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2011年2月 9日 (水)

今日のマーケットを振り返る 2月9日

ポイント

 米国株式市場の上昇を受けて、スタートこそ高く寄り付いた日経平均株価でしたが、その後はズルズルと下げてしまいました。アジア市場の軟調な動きも影響しましたが、国内要因だけで10,700円近くに上昇することに対して、マーケットが自信を持っていない様子が感じられました。米株先物は、現在のところ軟調な動きですが、基調が崩れている様子は見えませんので、ザラバの展開に注目する必要がありそうです。バーナンキFRB議長の議会証言が焦点になりそうな気がします。

日経平均株価を振り返る

 50円高で寄り付いた日経平均株価は、直後に65円高まで上げ幅を拡大しました。しかしその後は軟調な推移となり、18.15円、0.17%安で大引けを迎えました。

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 米国株式市場の上昇と、自動車販売台数と業績の見通しを上方修正したトヨタ自動車の好調な株価が、スタート直後の日経平均株価の好調な動きの背景にあったとみられます。

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 しかし、米国株式市場に連動して上昇を続ける日経平均株価に対して、高値感が強まっているように見受けられました。加えて、後場には春節明けの上海市場が軟調であったこともマーケット心理を冷やしたようです。

米国株式市場をどう見る?

 何度か指摘していますが、日経平均株価のはダウ平均株価とドル円の動きにきれいに連動しています。日米株価乖離とドル円が連動しているということです。国内要因は必ずしも重要な決定要因ではないようです。

 そのダウ平均株価の動きの特徴は、昨年夏以降、本来は連動性の強い景気指標である全製造業在庫循環モメンタムと大きく乖離しています。株価の上昇が著しい理由は量的金融緩和政策にあると考えています。QE2バブルともいうべきものです。

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 ではQE2バブルは続くのか?続く可能性を無視できないと考えています。しかし、いつまでも続くわけではありません。QE2の間に、景気が回復すれば、調整は軽微である可能性もあります。しかし、全製造業在庫循環モメンタムの今後の動きを推測すると、下げ止まりにはなるのですが、株価とのギャップをうめるところまでの上昇はないだろうと考えます。

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 ダウ平均株価と全製造業在庫循環モメンタムとのギャップが、今後予想されるダウ平均株価の調整のマグニチュードということになります。

 したがって、遅かれ早かれかなりな規模の調整はありそうです。

 しかし、当面はバブルを意識した対応が必要かもしれません。すぐにでも調整があるだろうと考えるわけにはいかないようです。

今日の米株先物の動き

 GLOBEXでは、ダウ(-12ドル)、ナスダック100(-6.50)ともに軟調な推移です。ただし、両者とも下げ幅を多少縮めています。

 今日は、下院予算委員会でのバーナンキFRB議長の発言に注目です。

 決算はコカコーラと、引け後にシスコ・システムズの発表があります。

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