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2010年8月 8日 (日)

在庫循環モメンタムと株式市場

 在庫循環モメンタムと株式市場には連動性が見られます。景気と株価が連動するということです。

 そこで、在庫循環モメンタムの局面が異なると、株式市場で活躍するセクターが違ってくるという点に焦点を合わせて、次のような図を利用しています。

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 現在の日本の鉱工業在庫循環モメンタムはこのような形になっています。

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 4月の統計指標が発表された6月あたりからピークアウト感が出ています。景気抵抗力の強いディフェンシブ株に注目すべき局面に入ったということです。

 そこで、代表的なディフェンシブ株の6月以降の動きを追ってみました。

 まず東京電力。6月以降の反発が鮮明です。ただし、その直前の急落のはんどうという要素もあるので、本格的な動きはこれからかもしれません。

2010080800000

 次に武田薬品工業。電力と並ぶディフェンシブ・セクターの双璧である医薬品の代表銘柄です。6月以降の地合いが好転してきています。

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 食品セクターからは味の素を選んでみました。やはり、6月以降に堅調さを増しているようです。

20100808_2

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