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2010年10月 9日 (土)

米国マーケットを振り返る 10月8日

ポイント

 マーケット開始1時間前に発表された9月の米国雇用統計を受けて、ダウ平均株価は上昇しました。弱い雇用指標→追加的金融緩和策への期待→株価上昇という構図が見られました。と言っても、雇用環境改善→株価上昇、雇用環境悪化→株価下落という常識的な見方も多かったようです。マーケット開始から株価が上昇軌道に乗るまで1時間程度が必要でした。日本では常識的な見方が支配的であったようです。月曜日の日本市場は休場ですが、もし開いていれば9,615円の近辺と上昇してのスタートとなったと思われます。ただし、ドル安円高は重石です。

米国マーケットの動向

 ほぼ前日終値付近で寄り付いたダウ平均株価は10時半頃までは停滞気味に推移しました。ところがその後上昇基調に転じ、57.90ドル、0.53%高で大引けとなりました。

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 9時半に発表された9月の雇用統計がコンセンサスを下回ったことが、スタート直後のモタついた動きの背景であったと見ています(「9月の米国雇用統計・・・コンセンサスを下回る」)。

 VIX指数の動きを見ると、上昇して始まっているところから、マーケットのセンチメントは悪く、投資家のリスク選好度が低下しています。

Vixf20101008

 ところが10時半を回ると、マーケットの様子が一変しました。弱い雇用指標→追加的金融緩和への期待→株価上昇という構図が鮮明になったようです。VIX指数の急速な低下にその様子が確認できます。

 ユーロに対するドルの動きを見ると、雇用統計の発表で多少振れましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、徐々にドル安方向に動きました。これもマーケットの上昇基調を支えたと見ています。

A20101009

日経平均株価への示唆

 日本では、米国雇用統計悪化→米国株式市場の下落に対する警戒感が強かったようです。

 日経先物のイブニング・セッションを追うと、雇用統計発表直後に大きく下振れしました。

20101008es20101008

 しかしすぐに持ち直しています。追加的な金融緩和への期待の高まりとい要因に気付いたように見えます。

  月曜日は休日ですが、もし開いていれば、CMEの日経先物価格(円ベース)9,615円の近辺での寄り付きが期待できたはずだと見ています。

Cme20101008

 ただし、円高の重石からは目が離せないと考えています。

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