にある食肉需給は、その後も特に輸入鶏肉中心に大きく改善しており、少なくともあと半年以上は好調な状況が続くと思われます。
業績が好調にもかかわらず、ファイナンスで売られるというパターンは、三井松島産業(1518)が思い出されます。そして、三井松島産業の場合、まさにファイナンスで売られたそのときこそ絶好の投資タイミングだったのです。多くの人は、株は需給で動くと思っています。それこそが、株価変動の最大要因と考えがちです。しかし、実際は業績と株価の関係が需給に影響を与えているのです。
つまり、業績に対して、株価が割安であれば需要が増え、逆ならば減ります。だから、より大元である、業績と株価の関係を見ていたほうが人の先を行けるのです。
ファンダメンタルと株価の関係というナビゲーターがなければ、株価の急落は恐怖以外の何者でもありません。しかし、ファンダメンタルを押さえていれば、同じ急落でも買える急落と、買ってはいけない急落の区別が付きます。日本ハムの場合、業績が急回復し始めたのに、株価はPBR0.0.85倍の水準にあります。しかも、急落した要因がファイナンスの公表という要因であることは明白です。
しかし、ファイナンスにもいろいろあります。去年のように、会社が危ないので公募増資をするというのとはわけが違います。同社の場合社債で調達して、自社株買いをします。しかも将来的には株に転換されますが、それは株価が上昇したときの話です。しかし、多くの人は単純にファイナンスという言葉に条件反射しているに過ぎません。もちろん、これだけのことを言えるのは、日本ハムという会社のことを十分に理解しているから言っているのであって、信頼するに値しない会社が、同じことをやったとして、同じように反応しては怪我をします。
株は皆が「くれー」といっているときに売って、「いらねー」というときに買うものではないでしょうか。
何度かお話していますように私は最近、無料メルマガを始めました。このメルマガでは、そのときどきの注目銘柄を掲載しています。加えて、現役アナリストでなければわからないような、生の裏情報なども盛り込んでいます。特に今のような決算期ですと、銘柄ごとにブログで報告している時間がありませんので、肝心な情報をメルマガで済ますことも多くなります。最近では日清食品(2897)も決算発表前の株価が売られた局面で推奨してうまく行きました。そのメルマガでは、アフィリエイトの入門的な解説も取り上げています。
皆さんの中には何度か無料メルマガを申し込んで失望された方も多いと思います。私も株式関係の無料メルマガをいくつか申し込んでみました。しかし、内容のあるものはほとんどなく、結局はそこから有料情報に誘導されるものばかりです。しかし、この無料メルマガは包み隠さず銘柄情報を提供しますし、しかも有料情報への誘導は一切ありません。
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米国の1月の住宅着工件数は年率換算で59万1千戸と、事前予想の58万戸をかなり大きく上回りました。建設許可件数は同62万1千件と、ほぼコンセンサスであった62万件に沿ったものでした。
1月の輸入物価指数は前月比1.4%の増加。1.0%増という予想を上回っています。
株式市場は住宅着工の動きを好感したようで、GLOBEXのダウがわずかに上昇しました。ただし、そのインパクトはすぐに消えてしまったようです。現在は+38ドルで推移しています。
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大幅な上昇でした。日米株価の連動性の高さから10,270円程度までは期待できると見ていましたが、大引けにかけて一段と上昇して272.58円、2.72%高の10,306.83円で大引けとなりました。
大引けにかけての一段高は、GLOBEXでのダウ先物価格が、前日の急騰の反落どころか、20円程度続伸して推移したことが大きく影響したと見ています。
ザラバで対ドル円レートが円安方向へ振れたこともマーケットを押し上げました。
アジア市場は上昇しています。春節開けの香港が1.3%上下駄のが目を引きました。中国の預金準備率引き上げによる影響が軽微という見方がマーケットを支えたようです。
欧州も前日に引き続き上昇基調です。ギリシャの財政再建問題が一応の落ち着きを見せたことが背景にあると見ています。
GLOBEXでは、ダウ(+40ドル)、ナスダック(+6.5ポイント)ともに上昇しています。上げ幅は拡大しています。
今日は、1月の住宅着工件数と建設許可件数、輸入物価指数、鉱工業生産と注目の指標の発表が続きます。決算はヒューレット・パッカードが予定されています。
今日は外出のため、報告が遅れました。簡単なもので失礼します。
基本的には、これまで世界のマーケットの重石であった要因がかなり織り込まれてきたと見ています。日経平均株価が5日移動平均線を明確に上回ってきたこともあって、上昇基調を念頭に置いてマーケットを見ていくつもりです。
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本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN Money、MSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、外為どっとコム
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現在、日経平均株価は10,240円ー10,250円の推移となっています。
改めて申し上げるまでもないのですが、日米の株価連動性の高さに注目しています。
この図の出発点である昨年12月30日の株価は、日経平均が10,546.44円、ダウ平均が10,548.51ドルです。
この観点からみると、今日のザラバでは、ダウ平均株価の前日の終値が10,268.81ドルであったことから、10,270円弱あたりまで期待できそうだということになります。
後場には、GLOBEXでのダウの動きが気になります。大幅な高騰の後の反落があるかどうかに注目しています。現在のところ、そのような動きはないのですが・・・
このあたりの多少詳細な議論は、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」への投稿記事「反騰は続くのか:かかし」をご参照願えればと存じます。
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今日の日経平均株価は大幅高での寄り付きとなりそうです。ザラバは、後場の動きが多少気懸りですが、堅調な展開を期待しています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,180円を、寄り付きのメドとしています。
ダウ平均株価はスタート直後から、調整らしい調整もなく、着実に上げ幅を拡げ、169.67ドル、1.68%の大幅高で終了しています。
欧州問題が一応の落ち着きを見せ、英国(+1.48%)、ドイツ(+1.47)などが上昇したことに加えて、2月のニューヨーク連銀製造業景気指数がコンセンサスを大幅に上回ったことだ、ダウ平均株価の上昇を牽引したようです。
VIX指数が2.1%下落しており、マーケットのセンチメントが明るさを増し、リスク許容度が高まったことを示しています。
そのため、原油や金などの国際商品にリスクマネーが流入したことが窺えます。WTIが2.37%、金が2.75%と大きく上昇しました。
この動きを反映して、アルコア(+3.46%)、ニューモント。マイニング(+1.91%)、エクソン・モービル(+2.28%)など、素材・エネルギー関連株が軒並み上げています。
このような米国市場の動きから、日経平均株価のザラバも堅調な動きを想定しています。
対ドル円レートは小動きですが、多少円安方向に振れており、マーケットを支えそうな様子です。
今日は12月の第3次産業活動指数の他に重要な指標の発表は予定されていません。
後場に入ると、GLOBEXでの米国市場の動きが多少気になってくることに注意するつもりです。前日の大幅高の反動が出るかどうかに注目しています。
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高めに寄り付いたのですが、そのまま小動きに終始しました。前日に比べれば堅調といえるのですが、アジア・大洋州の休場していない株式市場では比較的に大きく上昇したところが多く、日本が取り残されたような感があります。
31円高で寄り付いた日経平均株価は、43円弱という狭い値幅の中での上下を繰り返したまま、20.95円、0.21%高で大引けとなっています。
海外要因の影響が限定的であったせいか、国内要因による値動きが目を引きました。
興味深かったのは日本電産サンキョー。オリンピックのスピードスケートでメダル受賞者を出したことから上昇しています。1.21%高で終えていますが、一時は2.83%まで上昇しました。
前日に、リチウムイオン電池用電解液プラントの増設を発表したセントラル硝子が5,68%の大幅高。
対照的に、前日89.2%の大幅営業減益という09年12月期決算を公表したコクヨが1.72%下げています。
マーケットが後場に入って多少弱含んだのは、軟調さが目立った小売セクターの中でもファーストリテイリングの動きがある程度影響したものと見ています。
加えて、ドル円が2時半ごろにかけて一時円高に振れたことも、マーケットの重石になったようです。
アジア市場は、休場が多いのですが、開いているところでは、インドネシア(+1.63%)、インド(+1.37%)がかなり大きく上げています。
また、オーストラリア(+0.45%)、ニュージーランド(+0.92%)も堅調です。
欧州市場も上げ優勢です。英国、ドイツなどが!%を越えて上昇しており、スペインも0.78%の上げです。
