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2010年8月15日 (日)

円安が本格化すれば、株価は急騰へ!

ポイント

 日経平均株価の動きが冴えません。日米株価の乖離が拡がっているように見えます。しかし、この乖離の大部分は為替の影響によるものです。もし、ドル円が大きく円安に振れれば、株価の大幅な上昇が期待できます。過度な円高是正のための適切な政策が強く期待されます。

日経平均株価の動向

 先週の日経平均株価は4.03%と大きく下落しました。

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 日足で1週間を追うと、低迷した様子が鮮明です。

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日米の株価乖離が拡大

 一方で、ダウ平均株価も先週は3.29%低下したのですが、日経平均株価の下落率より小幅でした。日米の株価の動きを見ると、基本的に連動性が高いのですが、7月以降は急速に乖離が拡がり、日本の低迷が目立ってきました。

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  日経平均株価からダウ平均株価を差し引いた乖離を見ると、拡大の様子が鮮明です。

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 両者は建値こそ異なりますが、非常に似た数字であるのが興味深いところです。それが、現在は10%を越える格差になっています。

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 この格差は、経済のファンダメンタルズの違いを反映しているというよりも、単にドル円の動きが影響していると思われます。今年初めのドル円は93円./ドル、現在は86円/ドル程度での推移です。円は7.5%近く上昇しています。これが日本のマーケットの重石になっていると考えれば、日米の株価乖離の75%は円高によると見ることができます。

 日米の株価乖離とドル円の動きを重ね合わせてみると、乖離はほぼ為替の動きに連動していることが鮮明です。

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 したがって、もしドル円が円安に振れるならば、株式市場の急騰を期待することができそうです。日本の政策を担う人々が、ちょっとした口先介入や「レートチェック」などという小手先の対応でお茶を濁して済ますことなく、真剣に為替の動きと向き合うことが強く望まれます。

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