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2010年5月22日 (土)

米国株式市場を振り返る 5月21日

ポイント

 大幅反騰で、ほっと一息の米国株式市場ですが、安心するわけにはいかないようです。ザラバの動きを見ると、大引け前30分間の上げによるところが大きく、午後3時35分には前日を15.27ドル下回っていたことは頭に入れておく必要があると思います。とはいえ、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,830円となっており、月曜日は上昇でのスタートが期待できそうです。

米国マーケットの動向

 低迷気味にスタートしたダウ平均株価は、10時半近くから上昇に転じ、12時前には130ドルまで上げ幅を拡げました。しかし、その後は軟調な展開が続き、3時半頃には前日比でマイナスに落ち込んでいます。ところが、そこから大引けまでの30分間で一気に急反発して、125.38ドル、1.25%の大幅高で終えました。

20100521

 午前中の上昇を牽引したのは金融セクターでした。上院で金融制度改革法案が通過したことが、悪材料の出尽くしとされたのかもしれません。今後、下院との一本化の段階で、より緩やかな規制になるという期待感もあるようです。JPモルガン・チェースが5.87%と大きく上昇しました。

Jpm20100521

 大引け直前の上げのきっかけは、VIX指数の急落ではないかと考えています。指数は12.43%と大きく下げましたが、3時半以降の動きが目を引きます。

Vix20100521

 VIX指数の動きが示唆する、投資家心理の改善は、国際商品市況の反発への期待を高めました。原油価格が1.07%下落したにもかかわらず、シェブロンの株価が1.2%上昇しています。大引け前の急上昇が注目です。

Cvx20100521

 このVIX指数の動きの背景には、欧州の株式市場の展開があるのではと推測しています。ドイツ議会による7500億ユーロの融資の承認がかなりの好影響を及ぼしたようです。ドイツ(DAX)市場は0.66%下落したのですが、ザラバを見ると、終盤での復調が目立っています。

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月曜日の日経平均株価への示唆

 米国株式市場の上昇を背景に、CMEの日経平均先物価格(円ベース)は9,830円となっています。これを寄り付きのメドとしています。久しぶりに上昇でのスタートとなりそうです。

Cme20100521

 ザラバの動きを大きく左右する為替については予測が難しいのですが、ユーロ円の現在までの動きは比較的に落ち着いています。

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 ドル円もほぼ同様に落ち着いた動きです。

A201005220

 経済指標は、3月の全産業活動指数と5月の金融経済月報。決算はダイドードリンコ1社。

 ということで、ザラバは比較的に堅調な小動きで推移することを期待しています。 

 

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