GLOBEXでは、ダウ(+36ドル)、ナスダック(+8.25ポイント)ともにプラスに転じてきました。
今日は、2月のニューヨーク連銀製造業景気指数とNAHB住宅市場指数が発表されます。クラフトやメルクの決算にも注目が集まっているようです。
このままの状況で推移すれば、明日の日経平均株価の寄り付きには良い影響が期待できそうです。現在のCMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,075円となっています。ただし、GLOBEXの動きを織り込んだ夕場の日経平均先物価格は10,090円で終えています。
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今日の日経平均株価は多少高めに寄り付いた後は、小動きを想定しています。前日に比べれば、底堅い展開を期待しています。
昨晩、ここでご報告したCMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,030円でしたが、10,050円となっており、これを今日の寄り付きのメドとしています。
ザラバを大きく動かす材料が見当たらないこともあって、ザラバは小動きを想定しています。昨日は、小動きながらダラダラとした下げ基調でしたが、今日はもう少し堅調気味な小動きを期待しています。
前日のGLOBEXで休場に入る直前まで、ダウやナスダックが下げ幅を縮小していたこと、今日のシドニー市場でドル円が1ドル90円を挟んだ落ち着いた動きながら、多少円安方向への動きを見せていることが、多少の堅調さを期待する理由です。
海外要因に振り回される日本の株式市場ですが、今日は新聞報道のあったような新興国でのインフラ整備の一括受注を目指す動きなど国内要因が話題になるかもしれません。
とはいえ、午後になると、欧州での財務相会合の動きや、2月のニューヨーク連銀製造業景気指数、NAHB住宅指数、そしてメルクの決算発表が予定されるGLOBEXでの米国市場の動きが気になってきます。
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想定以上に閑散とした相場展開になってしましました。
5円高で寄り付いた日経平均株価はすぐに27円まで上げ幅を拡げたのですが、その後はダラダラと下げ続けて、結局78.89円、0.78%安で大引けとなりました。
10-12月期のGDPがコンセンサスを上回ったこともあって、スタート直後は多少明るいムードも漂ったのですが、長くは続きませんでした。
財務相会合を控える欧州、預金準備率引き上げが春節後の中国株式市場に及ぼす影響など気になる要因が多く、しかも多くの市場が休場とあっては、身動きがとりにくく、このような展開になるのも止むをえないと思っています。
前場の調整局面で目立ったのはトヨタでした。3.03%とかなり大きく下げています。
後場になると、前場では堅調に推移していたハイテク株に値を消すものが目立ちました。1.12%の下げとなったキヤノンのザラバの展開がそれを示唆しています。
ドル円の動きを見ると、午前中は円安方向へ振れているのですが、後場になると基調が変わり、僅かですが円高方向への動きに転じました。これがハイテク株の動向に影響したと考えています。
GLOBEXでのダウやナスダックが比較的に大きく下げていたことも、ハイテク株の大きな重石になったようです。
ただし、そのGLOBEXの動きですが、ダウ(-11ドル)、ナスダック(-0.75ポイント)ともに急速に下落幅を縮小しています。今日は休日のため、もうすぐ動きが止まってしまいますが、明日の日経平均株価にとっては好ましい状況で推移しています。
CMEの日経平均先物価格は、休日なのですが普段通りに動くようです。現在は円ベースで10,035円となっていますから、明日の日経平均株価は多少高めに寄り付きそうな様子です。
ちなみに、今日の日経平均先物の夕場は、ダウの下落幅縮小を既にある程度反映していて10,030円で終えています。
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先ほど、NYダウの先物価格が急回復していると申し上げました。根拠はこのリアルタイム・チャートです。
米国は休日ですが、10時半までは動いているということで、このチャートをそのまま用いたのですが、CMEのボードとかなり乖離があります。
現在ボードでみると、GLOBEXのダウはマイナス12ドルとなっています。下げ幅を縮小してきているため、日経平均先物価格も多少戻しています。しかし、リアルタイム。チャートのイメージとはかなり違います。
夕場の日経平均先物価格の推移を見る限り、ボードの動きに連動しています。
乖離の理由は正直なところ良く分かっていないのですが、休日前のイレギュラーな状況であろうと考えています。
紛らわしいご報告をしたことをお詫び申し上げます。ボードの数字をベースに見ていくつもりです。
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今日の日経平均株価は、想定以上に力のない展開でした。
大きな理由の一つが、GLOBEXでのダウ先物価格に変化が下落基調で推移したことだと思われます。
そのダウ先物が出ています。かなり急速に戻しており、夕場の日経平均先物価格にも影響がありそうです。
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今日の日経平均株価は、ほぼ先週金曜日の終値付近でスタートした後は、小動きの展開を想定しています。ただし、一時的に下振れを誘うような意図的な動きが出る可能性も想定に入れています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,090円を寄り付きのメドとしています。
ザラバで小動きを想定する理由は、マーケットを大きく動かすような明確な要因が見えないためです。
欧州は15-16日の財務省会合の結果待ちのような雰囲気ですし、米国と中国は休場です。
国内では、10-12月のGDPの発表の影響がありそうですが、3四半期連続のプラス成長というコンセンサスがすでにマーケットに織り込まれています。12月の鉱工業生産指数は確報値でありインパクトはなさそうです。
決算もヤマ場は過ぎました。今日は、関東天然瓦斯開発やコクヨなど50社余りにとどまります。
注意したいのは、このようにマーケットを動かす大きな要因が見えないとこには、むしろ意図的に動揺を誘うような動きが出る可能性があることです。
しかしながら、対ドルで多少円安気味に振れている為替が下支え要因になることを期待しています。
加えて、日米の株価に連動性が高い状況と、ダウ平均株価が10,100ドル近い水準にあることから見て、日経平均株価が大幅に下落する可能性は低いのではと考えています。この点に関しては、「反騰は続くのか? : かかし」をご参照いただければと存じます。
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明日(月曜日)午前7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」で、私の投稿記事「反騰は続くのか? : かかし」が掲載される予定です。お時間があれば、是非ご参照ください。
内容的には、「米国株式市場を振り返る 2月12日」がベースになっています。
別件ですが、注目株式市場の動向は下記のようになっています。
下落基調が続いたアジア市場が徐々に戻り始めているようです。テト(旧正月)を前にベトナム市場が年初来プラスに転じてきました。ただ、一方で、ドバイの大幅な下落が続いています。ドバイ・ワールドの債務再編に対する不透明感がマーケットの重石になっており、要注意です。
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2月12日に菱食(7451)の前09/12期決算が公表されました。売上高は1.3%減と計画を下回りましたが、営業利益は39.3%増、経常利益は33.5%増、純利益は34.5%増とそれぞれ会社計画を上回る大幅な増益となりました。また、今期会社予想も8.3%増収、7.9%営業増益、9.6%経常増益、26.6%純利増益と順調な見通しでした。予想通りの事前の株価下落、予想通りの増額修正、予想通りの今期見通しとなっていますので、ここからの株価動向が楽しみです。
順調な決算ではあったのですが、予備知識なく細部を見ると、疑問を感じてしまう可能性があります。まず通期決算は大幅な利益増でしたが、第4四半期の3ヶ月(画像の最下段)だけを見ると、7.1%減収、6.0%営業減益と減収幅も拡大し、減益に転じているように見えます。実はこれは、子会社の合併による特殊な減益なのです。
同社は子会社に多くの酒類販売卸を抱えています。最大の企業はリョーショクリカーです。菱食自体の決算期は12月で、酒類子会社の大半も決算期は12月となっていますが、リョーショクリカーだけは9月決算です。つまり、09/12期の同社の連結決算には、リョーショクリカーの08.10-09.9が反映されています。前期に関しては、期中にリョーショクリカーがいくつかの地域酒類卸を吸収合併しました。つまり、それらの会社の業績数字は09.1-09.9までしか反映されず、09.10-12の数字が抜け落ちています。この影響が売上高で270億円あります。
一方、上の画像の菱食の四半期決算を見てもわかるように、10-12月の利益のウエイトが圧倒的に大きくなっていますが、子会社も同じ状況です。最も利益ウエイトの高い時期がぬけてしまったため、利益が落ち込んで見えますが、その影響を除くと実質的には6%程度の増益だったのです。
もうひとつ、第4四半期が伸び悩んだように見える要因があります。まず、第3四半期までの累計営業利益の伸びを見ると、2.9倍となっていますが、それに比べて第4四半期は実質でも6%増益ですから、伸び悩んだように見えます。これは、2008年に始まった食品メーカーの値上げに伴って、大手食品メーカーがリベートの支払方法を変えたことによるものです。従来、期末に一括で支払っていたものを、四半期ごとに支払うように変えたのです。
