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2010年8月11日 (水)

今日のマーケットを振り返る 8月11日

ポイント

 今日は下落でスタートした後は、堅調気味な推移を期待していたのですが、堅調どころか、一段安で終えました。理由は為替。FOMCで大きく円高に振れた後は落ち着きを見せてドル円が再び円高に振れました。しかし今日は、そのドル円以上にユーロ円の円高への振れが鮮明でした。金融緩和の姿勢を見せたFRBに対して、何の動きも見せなかった日銀。金融政策に対するスタンスの違いから、日銀自体が円高の元凶になっているわけですから、マーケットが委縮するのはやむを得ないのだろうと考えています。GLOBEXの米国先物が下落しており、円高基調も続いていますので、明日の日経平均株価には厳しい状況です。

今日のマーケット動向

 128円安で寄り付いた日経平均株価はほんの15分ほどの間小動きで推移しました。しかしすぐに急落に転じ、僅か30分ほどで下げ幅を200円以上に拡大しました、その後もダラダラト下げ続け、258.20円、2.70%の大幅下落で大引けを迎えました。

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 寄り付きは9,423円。ダウ平均株価の下落を反映したCMEの日経先物価格(円ベース)が9,460円でしたから、その差は40円。6月の機械受注がコンセンサスを下回った影響が大きいと見ていたのですが、マーケット開始前に円高へ振れたことも考慮すると、その影響は非常に小さかったようです。

 問題はマーケット開始後15分ほどで始まった急落です。ユーロ円が大きく円高に振れたことが背景にあると見ています。

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 ユーロ円に比べると、ドル円は比較的に落ち着いていたのですが、それでも9時15分からの円高への振れが目立ちました。

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 ザラバのダラダラとした下げは、ドル円、ユーロ円ともに円高基調が続いたことによるものと考えます。

 電力・ガス、食料品、医薬品などのディフェンシブ・セクターのパフォーマンスが相対的に高かったところに、マーケットのセンチメントの弱さが示唆されています。

 アジア市場も軟調でした。韓国、台湾、シンガポールが1%以上下げています。ただし、7月の消費者物価指数がほぼ予想通りとなったことから、上海市場が0.47%上昇しました。

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 欧州市場も下げています。1%以上下げている市場が多く、アジア以上に軟調という印象です。

 GLOBEXでは、ダウ(-132ドル)、ナスダック(-28ポイント)ともに大きく下げて推移しています。下げ幅は拡大しています。

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 今日は6月の貿易収支と7月の月次財政収支の発表が予定されています。

 マーケットの基調を大きく変えるような重要な経済指標や決算はありませんので、このまま停滞したマーケット展開になりそうな気配です。

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