今日のマーケットは? 1月31日
ギリシャの債務削減交渉が週末に合意に至らなかったことから、大きく下げて始まったダウ平均株価ですが、10時を過ぎると下落幅縮小に転じ、 結局6.74ドル、0.05%の小幅安で終えています。
VIx指数は4.7%上昇したのですが、日中の動きを見ると低下を続けており、投資家心理が落ち着きを取り戻した様子が示されています。
なぜ、ダウ平均株価が日中に下げ幅を縮小したのか、明確な理由が見えないのですが、AT&Tなど通信関連株に堅調なものが見られました。
一方、日経先物の夜間取引を見ると軟調な動きが目立ちます。
ユーロ円がユーロ安円高に振れたことが大きく影響したと見ています。
このような展開を背景に、今日の日経平均株価はCMEの日経先物価格(円ベース)8,750円の近辺での寄り付きを想定しています。
今日は有効求人倍率、失業率、鉱工業生産動向など12月の重要な指標が発表されるほか、決算も370社余りにのぼります。
国内要因から目が離せませんが、正直なところ、為替次第という展開になると考えています。11月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、1月のシカゴPMIや消費者信頼感指数などの発表を控える米株先物の動きにも注目する必要もあります。
というわけで、日経平均株価のザラバの動きは読みにくいのですが、ユーロ円がわずかに円安に振れて動き出していることもあり、とりあえず小動きで推移すると考えて臨むつもりです。
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