特に同社の場合、リベートが期末に一括計上されることが多いため、第4四半期の収益構成が圧倒的に大きかったのです。そのため、ここ2年ほどは第3四半期までの収益変化が大きく出て、第4四半期は小さい形になっています。下の画像は、四半期ごとの営業利益前年同期比変化額です。2期分合算のところを見ると、第4四半期のみマイナスで、子会社の合併の特殊要因を考慮しても微増となっています。今期も同様に、第3四半期までは比較的高めの伸びとなり、第4四半期は低くなることが予想されます。
しかも、今第1四半期には前期の第4四半期になくなった酒類子会社の利益が乗ってきます。もちろん、それまであった分は第2四半期にずれるのですが、通常酒類業界はメーカーも含め、10-12月の利益ウエイトが大きく、1-3は赤字ということもありますから、今第1四半期は大幅増益ということも考えられます。
1月24日の菱食の記事でお話したように、菱食(7451)や加藤産業(9869)などの食品卸の株は、この2年間、決算前に株価が売られ、決算後に株価が買われるということを繰り返してきました。これは、世間が卸の顧客であるイオンやイトーヨーカ堂などの業績の厳しさをみて、卸も厳しいのではないかと考えるためでしょう。
http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/7451-e32e.html
あまり卸売業のレポートを書くアナリストはいないのですが、たまに書いてあるのを見ると、必ず出てきた業績は好調だが、今後小売業からの値下げ圧力が見込まれると書いてあります。ほとんど、食品流通市場のことを理解していない証拠です。現実には、そのような可能性は低く、毎回決算公表前に買っておけば儲かるのです。場合によっては、決算公表後でも十分間に合います。
唯一の例外は2005年、2006年のようにメーカーコストが上昇した場合、十数年に一度業績が悪化する場面がありますので、その点は注意が必要です。しかし、つい最近悪化局面があったため、今は卸も慎重に対応していますので、当面は心配することがないでしょう。
なお、なぜスーパーの業績が厳しいのに、卸売業の業績が順調なのかは、春研一の「株式投資をファンダメンタルから極める」で詳細に解説しています。興味のある方は、そちらを見てください。
参考URL:http://ameblo.jp/halariga/entry-10414383410.html#main
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ギリシャ問題に中国の預金準備率引き上げが加わり、不安な気持ちで見ていた米国株式市場ですが、終わってみれば、ダウはザラバで115ドルも戻し、ナスダックは6ポイントの続伸となりました。
ドル円も大きく円高に振れた後は円安に揺り戻して、1ドル90円近くで落ち着き、一時は大きく下げたCMEの日経平均先物(円ベース)も10,095円と、金曜日の日経平均株価の終値を上回っています。
ダウ平均株価は、開始直後に160ドルを越える下落となりましたが、その後は戻り基調を維持しました。大引け前には、3連休を控えるために、手仕舞いの動きに押されたのですが、45.05ドル、0.44%安と下げ幅を縮めて終えています。
2月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は73.7と、事前予想の75.0を下回ったのですが、1月の小売売上高がコンセンサスよりも良かったこともあって、影響は限定的でした。
原油をはじめ、国際商品の価格が調整したことから、資源や素材関連株の軟調さが目を引きました。アルコアが2.2%下げています。
一方で、フィラデルフィア半導体指数が0.5%上昇して、ハイテク関連株の動きが好調でした。企業分割の話題もあって、モトローラが7.5%の大幅高になっています。
ザラバのマーケットの戻りに貢献したのは金融株であったようです。JPモルガン・チェースは0.2%弱の下げに終わったのですが、ザラバの回復が印象的でした。
特筆すべきなのは、シカゴ・オプション取引所のVIX指数が5.1%と大幅に下落したことです。投資家のリスク許容度が高まり、マーケット・センチメントは悪化するどころか、むしろ好転したことが非常に注目されます。
ということで、大きく調整して始まった米国株式市場は、ザラバで大幅に改善して、一日を終えています。
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先ほど、午後6時半過ぎから急速な円高が進んだことについて、欧州の問題が原因と推測していると申し上げました。ユーロの下落が著しかったためです。
その後の情報では、中国人民銀行が2月25日から市中銀行の預金準備率を0.5%引き上げると発表したことが発端であるようです。
そうであるならば、なぜドル円がすぐに円安方向に揺り戻したのかその理由が判然としません。
またドルに対して大幅なユーロ安が進んだままであることが、中国人民銀行の金融政策とどうつながるかも、今一つ不透明です。
いづれにしても、月曜日の日経平均株価には多少の重石になりそうな気配です。
今日の日経平均株価は、米国の株高を受けて121円高で寄り付いた後、前場は軟調気味に推移しました。しかし、後場に入ると堅調な展開となり、128.20円、1.29%高で大引けを迎えています。
M&Aによるグローバルな拡大に意欲的とメディアに取り上げられたファーストリテイリングの経営戦略をマーケットが好感して、株価が3.1%上昇しました。後場の一段の上げが目を引きます。
資源関連の銘柄にも堅調な動きが目立ちました。金価格の上昇を背景に、住友金属鉱山が4.4%高で終えています。
また、予想を上回る決算となった銘柄が大きな上昇を見せており、マーケットのセンチメントが強いという印象でした。旭硝子、電通、GSユアサなどが大きく上昇しています。
アジア市場は香港と韓国を除いて上げています。上海、台湾、インドネシア、インドの上昇率が1%を越えています。
欧州市場は上げ優勢で始まったのですが、値を消してしまいました。ただ、落ち着きは見せてきているようです。1%を越えて下げているのはスウェーデンとベルギーだけです。ドイツ、スイス、イタリアが上げています。スペインは0.6%の下げにとどまっています。
GLOBEXでは、ダウ(-63ドル)、ナスダック(-13.5ポイント)と比較的に大きく下げています。急激に下げた後、状況の改善はみられていないようです。ただし、前日の大幅上昇の反動分は割引したほうが良いかもしれません。
今日は、2月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されています。それと、大雪で1日遅れとなった1月の小売統計の発表がマーケットの開け前にあります。
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6時半前まで10.100円程度の水準を安定的に推移していた夕場の日経平均先物価格が急落しています。現在は10,030円程度です。
状況が正確につかめているわけではないのですが、同じタイミングでユーロドルが急激にユーロ安(ドル高)に振れていることからみて、ギリシャ問題が発端だろうと推測しています。
対ギリシャ支援にIMFが乗り出すというニュースの他には、新しいものは得られていません。IMFが乗り出すことによる支援条件の厳格化や、EUの支援策に具体性が欠けていることが、株式市場の失望感を誘っているとブルームバーグは指摘しています。
おそらく、これ以外にも理由があるかもしれません。
ただ、一つ気になることは、ユーロドルの変動にドル円も連動したのですが、ドル円については急速に円安方向に戻しています。
ということは、たぶん夕場の下落は過剰反応である可能性が高そうです。楽観はできませんが、冷静に状況の推移を見守る必要がありそうです。
外出していたため、情報不足です。後ほど補充します。
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先ほどは(寝坊のため)極めて簡単な「今日の日経平均株価は? 2月12日」で済ませてしまい失礼しました。米国の動きについて補完させていただきます。
まず、ダウ平均株価は105.81ドル、1.05%の上昇でした。週間ベースの新規失業保険申請件数がコンセンサスよりも大きく減少して注目を集めたのですが、マーケットへの影響は限定的だったようです。上昇を始めたのは11時を過ぎてからでした。
マーケット上昇の牽引役は資源株であったようです。エクソン・モービルの株価が11時頃から上昇しています。
原油価格は僅かに下落していたのですが、VIX指数が下落して投資家のリスク許容度が高まり、リスクマネーが国際商品に流入するという期待感が資源株の堅調な動きの背景にあると見ています。
ドル円は、昨日のユーロ安を映した円高の動きの後は、落ち着いた推移です。
今日の日経平均株価のザラバは、現在は多少軟調気味なのです。円高への振れが多少の重石になっていると見られますが、大きな心配はしていません。
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ダウ平均株価が105.81ドル、1.05%の上昇となったことを受けて、今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な動きを期待しています。
シカゴ・オプション取引所のVIX指数が5.6%ほど下落しており、投資家心理が改善していることが、ザラバの堅調さを支えそうです。
今日は1月の消費者動向調査の他に、山崎製パン、昭和シェル石油、楽天、日本ハムなど430社余りの決算発表が予定されています。
