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2010年9月28日 (火)

今日のマーケットを振り返る 9月28日

ポイント

 2時頃から30分ほどの下げの部分を除くと、ほとんど動きのないマーケットでした。現在は、軟調に始まった欧州市場が戻りに転じているのですが、米国市場が、モタついた展開です。ドルに対して円高気味な基調が続いていることも気懸りです。そして、何よりも、明日は日銀短観が控えています。正直なところ、明日の日経平均株価の方向は現時点では読めません。

今日の日経平均株価を振り返る

 米国株式市場の下落を受けて、56円安で寄り付いた日経平均株価は、その後小動きを繰り返していましたが、2時頃から急に調整色が強まり、107.38円、1.12%の下げで大引けとなりました。

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 ドル円が円高に振れたことが上値を抑えたと見ています。

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 加えてユーロ円が大引け前に円高方向に動き始めたことが、2時頃からのマーケットの調整のきっかけの一つになったように見えます。

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 為替の動きに敏感なハイテクセクターに停滞するものが多かったようです。2.19%の下落となった東京エレクトロンの動きにその状況が示唆されています。

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 為替がマーケットの上値を抑える一方で、日銀の追加金融政策に対する期待がマーケットの下支えになったと見られます。不動産株に堅調な動きが目立ちました。三菱地所が1.25%上昇しています。

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 プラス要因とマイナス要因が拮抗して、小動きが続いたのですが、権利落ちの影響が63円近くあったことや、三井住友銀行を始めとして金融セクターの停滞もあったことを考えれば、全体としては意外に弱いという印象はなかったように思います。

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 2時過ぎからの下げは、ユーロ円の円高への振れの他に、明日の日銀短観を前に手仕舞いの動きもあったと推測しています。

海外市場の動向

 アジア市場はインドネシアを除いて下げています。来週に国慶節の連休を控える上海市場が0.63%下落しました。上海市場の下げに、米国市場の下げが重なったためか、香港市場の下げ幅が1.03%と大きかったのが目を引きました。

 欧州市場はマチマチです。スペインやアイルランドをめぐって、金融懸念が高まり、軟調に始まったのですが戻しつつあります。欧州中央銀行が問題債務を買い取るという噂が出ているようですが、確認できていません。おそらく、ファイナンスがそれなりに順調であったのではと見ています。ドイツのDAXの動きからは、そのように見えます。

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 米国市場は軟調さが目立ってきました。現在ダウ平均株価は46.73ドル安、ナスダック総合指数は22.59ポイント安で推移しています。

 7月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は3.2%の上昇と、コンセンサスであった3.1%を上回ってはいるのですが、6月の4.2%上昇に比べて減速していることが意識されたようです。

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 加えて、カンファレンスボードによる9月の消費者信頼感指数が48.5と、事前予想の53.0を大幅に下回ったことがショックであったようです。

 欧州が比較的に堅調であるため、このまま米国株式市場が一段安に陥ることはないと見ていますが、軟調な展開は避けられそうもないと見ています。

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