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2010年3月 6日 (土)

米国株式市場を振り返る 3月5日

 予想より小幅な雇用者数の減少となった2月の雇用統計が、米国株式市場の上昇を牽引しました(「予想よりも良かった2月の米国雇用統計」)。この展開が月曜日の日本のマーケットを押し上げそうです。

 ダウ平均株価は122.06ドル、1.17%の上昇。ザラバでの調整もなく力強い上昇という印象です。

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 金融セクターの強さが目立ちました。1月yの消費者信用残高が増加したことも影響したのでしょうが、アメリカン・エクスプレスが3.38%上げています。

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 フィラデルフィア半導体指数が1.44%とかなり大きく上昇して、テクノロジー・セクターも好調な推移です。タブレットPC「iPad」を4月3日から発売すると発表したナスダック銘柄のアップルが3.91%の急騰を見せました。

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 このような米国株式市場の堅調な展開に呼応して、シカゴ・オプション取引所のVIX指数が6.94%と大きく下落しています。

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 過去5年の推移をみると、投資家のリスク許容度が大幅に高まっている様子が実感できます。

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 リスクマネーが国際商品に流れ込んでいる模様で、WTI原油価格が1.97%上昇しています。金価格も0.35%上げました。

 このような米国株式市場の展開が、月曜日の日経平均株価を押し上げそうです。

 加えて、米国雇用統計をきっかけに対ドルが円安に振れたことが、マーケットを後押ししそうです。

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 日銀が追加的な金融緩和措置を検討しているという報道が、対ドル円安への動きに対する安心感を強めている点に注目する必要があります。

 ロンドンのインターバンク金利(LIBOR)3カ月物を見ると、ドル金利の上昇と円金利の低下で、とうとう日米金利が逆転しました。VIX指数の動きがキャリー・トレードの活発化を示唆していますから、円キャリーに比重が移れば、当然円安傾向が加速することになります。

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 このような動きは日本の株式市場を上昇させる重要なエネルギー源になるかもしれません。

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