今日のマーケットを振り返る 1月11日

今日は外出のため、日中のフォローができていません。簡単なコメントで失礼します。

　56円安で寄り付いた日経平均株価は、ザラバで多少の回復を見せ、後場寄り直後には2円安まで下げ幅を縮めました。しかしその後は再び軟調な展開となり、結局30.36円、0.29%安で大引けとなりました。

　ザラバでの回復を牽引したのは、寄り付きと同時に円安に振れ始めた為替であったようです。そして、円安の動きが鈍り始めると同時に、マーケットに停滞感が強まりました。

　アジア市場はマチマチでしたが、香港(＋0.99%)、上海（＋0.47%）が堅調であったことが、日経平均株価の後場寄り直後の上げに貢献したと見られます。

　欧州市場は上昇しています。上げ幅は着実に拡大しています。英国、フランス、スイスをはじめ軒並み1%を越える上げになっています。前日の大幅な下げの反動ということもあって、予断を許さないのですが、CNNでは、日本がユーロ圏の国債を購入すると約束したことがマーケットに安心感を与えていると強調しています。

　GLOBEXでは、ダウ(＋52ドル）、ナスダック100(＋10.25ポイント）と堅調な動きです。上げ幅は拡大しています。

　前日引け後の好決算を発表したアルコアは、それまでの株価上昇から、利益確定売りで1.33%下落していますが、今日のマーケット開始前に発表されている住宅建築の大手であるレナー社が予想を大きく上回る業績を発表して、時間外で5.82%の急騰を見せています。

　今日の米国市場は、欧州市場の上昇と、好決算に押し上げられそうな様子です。

｢人気ブログランキング｣に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。

本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo！ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム