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2010年11月13日 (土)

米国マーケットを振り返る 11月12日

ポイント

 インフレ抑制のための金融引き締め懸念から大きく下落した上海株式市場や、FRBのFRBの金融緩和政策にもかかわらず上昇基調が鮮明な米国長期金利を背景に、米国株式市場は続落しています。一時大きく円高方向に振れたドル円が、円安方向に戻していますので、月曜日の日経平均株価の寄り付きはそれほど大幅に下げることはないだろうと見ていますが、油断はできません。正直なところ、過剰流動性の動きに大きく揺さぶられる展開だけに、警戒は欠かせないようです。

米国マーケットの動向

 ダウ平均株価90.52ドル、0.80%安で終えました。続落です。1時頃につけた139ドル安から大引けにかけて下げ幅を縮めてはいるのですが、力強さは感じられませんでした。

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 上海総合指数は5.15%の暴落とも言える動きを見せたことが、マーケットに大きなショックを与えたと見られます。

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 また、量的な金融緩和措置を通じて、金利低下を促して、景気回復を図るというFRBの意図に反して、長期金利が上昇を続けていることも、マーケットの重石になったようです。

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 このような展開を映して、マーケット心理は大きく悪化しました。シカゴ・オプション取引所のVIX指数が10.57%の急上昇となっています。投資家がリスク許容度を引き下げたことを示唆します。

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 VIX指数の低下によるリスク許容度の低下から、国際商品に投入されていたリスクマネーが引き上げられたと見られます。金価格や原油価格が大きく下げました。

 代表的な産金会社ニューモント・マイニングが2.33%と大幅に下げたことが目を引きました。

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月曜日の日経平均株価への示唆

 CMEの日経先物価格(円ベース)9,730円の近辺を、月曜日の寄り付きのメドとしています。

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 一時円高に振れたドル円が円安方向に戻していますので、日経平均株価が大幅安でのスタートとなることは避けられそうです。

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 ただし、過剰流動性の影響でマーケットが大きく揺さぶられる可能性には警戒したいと思います。

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