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2010年1月 8日 (金)

円高へ揺り戻し?

 朝方に想定していたよりもザラバが弱い基調で推移しています。

 背景には為替の動向があると見ています。

 朝方には、菅財務相のコメントに沿って1ドル95円程度へ向かって円安が続きそうに見えたのですが、予想に反して円高方向に揺り戻してしまいました。

B20100108

 昨日の菅発言で円を売った反動が出ていると指摘されています。加えて、輸出企業のドル売りもあるようです。

 というわけで、マーケットへ寄与度の高いハイテクなどの円安メリット・セクターが腰砕けということになると、後場の展開も要注意です。

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本文中に使用しているデータやグラフ類は主にここに掲げる各社の公表しているものに大変お世話になっております:経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUPCBOE,CNN MoneyMSN Money、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、外為どっとコム  

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2009年9月30日 (水)

訂正のご連絡

 先ほどの「今日の日経平均株価は? 9月30日」の中で、CME日経平均先物価格(円ベース)を「10.195円」と書きましたが、正しくは「10,075円」です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

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2009年9月22日 (火)

景気ウォッチャー指数と日経平均株価

 先日、東洋経済新報社の松崎泰弘氏からうかがったお話の一部をご紹介しました。VIX指数のことです。

 ところで、もう一つ興味深いことを指摘されておられました。景気ウォッチャー指数と株価の連動性についてです。

 この指数は、景気を肌で感じることのできる人2050人から、景気の現状と先行き(3か月)を内閣府が聞いて作成します。タクシーの運転手、コンビニ店長、美容室の従業員など多彩です。

 ポイントは、「先行きに関する判断DI」と日経平均株価との連動性です。

20090922

 たしかに、かなり高い連動性が見られます。

 私は、経済産業省の鉱工業生産動向をベースにした、在庫循環モメンタムが日経平均株価に連動することに注目しています。

20090922_2

 製造業の生産、出荷、在庫の動きから需給の状態を重視するというアプローチです。

 この2つを組み合わせて、特性の異なる景気ウォッチャー指数と在庫循環モメンタムの両方がが同一方向に動いている局面では、日経平均株価も同じ方向に動くと考えると、株価の方向性に関して、より高い確度が期待できそうです。

 そうなると、気になるのは、鉱工業在庫循環モメンタムの上昇ペースが減速すると同時に、景気ウォッチャー指数が8カ月ぶりに下落したことです。

 日経平均株価の上昇が、一時的かもしれませんが停滞する局面も想定しておく必要がありそうです。

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2009年8月29日 (土)

米国株式市場を振り返る 8月28日

 マーケット開始前のGLOBEXではダウ、ナスダックとも上げ幅を順調に拡大していました。当然、開始後も堅調な動きを期待したのですが、直後こそ高かったものの、ザラバで失速してしまいました。

 ほぼ前日終値付近で始まったダウ平均株価は、9時半過ぎには50ドル弱まで上げ幅を拡大しました。しかし、その後は調整色が強まり、36.43ドル、0.38%の下落で引けています。ナスダックもプラスでしたが、ダウと同様の展開でした。

20090828

 マーケット開始前後の好調な動きを牽引したのは、ハイテクセクターでした。

 第3四半期の売上見通しをコンセンサスを上回る水準に上方修正したインテルの株価が、一時6%強まで上昇しました。

 「予想よりマシ」な決算を発表したデルも一時10%強上げています。ただ、その後上昇幅を縮め、1.8%の上昇で引けており、引け後の時間外取引では0.2%の下げに転じました。

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 これらのナスダック銘柄動きがダウにも大きく影響しました。

 7月の個人所得や個人支出に大きなサプライズはなく、8月のミシガン大学消費者信頼感指数は、上昇修正こそされたものの、確報値であるためか、影響は限定的であったようです。

 それでも、午後になって、ダウ平均株価が多少戻したのは、原油価格上昇がエネルギー関連株を支えたことや、予想を上回る決算を発表した銘柄が健闘したためと思われます。

 その健闘企業の一つであるティファニーの株価はこのように動きました。

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 先週のダウ平均株価0.4%の上昇にとどまりました。一方、日経平均株価は2.9%の上昇です。

 日米の株価の連動性という点からみると、日経平均株価の来週は、多少頭が重くなる感じがします。

09030910020090829

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2009年6月15日 (月)

企業業績以外の投資尺度

皆さんは、株を売買する際にどういったものを重視しているでしょうか?

PERやPBR、EPSの成長率など色々あると思いますが、最近ではこういったファンダメンタル以外にも機関投資家の売買銘柄を知ることも重要ではないかと思っています。

企業では、定期的に株主判明調査を行っています。有価証券報告書などに自社の大株主が記されていますが、信託銀行などの名義となっており実際の株主が誰なのかを判明するものです。

個人がこれを知るのは難しいと思っていましたが、IR-naviというサイトでは、過去2ヶ月間の機関投資家が買いこした銘柄、売りこした銘柄を公開しています。膨大なデータをどのように集めているのか非常に興味があります。

こういったものや、大量保有報告書などを見て銘柄選びをするのも参考になるかもしれません。

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