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2010年10月29日 (金)

米国株式市場を振り返る 10月28日

ポイント

 米国株式市場は小動きでしたが、FRBのQE2(量的金融緩和政策第2弾)をめぐって思惑が交錯していることから不安定さが感じられます。今日の日経平均株価にも、その不安定さが反映されそうです。

米国株式市場を振り返る

 スタート直後に53ドル高まで上げ幅を拡大したダウ平均株価でしたが、すぐに値を崩し、12時半頃には一転して74ドル近くの下げとなりました。その後は多少戻したのですが12.33ドル、0.11%の小幅安で終えています。

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 週間ベースの新規失業保険申請件数がコンセンサスを下回り、好決算が続いたこともあって、上昇して始まったのですが、マーケットはすぐに来週のFRBによるQE2に対する悪影響を心配し始めたように見えます。(「今日のマーケットを振り返る 10月28日」)

 予想を上回る利益を計上したスリーエムの株価が5.86%の急落を見せたことが象徴的な動きでした。

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 しかし、一方で、ユーロに対してドル安が進みました。欧州の経済指標が強いことも影響しているのでしょうが、QE2の効果を期待しているようにも見えます。

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 このドル安効果の恩恵を受けるハイテクセクターの好調な銘柄が目立ちました。好決算を発表したシマンテックは4.11%の急騰となっています。

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 この展開を背景にナスダック総合指数は4.11ポイント、0.16%と僅かではありましたが上昇を続けました。

 米国株式市場は全体として見れば小動きでしたが、ドル安の恩恵に浴しているという印象です。

 来週はFRBによるQE2が発表されます。大規模なドル安への為替操作という側面があることに注目する必要があります。

 これは円高が進むということを意味するわけですから、日経平均株価へのダメージを念頭に置く必要があります。しかし同時に、一段の円高ということになると、為替介入によりマーケットの状況が一変する可能性も出てきそうです。

 というわけで、来週も目を離せない状況が続きそうです。

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