今日のマーケットは? 1月19日
ポイント
米国株式市場が欧州市場の動きに振り回されなくなってきたように見えます。マチマチな小動きであった欧州市場に対して、ダウ平均株価は順調な上昇を見せました。この動きを映して、今日の日経平均株価も堅調なスタートになりそうです。8,590円の近辺での寄り付きを想定しています。ザラバの重石になりそうな特別な国内要因は見当たらず、底堅い展開が期待できそうです。
米国マーケットを振り返る
ダウ平均株価は96.88ドル、0.78%高となりました。
減益ながらコンセンサスを上回ったゴールドマンサックスが6.79%急騰してマーケットを押し上げました。CEOが経済やマーケットに対して強気のコメントをしたこともマーケットに好感されたようです。
加えて、NAHBによる1月の住宅市場指数が大きく改善したことから、住宅大手トールブラザーズが4.77%上昇したことも目を引きました。
さらに、半導体関連を中心にハイテク関連が好調に推移しました。フィラデルフィア半導体指数(SON指数)が5.03%上昇しています。
半導体関連の中でも、テキサス・インスツルメンツが8.55%の急騰となり、引け後の時間外取引でもさらに0.66%上げました。
VIX指数は6.40%低下して、投資家心理の着実な改善を示唆しています。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)8,590円を今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
今日は目立った国内指標の発表は予定されていませんが、12月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向には注目しておきたいところです。決算は不二越など9社。
ユーロ円が円安方向に振れていることもあって、マーケットを下支えしそうです。
したがって、ザラバは堅調な展開を期待しています。
スペインの短期債入札は現時点では無難に推移すると考えています。
週間ベースの新規失業保険申請件数、12月の消費者物価指数や住宅着工、そして1月のフィラデルフィア連銀景況指数などの経済指標や、マイクロソフト、バンク・オブ・アメリカ、インテル、モルガンスタンレーなど重要決算を控える米株先物の動きからは目を離せません。
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