日米の株価連動性について一言
今日の前場の終値は9,907.65円となっています。途中には何度か上に行こうとする努力が見られましたが、押し戻されてしまいました。
この前場の終値を、しばしば指摘している日米株価の連動性の高さという観点から見てみたいと思います。
まず、昨年からの日米株価の推移です。直近は一段と連動性を増しているように見えます。
数字です。
日経平均株価(¥) ダウ平均株価(US$)
2009年1月2日 9.043.12 9,034.69
2009年12月30日 10,546.44 10,548.51
2010年2月8日 9907.65(2月9日前場) 9,908.39
というわけで、前場の終値は、日米の株価連動性からみて合理的な水準にあるのだろうということになりそうです。
そうなると、今後の日経平均株価を予想するうえで、ダウ平均株価の動きが非常に重要であることは言うまでもありません。
したがって、昨日のダウ平均株価の動きに見るような、米国政府の新金融規制に対する懸念による調整は、対岸の火事というわけにはいかず、少なくとも今後の日本の株式市場に直接的な影響を与えると見る必要があります。
最後のところのコメントは蛇足であったかもしれませんが・・・
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