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ギリシャ救済案が決まった後の欧州各国の株式市場の動向が気になるところですが、問題国は上昇しています。
FTSEのAll World Indexでみると、欧州全体では1.09%ほど下落しています。
しかし、問題国の株式市場はおおむね上げています。
ギリシャ +2.53%
ポルトガル +1.75%
スペイン +2.00%
イタリア +1.99%
下げているのは、デンマーク、オランダ、フィンランドのほか、ハンガリー、モロッコ、エジプトなどです。
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EUによるギリシャ救済案がまとまるというニュースが伝わると同時に、対ドルでユーロがかなり大きく上下に振れています。
救済案の内容は確認できていませんが、為替市場も判断に迷っているように見受けられます。
まず急速にユーロ安に振れた時に、GLOBEXのダウは大きく動揺しました。50ドル以上高く推移していたのですが、一気に7ドル高程度まで上げ幅を縮小しました。
その後、ユーロが戻り始めると、ダウも急速に50ドル高近くまで値を戻しました。
再びユーロが売られる局面ではダウの反応は落ち着いた動きを見せています。現在は37ドル高近辺での推移です。
今後の展開に予断は許さないのですが、とりあえず救済案がまとまったことは悪いニュースではなさそうです。
ただ、マーケットの反応は「ギリシャだけではないだろう」ということなのだと見ています。
今日の米国では、1月の小売売上高が発表されます。決算はアルカテル・ルーセント、ペプシコ、ヴァイアコム、フィリップ・モーリスなどが予定されています。
今日の米国では欧州問題がキーになりそうです。
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先ほどの「米国株式市場を振り返る 2月10日」にかかわるグラフ資料です。
まず、ダウ平均株価。
午前の下落を牽引したと見られる対ユーロでのドル動きです。
その後のマーケットの反発を牽引した銀行株の中で、JPモルガン・チェースを取り上げました。
好決算を発表したウォルト・ディズニーの株価です。
VIX指数が投資家心理の好転を示します。
参考までに対ドル円レートです。多少円安方向に戻しました。
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大幅上昇の翌日としては、意外なほど小幅な調整にとどまったという印象です。
ほぼ前日終値付近で寄り付いたダウ平均株価は、10時半頃には96ドル弱まで下げ幅を拡大しました。しかしその後は着実に切り返し、1時半近くには27ドル高となりました。大引けにかけて利益確定の動きに押されたのですが20.26ドル、0.2%の下落で終えました。
午前中の下げはドル高がマーケットの重石になったようです。対ユーロでドルが急速に買われています。
ただ、その後ユーロが戻したこともあり、マーケットも落ち着きを取り戻しました。金融株が反発に転じてマーケットを牽引しました。JPモルガン・チェースのザラバの動きがそれを示唆しています。
また、コンセンサスを上回る決算を発表したウォルト・ディズニーが徐々に値を上げ、0.64%高で終えています。引け後の時間外取引でも、さらに0.23%上昇しています。
対ドルでユーロが戻した背景には、ギリシャ(Atehx Composite Share Price Index)が2.37%上昇し、スペイン(マドリッド ジェネラル)も2.07%上げたことがあるようです。
シカゴオプション取引所のVIX指数も2.3%ほど下げており、投資家のリスク許容度が高まっています。
というわけで、ダウ平均株価は下げてはいるのですが、健闘したと思います。
(お詫び)今日は、グラフのソフトの動きが不調なため、後ほど必要なものをお送りさせていただきます。
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今日のザラバは堅調な動きを期待していたのですが、後場になって停滞色が強まりました。
休日を前にした手仕舞いの動きなどもあるのでしょうが、為替の影響が大きかったと見ています。対ドルで円高方向へ振れています。
ただし、いつものような円高→企業業績の悪化という見方ではなく、ユーロの売りに対する懸念がマーケットの重石となったと見ています。対ユーロでは円高への振れは一段と鮮明です。もちろん背景にあるのはギリシャなどの財政不安問題です。
米国の株高を受けて91円高ではじまった日経平均株価は、10時半頃には116円まで上げ幅を拡げました。しかし後場に入ると調整色を強め、31.09円、0.31%高で大引けとなりました。
対ドル、対ユーロで円高に振れたとはいえ、好決算の円安メリット・ハイテク株は好調でした。目を引いたのは前日引け後の決算で通期営業赤字の大幅縮小を改めて確認した東京エレクトロン。株価は3.9%上昇しています。
自動車部品の販売好調で、通期経常利益見通しを上方修正した日清紡も9.9%の大幅高で終えました。
このように、欧州問題に対する懸念という重石を除くと、マーケットに基調はそれほど弱くなかったと見ています。
実際、夕場の日経平均先物は、欧州市場の堅調さと、GLOBEXでの米国市場の堅調な動きを確認すると、大きく反発しました。3月限が80円高となっています。
アジア市場はマチマチですが、上げが優勢です。輸出の回復と、好調な自動車販売から上海が1.1%上げました。その他では、台湾(+1.1%)、香港(+0.7%)が堅調です。
欧州市場もアジアと同様にマチマチですが、上げ優勢です。しかも、上昇しているマーケットの上げ幅が高いようです。注目はスペイン。2.3%と大幅な上昇で推移しています。イタリア(+2.5%)、オーストリア(+1.9%)、フランス(+1.5%)、ドイツ(+1.4%)などが大きく上昇しています。
GLOBEXでは、ダウ(+27ドル)、ナスダック(+4.75)ともに上げています。両者ともマイナスからプラスに転じてきました。
今日は、12月の貿易収支と1月の財政収支の発表が予定されています。また、バーナンキFRB議長の下院での議会証言があります。決算は、アルセロール・ミッタル、スプリント・ネクステル、コカコーラなど。前日引け後にディズニーがコンセンサスを上回る決算を発表しています。
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今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移を期待しています。
寄り付きは、CMEに日経平均先物価格(円ベース)10,025円を一応のメドとしていますが、為替が対ドル円安方向に触れているため、もう少し高めのような気がします。
昨日「ギリシャのマーケットは急上昇」でもお伝えしたとおり、ギリシャへの支援の動きを好感して、ダウ平均株価は150.25ドル、1.52%高となりました。
ユーロが買われドルが売られたことから、原油が2.8%弱上昇するなど、国際商品市況の堅調さが目を引きました。
これを反映して、エクソン・モービルの株価が1.3%上昇しています。
また、10-12月期決算を発表したコカコーラの株価も2.6%上げました。一株利益は66セントと予想通りでしたが、前年同期比で55%という高い伸びが評価されたようです。
参考までに、気になるトヨタのADRも2.4%と堅調でした。
このような米国株式市場の動きを背景に、今日の日経平均株価はザラバも堅調な動きとなりそうです。
対ドル円レートは円安方向に振れています。
経済指標としては、12月の機械受注と1月の企業物価指数の発表が予定されています。決算は、キリンHD、旭硝子、大林組など400社余りです。
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予想通りの株価下落ながら、予想以上の好業績
2月9日に公表された、加藤産業(9869)の第1四半期(09.10-12)は、0.3%増収ながら、46.4%営業増益、39.7%経常増益、45.3%純利増益と予想をはるかに上回る好調な決算となりました。
1月24日付で、菱食(7451)と加藤産業の紹介記事を書きましたが、予想通りの好業績ですが、期待をかなり上回った感じです。
参照URL(2010年1月24日):
http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/7451-e32e.html
通期の営業利益の予想増益額は、4.2億円なのですが、第1四半期の増益額はちょうどその倍の8.4億円です。上の表でもわかるように、同社は去年もおととしも第1四半期では増額修正をせず、第2四半期で増額修正をしています。今回も現状を考えると同じパターンが想定されます。
一方、そのときの記事にもありますように、この2年間卸売業の株価は、決算発表前に売られ、決算発表後に買われることを繰り返しています。この背景は、1ページや2ページでは語れませんので、興味を持たれた方は私のブログ:春研一の「株式投資をファンダメンタルから極める」で詳細に解説していますので、ご覧になってください。
参照URL(2009年12月18日):
http://ameblo.jp/halariga/entry-10414383410.html
から7回にわたって詳細に解説しています。ただし、この内容を世の中で理解している株式市場の関係者がいないということが最大のミソです。また、この次も使えると思います。
さて、前回は菱食の週足を使って、決算前に株価が下げるのでそこを狙いましょうとお話しました。今回は加藤産業の日足を見てください。儲けてくださいと言わんばかりの日足に見えませんか。前回も相場が悪かったこともあり、決算発表後でも十分間に合いましたので、今回も間に合う可能性があります。また、菱食の決算発表は12日ですが、加藤産業同様株価は急落しています。ほとんど業績の傾向は同じですので、加藤産業が急騰してしまうなら、菱食でもいいでしょう。
