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2010年6月10日 (木)

今日の日経平均株価は? 6月10日

ポイント

 米国株式市場の下落を受けての日経平均株価の寄り付きですが、意外に堅調気味なスタートとなるのではと見ています。ただし、マーケット開始直前の為替の動きには要注意です。ザラバは小動きを想定しています。為替以外に、マーケットの基調を動かす特別な要因が見当たらないという状況です。

米国マーケットの動向

 午前中のダウ平均株価は堅調に推移しました。10時半頃から上げ足を強め、11時30分近くには125.16ドルをつけ、10,000ドルを回復しています。その後は多少調整色を見せながらも、2時半頃までは無難に推移しました。しかし、大引けにかけて下落基調が鮮明となり、40.73ドル、0.41%安での大引けとなりました。

20100609_2

 午前中の好調な動きを牽引したのは、ハイテク関連であったと見ています。ナスダック銘柄のインテルを見ると、午前中の上昇が目を引きます。

Intc20100609

 その背景にあるのは為替だったようです。ユーロドルが10時半ごろからドル安に振れたことが、株価を押し上げたと見ています。

A20100610 

 しかし、午後になるとドル高が鮮明になり、それと同時にインテルの株価も値を崩してしまいました。

 加えて、原油価格の上昇にもかかわらず、エネルギー関連株が軟調でした。1.98%下げたエクソン・モービルの2時半以降の値動きが目を引きます。

Xom20100609

 背景にあるのは、石油流出事故の影響により、ADRの配当停止観測が強まっているBP。15.80%の急落となりました。

Bpadr20100609

 VIX指数が、BPのADR株の動きに歩調を合わせるように上昇して、投資家心理の悪化を示唆しています。

Vix20100609

今日の日経平均株価は?

 米国株式市場の下落を受けた日経平均株価ですが、寄り付きは意外な堅調さを見せると期待しています。

 CMEの日経先物価格(円ベース)が9,485円となっているため、それを多少下回るところをメドとしています。前日の日経平均株価の終値9,439.13円を僅かですが上回るかもしれないと考えています。

Cme20100609

 ザラバは為替の動き次第というところがありますが、ユーロ円は今のところ小動きで、前日に比べてほぼ同じ水準に位置しています。

B20100610_2

 ドル円も前日に比べて多少円高気味ですが、まず無難な位置です。

 というわけで、油断も隙もない為替の動きですが、とりあえず中立要因と見て、ザラバは小動きと判断しています。

 今日は、1-3月のGDP改定値、5月の消費動向調査と企業物価指数など注目の経済指標が続きますが、マーケットへのインパクトは限定的と見ています。

 決算は14社。積水ハウス、ミライアル、オハラなどに注目しています。

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