5. 春 研一

2011年5月30日 (月)

日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向け無料会社説明会のお知らせ(7月) : 春 研一

 日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向け無料会社説明会が開催されます。

今回、東京(7月7日から21日のうちの8日間、24企業)、大阪(7月13日から15日の3日
間、9企業)で開催されます。多くの企業の出席者は、社長ですので、社長の声を聞
くまたとないチャンスではないかと思います。人数限定ですので興味のある方は、早
めに申し込んでください。

 以下のURLに企業名、企業ごとの開催日時の詳細を記していますので、ご覧になって
ください。

   URL:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-373.html

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2011年5月21日 (土)

【伊藤園の優先株(25935)】 : 春 研一

 今回は伊藤園の優先株(25935)に注目してみたいと思います。注目ポイントは以下の四つになります。

 まずは、伊藤園の優先株は配当利回りが高い(48円)ため、配当落ち前の4月、10月に高値を付け、5月、11月に株価がかなり調整する傾向があることから、今が投資チャンスだということ。依然、投資価値から考えて、普通株に対する割安感が非常に大きいため、リスクが小さいこと。6月初旬に、通期決算が発表されるわけですが、20114月期は増額修正の可能性が高く、20124月期も堅調な業績予想となりそうなこと。いよいよ飲料業界第3位に躍り出て、中長期的な成長性も期待できる局面にあること。

伊藤園の優先株とは議決権がない代わりに普通株より配当が10円多い株です。10円の配当と議決権のどちらが重要かと言えば、議決権に影響を及ぼすほどの株主を別とすれば、10円の配当のほうが重要ではないかと思われます。

A20110521_4

 それにもかかわらず、優先株が普通株に対して大幅に割安な状態が続いています。優先株が割安な理由は、優先株がTOPIXの計算に入っていないためです。機関投資家が運用するファンドの多くはインデックスがベンチマークですので、インデックスに入っていない銘柄を持つことはリスクと考えるためです。

B20110521_2

 特に日本の機関投資家はそのような杓子定規な考え方をします。同じ機関投資家でも海外の投資家はそうは考えません。そのため、割安な優先株の株主には海外の投資家が多く名を連ねています。

 日本の多くの投資家が優先株を保有しないため、減配懸念の少ない株でありながら、5%近くの配当利回りとなっているのです。一般的に5%もの利回りの株は、配当金の将来見込みが不安定な企業が多くなっています。

 しかし、同社の場合、普通株の利回りは他の企業より高いわけではなく、健全な企業と評価されています。

 配当利回りが高いことから優先株の株価動向には非常に大きな特徴があります。つまり、配当の権利付き期末(4月、10月)まで株価が高く、権利落ちから急落して、その12か月後に底をつけて次の権利日まで上昇する傾向にあります。ですから、基本的には配当利回りが高いゆえ、配当をもらわない、という投資手法になります。

 終わった20114月期は去年の夏が猛暑であったということもあり、期初予想を期中に増額修正していますが、それをさらに上回って着地しそうです。一見すると、猛暑だったのだから業績は良くて当然と考えがちですが、同社の業績は猛暑効果を割り引いてもかなり好調です。

C20110521

 同社はお茶と野菜飲料が二本柱でしたが、ここ数年両市場とも不振が続いていました。しかし、お茶市場はまだぱっとしませんが、野菜飲料市場は再び伸び率が高まっています。また、これまでは弱かったコーヒー飲料や紅茶飲料でもブランドを確立し始めています。

 同社は飲料数量で3強の一角であるキリンビバレッジを抜いて、いよいよ3位に躍進したと思われます。飲料業界は数量効果が働きやすい業界ですから、この躍進によって、さらに収益性を高めるチャンスが来たとも考えられます。

 去年のような猛暑の年は、猛暑によって業績が好調で大幅な増額修正になったとしても、必ずしも株価が上昇するわけではありません。それは翌年の反動減による業績悪化を考えるためです。そのためむしろ、猛暑の翌年の業績がいいと評価される可能性があります。