何度かお話していますように私は最近、無料メルマガを始めました。このメルマガでは、そのときどきの注目銘柄を掲載しています。加えて、現役アナリストでなければわからないような、生の裏情報なども盛り込んでいます。特に今のような決算期ですと、毎回ブログを更新している時間がありませんので、肝心な情報をメルマガで済ますことも多くなります。最近では日清食品(2897)も決算発表前にずばっと当てました。そのメルマガでは、アフィリエイトの入門的な解説も取り上げます。
皆さんの中には何度か無料メルマガを申し込んで失望された方も多いと思います。私も株式関係の無料メルマガをいくつか申し込んでみました。しかし、内容のあるものはほとんどなく、結局はそこから有料情報に誘導されるものばかりです。しかし、この無料メルマガは包み隠さず銘柄情報を提供しますし、しかも有料情報への誘導は一切ありません。
興味のある方は、下記URLからお申し込みください。
参照URL:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-18.html
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ギリシャの株式指数(Athex Index:Composite Share Price Index)が3.17%と大きく上昇しています。見苦しい図で恐縮ですが、かなり堅調な動きです。
11日からEU首脳会議が開かれることもあって、ギリシャに対する救済策が打ち出されることに対する期待感が高まっていると見られます。
もし、ダウ平均株価がこのギリシャの動きを好感して、大きく上昇した場合には、明日の日経平均株価の寄り付きを高める可能性があります。
先ほど、「今日の株式市場を振り返る 2月9日」の中で、現在のGLOBEXでの上昇程度(50-60ドル高)程度では、明日の日経平均株価の寄り付きにプラスの影響はないかもしれないと申し上げておりますので、念のため付け加えさせていただきたいと思います。
大雑把にいえば、ダウ平均株価が100ドルを越えて上昇すれば、明日の日経平均株価にはかなりのインパクトがありそうだということです。
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ダウ平均株価の100ドルを越える下落を受けて、低い寄り付きと軟調なザラバ推移を見込んでいたのですが、ザラバは予想以上に堅調という印象でした。
75円安で始まった日経平均株価はすぐに上昇をはじめ、30分ほどで4円高とプラスに転じました。しかしその後は下落基調となり10時半前には84円安となりました。後場に入ると次第に持ち直し、18.82円、0.19%安で大引けとなりました。
欧州問題などの海外要因による下げ圧力を振りきって、後場に戻りを見せた牽引役はトヨタ自動車であったと見ています。リコール問題に揺れているにも関わらず、株価は2.9%とかなり大きく上昇しました。これが、マーケット参加者の心理を好転させたと見ています。
加えて、対ドル円レートが。水準としては円高ながらも、方向としてはザラバを通じて円安方向に振れたことも大きく影響したようです。
アジア市場は上げが優勢でした。マレーシアがわずかに下げた他は上昇しています。台湾(+2.0%)、シンガポール(+1.9%)の好調さが目を引きます。
一方、欧州市場はマチマチながら、下げているところが目立ちます。ただし、上昇も下落も幅は僅かです。注目のスペインは0.17%僅かですが上げています。しかし、ザラバの動きを見ると基調は弱く、楽観は禁物のようです。
ポルトガル市場も0.19%の上昇ですが、基調に強さが感じられないのは、スペイン市場と同様です。
GLOBEXでは、ダウ(+55ドル)、ナスダック(+14ポイント)ともに上げています。見た目にはかなり大きな上げですが、前日の反動という側面を考慮すれば、必ずしも強いという印象はありません。
今日は、12月の卸売統計が発表されるほか、コカ・コーラ、ウォルト・ディズニーの決算に注目が集まっています。
もし今日のダウ平均株価が、現在のGLOBEX程度の上げで終わった場合には、明日の日経平均株価の寄り付きへのプラスの影響はほとんどないかもしれないと見ています。
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今日の前場の終値は9,907.65円となっています。途中には何度か上に行こうとする努力が見られましたが、押し戻されてしまいました。
この前場の終値を、しばしば指摘している日米株価の連動性の高さという観点から見てみたいと思います。
まず、昨年からの日米株価の推移です。直近は一段と連動性を増しているように見えます。
数字です。
日経平均株価(¥) ダウ平均株価(US$)
2009年1月2日 9.043.12 9,034.69
2009年12月30日 10,546.44 10,548.51
2010年2月8日 9907.65(2月9日前場) 9,908.39
というわけで、前場の終値は、日米の株価連動性からみて合理的な水準にあるのだろうということになりそうです。
そうなると、今後の日経平均株価を予想するうえで、ダウ平均株価の動きが非常に重要であることは言うまでもありません。
したがって、昨日のダウ平均株価の動きに見るような、米国政府の新金融規制に対する懸念による調整は、対岸の火事というわけにはいかず、少なくとも今後の日本の株式市場に直接的な影響を与えると見る必要があります。
最後のところのコメントは蛇足であったかもしれませんが・・・
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米国株式市場の下落を映して、今日の日経平均株価の寄り付きは低く、ザラバも軟調な推移となりそうです。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)9,870円を寄り付きのメドとしています。
ダウ平均株価は103.84ドル、1.04%安で終えています。欧州の財政問題の影響は、スペインの株価が1.02%上昇したことが示唆するように、限定的であったようです。午後1時頃まではほぼ前日終値の水準を維持していました。
ところが、その後下落基調に転じたまま大引けとなりました。理由は、新金融規制に対する懸念に再び焦点が当たったためと見られます。シティーの株価が午後に値を崩しました。銀行株の低迷が目立ち、バンク・オブ・アメリカが3.47%、ウェルズ・ファーゴが3.61%下げています。
VIX指数が午後に入って上昇に転じたことが気になります。
今日の日経平均株価のザラバでは、このような米国株式市場の動向の影響を受けることに加えて、ドル円が多少円高方向に振れていることも重石になりそうです。
ユーロ円は、ドル円以上に円高方向への振れが目立ちます。どうも欧州問題の展開は予断を許さないようです。
今日の経済指標は、12月の特定サービス産業業態統計速報の他には重要なものはありませんが、200社を越える決算発表があります。サントリーHD、マクドナルド、日本たばこ産業、東京エレクトロン、日産など注目決算が多い一日です。
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ザラバでは多少の戻り見せたのですが、結局行って来いとなってしまいました。欧州問題などに対する不安が重石となったようです。
49円安で始まった日経平均株価は、10時頃には8円高と水面上に顔を出したのですが、その後は軟調気味の展開となり、1時過ぎからは下げが加速して105.27円、1.05%安で終えました。
前場に見せた上昇は、先週金曜日の大幅下落の反動が主な理由であったようです。
後場に入ってからの下落は、上海市場の調整や、小動きながら多少円高方向へ振れた為替が直接的な原因であったと見られますが、やはり欧州問題などに対する不安が大きな重石になったと考えています。
2.1%の下落に終わったホンダの株価のザラバ動きが、今日のマーケットの動きと重なります。
加えて、キリン・ホールディングスが、サントリーとの経営統合交渉を打ち切ったことから、後場に大きく値を崩したことが目を引きました。
アジア市場はマチマチですが、下げが優勢です、インドネシア(-1.7%)、マレーシア(-1.02%)、韓国(-0.9%)が比較的に大きく下げています。上海も0.14%と僅かに下げて終えました。
欧州市場は上げ優勢で始まったのですが、下げ優勢に転じました。アジア市場のインドネシアと同様に、ノルウェー(-2.0%)、スウェーデン(-1.1%)など産油国のマーケットが弱いのが特徴です。スペイン(マドリッド・ジェネラル)は1.04%ほど下げていますが、ポルトガル(PSI20)は0.7%ほど上げています。
GLOBEXでは、ダウ(-21ドル)、ナスダック(-5.5ポイント)ともに下げています。一時は両者ともプラス圏で推移していたのですが、急速に下げ幅を拡げている状況です。
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今日の日経平均株価は、多少低目の寄り付きになるかもしれませんが、ザラバでは堅調な展開を期待しています。
CMEでの日経平均先物価格(円ベース)9,975円を寄り付きの一応のメドとしています。
ザラバは神経質な動きになるかもしれませんが、先週金曜日にダウ平均株価が大引けにかけて戻した動きが織り込まれていないと考えています。少なくとも、先週の段階で日経平均株価が織り込んだのは、雇用統計発表前の下落基調で推移していたCMEの状況でした。
G7の影響がどのように出てくるのか注目していますが、対ドル円レートの動きを見る限り、大きなものではなさそうな感じです。
