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2010年2月12日 (金)

夕場の日経平均先物価格が急落した背景

 6時半前まで10.100円程度の水準を安定的に推移していた夕場の日経平均先物価格が急落しています。現在は10,030円程度です。

 状況が正確につかめているわけではないのですが、同じタイミングでユーロドルが急激にユーロ安(ドル高)に振れていることからみて、ギリシャ問題が発端だろうと推測しています。

A20100212_2

 対ギリシャ支援にIMFが乗り出すというニュースの他には、新しいものは得られていません。IMFが乗り出すことによる支援条件の厳格化や、EUの支援策に具体性が欠けていることが、株式市場の失望感を誘っているとブルームバーグは指摘しています。

 おそらく、これ以外にも理由があるかもしれません。

 ただ、一つ気になることは、ユーロドルの変動にドル円も連動したのですが、ドル円については急速に円安方向に戻しています。

C20100212

 ということは、たぶん夕場の下落は過剰反応である可能性が高そうです。楽観はできませんが、冷静に状況の推移を見守る必要がありそうです。

 外出していたため、情報不足です。後ほど補充します。

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