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2010年2月 5日 (金)

欧州問題をどう見る?

 「ちょっと一息」のコーナーの話題として聞き流してください。

 財政懸念がギリシャからポルトガル、スペインに拡がっています。不安が世界の株式市場を覆っています。

 果たして、この状況がスパイラルな株式市場下落の連鎖を引き起こすのでしょうか?

 正直なところ、その可能性は否定できません。

 しかしながら、冷静に見ると、これはソブリン・リスク、つまり国家という単位のリスクですから、グローバルなサポート体制が取りやすいのではないかと考えています。

 財政危機の連鎖は、極めて危険な状況であるだけに、かえって早期に、かつ思い切った対応が期待できるのではと思ったりもしています。

 となると、弱気のコンセンサスが充満している時は、意外に投資チャンスかもしれません。少なくとも、この時点から弱気になるのは控えたほうがよいような気がします。

 もし、協調体制がとられることが明らかになれば、株価が一気に反騰に転ずることがあり得ます。

 というわけで、マーケットの下落がさらに進むという懸念以上に、悲観的でいることにより、急反発があったときに大きなダメージを受けることを避けたいと思っています。

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