今日は12月の国際収支統計の他、1月のマネーストックと景気ウォッチャー調査の発表が予定されています。加えて、190社余りの決算発表が続きます。主なものは、アサヒビール、永谷園、三菱レイヨン、カネカ、大日本インキ、三菱マテリアル、ディスコ、セコムなどです。
昨日お知らせしましたが、「反騰の可能性を探る」をご参照願えればと存じます。
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明日の月曜日午前7時に、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間達」で私の投稿記事「反騰の可能性を探る:かかし」が掲載されます。
世界の株式市場は下げ局面にあります。弱気のコンセンサスが世界のマーケットを覆う中で、あえて反騰の可能性を探ってみました。
その中での論点は、「米国株式市場を振り返る 2月5日」をベースにしています。
その他にも、2月4日に米国商務省が発表した12月の「出荷・在庫・受注統計」による全製造業在庫循環モメンタムの動向なども加えてありますので、お時間が許せば、是非ご参照願えればと存じます。
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2月3日に当欄で取り上げたトリドールのテレビ放映のお知らせです。テレビ東京系列局の『E morning』、2010年2月8日(月)午前9:00~9:27です。
詳細はこちらまで。
http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-32.html
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午後2時から大引け前にかけての反騰が目を引きました。
ほぼ前日終値の付近で寄り付いたダウ平均株価は、10時半ごろから下落基調となり、2時前には167ドル安をつけました。しかし、そこから回復基調に入り10.05ドル、0.1%高で大引けとなりました。
失業率がコンセンサスを下回った1月の雇用統計が好感されて無難なスタートとなったのですが、欧州市場の低迷が重石となりました。しかしながら、低迷の火元であるスペインやポルトガルのマーケットが落ち着きを見せたことが回復の背景となったようです。
スペインの株式指標(マドリッド・ジェネラル)は1.38%の下落に終わったのですが、午後から反発局面となり、一時は前日終値を上回っています。
ポルトガルの指標(ユーロネクストPSI20)も1.36%下げましたが、スペインと似たような動きです。
ただ、ギリシャ(Athex Composite Share Price Index)は3.73%の下落と依然停滞が続きます。年初から14.45%下げています。
スペインとポルトガルの持ち直しもあってか、シカゴ・オプション取引所のVIX指数は午後2時ごろから大きく下げており、投資家のリスク許容度が回復して、マーケットに安心感が広がったことを示唆しています。
この動きに対応するように、代表的な国際商品である原油の動きに連動するシェブロンの株価も反騰に転じました。
ニューヨークの金先物価格も同様に、大きく回復しています。
さらに、代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数も2.39%上昇したことから、ハイテク銘柄の多いナスダックが0.74%高となったこともめを引きました。
このような一連の動きからみると、月曜日の日経平均株価には好影響がありそうです。CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,975円となっているのですが、ザラバでは10,000円を回復して堅調な推移となることを期待しています。リスクは対ドル円レートの円高方向への振れですが、現在までのところは多少円安方向に戻しており心配はないようです。
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「ちょっと一息」のコーナーの話題として聞き流してください。
財政懸念がギリシャからポルトガル、スペインに拡がっています。不安が世界の株式市場を覆っています。
果たして、この状況がスパイラルな株式市場下落の連鎖を引き起こすのでしょうか?
正直なところ、その可能性は否定できません。
しかしながら、冷静に見ると、これはソブリン・リスク、つまり国家という単位のリスクですから、グローバルなサポート体制が取りやすいのではないかと考えています。
財政危機の連鎖は、極めて危険な状況であるだけに、かえって早期に、かつ思い切った対応が期待できるのではと思ったりもしています。
となると、弱気のコンセンサスが充満している時は、意外に投資チャンスかもしれません。少なくとも、この時点から弱気になるのは控えたほうがよいような気がします。
もし、協調体制がとられることが明らかになれば、株価が一気に反騰に転ずることがあり得ます。
というわけで、マーケットの下落がさらに進むという懸念以上に、悲観的でいることにより、急反発があったときに大きなダメージを受けることを避けたいと思っています。
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厳しい下げでした。
欧州で、ギリシャに加えてポルトガル、スペインに財政懸念が広がったことが下げのもっとも重要な背景だったと見ています。
米国市場では、週間の新規失業保険申請件数の増加が予想を大きく上回ったことが、火に油を注ぐ結果となり、268.37ドルの大幅安で終わりました。
この米国市場を映して、193円安で寄り付いた日経平均株価は、さらに一段と下げた後、底這いの状態のまま、298.89円、2.89%安で大引けとなっています。
東証33業種全てが下落に終わりました。
アジア市場全体が似たような状況で、台湾(-4.3%)、香港(-3.3%)、韓国(-3.1%)などが、日経平均株価の下げ幅を上回っています。
火元の欧州市場ですが、今日も下げています。ただし、下げ幅はアジア市場に比較すると、多少小さいような気がします。前日の大幅下げの反動もあるのでしょうが、スペイン市場が1.6%強の下げにとどまっています。ザラバの推移を見ても多少落ち着きが見られるようです。
GLOBEXでは、ダウが8ドルほど下げているのですが、下げ幅は縮小傾向です。下落していたナスダックは7.5ポイントの上昇に転じています。
先ほど発表された1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が2万人減少しました。コンセンサスは1万5千人の増加ですから、かなり失望感がある数字です。ところが、失業率は10%の事前予想に対して9.7%と減少しました。
マーケットはこの雇用統計を良いと判断したようです。GLOBEXでのダウの下落幅は38ドルから8ドルへ縮小し、ナスダックは2ポイント安から7.5ポイント高でのかなり大きな好転したというのが現在の状況です。
というわけで、欧州の問題に起因する悲観1色の状況に変化が出てきました。
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厳しい下げが予想されます。
寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)10,040円をメドとしています。
ギリシャに加えて、ポルトガル、スペインの財政不安がグローバルな重石となっています。スペインのマーケット(マドリッド・ジェネラル)が6.8%と大幅に下落しました。
この欧州市場の動揺と、予想を大きく上回る週間ベースの新規失業保険申請件数の増加を受けて、ダウ平均株価は268.37ドル、2.61%下げています。ザラバでは反発の気配も見せないままで終えています。
シカゴ・オプション取引所のVIX指数は20.74%と跳ね上がり、投資家のリスク許容度が急低下したことを示しています。
そのため、金・原油価格が急落しました。エクソン・モービルの株価が2.8%下げましたが、マーケットとほぼ同様の動きでした。
さらに、代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数も4.6%下落しています。
対ドル円レートの急落が、今日の日経平均株価にかなり大きく影響することも懸念されます。
このような状況から、ザラバも軟調な推移を想定して警戒態勢で臨みたいと思っています。
今日は12月の景気動向指数の発表の他、パナソニックをはじめ450社近くの決算発表が続きます。
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米国株式市場は、ダウ(-75ドル)、ナスダック(-14ポイント)と軟調なスタートです。
週間の新規失業申請件数が48万件と、その前の週の47万2千件を上回っただけでなく、事前予想の45万5千件と大きく乖離したことがマーケットにショックを与えたようです。
加えて、欧州でギリシャに加えてスペインの財政不安がクローズアップされていることも、大きく影響しているもようです。ちなみに、スペインのマーケットは現在3.6%の大幅下落となっています。時間の経過とともに下げ幅は拡大しているようです。
これを書いている間に、ダウの下げ幅が100ドルを越えてきました。
どうも、明日の日経平均株価はトヨタの問題より、この米国市場の動きが大きな圧力となることが懸念されます。
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外出しておりご報告が遅れました。とりあえず簡単なもので失礼します。
堅調なザラバの展開を期待していたのですが、軟調な推移に終わりました。リスク要因と見ていたトヨタの問題が影を落としたと見ています。
30円高で寄り付いた日経平均株価は、すぐに基調に転じ、1時頃には124円安を付けました。その後多少戻したのですが、48.35円、0.46%安で大引けとなりました。
