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2010年6月27日 (日)

為替をどう読む?

 為替の動きに振り回される毎日です。今週は、鉱工業生産動向や日銀短観の動きに目が向きがちですが、為替の動き次第ではその努力も水の泡になってしまう可能性さえありそうです。

 (財)国際通貨研究所が購買力平価のデータを更新したようなので、そのご紹介も兼ねて、為替についてどのように見ているのかをご報告しておきたいと思います。

 明確な結論を持っているわけではないのですが、急激な円高への動きは避けられるのではという期待を持っています。ただし、自信があるというわけではありませんので念のため。

 まず。ドル円と日経平均株価の動きです。高い連動性が見てとれます。

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 興味深いのは、ダウ平均株価も日経平均株価と連動していること。要するに、日本の株価はドルとダウ平均株価で決まっているようです。

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 もちろん、ユーロ円と日経平均株価の連動性も高く目が離せません。

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 では、ドル円とユーロ円はどう動くのか?長期の月次データを見ると、常に同じ動きではないようです。為替の動きで見る限り、リーマンショックの頃のダメージはドル以上にユーロに深刻なものであったように見えます。

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 その後はユーロの下落のペースが速く、かなり調整が進んだように見えます。

 現在のドル円やユーロ円の位置を判断するのは難しいのですが、購買力平価が一つの参考になると考えています。

 (財)国際通貨研究所の作成したドル円の購買力平価は、生産者物価ベースで104.95円。 ということは、ドル安の一段の進行は、ないとは言えませんが、落ち着きを見せるのではと期待しています。

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 ユーロ円の購買力平価は、生産者物価ベースで101.73円。したがって、あと10%程度はユーロの下落余地がありそうです。これがマーケットの重石になることが懸念されます。しかし、まるでバブルのように高く評価されてきたユーロも大幅に調整されてきたという印象があります。

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 というわけで、ユーロ崩壊となれば話は別ですが、これまでの為替の動きは、本来の水準への修正の動きと見ることもできそうです。

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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUPCBOE,CNN MONEYMSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、外為どっとコム 

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