 同社の場合、主要商品は緑茶や野菜飲料であり、炭酸飲料やスポーツ飲料、ミネラルウォーターほど猛暑のインパクトは大きくありません。だから反動減も少なくなります。加えて、同社は猛暑で業績が大きく上振れる場合、先行投資的な費用を投入し、翌期の業績を引き上げる施策を打つことが多いのです。そのため、過去においては猛暑の翌年も増益となることが多かったことがあります。

 さらに言えば、今年は電力不足でオフィスなどの温度が多少高めの設定となるため、飲料需要が高まることが予想されます。一方で、自販機の使用制限が考えられますが、同社は自販機のウェイトが大手の中では最も低いということもプラス要因となるでしょう。

 以上、現時点で伊藤園の優先株は従来の季節要因以上の買う理由がある株ということになります。

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2011年4月27日 (水)

サイゼリヤ(7581)の実力 : 春 研一

 『株式投資のための企業分析「サイゼリヤ(7581)の実力」』(29ページ)を作成し
ました。ご希望の方に差し上げます。

 株式投資は昔から資産形成するための有力な手段と言われています。

 それは、企業を経営するリスクを負わず、企業の成長を投資リターンとして享受でき
ることが背景にあります。特に戦後の日本のように国の経済が高成長を遂げ、さまざ
まな産業が発展し、多くの企業が成長した中では、高い確率で長期投資によって高い
リターンを上げることが可能でした。その場合、銘柄選択もそれほど難しいものでは
なかったのです。

 しかし、日本自体の成長性が低下し、一方グローバルには競争がますます激しくなっ
ています。そのなかで成長し、結果として株式投資で高い成果を上げられる企業は限
られることになります。

 その意味で、個々の企業の成長ポテンシャルを探ることと、投資タイミングを測るこ
とは極めて重要なものとなります。

 本レポートでは、サイゼリヤ(7581)の真の実力に焦点を当てます。

 同社は身上とする科学的経営によって、不況下においても他の外食産業とは異なる成
長力を見せてきました。

 そのサイゼリヤですが、2009年から2010年にかけての低価格外食ブームの反動で今は
厳しく見えます。しかし、本質的な成長性にはなんら変化はなく、ブームの反動が一
巡すれば再びコンスタントな成長軌道に回復する可能性は高いと思われます。

 そんなサイゼリヤの真の実力と業績回復のタイミングを探ります。

 このレポートは、きっとあなたの株式投資にとって、役に立つものとなることでしょ
う。

 「サイゼリヤ(7581)の実力」」のレポートは、以下のURLからダウンロードでき
ます。



http://cherry100.mods.jp/ra/s/272

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2011年4月18日 (月)

サイバーエージェント(4751)の真実 : 春 研一

 『株式投資のための企業分析「サイバーエージェント(4751)の真実」(33ページ)』を作成したしました。ご希望の方に差し上げます。



 サイバーエージェントはアメブロの運営会社で、飛ぶ鳥を落とす勢いのインターネッ
ト企業です。



 詳細説明のアドレス:http://cherry100.mods.jp/ra/s/264

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2011年4月17日 (日)

物語コーポレーション : 春 研一

『株式投資のための企業分析「物語コーポレーション(3097)研究」』(28ページ)
を作成しました。ご希望の方に差し上げます。

株式投資は昔から資産形成するための有力な手段と言われています。

それは、企業を経営するリスクを負わず、企業の成長を投資リターンとして享受でき
ることが背景にあります。特に戦後の日本のように国の経済が高成長を遂げ、さまざ
まな産業が発展し、多くの企業が成長した中では、高い確率で長期投資によって高い
リターンを上げることが可能でした。その場合、銘柄選択もそれほど難しいものでは
なかったのです。

しかし、日本自体の成長性が低下し、一方グローバルには競争がますます激しくなっ
ています。そのなかで成長し、結果として株式投資で高い成果を上げられる企業は限
られることになります。

その意味で、個々の企業の成長ポテンシャルを探ることと、投資タイミングを測るこ
とは極めて重要なものとなります。

本レポートでは、焼肉食べ放題店で急成長する物語コーポレーションを取り上げま
す。

同社は食べ放題焼肉店がヒットして、急成長中の小型外食企業です。なぜ既存店が二
ケタ成長しているのか?食べ放題店がなぜ今受けているのか?なぜ競合店が現れない
のか?そういった疑問点を一つ一つ解明して行きます。

