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2010年10月27日 (水)

今日のマーケットを振りかえる 10月27日

ポイント

 ドル高円安方向への動きがマーケットを下支えました。後場寄り直後からは持ち合い解消の動きと思われる銀行株の売りが目立ったため、寄り付きから50円ほど下げて終えたのですが、前日終値から見れば10円弱上昇しての大引けとなりました。現在米株先物は軟調ぎみな推移です。明日の日経平均株価にとって逆風ではあるのですが、ドル高円安の動きが持続するかどうかで、インパクトの大きさは異なったものになりそうです。

今日の日経平均株価を振り返る

 58円高で寄り付いた日経平均株価」は10時半頃にかけて76円高まで上げ幅を拡大しました。ところが、後場になると突然値を崩し、2時前には47円安をつけました。しかし、大引けにかけて再び回復に転じ、9.65円、0.10%の小幅高で大引けとなりました。

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 ドル高円安への振れが好調なスタートの背景になったと見ています。そしてこの動きはザラバでも持続してマーケットを支えました。

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 円安の恩恵を受ける輸出関連銘柄に堅調なものが目立ちました。3.16%の上昇となったTDKのザラバの動きが為替の影響の大きさを示唆しています。

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 後場の急落を牽引したのは銀行株でした。持ち合い解消の動きと指摘されています。三菱UFJフィナンシャルグループの後場での急落が象徴的です。

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 ドル高円安への動きは、米国のQE2(量的金融緩和政策第2弾)が期待ほど大きくないのではという懸念が広がっているためと指摘されています。マーケットへの流動性の注入の規模が予想よりも小さければ、金利は上昇して、ドル高円安が進むというのは非常に整合的です。

 したがって、明日以降もこの動きが持続するかどうかが、日経平均株価の動向を大きく左右すると思われます。

 もし、今後も強い経済指標が続けて出てくるようであれば、この動きは持続する可能性が高そうです。円安を通じて、日経平均株価にプラスの影響がありそうです。

 もし、弱い経済指標が続けば、ドル安円高に再び転ずると見ています。その場合は、金利の低下もあって、米国株式市場にはプラスとなります。一方、円高が日経平均株価にダメージを与えそうです。

米国マーケットの動向

 軟調な展開です。GLOBEXではダウ(-37ドル)、ナスダック(-7.25ポイント)ともに下落して推移しています。

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 今日は9月の耐久財受注と新築住宅販売件数が発表されます。決算はP&G,コムキャスト、コノコ・フィリップス、スプリントと盛りだくさんです。大引け後にはビザの発表が控えます。

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