食品価格の高騰について
最近、小麦などの食品原料価格が再び上昇してきました。
売上げのほとんどを国内で稼ぐ食品メーカーにとって、大幅な増収を見込める会社は多くありません。ですので、食品メーカーを見るときには費用に注目する必要があります。
ただ、注意を要するのは、販売促進費の削減である程度、売上原価(原材料費)を抑えることが可能である点です。小麦や大豆などの食品価格が上がれば、値上げを行います。値上げを行うと、特売を減らすため販売促進費が減少するのです。
食品メーカーは、よくディフェンシブセクターと呼ばれます。生活必需品であるということはもちろんですが、穀物価格が急上昇した09年3月期にわりと好業績であったように業績はぶれにくいです。
ただ、前回記事でも書きましたが、長期で見ると食品原料価格は上昇傾向にありますので、加工がメインである日本の食品セクターの大幅上昇は難しいと思っています。
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