前日の米国市場でトヨタのADRが6%下げていたのですが、東京市場では3.5%の下落にとどまりました。しかし、デンソーをはじめトヨタの関連企業の株価が軒並みに値を下げただけでなく、TDK、ファナック、京セラ、東京エレクトロンなどハイテク株の軟調な動きを誘ったように見えました。
アジア市場も総じて軟調です。韓国を除いて下げており、香港(-1.8%)、インド(-1.6%)の下落が目立ちます。
GLOBEXで、ダウ(-78ドル)、ナスダック(-13.25%)ともに比較的に大きく下げていることもあってか、欧州市場も下げ基調です。
米国では週間の新規失業保険申請件数、12月の製造業受注指数、昨年10-12月の労働生産性などの発表が予定されています。決算では、前日引け後にシスコ・システムズが予想を上回る決算を発表しています。開け前の時間外取引では1.6%の上昇と健闘しているようです。ただ、ナスダックを支えるようなインパクトはなさそうです。
今日の米国市場は、金曜日の雇用統計を前に神経質な動きになりそうです。
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ダウ平均株価は反落したのですが、今日の日経平均株価は高めの寄り付きと、堅調なザラバ展開を期待しています。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)の10,440円をメドとしています。
ザラバは、対ドルで円安に振れていることに加えて、前日のアジア市場の中で日本市場の上昇率が低かったことの反動も期待できそうだと見ています。リスクはトヨタの株価。
ダウ平均株価は26.30ドル、0.26%安で終えています。
1月のISM非製造業景況指数が予想を下回り、チャレンジャー・グレイ・クリスマス社による1月の米企業雇用削減数が大幅に増加したことが、マーケット・センチメントを冷やしました。
しかし一方で、ADP社による1月の雇用削減数は予想を大きく下回り、明日の雇用統計が良いのではという期待がマーケットを支えたようです。
このように、良いニュースと悪いニュースが錯綜したのですが、これまで2日にわたり大幅に株価が上昇した後ですから、かなり健闘したと思います。
個別銘柄では、コンセンサスを下回る決算を発表したファイザーの株価が2.3%と下落しました。このため医薬品全体が低調になっています。
一方で、前日引け後に好決算を発表したナスダック銘柄であるニューズが6%と大幅に上昇したのが目を引きました。
参考までに、トヨタのADRがザラバで6%下落して、引け後の時間外取引でさらに0.2%下げています。これが、今日のトヨタの株価に影響を与えそうな気がします。
今日は、そのトヨタをはじめ、ソニー、日立、三菱重工、三菱地所など140社近くの決算発表が予定されています。
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先日発表されたトリドールの第3四半期決算の報告です。ただし、決算の報告だけでは意味がありません。改めて業績好調が確認されたことから、向こう3、4ヶ月内には、再び高い評価を受けるだろうということです。
第3四半期(3ヶ月)の業績は57.6%増収、66.5%営業増益、78.0%経常増益、76.7%純利増益と好調が継続しました。ただし、上期の増収率は65.8%、営業増益率は86.1%ですから、伸び率自体はそれぞれ低下しています。
これは、上期に対して既存店伸び率が低下したこと、特に11月の落ち込みが大きかったためと考えられます。ただし、振り返ってみると11月はやや特殊だったのではないかと思われます。まず、第一に土日が少なかったことがあり、それを除くと5%減ですが、それでも厳しかったと言えます。
また、暖冬であったこともマイナス要因となったと考えられます。そのほかで、特に大きかったと考えられるのが、インフルエンザの影響によって、外出が控えられたこともあったようです。そのため、12月には前年同期比横ばいと急回復しましたが、1月も順調だったようです。同社の場合、既存店はマイナス傾向が続きますが、新店が2ヶ月目で黒字化することから、新店効果で高い増収増益が続くパターンとなります。
決算発表の直前で株価が上昇していますが、第3四半期発表時点での増額修正を期待していたのかもしれません。そのため、予想据え置きで、この2日間株価が大幅に下げ、上昇前の水準に戻りました。
しかし、去年の実績を見ても、同社は第3四半期終了時点では増額修正をしていません。つまり、この点に関しては、市場の認識不足ではなかったかと考えられます。少なくとも、決算を見る限り、それで売られる要因は見当たりません。
むしろ、第4四半期は好調なスタートを切っているようですし、キャッシュフローの関係で第4四半期は出店が抑制されますので、むしろ利益率が上昇する可能性があります。よって、今期も前期同様、増額修正が予想されます。また、来期も引き続き120店程度の出店が見込まれることから、株価の割安感は大きいと思われます。
ただし、このところ好調な王将フードサービス(9936)などもあまり株価が動いていませんし、内需の代表であったユニクロも1月の月次がマイナスであったことから売られています。若干それらの外部要因に影響される部分はあると思いますが、じっくり構えて、3-4ヶ月のタームで考えれば、非常にいい投資タイミングではないかと思われます。
なお、トリドールに関しては、私のブログ、「株式投資をファンダメンタルから極める」でビジネスモデルの基本的な部分について詳細に取り上げていますので、興味がある方はご訪問ください。
参照URL:http://ameblo.jp/halariga/entry-10401914598.html
また何度かお話したように、無料メルマガを始めました。このメルマガでは、そのときどきの注目銘柄を掲載しています。加えて、現役アナリストでなければわからないような、生の裏情報なども盛り込んでいます。また、アフィリエイトの入門的な解説も取り上げます。興味のある方は、下記URLからお申し込みください。
(参考URL:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-18.html)
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小動きでした。
57円高で寄り付いた日経平均株価は、前場で多少軟調さを見せたのですが、80円程度の狭い値幅の中の小動きに終始して、33.24円、0.32%高で大引けとなりました。
前場の軟調な動きは、対ドル円レートが多少円高方向に振れたことが影響したようです。
この円高の振れで、一部のハイテク企業の株価が値を崩しています。マーケットへの影響度の大きいアドバンテストの株価が1.2%ほど下げていますが、前場に見せた急落が目を引きます。
米国の新車販売台数が12月に15.8%と大幅に落ち込んだトヨタが5.7%下落したこともマーケットの上値を抑えたようです。プリウスのブレーキの不具合も伝えられており気懸りです。
一方、前日に利益予想上方修正したショーボンドホールディングスの株価が3.2%と大きく上げています。
国内は小動きで、トヨタの問題がセンチメントを重くしていますが、アジア市場は上げています。上海(+2.4%)、香港(+2.2%)、インド(+2.1%)と軒並みに2%を上回る上昇になっています。上海は、引き締め懸念が払しょくしたわけではないのですが、旧正月前には積極的な政策が発動される懸念が小さいと伝えられたことがマーケットを押し上げたようです。
欧州市場も、現時点では、スペインを除いて上昇しています。金融株と資源株が強いようです。リスク許容度の高まりから、国際商品市況の上昇が好感されていると指摘されています。
GLOBEXではダウ(+14ドル)、ナスダック(+3ポイント)ともに僅かに上げています。といっても、小幅の上下を繰り返しているように見えます。
今日は1月のADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数の発表が予定されています。タイム・ワーナー、AOL、シスコ・システムズ、ファイザー、コムキャストなど興味深い決算発表が控えます。
米国株式市場の今日の動きは、2日にわたる急騰の後ですから、現在は反動もなく無難に推移しているとしても、予断は許さないと見ています。したがて、明日の日経平均株価の寄り付きも見通しにくい状況です。
ただし、日経平均株価の日足を見ると5日移動平均線を上回ってきました。しかも、これまでの下げの要因に一つであった中国の引き締め政策に対する懸念も徐々に変化する兆しもあります。アジア市場はそれに反応しているように見えます。日本の市場も、当然そのような動きの中で見ていく必要がありそうです。
ドル円は、株式市場の引け後に大きくドル高に振れていたのですが、現在は再び円安方向に揺り戻しています。
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短期的な投資の観点から5日移動平均線を重視しています。とても単純に、平均線の上に株価があるときは強気、下にあるときは弱気としています。
昨日から日経平均株価が平均線の上に出てきました。
これまでのマーケットを抑えつけてきた要因に少し変化が出てきたこともこの背景にありそうです。
1つは、中国で融資を凍結してきた一部の銀行が、凍結を解除したというニュースが昨日伝わったこと。
もう1つは、昨日ボルカー経済再生諮問会議議長が、米国上院での証言で、大手銀行のトレーディング業務などに規制強化が必要と強調したことに対して、マーケットがほとんど反応を示さなかったこと。
このようなことを勘案すれば、株価が移動平均線の上に出てきたことを評価してよいのかもしれません。
