A 注目ニュース

アナリストの眼で見た気になるニュース

2010年10月26日 (火)

ダウ平均株価が上げ幅を縮める

 ダウ平均株価が上げ幅を縮めています。

 10時には115ドル高でしたが、現在は68ドル高となっています。

A20101025

 原因は9月の中古住宅販売件数。前月比10%増加して、年率453万戸となりました。コンセンサスであった425万戸を大きく上回っています。前月比で2ケタの伸び率は記録的なものと指摘されています。

 株式市場は弱い経済指標を好感して上昇を続けてきました。FRBのQE2(量的金融緩和政策)を期待しての動きです。したがって、このような強い経済指標は非常に具合が悪いということなのだと推測しています。

 代表的な住宅関連株であるホームデポは、この指標の発表と同時に大きく値を崩し始めています。現在は0.38%安での推移です。

Hd20101025

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2010年9月15日 (水)

為替介入?

 10時35分から為替介入があったようです。ドル円1分足はこのような動きです。

B2010091400000

 単独介入と見られますが、規模等は不明です。1円以上円が下げていますので、かなり効果的な介入であったと思われます。

 介入の実施に懐疑的であったマーケットの裏をかいたために、効果的であった可能性もありますから、今後の展開は予断を許さないにしても、少なくとも1ドル82円台の為替を当局は許容しないという姿勢が明らかになったのは良い展開と考えます。

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2010年8月 2日 (月)

7月のISM製造業景況指数はコンセンサスを上回る

 7月のISM製造業景況指数は55.5。コンセンサスの54.5を上回りました。

7ismmfg20100802

 これを受けて、ドル円はドル高方向に大きく振れたのですが、すぐに戻す動きも出て、意外にインパクトは限定的という印象があります。

D20100802

 ダウ平均株価は130ドル高程度で始まったのですが、この指標の後173ドル高となっています。

 VIX指数は4.7%と急速に低下しています。

Vixa20100802

 全体的に良い動きです。明日の日経平均株価の寄り付きは高そうです。

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2010年7月 2日 (金)

6月の米雇用統計は中立要因?

 米国労働省の発表した6月の雇用統計は、マーケットには中立要因となったようです。

 非農業部門雇用者数は12万5千人の減少で、コンセンサスの10万人を上回る減少幅でした。

 一方、失業率は9.5%と、事前予想の9.8%を下回っています。

 ドル円1分足の動きを見ると、発表直後に大きく振れたのですが、結局ほぼ発表前の水準に戻っています。

C20100702

 GLOBEXのダウ(+17ドル)、ナスダック(+6.0ポイント)は、ともに堅調で、やはり発表前とほぼ変わらないか、僅かにプラス影響といった印象です。

 というわけで、雇用統計はプラス効果とマイナス効果で、ほぼ中立の結果です。

 日経平均株価への影響も中立である可能性が高いのですが、かなり警戒的に見ていた様子がありますので、来週はプラスに作用するかもしれないと考えています。

 

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2010年6月 4日 (金)

5月の米国雇用統計は予想を下回る

 注目の5月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が43万1千人の増加にとどまり、事前予想の53万6千人増を大きく下回りました。

 失業率は9.7%と、コンセンサスの9.8%から改善したのですが、マーケットは雇用統計を弱いと判断しているようです。

 GLOBEXではダウが一挙に198ドル安まで下げ幅を拡大しています。

 ドル円が大きくドル安円高方向に振れています。

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 月曜日の日経平均株価には極めて厳しい展開です。

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2010年4月16日 (金)

VIX指数が急騰! 

 先ほど発表された、4月のミシガン大学消費者信頼感指数は69.5と、コンセンサスの75.0を大幅に下回りました。

 シカゴ・オプション取引所のVIX指数は5.35%の急騰を見せており、かなりのショックがあったようです。投資家のリスク許容度が低下するため、金や原油など国際商品市況の軟化を引き起こす可能性がありそうです。

Vixa20100416

 ところが、面白いことに、この指標をきっかけにするように、ダウ平均株価が一時マイナスからプラスへ転じました。現在はー3ドル程度で推移しています。

 しかし、株価の反応は瞬間的なものであって、これからの展開は要注意です。

 ちなみに、すでに発表されている3月の住宅着工統計と建設許可件数は、ともに事前予想を上回っていたにもかかわらず、ダウ平均株価は反応せずマイナスに沈んだままでした。

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2010年3月12日 (金)

好調な米国の2月小売統計

 米国の2月小売統計は予想外に強い数字でした。

 小売り全体の前月比は0.3%の増加。コンセンサスは0.2%の減少でした。
自動車を除くと0.8%の増加と、これも事前予想であった0.1%の増加を大きく上回ります。

 この数字にマーケットはかなり驚いているようです。ドル円が大きく円安に振れています。

C20100312

 NYダウ先物価格も20ドル高程度で推移していたのですが、現在は39ドルとなっています。

 あと1時間ほどで発表になる3月のミシガン大学消費者信頼感指数も見てみたいところですが、とりあえず今のところは、月曜日の日経平均株価にとって好影響がありそうな展開です。

(お詫び)

 2つあります。

 1つは、今朝のコメントの中での株価の見通しを先物価格ベースで把握していたため、現物価格と乖離しており、若干ピント外れの株価を記載してしまいました。

 2つ目は、今日は外出で帰宅が遅れたため、マーケットに関するコメントは明日させていただきます。

 以上、御迷惑をおかけします。もうしわけありません。

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2010年3月11日 (木)

週間ベース新規失業保険申請件数はほぼ予想通り

 3月6日に終わった週の新規失業保険申請件数は46万2千人と、コンセンサスであった46万人に沿ったものでした。

 予想通りということで、GLOBEXの動きに目だった変化はないようです。

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2010年3月 4日 (木)

2月のISM非製造業景況指数は53.0

 2月のISM製造業景況指数は53.0と、コンセンサスの51.0をかなり大きく上回りました。先月は50.5.

 ただし、ダウ、ナスダックともに、指標発表後反落しています。ダウは50ドル以上上げていたのですが、現在の上昇幅は30ドルを切っています。

 出尽しによる利益確定ということなのでしょうか?どうも今日の米国株式市場は小動きに終わりそうな雰囲気です。

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2010年3月 2日 (火)

2月のISN製造業景況指数は56.5

 2月のISM製造業景況指数はコンセンサスを下回りました。57.8の予想に対して56.5となっています。前月は58.4。

 同時に発表された1月の建設支出は前月比-0.6%と、ほぼ事前予想通りでした。

 これらの指標の発表直前から、ダウ平均株価は多少上げ幅を縮めていたのですが、発表後はすぐに持ち直して、現在は上げ幅を拡げています。10,397.67ドル、72.41ドル高となっています。

 どうやら、明日の日経平均株価は米国株高の恩恵に浴することができそうな様子です。

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