強い経済指標と欧州堅調で一段高 : 米国マーケットを振り返る 12月22日
ダウ平均株価は61.91ドル、0.51%と3連騰で終えています。
週間ベースの新規失業保険申請件数、11月の景気先行指数、12月のミシガン大学消費者信頼感指数などが相次いで米国経済の堅調さを示したことから上昇してスタートしたダウ平均株価は、11時半から12時半にかけてさらに一段高となりました。
金融やエネルギー・セクターの強さが目を引きました。バンク・オブ・アメリカが4.59%と急騰しています。
ザラバでのマーケットの一段高を牽引したのは、米国内の要因というより欧州の安定した動向であったように見えます。3.13%上昇したドイツ銀行のザラバの推移がそれを示唆しています。
ただし、VIX指数を見ると1.26%低下して、投資家心理の改善を示してはいるのですが、日中の動きを見る限り、改善の動きは限定的だったようです。クリスマス・モードに入って、出来高の薄いマーケットですから、多少警戒的に見る必要もありそうです。
CMEの日経先物価格(円ベース)は8,505円となっています。今日の日本マーケットは休場ですが、今日の米国マーケットが無難に推移すれば、月曜日の日経平均株価は上昇してのスタートが期待できそうだと見ています。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。

本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、東洋経済新報社、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント