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2010年5月 5日 (水)

米国株式市場を振り返る 5月4日

ポイント

 欧州の財政問題が米国株式市場を揺さぶりました。ギリシャだけでなく、ポルトガル、スペインの株価も大幅に下落したのが気になります。CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,720円まで下げています。

米国マーケットの動向

 ダウ平均株価はスタート直後から下げ幅を拡げました。11時には250ドルを越える下落となっています。その後は下げ止まったのですが、回復の兆しを見せないまま、225.06ドル、2.02%の大幅安で大引けとなりました。

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 ギリシャをめぐる財政懸念が再燃したことが最大の要因でした。(「世界の株式市場が軟調に:ギリシャ懸念再び?」)アテネ総合指数が6.68%の急落を見せています。

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 気になるのが、ギリシャだけでなく、スペインやポルトガルの下落も著しいことです。スペイン(IGBM指数)は5.48%下げました。

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 ポルトガル(PSI20指数)も4.21%の低下です。

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 問題の市場に共通しているのは、ザラバを通して下げ続け、回復の兆しを見せていないことです。

 このような展開を受けて、シカゴ・オプション取引所のVIX指数が18.08%と急騰しました。投資家のセンチメントが著しく悪化して、リスク許容度が低下したことを示唆しています。

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 それでも、ダウ平均株価が11時以降に下げ止まりの動きになったのは、コンセンサスを上回る決算となったファイザーやメルクが堅調な値動きになったためと見ています。ファイザーは2.07%、メルクも1.53%上昇しました、

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日経平均株価への示唆

 CMEの日経平均先物価格(円ベース)が大きく下げて、10,720円となっています。

 欧州の問題を反映して、対ユーロで円が大幅に上昇していることが。マーケットには重石になりそうです。

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 したがって、木曜日の日経平均株価はかなり安い寄り付きになることが懸念されます。

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