10月の鉱工業在庫循環モメンタム
明日、経済産業省が11月の鉱工業生産動向を発表します。そのデータをもとに、11月の鉱工業在庫循環モメンタムを作成してご報告するつもりです。
その前に、遅ればせですが、10月の鉱工業について、在庫循環モメンタムの簡易形である出荷在庫バランスを掲載しておきます。出荷在庫バランスは出荷数量の増減率から在庫数量の増減率を差し引いて作成しています。価格を考慮していない指標ですが、在庫循環モメンタムとほぼ同じものです。
ポイントは建設財セクターの低迷。政府の復興対策が目を覆うほどに遅れていることを示しています。しかし、見方を変えれば、2012年は建設財セクターが鉱工業全体を押し上げる可能性が大きいということになります。
繰り返しになりますが、明日発表される11月の鉱工業生産動向をベースに作成したものを、もう少し詳細なコメントを加えたうえでご報告します。
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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、Bloomberg,アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、東洋経済新報社、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム
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