同社のビジネスのポテンシャル、リスク、業績変化のピッチなどの分析を行います。

このレポートは、きっとあなたの株式投資にとって、役に立つものとなることでしょ
う。

「物語コーポレーション(3097)研究」のレポートは、以下の画像をクリックすれば
ダウンロードできます。



http://cherry100.mods.jp/ra/s/257

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2010年12月24日 (金)

伊藤園の優先株(25935):注目銘柄 : 春 研一

 海外の喧騒は依然続いていますが、それでも株価は妙にしっかりしています。おそらく、ここ1年ほどの日本一人負けのイメージから株価を売ってしまった人が多かったということでしょう。このままいつまで続くかはわかりませんが、多くの人はまだおっかなびっくりで本格的な買いはないようですので、意外に継続する可能性はあります。

さて、経済の先行き自体は依然不透明ですので、なかなかファンダメンタルから物色対象を絞り込むのは難しい状況にあります。その結果、循環物色の様相となっています。その中で出遅れセクターの一つに食品株があります。依然景気減速懸念もあるわけですから、景気悪化に強い食品株が注目されてもおかしくないのですが、海外要因によって食品企業のアキレス腱でもあるコストが上がっていることがマイナスとなっています。

しかし、そうは言っても循環物色が続きそうなことを考えれば、意外と面白い可能性もあります。もちろん、株価が動いていないだけにダウンサイドリスクも小さいと言えます。

そんな中から今回は伊藤園の優先株(25935)に注目してみたいと思います。これまでも何度か取り上げていますが、改めて解説します。

T20101224 

伊藤園の優先株とは議決権がない代わりに普通株より配当が10円多い株です。10円の配当と議決権のどちらが重要かと言えば、議決権に影響を及ぼすほどの株主を別とすれば、10円の配当のほうが重要ではないかと思われます。

それにもかかわらず、優先株が普通株に対して大幅に割安な状態が続いています。優先株が割安な理由は、優先株がTOPIXの計算に入っていないためです。機関投資家が運用するファンドの多くはインデックスを意識して運用していますので、インデックスに入っていない銘柄を持つことはリスクと考えるためです。

特に日本の機関投資家はそのような杓子定規な考え方をします。同じ機関投資家でも海外の投資家はそうは考えません。そのため、割安な優先株の株主には海外の投資家が多く名を連ねています。

その結果、減配懸念の少ない株でありながら、5%近くの配当利回りとなっているのです。一般的に5%もの利回りの株は、配当金の将来見込みが不安定な企業が多くなっています。しかし、同社の場合、普通株の利回りはそれなりの低さとなっています。

P20101224 

配当利回りが高いことから優先株の株価動向にも特徴があります。つまり、配当の権利付き期末(4月、10月)まで株価が高く、権利落ちから急落して、その12か月後に底をつけて次の権利日まで上昇します。ですから、基本的には配当利回りが高いゆえ、配当をもらわないという投資手法になります。

Ch20101224 

同社はお茶と野菜飲料が二本柱でしたが、ここ数年両市場とも不振が続いていました。しかし、お茶市場はまだぱっとしませんが、野菜飲料市場は再び伸び率が高まっています。また、これまでは弱かったコーヒー飲料や紅茶飲料でもブランドを確立し始めています。今年は飲料数量で、3強の一角であるキリンビバレッジを抜いて3位に躍進しそうだということも支援材料となるでしょう。

