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2010年7月 1日 (木)

今日の日経平均株価は? 7月1日

ポイント

 米国株式市場の下落を受けて、日経平均株価は低い寄り付きとなりそうですが、ザラバは意外に健闘するのではないかと期待しています。米国の下げは、四半期末の手仕舞いの動き意外には特別な理由がなく、基調は決して弱いわけではなかったと見られるためです。ただし、ザラバで円高が一段と進行したり、日銀短観がコンセンサスよりも悪ければ、話は別です。

米国マーケットの動向

 前日を僅かに下回る水準で寄り付いたダウ平均株価は、小動きながら堅調に推移して、12時前には39ドル弱まで上げ幅を拡げました。ところが3時を過ぎると突然値を崩し始め、96.28ドル、0.98%安で大引けとなりました。

20100630 

 6月のADP社による全国雇用者数の数字がコンセンサスを大幅に下回ったのですが、マーケットは強い反応を見せませんでした。前日の急落の反動もあって、ザラバは堅調な推移という印象です。

 大引け1時間前から始まった下落は、かなり急激なものでしたが、特別な悪いニュースが出たわけではなく、四半期末の手仕舞いの動きが中心であったと見られます。

 JPモルガン・チェースが1.21%下げましたが、大引け前の動きが印象的です。

Jpm20100630

 シェブロンも0.73%下落しました。資源エネルギー分野は、原油価格軟化の影響があったようです。

Cvx20100630

 原油価格軟化の背景になったと思われるVIX指数は1.2%の上昇でした。VIX指数上昇→リスク許容度低下→商品市場からの資金回収→商品市況下落という構図です。

Vix20100630

 代表的なハイテク指標であるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も1.59%ほど下げています。

Sox20100630

今日の日経平均株価は?

 米国株式市場が下げたため、CMEの日経先物価格(円ベース)が9220円となっています。これを今日の寄り付きのメドと考えています。

Cme20100630

 ザラバでは、日銀短観と為替の動きがかなり大きく影響すると見ています。為替が多少円高方向に振れてきているのが気になります。ザラバで一段の円高が進めば、軟調な展開は避けられないところです。

 ドル円の動きはこのようになっています。

A201007010

 ユーロ円も似た動きです。

A20100701

 為替が落ち着いた推移を見せ、日銀短観の内容に大きな驚きがなければ、ザラバは意外に堅調に推移するのではと期待しています。米国株式市場の下げの主な理由が日経平均株価に直接影響するものではないわけですから、ザラバでは低く寄り付いた反動を期待しています。

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