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2011年12月25日 (日)

日経平均株価出遅れの背景を探る

 堅調なダウ平均株価に比べて、日経平均株価の出遅れが指摘されています。

 図が示す通り、昨年7月からの乖離が鮮明です。

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 最大の要因は米国の量的金融緩和政策(QE2)。ダウ平均株価が政策的に持ち上げられたということです。

 今年3月以降の乖離幅拡大の背景は東日本大震災。

 そして10月以降に再び乖離幅が拡大しています。最近の日米の株価乖離のドル円の動きを重ねるとその様子が鮮明に浮かび上がります。

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 日米株価乖離とドル円の動きを追うと、基調として非常に高い連動性が認められます。

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 それならば、最近の両者の動きの背景は? ドル円とユーロ円の推移にヒントがありそうです。

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 欧州のソブリンリスクの高まりからユーロ円が大きくユーロ安円高に振れました。これが日経平均株価低迷の理由と見られます。

 つまり、通常の日経平均株価はダウ平均株価とドル円の動きに連動して変動しているのですが、最近ではドル円よりユーロ円を気にしているということになります。

 日経平均株価のザラバの動きを追っていると、日によって米株先物やドル円に反応する場合が見られれば、むしろユーロ円に連動する場合も見られます。独仏会談やユーロ圏首脳会議など大きな動きが欧州で予定されている場合には、ダウ平均株価は米株先物やドル円よりもユーロ円の動きに神経質に反応しています。そして残念ながら、国内の様々な要因はおおむね蚊帳の外です。

 ということは、ユーロ円など為替の動きを的確にモニターしていけば、株式市場で十分に投資機会を見いだせるわけです。

 私のもう一つのブログ「マクロウェーブ投資」(http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/macrowave/)で、ドル建て日経平均株価の動きについて述べています。時間があればご参照ください。

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