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今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開となりそうです。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,445円をメドとしています。
ダウ平均株価は111.31ドル、1.09%高と、2日続けて100ドルを越える上昇となりました。10時以降急速に上げ足を速め、上昇基調がほぼ終日続きました。正直なところ、予想を大きく上回る好調さでした。
きっかけは12月の中古住宅販売保留であったようです。前月比1.0%の増加とコンセンサスどおりだったのですが、前月には16.0%と大幅に減少していましたから、急速に安心感が広がりました。
この統計の発表前に、代表的な住宅建築業者であるD.R.ホートンが好決算を発表していたことも大きく影響したと思われます。赤字決算の予想に対して黒字決算であったことがマーケットを驚かせました。株価は10.9%上昇しています。
もう一つの注目点はVIX指数の下落です。投資家のセントメントが改善していると見られます。4.9%とかなり大きく下落しています。
VIXを週足でみると低下基調がさらに鮮明です。
このため、リスクマネーが国際商品市況に向かったと見られます。原油価格が3.4%と大きく上昇しました。これを反映して、エクソン・モービルは1.2%上昇しました。
さらにもう1つあります。トヨタのリコールを受けて、自動車セクターが上昇しました。フォードが2.4%上げています。
というわけで、この好調な米国株式市場の動きを反映して、今日の日経平均株価はザラバも堅調な推移が期待できそうです。対ドル円レートは多少円高に振れたことが気懸りですが、現在の動きは安定しています。
今日は重要な経済指標の発表は予定されていませんが、ホンダ、住友化学、帝人、旭化成など110近くの決算発表があります。
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マーケットが大きく上昇したのは結構なのですが、正直なところ気になる点も多い展開でした。朝にも申し上げましたが、これが今後の本格的な反騰の端緒になるとは見ていません。これまでマーケットを低迷させてきた米国の新金融規制に変化が生じたわけではないからです。
105円高で寄り付いた日経平均株価が、ザラバで多少の気迷いが見られたものの、基調は強く166.07円、1.63%高で終えました。
米国株式市場の上昇と、前日からの対ドル円安方向への振れがマーケットを押し上げたと見られます。ザラバでは僅かに円高方向に動いたのですが、小動きでマーケットの重石にはならなかったようです。
原油市況の急上昇を反映して、石油関連の銘柄さが目立ちました。昭和シェル石油が3.1%上昇しています。
国際商品市況に連動する傾向の強い商社株も好調でした。通期業績見通しの上方修正もあって、三井物産が5.8%の大幅高となりました。見通しを発表した1時半以降の動きが印象的です。
一方、食品、医薬、電力・ガスなどのディフェンシブなセクターがパフォーマンスの下位の顔を揃えており、マーケットが楽観的な雰囲気に満たされていたことを示唆しています。
アジア市場はマチマチですが、下げが優勢です。ザラバで堅調な動きを見せていた上海市場が引け近くに値を崩して、0.2%の下落となったのが気になります。一部金融機関の融資再開が伝えられましたが、IPOが重なることもあり、マーケットの需給に対する懸念が強いようです。
欧州市場は全般的に上げています。GLOBEXでの米国市場の動きが堅調なことが影響していると見られます。
そのGLOBEXではダウ(+23ドル)、ナスダック(+3.5ポイント)ともに堅調です。安定的な推移です。
今日は12月の中古住宅販売保留の発表が予定されています。また、ボルカー経済再生諮問会議議長とガイトナー財務長官が上院で証言することになっており、注目を集めているようです。加えて、1月の新車販売台数と、ダウ・ケミカル、UPSなどの決算が続いています。
とりあえず、米国株式市場の動きが堅調ですから、このままであれば明日の日経平均株価を支える要因になることが期待できそうです。
ところで、はじめに振れましたが、いくつか気になる点を指摘しておこうと思います。
まず、前日の米国株式市場の上昇です。その背景は1月のISM製造業景況指数がコンセンサスを上回ったことと、ドル安を反映した原油など国際商品市況の上昇でした。
対ユーロではドルが大幅に安くなりました。つまり、米国の株高の牽引役のひとつがドル安なのです。ところが、日経平均株価はドル安どころか、ドル高(円安)を評価して、買い進まれたわけです。果たして、この構図が持続性のあるものかどうか予断を許さないと考えています。
もう一つは、新金融規制に関して状況の変化がみられているわけではないことです。ダボス会議におけるサマーズ国家経済会議委員長の「完全に投機的な活動は銀行には無用」「(規制強化によって銀行業界は様変わりする」という指摘は、リスクマネーを委縮させ、国際商品市場からの資金流出が懸念されます。
そのようなわけで、米国株式市場の持続的な上昇トレンドが見えないことが、それと連動性の高い日経平均株価の持続的回復に対する懸念となっています。
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今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な推移を期待しています。ただし、今のところは、これが今後の本格的な反騰の端緒になるとは見ていません。
寄り付きは、CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,285円をメドとしています。
ダウ平均株価は118.20ドル、1.17%と大きく上昇しました。対ユーロでドル安が進んだことから、国際商品市況が上昇したことや、12月のISM製造業景況指数がコンセンサスを上回ったことがマーケットを牽引したようです。
予想を上回る決算を発表したエクソン・モービルの株価が2.7%上げた背景には、2.1%上昇した原油価格があると見ています。
代表的なハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が3.1%と大幅に反発したこともマーケットを押し上げました。テキサス。インスツルメンツの株価が2.4%上昇しています。
このような米国株式市場の動きが今日の日経平均株価を押し上げそうです。
対ドル円レートが円安に振れていることもあって、マーケットに寄与度の大きいハイテク株の堅調な動きが期待できると見ています。
今日は、1月のマネタリーベースの他に重要な経済指標の発表は予定されていませんが、アステラス製薬、TDK、日立金属、三井物産など注目の決算発表が続きます。
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為替に振り回された一日という印象です。
14円高で寄り付いた日経平均株価は10時には26円に上げ幅を拡げたのですが、その後反落に転じ、1時頃には68円安をつけました。しかし、大引けにかけて戻して6.98円、0.07%高で終えています。
このマーケットの動きはドル円の推移と重なります。10時頃で円安に振れていたのですが、その後円高方向に転換しました。ところが、1時頃からは再び円安方向に戻しています。
対ドル円高への振れは、ハイテク株にかなり大きく影響したようで、太陽誘電の株価を見ると、10時頃から下げ始め、前場の終了近くには出来高を伴って売られています。1時過ぎから多少戻したのですが、2.88%の大幅安で終えました。
一方、先週金曜日に通期業績見通しを大幅に上方修正したファナックは、円高にもめげず元気でした。4.39%と大きく上昇して、今日のマーケットを15円強押し上げました。日経平均株価がわずかながら上昇で終えることができたのはファナックのおかげだったという感じです。
アジアは香港と韓国を除いて下げ基調でした。上海が1.6%と大きく下落したのが目立ちました。金融引き締め懸念でマーケット・センチメントが弱い中で、PMIが55.8と前月比0.8ポイント低下したことが原因と見られます。コンセンサスであった56.5を下回ったことに加えて、前月比での低下は8カ月ぶりということが問題視されたようです。ところが、香港ではこのPMIが11カ月連続して景気判断の分かれ目である50を上回ったことが好感されました。マーケットは0.6%上昇しています。
欧州市場はマチマチですが、多少上げが優勢です。GLOBEXでの米国マーケットの堅調な動きが背景にあるようです。
GLOBEXでは、ダウ(+39ドル)、ナスダック(+4.5ポイント)ととも上げています。ただし、時間の経過とともに両者とも上げ幅が縮小してきています。
今日は、12月の個人消費支出統計と建設支出、1月のISM製造業景況指数と重要な経済指標の発表が予定されています。
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今日の日経平均株価は、先週終値の近辺で寄り付いたあと、ザラバは軟調な展開を予想しています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,205円を寄り付きの一応のメドとしています。
対ドル円レートが円高に振れてスタートしているのが多少重石になるかもしれません。チャートは5分足ですのでご注意ください。いつもの図より変化が大きく表現されています。
今日は、1月の新車販売台数のほかに重要な経済指標の発表は予定されていません。ただし、味の素、塩野義製薬、三井金属など80社を上回る決算発表が予定されています。
もしお時間があれば「国際商品市況の動向に注目!:かかし」をご覧ください。
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