なお、優先株の見方に対するより詳細な解説は、無料レポート「伊藤園のビジネスモデル」で深く掘り下げていますので、興味があればご覧ください。

参照URL: http://cherry100.mods.jp/ra/s/90

私のブログでは、その他企業の決算速報や関連記事の紹介を行っています。興味のある方は下の株式関連記事目次をご覧ください。

 → http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-114.html

【無料レポート差し上げています】

レポートの詳細はこちらをご覧ください。

「株式投資で資産を作る方法(35ページ)」

 http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-132.html

「アリアケジャパン(2815)の秘密(34ページ)」

 http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-142.html

「トリドール(3397)の強みとは?(31ページ)」

 http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-153.html

「伊藤園(2593)のビジネスモデル(43ページ)」

http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-184.html

「ロック・フィールド(2910)の変貌(36ページ)」

http://ameblo.jp/halariga/entry-10688982264.html

「さくらインターネット(3778)の実力(31ページ)」

 http://ameblo.jp/halariga/entry-10737526573.html

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2010年12月15日 (水)

さくらインターネット(3778)の無料レポート : 春 研一:

『株式投資のための企業分析「さくらインターネット(3778)の実力」』(31ペー
ジ)を作成したしました。ご希望の方に差し上げます。



http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-269.html

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2010年11月23日 (火)

ロック・フィールド(2910)の追加資料 : 春 研一

 先ほど投稿した「ロック・フィールド(2910)」のチャートです。よろしくお願いいたします。

G20101123

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ロック・フィールド(2910) : 春 研一

 ようやく東京市場も株価が業績に反応するようになってきました。もちろん、その結果として相場全体が上がっているということもありますが、業績に反応するので、株価を理屈で考えやすい局面と言えます。

 株価が業績を反映しやすいということは、ファンダメンタルで考えやすいということになります。こういう局面は、比較的私の得意な局面でもあります。

Ws20101123

 業績への反応ということになると、9月中間決算が終わっていますので、次は4月、7月、10月、1月決算企業の中にチャンスがあるということです。ただし、この決算の株は少ないですから、よければ余計目立つ可能性もあります。

 そこでここでは、改めてロック・フィールド(2910)に注目したいと思います。この銘柄は当ブログでも何度か取り上げています。その都度、比較的うまくいっているような気がします。

前回の記事はこちらです。

 → http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/2910-52fc.html

 現時点において業績はきわめて順調です。しかも、株価は割安で、かつほとんど動いていないといっていいでしょう。業績も含めたその辺りの背景は、すでに無料レポートにおいて詳細に分析していますのでご覧ください。

 → http://cherry100.mods.jp/ra/s/190

 また、このレポート以降、10月の月次が発表されていますが、これも引き続き絶好調です。

10月の月次:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-246.html

 特にロック・フィールドの場合、本来景気敏感な企業であって、今、業績がいいのは奇跡的とも言えます。しかも、株式市場が上昇に転じていますので、このまま株式市場の上昇が続けば売上も加速し、さらに業績に勢いがつくこともあります。

 それにもかかわらず、PBRは依然0.8倍弱に過ぎません。しかも、12月上旬に発表予定の上期決算は20%強の営業減益予想ですが、おそらく二桁の増益となることもありえます。つまり、決算発表もしくは事前の業績修正によって注目される可能性が高いといえるでしょう。

 これまでは、業績がよくても、流動性が低かったり、規模が小さかったりすると、市場から無視されることも多かったのですが、このひと月ほど様子が変わってきていますので、要注目と言えるでしょう。

 私のブログでは、その他企業の決算速報や関連記事の紹介を行っています。興味のある方は下の株式関連記事目次をご覧ください。

→ http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-114.html

【無料レポート差し上げています】

レポートの詳細はこちらをご覧ください。

「株式投資で資産を作る方法(35ページ)」

http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-132.html

「アリアケジャパン(2815)の秘密(34ページ)」

http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-142.html

「トリドール(3397)の強みとは?(31ページ)」

http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-153.html

「伊藤園(2593)のビジネスモデル(43ページ)」

http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-184.html

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2010年11月 8日 (月)

日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向け無料会社説明会のお知らせ(12月) :春 研一

 日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向け無料会社説明会が開催されます。今回、東京(12月6日から16日のうちの7日間、21企業)、大阪(12月15日から17日の3日間、9企業)で開催されます。

 多くの企業の出席者は、社長ですので、社長の声を聞くまたとないチャンスではないかと思います。

 人数限定ですので興味のある方は、早めに申し込んでください。

 以下のURLに企業名の詳細を記していますので、ご覧になってください。

  URL:http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-243.html


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