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2010年12月21日 (火)

今日のマーケットを振り返る 12月21日

ポイント

 王岐山副首相による中国の欧州財政に対する支援姿勢の表明が、後場の日経平均株価を押し上げました。今日の米国株式市場も堅調に推移しそうな様子です。しかし、果たしてこれが、クリスマスに向かって閑散になっていくマーケットを支え続けるだけのマグニチュードを持つものかどうか悩ましいところです。少なくとも、マーケットがこのニュースを織り込んだ後は、さらに上値を追うための合理的な要因が見当たらないのが気になります。

日経平均株価を振り返る

 前日に比較的に大きく下げた反動もあって、60円高で寄り付いた日経平均株価は、後場に入って一段高となり、154.12円、1.51%の大幅上昇で大引けとなりました。

20101221

 昼休み中に、財政問題に苦しむ欧州に対して、中国が支援姿勢を示したことが伝わると、後場は大幅に上昇して始まりました。その後も調整色もみせないままで終えています。

 正直なところ、中国の欧州債務問題へのコミットメントがどの程度のものか、実感はつかめていないのですが、マーケットはかなり熱烈に歓迎したように見えます。

 韓国の砲撃演習に対して、北朝鮮が行動を起こさなかったことで、マーケットが一安心したことも、マーケットの押し上げ要因になったようです。

 3.07%の急騰を見せたファーストリテイリングのザラバに動きが、今日のマーケットの心理状態を象徴しているように見えました。20101221_2

海外市場の動向

 アジア市場は上げています。上海、香港、マレーシアが1%を越えて上昇しています。上海は1.79%の大幅高。不動産、金融に強い銘柄が多く、金融引き締め懸念は織り込み済みといった動きでした。

20101221_3

 欧州市場も上げています。1%を越える上昇はオーストラリアだけで、アジア市場ほどの強さはありません。ムーディーズ社が今度はポルトガルの格下げを検討しているという話が伝わっていることが、多少影響しているのかもしれません。しかし、財政問題の影響が限定的なのは、中国のおかげだろうと見ています。

 GLOBEXでは、ダウ(+31ドル)、ナスダック100(+5.0ポイント)とも堅調な推移です。

Cme20101221

 今日は重要な経済指標は予定されていませんので、どうやらこのまま堅調気味な相場展開となりそうです。

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